プラハ＆ウィーン旅＜ウィーン～帰国編＞

2012/02/20 - 2012/02/23

プラハ＆ウィーン旅の後編です。
フンデルトヴァッサーの建築巡りや、ガイドブックに載っていたお店でグルメ、ナッシュマルクトなんかの街歩きが楽しかったです。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空 JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

プラハから約4時間
正午にウィーンErdburg駅のバスターミナルに到着しました

乗客の女の子が手荷物の件で、ドライバーと大モメしてました
その女の子のキレ具合が凄くて、この後、バスのオフィスに殴り込みしてました。ひぃー

２日間お世話になったWombatsという宿
チェックインは14時以降のため、荷物だけストレージルームに置かせてもらいました

宿はKettenbruckengasseが最寄り駅

すぐ側にナッシュマルクトという青空市場があって、こんな感じ

お腹空いたけど、今はがまんがまん！

カールスプラッツ駅出口すぐそばにあるクリムトのセセッション
本日休館日だそうです　あら〜

シュテファン大聖堂
修復中のようです

そろそろ、本格的におなかが空いてきたので・・・

ウィーンに来たら、絶対食べると心に決めていたウィーン風カツレツ！！
フィグルミュラーでいただきました♪

で、食べきれず半分テイクアウト。

フンデルトヴァッサーの建築を目指して、いざトラムに乗車

※看板を見てもトラムの進行方向がよくわからなくて、地元人らしきおばさんに助けてもらいました。ありがとう！

トラムに揺られて10分ほど
目的地周辺に到着♪

そろそろかな・・・
柱が、フンデルトヴァッサーっぽい！
テンションがあがります

おぉ〜来た
。
こちらがフンデルトヴァッサー建築のクンストハウス・ウィーンです

何年も前に、本で読んで一目惚れし、ずっと行きたいと思っていました

人間と自然の共生をテーマとし、彼の建築はいたるところが曲線でできています。どこかあたたかみがある不思議な建物です

お茶しながらちょっと休憩
普通に食事などもできるようです

こもれびがさす森の中にいるようで、めちゃくちゃ落ち着きます

トイレもフンデルトヴァッサー全開

いや〜ギャラリーもよかったけど、カフェが最高でした★

次は、フンデルトヴァッサーハウスへ

フンデルトヴァッサーがデザインした公共住宅　
1986年に建てられました

もう夕暮れ
旅行先をウィーン＆プラハにした理由のひとつが、この建物を見るためだったので来れて本当によかったです

いったん宿へ
wombatsの近くにあるスーパーです

閉まるのは18時ぐらいです
閉店ギリギリにラッシュで買い物する人多し:)

ドミトリーの同室
の女の子としばし歓談

ウクライナから来た学生さんのようでした
ウィーンには学会？会議？に参加するため滞在しているのだそう
全然観光する暇がなくて、お店も閉まるの早いしオペラでも観たいんだけどね〜って

他の女の子もオペラ観てるって言ってたし、やっぱりウィーンではオペラがはずせないみたいですね

夜は、フォルクスオーパーにオペレッタを観に来ました

「こうもり」って作品らしい

オペラ座に比べると、庶民でも通いやすい料金設定とあって、観光客やら地元人らしき人やらで大混雑！

ネット上で適当に席をクリックして予約したので、てっきりシートがあると思っていたのですが、なんと立ち見席でした
大失敗　>_<|||

オペレッタとはいえ、第3幕まであって、休憩はさんでも4時間以上ぐらいようでした

何だか途中で具合が悪くなってきたので、第2幕で途中退場しちゃいました

翌朝
おかげさまで、この旅で一番爆睡しました
オペレッタの効用？？（笑）

宿の朝食ビュッフェに行ってみました

オーナーさんのセンスがおしゃれで感服

ヨーロッパの乳製品って、なんて濃厚でおいしいんだろう
ヨーグルトやチーズはマストです★

日本人の女の子２人組とちょっと話しました

オットー・ワーグナーのマヨルカハウス
宿のこんな近くにあったんだ！

こちらは金細工のメダイヨンマンション

午前中があまり混んでいないと聞いたので、シェーンブルン宮殿からいってみました

内部は写真撮影禁止でした

トータルで40室を見て廻りましたが、贅をつくした調度品や装飾が素晴らしかったです。ハプスブルク家の栄華の跡を肌で感じました

行く前にエリザベートに関する小説を読んできて正解でした

丘の上にグロリエッテがあります
併設したカフェから、シェーンブルン宮殿を一望できるそうですが、結構距離があるので断念

敷地内がとにかく広くてすごかった
植物園や温室もあるそうです

時間にゆとりがあって、夏とかだったらここでぼーっとしててもいいかも

オットー・ワーグナー建築のカールスプラッツ駅舎に立ち寄る

19世紀の世紀末建築のひとつです

気軽にトラムで移動〜♪

オペラ座を横からのアングルで

ここのグッズショップに
寄ろうと思ってたのに、結局行けず仕舞いでした

ホテルザッハー

あ、ザッハトルテ食べたい！！

となりに支店があるんですね
本店のほうは満席だったようで、こちらを案内されました

メランジェとザッハトルテで10ユーロぐらいだったかな

激甘かったです！！

こんなに甘いのなら、普通のコーヒーのほうが合ったかもなあ

シシィミュージアムへ

食器に関するコーナーは写真撮影OK

ハプスブルク家に伝わるナプキン折り
口述で伝えられ、現在折り方を知っているのは２人しか居ないとのこと！そんなに難しいのでしょうか？

個人的にツボでした

この後のシシィや皇室の部屋のコーナは、すべて撮影NG

シシィミュージアムのほうがエリザベートの私的な部分もあり、個人的にはシェーンブルン宮殿の室内展示よりも見応えがありました

シシィは美容のために器械体操器具を部屋に設置したり、１日３時間以上鏡の前でヘアブラッシングしたり、お風呂はミルク風呂に浸かっていたとか。あのマリーアントワネットと同じ家系に属する王妃ですが、美容に対するこだわりは尋常ではなかったようです

ウィーン美術史美術館

ウィーンで来たかった場所のひとつです

館内ではオーディオガイドをレンタルして、作品を巡るのが楽しかったです

アーチの両脇にあるのがクリムトの作品です

宗教画は苦手です・・・

ブリューゲルのFlowers in a Vase
繊細なタッチと色使いが素敵

グッズショップでポストカードも買っちゃいました

美術の教科書でも見たアレです
アルチンボルドのSommer（夏）

シリーズ作で、他にはWinter(冬）、Wasser(水）、Feuer(火）があります

モチーフはタイトルにちなんで、この絵ではトマトなどの夏野菜などが使われています

当時アルチンボルドが仕えていた少し風変わりなルドルフ2世を風刺した作品とも言われています
ちなみにルドルフ2世は先に見たプラハ城の黄金小路で錬金術を奨励した王です

一番見たかったのがコレ
ブリューゲルのバベルの塔

ものすごいアンバランスに積み立てられた塔と、完成するのを全く疑わないように必死に働く人々

ほんとに皮肉に満ちあふれてますね　この作品

ブリューゲルのHunter In Winter
解説によると、楽しそうに無邪気にスケートリンクで遊ぶ子供達と、獲物をあまり取れずに帰る疲れ切った猟師たちとの対比が、寒々とした色彩と相まって、厳しい冬が表現されている作品なのだそう
解説聞かなきゃ、そんな見方もあるなんて気づかなかった

この美術館はブリューゲルのコレクションは世界一で、現存する約４０点の絵画のうち半分近くがこの美術館にあるそうです

2階にある吹き抜けのカフェ

デザインが好きです

この美術館は、内装だけでも見る価値はありそうです
2時間半ぐらい居たかな

シュテファン大聖堂へ続くケルントナー通りで少しショッピング

H&M、MANGO、FOREVER21、ZARAなどファストファッションの密集地
服買うのに便利な場所だな〜

ケーキショップのショーウィンドウ
まさに夢の国です・・・
目の保養だけ

スワロフスキーでペンダントなどを買いました
円高のおかげもあってか、日本のオンラインショップのほぼ半額でした！

夜のシュテファン大聖堂
ライトアップなんかもされてるんですね！

前方から歌声が聞こえてきました
こんな時間にミサ？コンサート？
前方へはチケットを持っている人しか行けないようでした

ディナーは、ちょっと迷いながら『ことりっぷ』に載っていたパラチンケンのお店へ

肉や野菜、チーズなどをクレープ生地でくるんだパラチンケン
フライパン鍋に載せて豪快に出されます

ちょっとヘビーだったけど、おいしかった

帰り、シュテファン大聖堂のあたりでパレードと遭遇

地元の人らしき人に聞いてみたけど、英語が通じなくて『お祭りだよ』みたいなことしか聞き出すことができませんでした。一体何だったんだろう？

オペラ座前のメトロのコンコース前にあるオペラトイレ（0.7ユーロ）

外装は派手だけど、内部は普通らしいです

明日、もう帰国です
駆け足観光すぎて・・・
もっとゆっくり廻りたかったよー！！

最終日もみっちり街歩きしまくりました

宿に戻ってシャワー浴びた後、同室の女の子とガールズトークしたかったけど体力の限界を感じて気づいたら寝てしまってました

いよいよ最終日
午前便のフライトでウィーンを発ちます
宿をチェックアウトして、最寄りの駅から電車に乗ろうとしたのですが・・・

なんと不通！！
周りの人に聞いてもいつ運行開始するのかわからないとのことで、仕方ないので中央駅までタクシーに乗りました

今回の旅、交通に関しては、何だか普段起こらないようなハプニングが起こって驚きの連続でした

Mitte駅のシティエアポートトレインの入り口
わ、わかりにくかった・・・

中央駅から空港まで約16分でノンストップで接続しています

ウィーンって、空港からのアクセスがめちゃくちゃ便利ですね

空港のパン屋でテイクアウトして朝ごはん

11時のフライトなのに8時には着いてましたからね
こんな空港小さいと思ってなかったんで、来るの早過ぎでしたわ

結構ボリュームありました
これで2.5ユーロだったかな

さて、チェックインしていよいよ帰国です
フィンエアー利用だったので、空港の端にあるカウンターでチェックインでした :)

あぁ、楽しかったけど疲れました
弾丸ではなくのんびりと、チェコやハンガリーと抱き合わせで旅行期間は２週間ぐらい取れれば最高ですね★

読んでくれた皆さん、長い時間おつきあいいただきありがとうございました！！