暴飲暴食２Ｄａｙｓ。　　Vol.01　「日本料理とくを」のお話

2012/02/22 - 2012/02/23

今年のネコの日は
オヤジの出張にくっついて
ひさびさの関西２Days。

今回も、いつもどおり
呑み散らかしますよーっ(爆)

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

なんでですかねー。
また、雨っすよー。
ほんっと、雨女。

2月とは思えぬ生ぬるい雨の中、
木屋町通をふらふら歩く。

「とくを」さんって、
こんなトコロにあったんだ！

おもてには・・・・

「満席」だそうで。

中に入ると、
カウンター中央に案内される。

やった！
まな板の前だ♪

まずはビール。とりあえずビール。

あ、泡はモエがフルとハーフで
準備されてまスた。

先附。

左から・・・

ホタルイカ・菜の花。酢味噌。
イカが最高。ちっちゃいのに、味が濃い！

丹波黒豆の湯葉。
雲丹の濃厚さ、塩気が最高。

フグ皮の煮こごり。
コレが旨かったなぁ。
お出汁の香りが最高。

うんうん。のっけからノってくる(笑)

ちなみにこちらのお店、
ご覧のとおり、珍しく明朗会計。

すべてお値段の表記があり・・・

これ以外にも
臨機応変にリクエストに応えてくれるそう。

なんか夫婦で無性にカニが食べたくなり・・・

まずはカニ。

徳尾さんと。

カニ、立派だーっ

ちゃちゃっと半身を
さばいてほぐして・・・・

うひーっ

いろいろ食べたいので、
もちろんすべて夫婦で半分こ。

折敷の中はこんな感じ。

お酢、色ほどの濃さはなし。
ちょっと生姜な風味。

カニ酢で食べるのもいいのだが・・・

この、カニ味噌をのっけて食べると
また最高。

慌てて・・・・

酒。

まずは
京都、聚楽第。

ちなみにお酒は・・・

これまた明朗会計(笑)
種類も豊富で楽しいです。

あ、焼酎は興味ないので
写真無し。へへ。

お造りは・・・

カニ食べたんで、
ま、いっかと思いつつ
徳尾さんの手さばきを眺めていると
つい欲しくなって・・・

ウニと赤貝。

食べたかったんで(笑)

赤貝、ヒモのトコもちゃんとあって
コリコリしゃくしゃく。

お酒追加。

青森、特別純米「田酒」。

続いてお願いしたのは・・・

鯛のあら焚。

も、ね、
ぶりんと身が取れるし
目をちゅうちゅう吸うと、
これまた旨くて
皮のぷるんとしたのが旨いのなんの。

おまけにこの煮汁をお鉢抱えて飲むと
甘辛く濃厚なタレが、も・・・

白ごはんにかけて食ひたひ・・・って感じ(笑)

続いて油物よりスペシャリテ、
わさびで食べる和風ステーキ。

串打ちで焼かれたお肉。
肉汁落ち着かせてからカット。
目の前ですりおろされるわさび。

トロもそうだが、こういう脂っけの多いものは
どっさりわさびを付けねば負けてしまう。
思わずわさびおかわり(笑)

わさびの風味で食べさせるのか、
塩気は少な目。

お箸で切れるやわらかいお肉。

こりゃ旨いわ！

お肉に、さすがにビールが欲しくなって
生ビール。

ヱビスが無いのが残念。

で・・・・・
そんな時、気が付いた。

開いたままの食器棚に・・・・

この器(爆)

思わず注文。
１杯だけ注文。
フグのヒレ酒。

フタを開けたら
徳尾さんがマッチで着火。

そんでもってこのヒレ酒・・・

ヒレ、爆盛(爆)

これ、どんだけ豪華なんだ？！

香ばしく炙られたヒレの香りが
最っ高だった！

ちなみにフグ料理の品ぞろえも充実で
七味入れたタレにちょっと浸けて
串打ちで炙って出してた焼ふぐ。

あれも旨そうだったな〜。

あ、着火に使ったマッチはオリジナル。

店内禁煙にして以降
マッチの出番が無くなってしまったそうで
在庫が山のようにあるらしい(笑)

からすみ。

オヤジのリクエスト。

オヤジ、からすみ好き(笑)

ねったりうみゃーっ

作り方は・・・
なんって言ってたっけ？
注射器で血抜きして干して・・・
なんだっけ？
とにかく手間の連続。
旨いワケだわ。

頼むお酒は、
石川、純米大吟醸「池月」。

どれも余計なフルーティさは無く
お料理と楽しめるお酒ばかり。

白魚と春野菜の天ぷら、
盛り合わせで。

春野菜は、蕗の薹、タラの芽、こごみ。

白魚は、
こんなにデカいの？！ってぐらい立派。

天つゆではなくお塩でいただくのだが
おもしろいのがこのお塩。

パウダー状に擦られ
塩気を弱めるために片栗粉を混ぜてあるのだとか。

続いて頼んだお酒は
度数にビビって最後にまわした
兵庫、「大黒正宗」原酒。

嗚呼、やっぱ濃いっす。
旨いっす！
ココまで酔っても
美味しさが分かるお酒。

最後にまる鍋。

たぎってます！
たぎりまくってます！(爆)

フタを開けてもらうと
お出汁の香りがぶわぁーっと！

ところで、このヘンになると
お隣で食事をされていたご夫婦に
声をかけていただいた。

聞けば徳尾さんの「たん熊」時代の後輩だそうで
現在は二条で「京和食かもめ」を
経営なさっているご夫婦だそうで・・・

うんうん。
お話を聞いていると、
この方も料理人なんだろうなぁとは
思っていたのだが・・・・

メニュー外、出羽桜の「雪漫々」を
呑ませていただけた(笑)

すっぽんも旨いし、酒も旨いし
正直、隣の
若い料理人のにーちゃんの話も面白いし
徳尾さんも面白いし
「次」がなければ、
もっと長っちりしたかったのだが残念。

とても楽しく美味しく
そんでもって、
コスパ最高の1次会だった。

時間は21時半。入店から3時間が経っていた・・・。

そういや・・・

常連の方が注文してた
稲庭うどん、旨そうだったな〜。

なんつってたんだっけ？
麺はいったん茹でた後
出汁にくぐらせてから
器に盛り付け、お出汁をはる。

茹でたてに直接お出汁をかけると
お出汁が薄まってしまうからと、このひと手間。

ただようお出汁の香りが最高で
今度行ったら、絶対食べてみようと思うのである(笑)