2012/02/07 - 2012/02/18
2位(同エリア25件中)
1ウォンさん
【2012冬ー10】 2月11日(土)
世界最長の防潮提である、セマングム防潮提 (33・9キロ)を
路線バスで渡ってみたくて、ちょうど1年前にも行ってみましたが
バスがなくて渡れず・・・ 下調べ不足でした。
現在
路線バスは、群山⇔可力島間のバスが1時間に1本運行されています。
一方、辺山半島側からは、新侍島まで行くバスが週末限定で
運行していた時期もありましたが現在はありません。
辺山半島側から再びバスが運行されるのを待っていましたが
扶安郡側は運行する気がないようだし、?
最近になって、路線バスよりも走って渡ってみたいと思うよう
になってしまって、中間辺りの新侍島を越えて夜味島までの
20キロ近くをジョギングしてきました。 (キチガイ〜)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
扶安の街からバスに乗り、セマングム入口で下車
乗ってきたバスに別れを告げて、このT字路を右に曲がると -
防潮提が目の前
-
ここに1年前にも来ましたが大分変わりました。
(右側下の道路は平行して走る水辺路) -
1年前はこんな状態でした。 (2011年2月12日 ほぼ同じ位置)
上の車道は開通しています。
水辺路はまだ砂地状態 -
心配していた雪、
歩道には雪が残っていますが、車道には残っておらず、通行量も多くありません。
まずは第1防潮提 可力島までの約5キロの道のりを車道を走って行きます。
コンディションは、快晴、気温マイナス数度、ほぼ無風
7時50分にスタ〜ト! -
中間あたりで撮影
すれ違った車はこれでまだ3台目 -
前方には飛雁(ビアン)島が見えます。
-
(辺山方面を振り返って)
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まもなく可力島
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8時20分 可力休憩所に到着〜
ここから群山市です。すれ違った車はわずか6台でした。
ここまでうっすらと汗をかく程度で、あまり気温が上がらないことを願う。 -
可力島の案内図
ちょっとぶらっとしよう。 -
外海の方では小規模ですが工事をしてます。
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観察デッキの方へ
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辺山方面
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内海 (新都市建設予定地)
こんな広大な海の中に新都市ができるのでしょうか、、 -
観察デッキから戻ってくると、群山市の99番バスが待機していました。
このバスはここから群山大学まで行くバスです。
1年前は1日5本だけでしたが、今は1時間に1本と便利になりました。
ですが、まだ乗りません。 -
防潮堤を管理している韓国農漁村公社
セマングム防潮堤には2ヵ所の水門があります。 -
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可力島側の水門は8連ですが
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現在閉まってます。
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静か、、
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開いているところを見たかったのに、、
ちょっと残念! -
外側から見た水門
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8時50分 : 可力島をあとにし出発
新侍(シンシ)島までの第2防潮堤を走ります。
新侍島までは10数キロありますが、途中3ヵ所に休憩所があるので寄っていきます。
車道は車が多くなってきました。
歩道には雪はあまり残っていないので歩道を走ります。 -
絵が出てきたりして変化があり退屈しません。
しかし、ところどころ雪が残っていて、それを避けながら走ることになりますが
これ、いい運動になりすぎ!! ^^ -
最初の休憩所
ウェーブパークへ -
9時20分 : ウェーブパーク到着
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(展望台から)
先ほどまでは前方に見えていた飛雁(ビアン)島が、真横にあります。 -
セマングム防潮堤観光施設案内図
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各休憩所にはトイレがあり、ピカピカでまだ新しいにおいがします。
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10分ほど休憩してから、次の休憩所に向かって出発!
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次は
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シェルパークという休憩所
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9時50分に到着
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(展望台から)
新侍島が大きく見えてきました。 -
辺山方面は、だいぶん小さくなりました。
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ここでもトイレに寄り
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少々休憩して
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次の休憩所・ウインドパークを目指します。
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I ラブ セマングム
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10時12分 : ウインドパークに到着
中央の山は新侍島です。 あと数キロ -
ここにはたくさんの風車が設置されて、かすかに風車が回っています。
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休憩所
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10分休憩して、中間地点の新侍島に向けて出発!
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古群山群島の島々がきれいに見えます。
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セマングム休憩所(新侍島)まで、あと2・5キロ
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近づいてくる
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もう目の前
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10時40分 : 韓国農漁村公社 セマングム33センター前に到着。(新侍島すぐ手前)
これでセマングム防潮提の約半分です。
休憩、観光しながら2時間50分で来ました。
体力的には問題なし。 -
新侍島側の水門は10連
おッ! 開いてる。 開いてる! -
外海の方へ勢いよく流れている。
潮が引いている状態。 -
内側から見てみよう。
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ものすごい勢いで外海の方へ流れてます。
-
でも、見ているとなんだか吸い込まれそうで、
あまり気持ちのいいものではありません。 水の怖さを感じます。 -
(水門真横から)
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大きな水門とそこから怒涛のように流れる水
迫力〜 -
やや遠くで見れば怖さはそれほどでも。
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外海側の水門
やっぱりぞっとする。
1秒あたりの放水量は8812トンということだが、全くピンとこない。 -
-
この水門の開閉は自動制御だそうですが、あれは制御塔でしょうか、
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この上がセマングム休憩所と駐車場です。
山がふたつ見えますが、左側の山に登ってみたいなぁ・・ -
トンネルの脇を通って
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休憩所に来ました。
ここにはコンビニと、簡単な食事ができるお店が数店あります。 -
休憩所から見た水門
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よしッ!
あの山 雪が少々積もっているけど登ろう! そんなに高くはない。
きっといい眺望が待っていることでしょう。^^ -
あの山は199峰というらしい。
高さはそのまま199メートル
案内図を一緒に見ていた山の達人と登ることに。 -
達人のあとをついて行きます。
格好がきまってますねぇ -
199峰方面にはブロックが置かれて通行止めという感じでしたが、
防潮提を眺めるにはこちらの山の方が断然いいので、達人にも一緒に
付き合ってもらうことにしました。
11時10分 : ブロックまたいで山登り開始 -
ゲートをくぐり、しばらくすると
-
う〜ん 思ったとおりいい眺めだ。
水門から白いしぶきをあげて、 すごい迫力! -
199峰頂上まではあと250メートル
-
山の達人は登山よりもロッククライミングが趣味だそうで
冬場は登山したりクライミングウォールで鍛えているそうです。 -
(199峰頂上の少し手前からの画)
水門と第2防潮堤 -
第3防潮堤と夜味島(ヤミド)
第3防潮堤は滑走路みたいだ。
手前は、セマングム休憩所・駐車場や、セマングム竣工記念塔が建っている広場。 -
199峰頂上に到着〜
山の達人とはここでお別れ。 -
頂上からの防潮堤の景色は、木が邪魔でイマイチだけど
-
古群山群島の島々はよく見える。
美しい〜 天気もよくて最高〜 -
将来、橋が架けられ、一番奥の島まで徒歩で行けるようになるようです。
-
この島の大角山展望台
達人はあそこを越えて行けるところまで行くと言っていました。
自分はここまでのつもりでしたが、隣の月影峰にも行ってみたくなりました。 -
月影峰まであと470メートル
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あの山が月影峰
雪は全くかぶっていません。
一旦下って谷間へ -
しかしこの山は雪が大分残っていて、下りは滑りやすくてちょっと危険。
つかまる木もほとんどないし・・・
それでブロックが置かれていたのでしょう。
他に登っている人はいませんでした。 -
谷間に来て、
さあ もうひと山! -
月影峰方面はなぜか雪はほとんどなし。
登山者も多い。 -
ここを登っていきますが、
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写真見ると大変そうだけど、これが登りやすい。
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15分くらいで月影峰頂上に到着
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高さ、ここも199(M)となっている。
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月影峰頂上から見た防潮堤
こちらもなかなかいい眺め -
さっき登った199峰
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古群山群島の島々
いつかあちちの方へも行ってみよう。
下に降ります。 -
さっき、またいだブロック。
199峰は登山自粛エリアなのに、山の達人はよく付き合ってくれました。
テダニカムサハムニダ!
12時30分 登山終了 所要1時間20分でした。 -
休憩所で昼めしを、
コンビニには弁当、おにぎり、サンドイッチなど食事になるようなものはありません。
麺類しかないけど、この食堂で食べます。 -
ユブうどん(あげ入り) 4,000ウォン
ちょっと乏し・・ ^^ -
オデンやホドゥ菓子も売っています。
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食後は、セマングム竣工記念塔のある広場へ
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セマングム竣工記念塔
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各説明板
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今後、この海(干潟)が新都市になりますが、
新しく出来る新都市はアリウルと呼ばれています。 -
アリウル新都市計画図 2020年完成予定
ソウルの面積の3分の2に相当するらしく、かなり広い!
新都市ができれば完全に地形が変わってしまいます。 -
農業、観光、産業団地などが建設されるようです。
3分1は水資源確保のためということで淡水湖に。
計画当初は食糧難が叫ばれていた時代で、農地確保という目的で進められていましたが
食糧事情が変わり、計画も大きく変わりました。
工事している気配が全くないけど、本当にできるのかな・・ ?
感性したらまたここに来てみたいなぁ。
ところで、第2防潮提が侵食されて崩壊の危機にあるという
ニュースが出ていますが、気になるところです。 -
さて ここでバスに乗る予定でしたが、な、なんと
3キロ先の夜味島(ヤミド)にも行ってみたくなってしまいました。^^ -
13時10分 : 夜味島へ向けて出発!
夜味島までの第3防潮提を走ります。 -
第3防潮提は幅が数百メートルにもなってます。
-
反対側からバスが通りすぎます。
折り返しのあのバスに乗ると思います。 -
走路を西側に変更
こちらの方がきれい。 -
まもなく夜味島に。
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13時30分 到着〜
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夜味島には刺身屋が何軒かありました。
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遊覧船乗り場も。
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ふたコースあるようです。 いつか乗ってみよう。
ジョギングの旅はここまでで、
ここから群山市内までは路線バスで向かいます。 -
バスが来ましたが、、 99番ではなく8番だ。
このバスで次の目的地に乗り換えなしで行けてしまう。
これはうれしい誤算! -
13時55分乗車
しかしこのバス、何回か見ましたが乗客をひとりも見ませんでした。
この路線は、農漁村公社の反対(安全面から)を押し切って
島の人々のために運行してるようです。(情報元に間違いがなければ)
乗客がいなくてこの路線続くのか心配です。トラベラーにも影響します。 -
群山、飛鷹(ビウン)港までの第4防潮堤をバスで走ります。
ここから群山まで2ヵ所の休憩所かありますが、
まず、ドルフィンパーク通過 (写真) -
続く、サンセットパークも経て
-
いよいよ、群山の飛鷹(ビウン)港が近づいてきました。
現代重工業のクレーンが見えます。 -
まもなく群山の飛鷹(ビウン)港へ
-
14時05分 : 群山の本土側に到着〜 6時間15分の旅でした。
セマングム防潮堤を ジョギングと路線バスで制覇!
みごとに偉業???を成し遂げました。
でも、ほめてくれる人が誰もいな〜い! ^^
これから群山市の観光へと。
{余談}
ラオスのパクオウ → ルアンプラバーンの約33キロを休憩なしで
走ったりしながら歩いたことも、、(サンダルだったのでよく走れず)
乗り合いトラックでぶらっと行ったことはいいが、な、なんと、帰りの便がなかっのだァ。
暗くなってからヒッチハイクするも、100パーセント止まってくれなかったァ。 悲し〜
結局6〜7時間かかりました。バカとしか言いようがない!
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