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東京メトロ千代田線「湯島」駅より徒歩約5分に菅原道真を祀った湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう、東京都文京区湯島)があり、特に受験シーズンを迎える正月から2月にかけては合格祈願のため参拝の学生たちが家族とともに訪れます。<br /><br />湯島天満宮は学問の神様である菅原道真(すがわら・みちざね)を祀っていますから、特に受験シーズンともなれば多数の参拝者が合格祈願に訪れます。<br /><br />創建はひじょうに古く458年と言われています。<br />湯島天満宮と呼ばれるようになったのは道真公を祀った文和4年(1355)からで、文明10年(1478)には江戸城を築城した太田道灌により修築されました。<br /><br />江戸時代に入りますと徳川家康より5万石の寄進を機に幕府からの崇敬を集めます。<br /><br />湯島天満宮は自分にとって初めての参拝ですが、敷地は思ったより狭いなと言う印象を受けました。然しながら拝殿・宝物殿を始めとする建築物は立派で、加えて狛犬も個性的なマスクをして親しみを受けます。<br /><br /><br />2022年7月15日追記<br /><br /><br />湯島天満宮のホームページには下記の通り紹介されています。<br /><br />『 湯島天満宮縁起<br /><br />御祭神 天之手力雄命(雨のタジからをのみこと)<br />    菅原道真公(すがわらのみちざねこう)<br /><br />例祭日 5月25日<br /><br />社 名 湯島天満宮<br /><br />湯島天神は、雄略天皇二年(458)一月勅命により創建と伝えられ、天之手力雄命を奉斎したのがはじまりで、降って正平十年(1355)二月郷民が菅公の御偉徳を慕い、文道の大祖と崇め本社に勧請しあわせて奉祀し、文明10年(1478)十月に、太田道灌これを再建し、天正十八年(1590)徳川家康公が江戸城に入るに及び、特に当社を崇敬すること篤く、翌十九年一月豊島郡湯島郷に朱印地を寄進し、もって祭祀の科にあて、太平永き世が続き、文教大いに賑わうようにと菅公の遺風を仰ぎ奉ったのである。<br /><br />その後、学者・文人の参拝もたえることなく続き、林道春・松永尺五・堀杏庵・僧?恵・新井白石などの名が見える。将軍徳川綱吉公が湯島聖堂を昌平坂に移すにおよび、この地を久しく文教の中心としていよいよ湯島天満宮を崇敬したのである。<br /><br />明治五年(1872)十月には郷社に列し、ついで同十八年(1885)八月府社に昇格した。<br />明治維新以前は、上野東叡山寛永寺が別当を兼ね、喜見院がその職に当った。<br /><br />元禄十六年(1703)の火災で全焼したので、宝永元年(1704)将軍綱吉公は金五百両を寄進している。<br /><br />明治十八年に改築された社殿も老朽化が進み、平成七年十二月、後世に残る総檜造りで造営された。』<br />

武蔵湯島 創建は458年と古く文和4年(1355)より菅原道真を祀り以降江戸城道灌や家康や綱吉ら歴代将軍の深い崇敬を集めた『湯島天満宮』散歩

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2012/02/01 - 2012/02/01

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滝山氏照

滝山氏照さん

東京メトロ千代田線「湯島」駅より徒歩約5分に菅原道真を祀った湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう、東京都文京区湯島)があり、特に受験シーズンを迎える正月から2月にかけては合格祈願のため参拝の学生たちが家族とともに訪れます。

湯島天満宮は学問の神様である菅原道真(すがわら・みちざね)を祀っていますから、特に受験シーズンともなれば多数の参拝者が合格祈願に訪れます。

創建はひじょうに古く458年と言われています。
湯島天満宮と呼ばれるようになったのは道真公を祀った文和4年(1355)からで、文明10年(1478)には江戸城を築城した太田道灌により修築されました。

江戸時代に入りますと徳川家康より5万石の寄進を機に幕府からの崇敬を集めます。

湯島天満宮は自分にとって初めての参拝ですが、敷地は思ったより狭いなと言う印象を受けました。然しながら拝殿・宝物殿を始めとする建築物は立派で、加えて狛犬も個性的なマスクをして親しみを受けます。


2022年7月15日追記


湯島天満宮のホームページには下記の通り紹介されています。

『 湯島天満宮縁起

御祭神 天之手力雄命(雨のタジからをのみこと)
    菅原道真公(すがわらのみちざねこう)

例祭日 5月25日

社 名 湯島天満宮

湯島天神は、雄略天皇二年(458)一月勅命により創建と伝えられ、天之手力雄命を奉斎したのがはじまりで、降って正平十年(1355)二月郷民が菅公の御偉徳を慕い、文道の大祖と崇め本社に勧請しあわせて奉祀し、文明10年(1478)十月に、太田道灌これを再建し、天正十八年(1590)徳川家康公が江戸城に入るに及び、特に当社を崇敬すること篤く、翌十九年一月豊島郡湯島郷に朱印地を寄進し、もって祭祀の科にあて、太平永き世が続き、文教大いに賑わうようにと菅公の遺風を仰ぎ奉ったのである。

その後、学者・文人の参拝もたえることなく続き、林道春・松永尺五・堀杏庵・僧?恵・新井白石などの名が見える。将軍徳川綱吉公が湯島聖堂を昌平坂に移すにおよび、この地を久しく文教の中心としていよいよ湯島天満宮を崇敬したのである。

明治五年(1872)十月には郷社に列し、ついで同十八年(1885)八月府社に昇格した。
明治維新以前は、上野東叡山寛永寺が別当を兼ね、喜見院がその職に当った。

元禄十六年(1703)の火災で全焼したので、宝永元年(1704)将軍綱吉公は金五百両を寄進している。

明治十八年に改築された社殿も老朽化が進み、平成七年十二月、後世に残る総檜造りで造営された。』

交通手段
JRローカル 徒歩

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  • 湯島天満宮表鳥居(銅鳥居)<br /><br />平日にも関わらず受験シ−ズンを控えて多数の参拝者が見られます。<br />

    湯島天満宮表鳥居(銅鳥居)

    平日にも関わらず受験シ−ズンを控えて多数の参拝者が見られます。

  • 湯島神社石碑<br /><br />平成12年(2000)に湯島神社から湯島天満宮に改称しました。

    湯島神社石碑

    平成12年(2000)に湯島神社から湯島天満宮に改称しました。

  • 参道と拝殿<br /><br />左右に出店が並んでいます。

    参道と拝殿

    左右に出店が並んでいます。

  • 拝殿全景<br /><br />子ども連れの若い家族が多く見かけます。<br /><br />

    イチオシ

    拝殿全景

    子ども連れの若い家族が多く見かけます。

  • 合格祈念の絵馬<br /><br />さすが学問の神様を祀っているだけにかなりの数の絵馬が付けられています。これほどの絵馬の数は見たことがありません。境内にはもう一ヶ所ありますが同様の多さです。

    合格祈念の絵馬

    さすが学問の神様を祀っているだけにかなりの数の絵馬が付けられています。これほどの絵馬の数は見たことがありません。境内にはもう一ヶ所ありますが同様の多さです。

  • 境内案内図

    境内案内図

  • 筆塚(泉鏡花)<br /><br />「婦系図」ゆかりの地として旧知関係者によって昭和17年(1942)に泉鏡花の筆塚が設立されました。(現地説明板)

    筆塚(泉鏡花)

    「婦系図」ゆかりの地として旧知関係者によって昭和17年(1942)に泉鏡花の筆塚が設立されました。(現地説明板)

  • 奇縁氷人石(きえんひょうじんせき)

    奇縁氷人石(きえんひょうじんせき)

  • 狛犬(左)<br /><br />面白い風体の狛犬ですね。

    イチオシ

    狛犬(左)

    面白い風体の狛犬ですね。

  • 筆塚

    筆塚

  • 包丁塚

    包丁塚

  • 拝殿<br /><br />参拝者が絶えません。学問成就を祈念する参拝者が多いようです。

    拝殿

    参拝者が絶えません。学問成就を祈念する参拝者が多いようです。

  • 道真公一千年祭碑

    道真公一千年祭碑

  • 小唄顕彰碑

    小唄顕彰碑

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