2012/02/27 - 2012/02/27
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flatsunさん
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台北も4日目。今日も雨です。この時期の台北はほとんど雨だそうです(決して雨男&雨女というわけではございません…)。
そんな本日は温泉へ。「台湾には温泉がある」という事実は割と知られていると思います。その中で恐らく最もアクセスがよく、知名度も高い「北投温泉」へ向かってみます。
そして夜は台北最大の夜市へ。台湾最後の夜を堪能します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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さて本日の「早餐」ですが、ちょっと出遅れてしまいまして時間は11時。朝ご飯専門店でなくてもオープンしている時間帯になってしまいましたので、日本でも出店していたことがあると言う有名点「髭張」へ。
ほぼ毎日、この写真のようなどんよりとした空の、肌寒い天候でした。 -
2日目に変身写真へ向かう途中に「髭張」があったのを確認しておりまして、そのMRT民権西路駅を出てすぐの所にある支店へ。
http://www.fmsc.com.tw/ -
お約束の通り、このオーダー表に数を記入して店員さんに渡します。
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黄記ではまった鶏肉飯です。店が変われば味も変わる、ちょっとバターっぽい、こってり目の味わい。これはこれでありですね。
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そしてこちら「四神湯」、台湾風漢方スープです。煮込まれたホルモンと漢方のスープがマッチして、胃に染み渡ります。
※毎日新聞で紹介された記事がありました。伝統的なスープだそうです。
http://www04.mai.vip.ogk.yahoo.co.jp/life/food/syokusaiki/archive/news/2011/20110523dde012100017000c.html -
こちらのもやしの茹でたものはあっさり目…と思いきやめちゃくちゃニンニクが効いております。朝から食べるにはちょっとハードですが、ここは宵っ張りの街台北。これくらい食べた方が朝から夜まで元気に活動できるのかもしれません。
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民権西路駅から淡水線に乗って北上いたいます。そこそこ混んでいて座席が確保できませんでしたが、乗り換え地点の北投駅までは意外とすぐでした。
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こちらで一旦ホームを降り、階段を降りて一番端の支線ホームへ向かいます。
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ここまで来ると回りに山が見えます。
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新北投支線ホーム。北投〜新北投の2駅をひたすらに往復する列車です。車体も観光地仕様。
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ゆーっくりと出発し、そのままスピードを上げることなく新北投駅に到着。距離にして1.2キロほどとのこと。本当にあっという間に到着します。
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駅を出て…
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すぐに公園、そして流れる川、川沿いに旅館。うん、これぞ温泉地。
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割と大型の旅館が多いようで、雰囲気としては熱海あたりの大型温泉街ふうです。
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折角の異国の温泉地ですので、日帰り温泉にて2回入浴のプランです。まずは「龍泉温泉」を目指します。
小さな川に架かる橋には温泉マーク! -
日本は真冬の2月下旬ですが、こちらはやはりちょっと暖かく、公園内には咲き始めている樹木もありました。
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途中のアパート。温泉街は日本風ですが、こういう建築物はやっぱり中華風ですね。
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北投公園を歩いていく事10分弱、第一の目的地の龍泉温泉です。
…が。あれ…シャッター下りてます…。明らかに営業してない気配です。 -
その奥には一帯のお湯の源である「地熱谷」があります。仕方ないのでとりあえずそちらへ。
お、池からもうもうと湯気が。日本よりは温暖とは言え、薄着だった事もありちょっと肌寒かったのですが、この蒸気で程よくあったまります。 -
もくもく。
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さて温まりはしたものの、我々の目的はあくまで温泉に浸かる事。近くには「北投公共露天浴池」という水着で入る公共浴場もあるのですが、入浴可能な時間が決まっているのですよね。
タイミング悪く、そのお湯の入れ替え時間まで残り30分。さすがにちょっと慌しいです。
こうなったら…。加賀屋に行くか!と決断してみました。長い間最優秀旅館に選ばれている北陸和倉温泉にある、あの加賀屋です。
ちょっと前に「加賀屋が台湾進出!」というニュースを聞いた記憶のある方がいるかもしれません。2010年の12月に無事オープンしたそうです。
こちらがその加賀屋。…しかし!連休という事もありましょう、貸切はあえなく予約でいっぱい。
(ちなみにホテルの従業員の方にはかなり丁寧に対応していただきました。いつか泊まってみたいものです) -
近くにあった「美水ホテル」と言う綺麗なホテルにも行ってみましたが…こちらも3時間待ち。
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うーむ…。こうなったら、瀧乃湯に行くしかない!
参考:[瀧乃湯]by台北ナビ
http://www.taipeinavi.com/play/74/
というわけで、入るのに気合いを要しましたが、まず受付のおじちゃんはニコヤカでいい人。 -
入場料を支払いガラリと扉を開けると…いきなり浴室です!さすがに更衣スペースのない所は初めて!
もうもうと湯気の上がる中、ちょっと段になっている通路的なスペースがありまして、その壁に木製のロッカー…というか棚?があります。
そこの下のほうに靴を、上の方に荷物を突っ込み、地元の皆さんが入浴している中で着替えます。着替えも棚へイン。
奥のほうにシャワーと思しき蛇口とホースがありましたのでそちらに行こうとすると、お客さんが(ボディランゲージで)
「そこにある湯桶でかけ湯すればいいよ」
と教えてくれました。
ほうほう、と湯船から湯をさらおうとしたところ
「イッツベリーホット!」
という警告が。
でもその警告、ちょっと遅かったのです…かけちゃった…熱かった…。
という事で入口側のお湯へ移動し、かけ湯。と言ってもこちらのお湯も決して熱くないわけではなく、微動だにせず熱さに耐えながらの入浴となりました。地元の皆様方はちょっと浸かっては休み、またちょっと浸かって…を繰り返しているようでした。皆飲み物持参です。
確かにこれは飲み物がないと干上がってしまいそうです…。入口にも売っていたので、持って入ってもよいのかもしれません。 -
先ほどのベンチでそそくさと着替え、退出。この写真を撮っている間も、興味深そうに入口を覗いていく観光客の方々が沢山おりましたが、入店していったのはごく僅か。
でもお湯も良さそうで、そして何より地元の雰囲気を味わえるこの環境。これを読んだ方、是非チャレンジ! -
北投で2温泉の目的は果たせておりませんが、瀧乃湯で大変満足。なのでとりあえず市内中心部へ戻る事とします。
と、新北投駅前の通りに豆花屋を発見。三兄弟豆花というお店です。
例によって伝票を受け取り欲しいメニューにチェックを入れ、それをお店の人に渡すとその場で会計。出来上がったらテーブルまで持ってきてくれます。
メニューには日本語もありますが…写真の通り「着色された豆のマメ科植物の花」といったように余り意図が伝わらない感じなのはご愛敬(笑) -
暖かい豆花と仙草をいただきました。しつこくない甘みのこれらのスイーツ、すっかりお気に入りです。
綺麗な店内で、お客さんは地元の若者グループ的な雰囲気の方が多かったです。チェーン店なのかな? -
ちょっと暖まったところで一旦ホテルへと戻る事とします。こちら、新北投駅。
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新北投支線は例によって1.2キロをゆっくりと進み、北投駅乗り換え。
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乗り換え途中の北投駅の中の様子。
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MRTを乗り継いでホテル最寄り駅へ…とふとちょっと町歩きがしたくなり、1駅手前の「忠孝新生駅」で降りてみました。
2日目の「0と1の書いた壁」があった駅です。写真左手がその台北科技大学。 -
大学に向かって反対側は中華風アパート。無骨な角張った造りが台北の空気を感じさせます。
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忠孝新興駅から1駅、ホテル最寄りの忠孝復興駅、更にもうちょっと歩いて忠孝敦化駅まで来ました。
目的はちょっとはやめの夕飯。台南の方の名物料理という「担仔麺」を出すお店、「度小月」です。
http://www.iddi.com.tw/ -
ドラフトビールが無いのは仕方ありませんので、台湾ビールの缶をとりあえずいただきます。コップがクラシックでかわいい。
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担仔麺、汁無しバージョン。肉がふんだんに入ったソースが絡まって濃厚な味わい!
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担仔麺、汁有りバージョン。プラス、台湾風煮卵。
煮卵はお店入ってすぐの所でぐつぐつと煮ていて、味が染み渡っております。 -
台湾風ソーセージ。これが美味しかった!ほんのりと甘く、噛むほどに味わい深い一品。生のニンニクと一緒に食べると辛みと甘みがマッチしてまたビールと合うのです。
(その後吐息などが大変な事になりますが…) -
お腹が膨れたところで再び町中へふらり。誠品書店の敦化店へ。
ちょうど…1年を迎えようとするあの3.11大震災の写真特集をやっておりまして、多くの方々が見入っておりました。
置かれていたカードには、台湾の方が書いた日本語のメッセージが沢山!
まだまだ復興まで道のり遠いですが、募金額が相当の額だったとも聞きますし、本当に台湾の方々に感謝、です。 -
一旦ホテルに戻ってから、再出発です。
…とその前に…。実はお土産を買いすぎて、このままではバッグが足りないという事態に。急遽パタゴニア忠孝復興店にて、軽いボストンバッグを購入です。
値段は日本の定価よりもちょっと安いくらい、かな。
http://blog.patagonia.com.tw/ -
何度か利用している、復興新生駅(0101の駅)始発の「新荘線」に乗り換えまして「中山國小」下車。
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「翼の王国」コラムに書いてあった「六星集足體養身會館」に行ってみます。
手元のガイドブックにはちょっとアクセスの悪そうな支店が書いてありましたが、調べてみればこの中山國小駅徒歩圏にもありまして(民権会館店)、こちらに向かってみました。 -
このような感じの、きれい目新し目のビルです。
受付にてコースを決めます。その際に「別途サービス料がかかる」旨を予め教えていただきました。
最後の夜ですので奮発して、足裏+全身の100分コース!
受付裏にある椅子にてまず足湯。その後上階に移動して足裏マッサージ。若い方でしたが、ソフトタッチで割とあっさり目でした。
次に簡易個室に移動して全身マッサージ。こっちは気持ちよかったなぁ。
十足健康の時もそうでしたが、足ツボで悪いところチェック→それを踏まえて全身マッサージのコースはかなり効果あり、です。 -
カード決済も出来て、施設も綺麗目で便利。3階建てで従業員の方も沢山いたし待ち時間もなさそうなので、一番最初のマッサージ体験として来るのにもいいかも。
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で、MRTの駅に戻りまして…。
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民権西路駅にて乗り換え、MRTを北上して、台北最大の夜市「士林観光夜市」へ向かいます。
士林駅の1つ手前、剣潭駅で降車。ちなみにこの辺りから列車は高架を走りますので、駅も地上になります。 -
お、22時だと言うのに凄い人。
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人の流れに沿って横断歩道を渡ると、すぐに着きました。
この士林夜市、最近リニューアルされたらしく、名物の食べ物屋台は地下のスペースに移っています。地上の衣類や雑貨を売っている屋台などをちらちらと冷やかしつつ、エスカレータで地下へ。 -
おお、凄い熱気。新しくなったばかりだからでしょう、割と綺麗です。しかし混雑度も凄いです。もうちょっと早い時間だったら身動き取れなかったかもしれません…。
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こちらはガイドブックなどでも必ず触れられている、牡蠣の卵とじ風。小さめながら牡蠣がたっぷり入っております。牡蠣とふんわり卵に、かかっているタレが甘辛く絡んで美味。作りたてで温かいのもポイント。50元。
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こちらはミニサイズの肉まん。勿論蒸かしたて。10元。
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台湾風のさつま揚げ。55元。イカ入り。もっちりしていて食べ応え有りです。
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地下夜市の雰囲気が伝わりますでしょうか。こんな感じで思い思いの所でご飯を買って、思い思いの所で食べてます。ゴミ箱完備で清潔に保たれています。結構な混み具合ですが、この時点で既に23時ちょっと前なんです。
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士林の名物、巨大フライドチキン。確かに揚げたてでさっくり、値段は50元ですので、コストパフォーマンスはかなり良好ではあります。
が…これは1人1枚は無理!
(恐らく現地在住と思われるファミリーは普通に1人1枚食ってましたけどね…) -
フライドチキンにて腹一杯になったところで、ちょっと休憩。パパイヤミルク45元。すっきりした甘さです。
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かなり満腹ですが、台北と言えばこれを食わねばなりません。マンゴーかき氷110元。
写真じゃ伝わりませんが、かなりのサイズ。これも1人1つは無理!
(隣に座っていた家族は4人で4つ食ってました…というか、フライドチキン1人1つ食べていたファミリーでした!) -
かき氷まできっちり食べて、もう腹に入りません!
地上に出て腹ごなしに回りをふらふら。
そこで見かけたテイクアウト専門のお茶屋さんにて、ガイドブックに載っていて気になっていた、その名も「苦茶」を扱っておりまして…25元にて購入。 -
漆黒のお茶です。ごくりと飲み込むと…。
がーーーーーー苦っ!
苦いものを更に煮詰めまくったような、研ぎ澄まされた苦さです。でも夜市で食べ過ぎて重い胃がすっきりしたような…。是非挑戦してみてください。 -
苦茶に顔をしかめつつ歩いていたら迷子になりました…。
iPhoneのマップを確認し、駅方面へ。もう24時近いのですが、市場には続々と人がやってきています。 -
MRTも割と混んでおります。連休だからなのか、噂通りの宵っ張りぶり。そんな中ホテルまで戻りまして、夜市で食べた料理の味わいを思い出しながらコンビニで買ったビールをいただきます。
明日はいよいよ最終日。台北、このまま去るには名残惜しい街です。
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