1996年初めてのヨーロッパ　フランスからドイツへ　　その６　ニンヘンブルク宮殿と市内散策、そして帰国

1996/09/24 - 1996/09/28

１９９６年９月　生まれて初めてヨーロッパに旅行に出かけました。フランス　パリ　から　ドイツ　フランクフルト　ハイデルベルグ　バーデンバーデン　ミュンヘン　を巡る旅でした。行く先々で見るもの聞くもの触るもの全てが刺激的で、しかも歴史を感じるものでした。特に歴史と自然を大切にする心が強く感じられた事が印象に残っています。

改訂版
旅行記作成になれていない時期に作成しましたので、この度大幅に改定いたしました。
何分古い旅行のため、現在の参考にならない事とホテルの写真などの情報も殆ど有無い事をお断りしておきます。

この年発売されたデジカメ　リコーＤＣ−２Ｌ（４０万画素：当時はこれで最新仕様でした。）　と　前年発売の　カシオＱＶ−１０（３０万画素）二台持参して撮影しました。画素数が少なく元画面が小さい写真を拡大しましたので色飛び、ピントズレが拡大されかなり見づらいですがご容赦下さい。
多少なりとも見易い画像にするために、可能な限り同じアングルのフィルムカメラで撮影された写真を同行の方から借りスキャンして掲載しました。

その６　はミュンヘン近郊にあるニンヘンブルク宮殿とミュンヘン市内散策、そして帰国編です。

エリア ミュンヘン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: 団体旅行

ミュンヘン近郊にあるニンヘンブルク宮殿に出かけました。
ここはノイシュバンシュタイン城を築いたルードヴィッヒ二世が生まれた宮殿です。
http://dramatic-history.com/munchen/nymphen.htm

ニンヘンブルク宮殿はミュンヘン市の西の端に位置するバイエルン選挙候や国王の夏の離宮でした。
（上記ホームページより引用、以下同）

１６６４年、ニンフェンブルクの離宮は、テアティナー教会の設計で知られるイタリア人建築家アゴスティーノ・バレリにより建設がスタート。次のマックス・エマヌエル選挙侯の時代にほぼ完成しました。

ニンフェンブルクの魅力は、その広大で美しい庭園にありますが、これはフランス人の造園技師がベルサイユ宮殿庭園を手本に設計したものです。

庭園内には、狩猟用の宮殿アマリエンブルクや室内浴場のあるハーデンブルクなどの小宮殿が点在しており、見所となっています。

ニンフェンブルクは、その後も歴代の君主により幾度も拡張工事がなされて現在の姿になり、バロック様式、ロココ様式などヨーロッパ芸術の醍醐味を味わせてくれる宮殿となりました。

１８４５年には「メルヘン王」と呼ばれるルートヴィヒ２世も、このニンフェンブルクの離宮で誕生し、盛大な洗礼式が本館の祝宴広間で行なわれています。（ここまで上記ホームページより引用）

庭園で記念撮影。頭の帽子はノイシュバンシュタイン城の下で購入したチロリアンハットです。

庭を背景に記念撮影。

宮殿入口から広大な庭園を撮影。

庭園左手の景色。

庭園右手の景色。兎に角広かったという記憶しか有りません。

帰りの飛行機の関係で建物内は見学せずに、庭園散策を楽しんだ後ミュンヘンに戻りました。

途中で見かけたこのテントの様なものは、ミュンヘンオリンピック村だったところと聞いた記憶があります。

ミュンヘン市内に到着。飛行場に出発する時間まで市内を散策しました。

ミュンヘン新市庁舎。向かいのビルの上から眺めた様子です。
からくり時計が名高い建物です。新といっても１００年以上経っているのです。
ミュンヘン駅から歩いて15分位で行けます。からくりが動く時間を確認して出掛けましょう。

からくりの部分をズームアップした所です。この人形が動いて物語を演じます。ただ実際の動きは、肉眼で見るには人形が小さすぎるのではっきりと分からないかもしれません。
当時録音した時計塔の音は以下で聞けますので興味のある方はどうぞ。（時間１０秒音量が小さいです）
https://picasaweb.google.com/lh/photo/mhPxoXmIyK64VB5HiRdsO_oUKPwqWXcUlUJkfIQZCKg?feat=directlink

地上から見上げた姿です。

新市庁舎の向こうに双子の塔で知られるブラウエン教会の塔が見えています。

こちらはペーター教会です。
先のブラウエン教会と新市庁舎と合わせた３ヶ所の建物が、ミュンヘン市内の見所となっています。

ブラウエン教会の全景はこんな感じです。

ミュンヘン市街。
赤い屋根にとんがり帽子の屋根、中世ヨーロッパのイメージ通りです。

市内をぶらぶら散策。

プロピレーエンと呼ばれている、クーニッヒプラッツの博物館の門です。

ドイツ特有？のマイバウム（直訳すると五月の木）が建ってました。
この時は何なのか分からなかったので調べてみました。
南ドイツで５月１日にマイバウム祭りが行なわれ、その時に立てられる様です。
ここミュンヘンの青空市場、ヴィクトアーリエンマルクトの中央には、この様に年間を通してマイバウムが立てられています。

こんな光景に出くわしました。微笑ましい光景です。

公園の向こうにブラウエン教会の双塔が見えています。

向こうに見えるのがバイエルン州立歌劇場です。ここで集合、これからバスでミュンヘン空港に向かいます。

ミュンヘン空港で最後の記念撮影。
いよいよ旅もおしまいです。フランクフルト経由で帰国しました。

この旅行記へのコメント （6）

• きーちゃんさん 2012/04/01 23:14:21

  1月の毛糸の帽子も似合ってたけど…

  寅さん、こんばんは＾＾
  
  初めてのヨーロッパ編、拝見しました！
  
  男性しか見えませんが、奥様は行かれず・・・？
  仕事仲間のツアーだったんでしょうか〜
  
  フランス〜ドイツ中身が濃いツアーですね！
  ミュンヘンの建物もすばらしいですね♪　絵になるような建物ばかり！
  やはりスケールが違います！
  
  主要なところの観光はされて、初めてのヨーロッパは忘れられない思い出でしたね！
  ヨーロッパ。。。死ぬ前に一度は行きたい!!(笑)
  でも、ヨーロッパは広いのでどうせなら1ヶ月くらいはゆっくりあの辺全部観光したい・・・夢ですね（＾−＾）
  
  ところで寅さんの「チロリアンハット」とても似合っていますよ〜(^^)v
  まだお持ちですか？
  チロリアンハットをさりげなくかぶれる方って、オシャレですよね。
  そしてあれから16年も経っているのに、今も変わらない寅さん(*^_^*)
  
  きーちゃんもチロリアンハット持っていますが、ダンスでかぶって踊っています(^^♪
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　きーちゃん
  
  

  五黄の寅さん からの返信 2012/04/02 15:38:26

  RE: 1月の毛糸の帽子も似合ってたけど…

  きーちゃん　今日は。
  
  懐かしの旅行記にお越し頂き有難う。(^_^)
  
  > 男性しか見えませんが、奥様は行かれず・・・？
  > 仕事仲間のツアーだったんでしょうか〜
  >
  そうなんです。当時管理職になると、その年の海外見本市に出かけるツァーに参加させて貰えました。アメリカやヨーロッパなど行き先はその時の見本市などの催しの関係で決まります。(^_^)
  ですから、旅行の間に見本市と住宅展示場や大学の研究室の訪問が入っていました。
  
  > フランス〜ドイツ中身が濃いツアーですね！
  > ミュンヘンの建物もすばらしいですね♪　絵になるような建物ばかり！
  > やはりスケールが違います！
  >
  中世からの変わらない街並みの美しさ、凄さは現地に出かけないと判らないと思いますが、大感激でした。
  一回目でドイツのファンになりましたね。(^_^)
  
  > ヨーロッパ。。。死ぬ前に一度は行きたい!!(笑)
  絶対に行くべし。(^_^)まずはロマンチック街道からミュンヘンを１０日前後掛けて巡りましょう。お孫さんが３歳位の時に娘さんと行きましょう。(^_^)
  
  > でも、ヨーロッパは広いのでどうせなら1ヶ月くらいはゆっくりあの辺全部観光したい・・・夢ですね（＾−＾）
  >
  旦那さんの還暦祝いにとって置かれては如何ですか。(^_^)
  
  > ところで寅さんの「チロリアンハット」とても似合っていますよ〜(^^)v
  有難うございます、嬉しいですねー。
  当時ミュンヘンのデパートでチロリアンに間違われました。(^_^)
  
  > まだお持ちですか？
  物持ちの良い寅ですので、しっかり部屋に飾ってあります。
  　
  > きーちゃんもチロリアンハット持っていますが、ダンスでかぶって踊っています(^^♪
  >
  おーっ！ダンスですかー。ミュージカルを想像しますねー。(^_^)
  サウンド　オブ　ミュージク　の世界ですねー！！
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寅　拝

• ガブリエラさん 2012/03/31 23:08:18

  大好きなドイツ〜ヽ(^o^)丿

  五黄の寅さん☆
  
  こんばんは♪
  
  私の一番好きな国、ドイツの旅行記、とっても楽しませていただきました！
  ノイシュヴァンシュタイン城を、マリエン橋から見ると、こんなに綺麗な姿が見られるのですね♪
  私は、冬に２回行ったので、マリエン橋は封鎖されていて、残念です・・。
  
  またまた、ドイツに行きたくなっちゃいました(*^_^*)
  
  ガブ(^_^)v

  五黄の寅さん からの返信 2012/04/01 12:30:02

  RE: 大好きなドイツ〜ヽ(^o^)丿

  ガブちゃん　今日は。
  
  改訂版のドイツ旅行記にようこそ。(^_^)
  
  > ノイシュヴァンシュタイン城を、マリエン橋から見ると、こんなに綺麗な姿が見られるのですね♪
  > 私は、冬に２回行ったので、マリエン橋は封鎖されていて、残念です・・。
  >
  ガブちゃんは冬（クリスマス）のドイツに魅せられて出かけられてましたね。これも綺麗ですね。寅は寒さに弱いのでガブちゃんの旅行記で充分です。(^_^)
  皆さんの旅行記を読んでると、外壁の修復も出来た様子でマリエン橋からの眺めが復活してる様です。この秋是非出かけて下さい。(^_^)
  
  > またまた、ドイツに行きたくなっちゃいました(*^_^*)
  景色を楽しむのでしたら、秋のドイツにも行きましょう。ビール祭りは呑むだけでなく雰囲気を味わうのも楽しいですよ。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寅　拝

• n.arakiさん 2012/03/31 22:57:52

  お疲れ様です。

  寅さん、こんばんは。
  
  フランスからドイツへ、一昔の資料をまとめるというのは大変な作業だと思います。
  よく覚えていらっしゃる。
  自分なら過去の写真はある程度データでも残っておりますが、あまり見ることもなく、自作旅行記も昔から作っていたのですが、そのデータを探すだけで大変です。
  たまにデータがみつかり、見てみると何とカッコワルーイ作りでガッカリします。
  
  今日はまた雪が降っています。記憶によると4月の初めに夏タイヤに変えた覚えがありますが、
  今年はいつになることやら。
  
  たくさんの方が梅だ、桜だと旅行記が載っておりますが、こちらはまだ雪景色。
  早くこないかな緑の季節。といった心境です。
  
  　　　　　　n.araki
  

  五黄の寅さん からの返信 2012/04/01 12:15:33

  RE: お疲れ様です。

  arakiさん　今日は。
  
  昨日３１日の千葉（関東全域も）は突風が吹き荒れ、雨も激しく、大荒れの1日でしたが、春の前触れなんでしょうか。
  今日は打って変わって小春日和の良い天気になってます。
  
  そちら小樽は雪ですか！春の雪なんぞ小説の題名ならまだしも、現実に降っているのですね。
  なんだか鬱陶しいでしょうが、春ももう直ぐそこまで来てますから辛抱して下さい。(^_^)
  
  > フランスからドイツへ、一昔の資料をまとめるというのは大変な作業だと思います。
  > よく覚えていらっしゃる。
  有難うございます。
  師匠に労わって頂いて、改訂版を作った甲斐があるというものです。(^_^)
  実は殆ど覚えていないのでして、当時の旅行スケジュール表を引っ張り出し、はたまたメモ帳もひっくり返し記憶の辻褄のもつれを見直し、結構な手間暇が掛かりました。(^_^;)
  近い内に2009年の旅の改定版を作成予定なのですが、どうなる事やらと言うのが実態ですが、先を考え（７０歳以降は過去の旅を懐かしむため）旅行記を改定しようと思ってます。(^_^)
  
  > 自分なら過去の写真はある程度データでも残っておりますが、
  >あまり見ることもなく、自作旅行記も昔から作っていたのですが、
  >そのデータを探すだけで大変です。
  データーがあれば、確かに探す手間はありますが、記憶の整理が素早く出来るのではないですか。データーを見ている内に記憶が甦って来ますよね。(^_^)
  
  > たくさんの方が梅だ、桜だと旅行記が載っておりますが、こちらはまだ雪景色。
  > 早くこないかな緑の季節。といった心境です。
  >
  貯まったエネルギーの籠った、美しい写真に彩られたaraki師匠の旅行記を楽しみにしてます。(^_^)
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寅　拝