トロムソへ、オーロラ体験ツアー（４日目～帰国）

2012/02/19 - 2012/02/24

トロムソ、オーロラ体験ツアーの４日目は、自由時間。
そして5日目、日本へ向けて出発です。

エリア トロムソ(ノルウェー)

徒歩でケーブルカー乗り場に行くことにしました。

トロムソ橋は、ガードレールによって歩道が確保されています。
とはいえ、車との距離が近いうえに足下が鉄板の様になっていて滑りやすく、気をつけないといけません。

写真は橋に行く途中の一枚。

橋を渡ってすぐの交差点に、看板があります。
北極教会の右側の道を登ります。

後ろを振り返るとこんな感じ。

ケーブルカー自体が見えているので、適当に歩けばたどり着きます。
中心部からバスを使うなら２６番バス。
２６番でなくても、とりあえずバスでトロムソ橋を渡り、あとは歩くというのもいいかもしれません。家々がとても洒落ていて、歩いていて飽きません。

最寄りバス停です。
中心部から26番で来ると、ケーブルカー乗り場を少し通り過ぎた所になります。

バス停にある看板。

乗り場の手前、写真に写っていない両側は、ごく普通の民家です。

10時半くらいに到着｡11時の始発を待ちます。
これ欲しいなぁ。

料金は１人120kr。http://www.fjellheisen.no/
4分かけて標高421mまで登ります。

発車間際になって急に人が増えました。
タクシーで乗り付ける集団もいて、ちょっとしたラッシュ状態です。

降りた所にカフェがあります。この日は休業。

展望台に出ます｡

お約束のパノラマ合成。

展望台の反対側、山側に出ると、そり遊びをしている親子が｡

冬山以外のなにものでもありません｡

この地を訪れたならば、是非足を運んでください。絶対におすすめです｡

山を下りたら少し歩いて北極協会の近くから28番バスに乗って中心部へ。

図書館前のバーガーキングで昼食を調達します。
持ち帰りの紙袋、日本のように丁寧に折ってくれるのではなく、ぐしゃぐしゃっと丸めて渡されます。

明朝にはここを発つので、今のうちに帰り支度を済ませることに｡

夜はオプションのオーロラツアーがあります。http://villmarkssenter.no/

私たちは島内で観測するつもりで、バスの１日券を購入しておいたのですが、午後からずっと曇。
夜になって出かけてはみたものの、昨日と違い風も弱く、厚い雲が晴れることはありませんでした。
ツアーに参加した方も結局オーロラを見ることはできなかったそうです。

写真はケーブルカーからの帰り道に撮った一枚。

５日目、とうとう帰国です。

ホテル出発は朝７時。
朝食会場のオープンには間に合わないので、６時にパンや果物が入ったパックを受け取り、各部屋で朝食を済ませてロビーに集合。
フロントにカードキーを返却してチェックアウトしたら、バスで空港に向かいます｡

天気は雪｡旅の後半は、天気に恵まれませんでした｡

トロムソ空港では、出発時に受け取ったeチケット控えを見せて搭乗券を発行してもらい、荷物を預けます。
オスロとコペンハーゲンで乗り継ぎなので、往路の逆を辿ります。
来るときはオスロで荷物を預け直しましたが、帰りは成田まで何もしないでいいとのことでした。

しばらくタクシングした後、機はいったん停止。
「エレファントB」とかかれた作業車が横付けになり、凍結防止の薬剤を翼一面にまき始めます。名前の通り、まるでゾウのように盛大にまいてくれます。
オペレーターは１人。翼を上から確認しながら、車ごとリモート操作で移動して、主翼から順番に作業していきます。職人技でした。

（ネットで見つけました。これです
http://www.fotolibra.com/gallery/839494/de-icing-an-sas-boeing-737-at-tromso/）

オスロ着。
免税品を買った人は、ここで手続きです。
日本円には対応しておらず、判子を押しておくので後は成田でやってくれ、と言われました。

ノルウェーのお金が使えるのはオスロが最後です。
ちょっとしたお土産や食べ物を買ったら、残りは十数krに。

コペンハーゲン到着。

成田では自由解散なので、コペンハーゲンで解散式。
添乗員さんの挨拶がありました。

添乗員さん、トロムソは初めてで、オーロラツアーは今回も含めて３回とのこと。
最初は見ることができ、次は駄目。今回はと尋ねたら、「出た」とおっしゃってました。納得。

小腹がすいたので、セブンイレブンでマフィン購入。カードで払います。
ノルウェーもここも、カードはIC部分を読み取る方式で、暗証番号が必要でした。
店員さんから、「領収書いりますか？」と日本語で言われたときはちょっとびっくり。

成田行き出発ゲート付近は、私たちも含め日本人がたくさん。日本の新聞もおかれていて、すでにここは「日本」。

16時前に離陸し、やがて夕食。
お土産の販売が済んだら、照明が落とされます。

コペンハーゲンを発った機は北上し、オーロラベルトを飛行します。つまりこのときも、オーロラチャンスです。

ただ残念なことに席は南側。星はきれいに見えていたのですが…。
何枚か撮ったところ、微かに、ほんとに微かに緑色の斑が写ることも。これはオーロラ？？

日本海から新潟上空に入ります。エンジンの下に本土が見えます。

茨城上空を通過して太平洋へ抜けた機体は、その後右旋回して予定より20分早く成田に着陸。免税品の手続きを終え、無事帰宅しました。

4泊6日のツアーで、はっきりとしたオーロラに出会ったのは3回。２回は船の上、１回はバスの中からで、どれも分単位の短時間。
私が見ることができたのは船の上の１回なのに対し、連れは全て見ていますから、ほんとにわざかなタイミングや場所の違いが大きいと実感します。

トロムソの街は美しく、またいつか、個人旅行で訪れたい地です。
オーロラを目的とした旅なら、もっと暗い所に行ったついでに１〜２泊くらい寄ってみる、というのもいいと思います。明るいオーロラに出会えれば、とてもいい思い出になるでしょう。