中国内蒙古自治区オルドス市東勝区　散歩2012年4月

2000/04/10 - 2012/04/01

　皆様、こんにちは！

　中国内蒙古自治区オルドス市東勝区へ着任して、
いよいよ満１２年間です。

　一般的に、海外駐在期間は、長くて６年間くら
いだと思います。辛抱強い性格が災いしたのでし
ょうか。一生に一度の経験と思いつつ、ついに、
ここまで来てしまいました。

　刺激のないこの街での生活は、まさに忍耐です。
世界各国、多くの日本人が田舎町に駐在している
と思います。日本のために、頑張ってまいりまし
ょう！

　２０１２年４月１日、この二日間の市内散歩を
ご紹介いたします。
　

エリア 中国

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

　タイトル写真とこの写真の場所は、
２年前までは高校があったのです。
ここの生徒たちは、カンバーシの高
校へ移転しました。
　跡地には、なにができるのだろう
？きっと文化的な施設かなと、期待
しておりました。
　
　ああ期待外れ！商業ビルか、マン
ションのようです。奥には、この写
真のように、億ションもできるので
しょうか。

　私の暮らすホテルの一室からの眺
めは、高層ビルが建ち並び、まるで
大都会の中で暮らしているのかと錯
覚します。

　世界に知れた、この街のバブルが
崩壊して、どのビルも寂しそうに見
えるようになりました。
　個人破産、公安局が逮捕、ビルか
らの投身自殺が多発しているそうで
す。

　公園からホテルを望む！

　少しは緑が増えたかなと思い、
出かけましたが、やはり時期早
々でした。松は緑を保持してお
りますが、白樺は、固い蕾のま
までした。
　人影も少なくて、寂しい公園
のままでした。

　４月１日、今日は日曜日。

　思えば、今朝、ホテルのウェイトレスに
「お早う」と挨拶した以外は、誰とも口を
聞いておりません。

　午後３時過ぎに、中心部へ散歩に出かけ
ました。
　まずは、デパートへ行き、人影を見よう
としました。ところが人影はまばら、期待
外れでした。
　
　人はどこへ行ったのかと、普段通らない
裏通りへ行きますと、人がいるではありま
せんか。嬉しくなって、写真を撮りました。
　この街の物価は、内蒙古自治区ではトッ
プだと思います。人々は、デパートの高級
品は買わないで、やはり、庶民の店で買い
物をするのです。

　車も渋滞。人もいますね！

　車は、日本以上の高級車がたくさん走っ
ています。持ち主はバブルで稼いだ人です
ね。でも以前と違い、投資した配当金が受
け取れないために、台所は火の車、という
人も数多くいます。
　

　
　２階、３階とお店があります。

　この街の人々は、デパートよりも、
こんなお店のように開放的な雰囲気
が好きであるようです。
　２階には、携帯電話を掛けている
ギャルがいましたので、ついつい、
パチリと写真を撮ったのです。

　私にとっては見慣れたお店でも、
初めてこの街へ来られた方には、
掘り出し物を探すことができるかも
知れませんよ！

　では、皆様良い旅を！
　下次見！