UFOの町ロズウェルを後に今日の宿泊地サンタフェ<br />に向かいました。<br /><br />サンタフェはニューメキシコ州の州都ですが、この<br />あたり特有の日干しレンガを使ったアドビ調の建物<br />が多く残っており、とても雰囲気の良い町です。<br /><br />サンタフェのホテルはあの「水曜どうでしょう」の<br />メンバーも泊まった「ロレット・ホテル」。<br />しかも彼らと同じ部屋でした。<br /><br />翌日はサンタフェを少し観光してからアルバカーキ<br />へ。<br /><br />「66DINER」で食事をしてからレンタカーを返却し<br />ました。

2012年2月　アメリカの旅～3日目その2&4日目その1　ロズウェル→サンタフェ→アルバカーキ～

17いいね！

2012/02/03 - 2012/02/08

22位(同エリア93件中)

#街歩き

エリア

サンタフェ(アメリカ)

旅行の満足度: 4.5

交通手段: レンタカー徒歩

航空会社: ANA

旅行の手配内容: 個別手配

想像以上に楽しかったロズウェルを後に、サンタフェへ向かいます。

ロズウェルからはUS-285で北上。

ご覧のとおりの雄大な景色の中を走ります。

でもこの景色ももう飽きた・・・（^^；
途中では線路と並行するところも。

貨物列車が走っていました。
ロズウェルで遊びすぎたので、サンタフェに到着した時にはすっかり暗くなっていました。

今日のホテルは「イン・アンド・スパ・ロレット」です。

サンタフェのイメージにぴったりなアドビ調の建物で、あの「水曜どうでしょう」の出演陣も泊まったホテルです。

駐車場はバレーパーキングのみなので、スタッフに車を預けます。
フロントはシンプルですが、なかなかの雰囲気。
通路も良い感じです。

ココには数軒のお店が入っていますが、すでに閉まっていました。
エレベーターの中もこのとおり。
我々の部屋はコチラの333号室。
中に入ってみると・・・

おぉ、なかなか良い部屋ではありませんか。
ソファースペースもあります。
バスルームは・・・普通かな？

ところでこの部屋、なんか見た事あるなぁと思って日本に帰ってから「水曜どうでしょう」のDVDをチェックしたら・・・

何と彼らが泊まったのと同じ部屋でした。
ベッドの上にはこのクマさんがいらっしゃいました。

コンラッドのように泊まるとくれるのか？と思いましたが、よぉ〜くタグのところを見ると「持ち帰るには40ドルかかります」って。

見ておいて良かった・・・
時間も時間でしたが、せっかくなので夜の町を少し散策してみました。

ホテルのすぐ隣はロレットチャペル。
なかなか良い町並みではあるんですが、いかんせん寒い・・・

わかりにくいとは思いますが、所々に雪が残っているんです。

おかげで人影もまばら・・・
雰囲気は良いんですけどねぇ・・・

開いているお店はほとんどなく、今日も部屋飲み用のビールは購入できず・・・（^^；

このあたりでは昼間に買っておかないとダメですね。
コチラは聖フランシス大聖堂。

軽く周辺を散策したところで、あまりの寒さにホテルに撤収しました。
というわけで、夕食はホテルのレストランで。

キャンドルがたかれて良い雰囲気です。
まずはバドで乾杯！

食事のほうはなかなか良い値段だったので、軽くつまむ程度にしておきました。

それほどお腹もすいてなかったので・・・
でももうちょっと飲みたいなぁと言うことでホテルのバーへ。
ドラフト・ビールもあったのでいただいてみました。

monks aleという銘柄のようです。

ココにはフリーのWi-Fiもあったのでネットのチェックも。

その後は部屋に戻って就寝しましたzzz
翌朝、部屋からの眺めです。

右の建物はロレットチャペル。

このホテルとつながっています。

相変わらず寒い・・・（^^；
とりあえず朝ごはん！ということで、昨日のレストランへ。

朝食ナシのプランだったので普通に朝食メニューを頼みました。

暖炉では薪が燃えていて良い感じです。
昨日は暗くてよくわかりませんでしたが、窓の外にはロレットチャペル。
私はオーソドックスにパンケーキを注文してみました。

でも普通のパンケーキとは色がちょっと違う・・・

しかも焼きすぎで一部が焦げていたのはご愛嬌でしょうか？
食後はちょっと外に出てみました。

ご覧のように雪が残っています。

さぶい・・・
建物の裏手にはプールもありました。

一応水はありましたが、この極寒では誰も・・・

我々の部屋は安い部屋だったのでありませんでしたが、テラスやバルコニー付きの部屋もあるようです。
そしてホテル正面。

夜も良い雰囲気でしたが、明るくても十分良い感じの建物です。
コチラはホテルから歩いてすぐの所にある聖ミゲル伝道所。

素朴な感じの建物です。

朝早いためかまだ開いてなかったので、また後で来たいと思います。
聖ミゲル伝道所のすぐ横にある何の変哲もない建物・・・

ところがこれがアメリカ最古の家と言われています。

何をもってして最古と言うのかはわかりませんが・・・

一応観光名所です。
ロレットチャペルの正面です。

コチラもまだ開いてないので後ほど・・・
景観の保護には力を入れているようで、町のアチコチにこのようなアドビ調の建物があります。
聖フランシス大聖堂前の通りも良い雰囲気です。

路上駐車の車がなければもっと・・・
このあたりはアーケードのような作りになっているので、雨や雪が降っても快適に買い物ができそうです。
聖フランシス大聖堂。

コチラもまだ入れませんので、その間にさらに周辺を散策。
こういう町並み、良いですね。
コチラは1610年に完成した総督邸。

現在は博物館になっています。
その軒先では地元の方がアクセサリーなどを売っていました。

相場がわからないので高いのか安いのかは・・・？
それではそろそろ聖フランシス大聖堂へ。

中に入れるのは月曜日から土曜日までの9時30分から16時30分までです。
窓には見事なステンドグラスが。
中央には泉が湧いていて、入口の上にはバラ窓とパイプオルガンがあります。

どんな音色なのか聞いてみたいですね。

また、ボランティアのガイドさんがいて、色々と説明してくれましたが、私の英語力では半分ほどしかわかりませんでした・・・（^^；
お次はロレットチャペルへ。

入口は教会の横、ロレットホテル側にあります。

入れるのは月曜日から土曜日が9時から16時30分、日曜日が10時から16時のようです。

ただ、終了時間のほうは上から手書きの紙が貼ってあったので、季節によって違うのかもしれません。
ココは有料で1人3ドルです。
また日本語の説明が書かれた紙ももらえます。

このチャペルには「奇跡の階段」と呼ばれる螺旋階段があり、ご覧のように真ん中には支柱がありません。

にもかかわらず、人が登り降りしても崩れず今だに持ちこたえています。
多くの建築家や建設業者も視察に来ましたが、皆決まって不思議がったそうです。

しかし、実際に使ったことのある人の意見を聞くと、少し上下に揺れる感じがしたと言い、バネのような効果で持ちこたえているのでは？という意見もあるそうです。
コチラは階段の完成直後の写真だそうです。

ご覧のように最初は手すりがなかったそうで、登り降りはかなりの恐怖だったとか。

この階段ですが、どんな凄い人が作ったのかと思いますが、記録には年老いた大工が簡単な道具だけで造りあげたと残っているそうです。
危険ということで、手すりは約2年後に取り付けられたとか。

そしてその後約85年にも渡って毎日使われましたが、今だに持ちこたえています。
ただし、現在は保存のために登り降りはできません。

はたして今同じ階段が作れるかというと、多くの建築家は首を横に振るとか。
それを百年以上も前に作ったんですから、まさに奇跡ですね。
ちなみにこのチャペルが着工されたのは1873年で、完成はその5年後。

しかし、工事も終わかけになってから設計ミスで階段がないことに気づき、多くの大工に意見を求めましたが、スペースが狭く、不可能という答えばかりだったそうです。

そこの現れたのが一人の老人大工で、この老人大工が聖ヨセフ自身だったのではないかと思っている人もいるそうです。
ロレットチャペルを後に聖ミゲル伝道所へ。

ココが開いているのは月曜日から金曜日が10時から14時、土曜日が11時から15時、日曜日が12時から13時30分だそうです。
外観からもわかるとおり、中もかなりコンパクトです。

しかし、雰囲気はバッチリ。

これでサンタフェ観光は終了、ホテルに戻ってチェックアウトし、アルバカーキへと向かいます。
サンタフェからアルバカーキまではI-25で約1時間ほど。

最後にお昼ごはんを食べましょうと立ち寄ったのはセントラル・アベニュー沿いにある「66DINER」。

ルート66好きとしては外せないスポットです。
入口からして良い感じです。
そして店内も古き良きアメリカの雰囲気で良いではありませんか。
奥にはエルビス・プレスリーとマリリン・モンロー。

この2人の組み合わせは良く見るなぁ・・・
店内は結構広く、奥のほうにも席があります。

また、人気も高いようで、次から次へとお客さんがやって来ます。

こんな古い車のフロント部分のディスプレイも良いですね。
このお店の名物の一つにミルクシェイクがあります。

色々と種類があったので、店員さんにオススメを聞いたらストロベリーと言うので、それをお願いしました。

大きさは大と小がありましたが、せっかくなので大を！

しかし出てきたのはかなり大きいぞ・・・
店員さんが目の前で注いでくれるんですが、カップの中にはまだ半分近く残っています。

味はおいしいんですが、この寒い時期にこの量はちょっと心配・・・

だってこの後は飛行機で移動ですからお腹が痛くなったら・・・（^^；

結局2.5杯分ぐらいあり、さすがにちょっと残してしまいました。
2人で1つが良いかもしれませんね。
これから行く方はご注意を。
食事のほうはチーズバーガーを注文。

アメリカンなお味でおいしゅうございました。
「66DINER」前のセントラル・アベニューです。

ココがルート66の一部です。

今ではごく普通の道路ですけどね・・・（^^；
そして再びI-25に入り、アルバカーキ空港近くのレンタカーセンターへ。

今回の走行距離は893.3マイル（約1,573km）でした。

ガソリンの残量も良い感じ。
レンタカーセンターからはシャトルバスでアルバカーキ空港へ。

アドビを意識した建物になっています。

この後はコロラド州デンバーを経由して、今日の宿泊地ロサンゼルスへ向かいます。

この旅行記のタグ

#街歩き

この旅行記へのコメント（10）

開く

閉じる

クラウザーさん 2012/04/17 15:51:56

伝説を作って〜♪

幹事長殿

で、出遅れましたが・・
あの極寒のプールで写真を撮って、伝説を作ってくれる物と
信じていたのに・・甘かった！

なんと、大泉さんが泊まった部屋だったんですね！
やはり親類いえ、心の友ですか？

いっそのこと番組出演されてはいかがですか？

やはり、アメリカナイズされたお店は素敵ですね！
いまだにジェームス様とマリリン様ですが・・
そろそろ新しいペアーを考えてみてはどうなのでしょうか？

ＵＦＯはいないの〜
つまんない！

ロズウェルに戻って！！
お・ね・が・い♪

パパラパ〜

クラウザー

S-naoさんからの返信 2012/04/17 19:22:30

RE: 伝説を作って〜♪

隊長殿、お久しゅうございます（笑）

極寒のプールはギャラリーがいれば飛び込んだんですが誰もいなかったので
・・・（^^；
一応手を入れて温度を確認しながら「押すなよ！絶対に押すなよ！」と言っ
たものの、誰も押してくれず・・・
くやしいですっ！（笑）

ホテルの部屋はびっくりしましたね。
彼らが泊まってからもう何年も経っていますが、どうでしょう好きとしては
感無量でした。

古き良き時代のアメリカの雰囲気はお嫌いですか？
町並みもレストランもあの時代が一番輝いていますね。
ルート66最高です！

ロズウェルはまさに隊長向きの町。
ご案内しますよ〜！（笑）

S-nao

クラウザーさんからの返信 2012/04/18 06:57:14

RE: RE: 伝説を作って〜♪

あははは〜

アメリカに連れてってもらえたら、絶対にやってね☆

どっちが押す役ですか〜？

アメリカは行きたいですよ〜

１０日間ぐらい休みもらって、スミソニアンやらロズウェルやらロズウェルやらロズウェルに是非とも行きたいです〜

リクルート６６しようかしら・・

クラウザー

> 隊長殿、お久しゅうございます（笑）
>
> 極寒のプールはギャラリーがいれば飛び込んだんですが誰もいなかったので
> ・・・（^^；
> 一応手を入れて温度を確認しながら「押すなよ！絶対に押すなよ！」と言っ
> たものの、誰も押してくれず・・・
> くやしいですっ！（笑）
>
> ホテルの部屋はびっくりしましたね。
> 彼らが泊まってからもう何年も経っていますが、どうでしょう好きとしては
> 感無量でした。
>
> 古き良き時代のアメリカの雰囲気はお嫌いですか？
> 町並みもレストランもあの時代が一番輝いていますね。
> ルート66最高です！
>
> ロズウェルはまさに隊長向きの町。
> ご案内しますよ〜！（笑）
>
> S-nao

S-naoさんからの返信 2012/04/18 23:59:51

RE: RE: RE: 伝説を作って〜♪

もちろん私が押す役ですよ〜

おいしい所はちゃんと隊長にお譲りします（笑）

その前に隊長が10日も休んだら・・・
考えただけでも恐ろしいですね・・・（^^；

S-nao

ログインして返信する
れいろんさん 2012/04/06 00:00:26

水曜どうでしょう？

S-naoさん

なぜ、知ってる「水曜どうでしょう」？
なぜ、持ってるＤＶＤ　？？？

今、新しい水曜どうでしょう、はじまっっていますよ。
羽田〜高知（桂浜）へ原チャリで、向かっている途中！
４回目の放送が終わったところだな〜。

あっ、旅行記の感想なくてごめんね〜。
（まあ、良いかぁ、アメリカ旅行記、良くわからないから・・・）

　　　　　　　　　　　　れいろん

S-naoさんからの返信 2012/04/06 17:33:57

RE: 水曜どうでしょう？

姉ちゃま、こんにちは。

あ、「水曜どうでしょう」知ってますか？
昔から好きなんですよ。
というか今や全国区ですからね。

DVDも全部持ってますよ。

新作もすでに全部見ちゃいました(*^^)v

S-nao

ログインして返信する
とわこさん 2012/04/04 15:04:28

螺旋階段〜☆

S-naoさん

こんにちは(*^_^*)

本当に寒かったんですね〜
雪が降るぐらいだったなんて〜驚きですね
でも、通年並みなんですよね・・・・
ベストシーズンは真夏を外した初夏初秋なのかな？

でも、青い空と雪と雰囲気ある建物は新鮮ですね
それに素敵な教会もあり・・・・
中でも目を奪われたのは螺旋階段です
素敵ですよね〜最初の・笑
本当にとても危険で怖そうですが

手すりが付いただけなのに随分印象が違うのには新鮮な驚きです
目の錯覚なんでしょうか
同じ階段とは思えないほど
実用性はないけど芸術的で素敵でした

ところで運転は交代ですか？
助手席だと眠くなりませんか？
私いつも困ってます

コナナ

S-naoさんからの返信 2012/04/05 03:49:01

RE: 螺旋階段〜☆

コナナさま、こんにちは。

いつもありがとうございます。

本当に寒かったですよ〜。
まさかあんなに寒いとは思いませんでした・・・（^^；

夏は夏で暑いみたいなので、やっぱり春か秋がベストでしょうか？

手すりナシの螺旋階段は・・・私はちょっと遠慮したいかもです。
ただでさえ怖いのにさらに揺れるみたいなので・・・
しかも結構な角度ですからね・・・（^^；

あれを百年以上前に作れたというのは本当に不思議です。

運転は1〜2時間ごとに交代してます。
確かに助手席は暇ですね。
全然景色が変わらないですし、道も単純なのでナビもいらず・・・

というか運転してても直線ばかりで、アクセルもクルーズコントロールがあ
るので操作せず、かなり暇です。
ホント、アメリカってでっかいですね・・・

S-nao

ログインして返信する
zzr-cさん 2012/04/04 11:33:01

寒いのにプールの準備が…

幹事長殿　こんにちは！

この辺りは荒野になるんですか？

商店街？町の建物の作りを見ていると中東じゃありませんが
土造りっぽい感じの建物が多く感じます。

ホテルのプールは管理されているので綺麗に見えますが
外に雪や氷があるような環境で誰が利用するの？(笑)

あの階段は手すりがない奴はただの度胸試しの道具にしか見えません。
ある意味バンジーよりも怖いかも^^;階段ごと落ちちゃいそうです(笑)

しかし、町で夜にビールが買えないなんて…
今時日本でも結構奥地までコンビニが進出しているので
不自由しないイメージがありますが、アメリカはきっと無駄に
土地が広すぎるので人口に対して店とかの進出が難しいんですかね？

都会では成り立つ商売も田舎では成り立たないのかもしれません。

飛行機に乗る前に全て飲みきるのが日本男児の心意気なのに(笑)

そして機内でチーン(笑)

車、上手い具合にガソリンを使いましたね^_^

じぃ〜

S-naoさんからの返信 2012/04/05 03:28:23

RE: 寒いのにプールの準備が…

じぃ〜さま、こんにちは。

いつもありがとうございます。

一応、あのあたりは荒野が多いですね。
ほぼ赤茶けた大地と思っていただいてよろしいかと・・・

町並みはネイティブ・アメリカン・・・要は先住民の伝統に基づく日干しレ
ンガを使用したアドビ調の建物が多く残っています。
というか、新しい建物もそういう造りにして景観を保とうとしているんでし
ょうね。

そういえばプールと言えばじぃ〜さまでしたね。
水は綺麗でしたし、冬でもきちんと管理されている感じでした。

あの階段はホント不思議な感じでしたよ。
これで大丈夫なの？って・・・
鉄製とかなら大丈夫なんでしょうが、木製ですからね・・・
手すりがない状態では絶対に通りたくありません（^^；

今回の旅はどこも町の中心部にはコンビニのようなお店はなかったですね。
ちょっと離れるとガソリンスタンドに併設されたショップやファーストフー
ド店もあるんでしょうが、そこまで行く元気もなかったので・・・

あのミルクシェイクはおいしかったんですが、サイズは間違えました。
日本人とアメリカ人ではサイズの感覚が全く違うということは勉強になりま
したね。

とりあえず、お腹は大丈夫でしたよ〜（笑）

S-nao

ログインして返信する