のんだくれの旅2012　～諏訪編～

2012/02/18 - 2012/02/19

御神渡が出たという情報に、覚悟をもって臨んだ諏訪でしたが、お天気に恵まれ散策日和でした。
この日は前日に輪をかけた分刻み移動を計画していましたが、またしてもアクシデント。
なかなか予定通りにはいかないものですね。

訪問場所
上諏訪：タケヤ味噌、片倉館、宮坂酒造
下諏訪：諏訪大社下社秋宮、春宮

ちなみに東京出発でしたが、月曜は大阪にいないといけなかったため、帰りは名古屋経由でした
それも忙しなかった理由の一つかも

エリア 諏訪(長野)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: JR特急 JRローカル

茅野から乗った普通電車は引き戸式手動扉
ボタン式のは見たことありますが、完全手動は初めて。
こんなの日本で走ってるんだ…。
さすがに、発車前には自動でロックされます。

さて、ここ上諏訪駅でこの電車は9分停車します。
その間にコインロッカーに荷物を預け身軽になって、同じ電車で下諏訪に行ってしまおう、というのが計画でしたが…。
上諏訪駅のコインロッカーが3月まで使用中止！
そんなんあり?!近くの駅ビルにも行ってみましたが、そこにもないと言われ…。
どちらにしろ荷物（特に買い込んだ酒の数々）を持って観光はできません。
下諏訪駅にロッカーがあると信じて電車に戻りました。
無駄にうろうろしても、電車には間に合いましたから、ロッカーさえやっていれば十分いけたはずなんですが…。
また乗り込んできた私たちは完全に降りる駅を間違えた人に見えていたことでしょう。

10分ほど乗って、下諏訪到着
ロッカーを無事に発見して、さてどうしよう…
当初の予定：下諏訪観光→タクシー→上諏訪観光→荷物ピックアップ→あずさで塩尻へ
荷物が下諏訪となると：下諏訪観光→タクシー→上諏訪観光→下諏訪で荷物ピックアップ→上諏訪へ→あずさで塩尻へ
う〜ん、どれだけうろうろするの…というわけで、折よく上り電車が来たこともあり
上諏訪観光→タクシー→下諏訪観光→荷物ピックアップ→普通で塩尻へ
に落ち着きました
電車の数が少ないので、駆け足観光には不便です

上諏訪駅に戻り、諏訪湖を目指します
諏訪湖周辺は予想より温泉宿が多かったです

おお！凍ってる！

凍ってる！

遊覧船も休止
湖中央は融けているため釣りはできたようです
がりがりと氷を砕いて船が行き来していました

足こぎボートなんて桟橋に上げられてしまってます
どうやって引き上げるんだろう

プチ御神渡り

落ちたら大変だもんねえ
しかし用事のある人って…神事以外にも用事があるのかな

実は修学旅行が諏訪松本だったのですが、これ写真に撮った記憶があります
万治の大仏だったのね…帽子かぶったおじさんの現代アートだと思ってたよ

間欠泉センター脇の足湯のそばにあった更衣室
使うのに勇気がいりそう

お目当ては間欠泉ではなく、向かいのタケヤみそ
工場もここなんですね
併設の味噌会館で豚汁100円で食べられると聞いて

変わったリサイクル

こちらで注文
先着50食、私たちの2組あとは「具がない」と言われてました、きわどかった
13時半前くらいだったかな

もう中学生さんのサイン発見
もう少し堂々と飾ってあげて(笑)

向かいの間欠泉センター
かつては50メートルの自噴間欠泉だったが、今は人口で5メートルほどとか
今回は噴出時間も合わなかったのでパス

味噌と麹の合わせ
肉は少なめだけど、美味しくいただきました

変わり味噌をいろいろ試食して、おつまみになりそうなのを何個か購入
森光子さんに見送られて帰ります

“子供・ヤー！”

菌塚
付喪神のお国ですね

方角的に当たりをつけて歩いていたら、一見して明らかに片倉館な建物が
諏訪湖沿いの幹線道路に面して建ってました、わかりやすい

諏訪湖とは逆側が正面だけど、駐車場は幹線道路からしか入れないので、車の時は諏訪湖沿いに行った方がよさそう

小窓が可愛い
中の構造が気になります

こっちは市立美術館

温泉に併設の会館

住まいフェアをやってました
公民館的に現役で使われてるのか…すごい
あと、なぜかこっちも豚汁サービス付
豚汁おしなの？

温泉正面入り口

お風呂はHPの通り
浴槽の底に玉砂利が敷いてあって、歩くと気持ちよかったです
ちょっとだけ熱めのお湯だったので、のんびり浸かるというよりリフレッシュによかったかな
エクシブこそこういう内装にしたらよかったんじゃないかとふと思ったり

お湯から上がったら2階で一休み
持ち込みは禁止だけど、売店があって横になれるスペースもあります。
観光施設かと思いきや、地元の人らしきおじちゃんおばちゃんがたくさんいました。

時間も押してるし見学だけするはずが、地ビールに捕まる
なかなかおいしかったです
湯上りにちょうどよい濃さ

2階からバルコニーに出られます
洋風建築に銭湯煙突がシュール

こちらが片岡さん
製糸業で財を成した人物で、ヨーロッパの福祉施設に感銘を受けて片倉館を作ったのだそうです

片倉館から徒歩で蔵元ゾーンへ
駅前を通り、踏切脇の公園にあった「お諏訪節」
振付の人の名前も書かれるものなんだ…

たぶん御柱モチーフ

上諏訪駅前の通りに戻りました
諏訪湖周辺に比べると人が少ないです

いい感じの近代建築がぽつぽつとあります
少し奥には由緒正しそうなお寺も
せっかくだから観光用に整備したらいいのにとよそ者は思ってしまいますが…

蔵元ゾーンに到着
どこに入ろうかな？

こちら、宮坂醸造に入りました
現在工事中で売店しか見れませんが、グラス代300円で5種類（含お酢）テイスティングできます
1本生酒を買って、きた道を引き返します

こっちのお店も気になるけど、もう下諏訪に向かわないと時間がありません
タクシーが全然通りかからず、結局駅までたどり着いてしまいました

上諏訪駅でタクシーに乗り、下諏訪へ
お勧めのお宮を聞いたら「下社秋宮が一番人を乗せていくよ」と
じゃあ時間があったら春宮も寄ろう、と言ったら「春宮の方が駅から遠いから、お参りするの待ってて秋宮に回ってあげる」と
しかも待ってる間メーターも停めてくれました
親切な運転手さんでラッキーです

写真は春宮前にあった橋？遷宮の時におみこしが渡るそうです

手水鉢からこぼれた水が凍ってます

神楽殿
この立派なしめ縄は神楽殿についてるものだったのか…本殿だとばかり思ってました

灯篭がのっぽ

御柱の一本

立派な拝殿

中も透かし彫りが施されて立派

諏訪の銘酒、一つしか飲めなかったなあ
買った真澄もありました

甲州街道を通って、秋宮へ
途中に下諏訪宿があって、ああ、ここも見たかった…
次回の宿題に追加です

鳥居前は広く場所がとってあります
正面にはまっすぐに参道

鳥居から入ると正面は神木

宝物殿は閉まっていました

大きな神楽殿
神楽殿ぽくない屋根の形をしてます

神楽殿内部

拝殿

獅子の彫刻が可愛い
尻尾をかんでます

こちらの内部彫刻は鶴

参道を歩いて駅に向かいます

おんばしらグランドパーク
うう〜ん

下諏訪宿入口
こっちもそぞろ歩きたかった
下諏訪の観光協会HPに99分まちあるきというのがあって、それを元に短縮版をやってみる予定だったのですが、上諏訪-下諏訪間を余分に一往復したせいで、時間が足りませんでした

なんだか不思議な建物

小腹がすいたね、ということでおやきやさんに吸い寄せられる。

おやき(野沢菜)
普段食べる野沢菜づけより、がっつり野沢菜。
意外と皮と合いました。

下諏訪駅に到着

下諏訪駅 駅

お世話になったコインロッカー

手作り感満載の「ここから富士山が見えます」の言う通り富士山が！
今まで富士山は東海道から見える、という意識しかなかったので、今回の旅で気づくと見えることに驚きました。

肉眼だとはっきりと見えました
ちょうど図ったように山と山の切れ目中央に見えてなんだか感動的です

また普通に乗って塩尻へ
途中のみどり湖駅は無人駅

みどり湖駅 駅

高速バスの停留所みたい

塩尻駅着
構内のそば屋の入口の狭さに一枚

ここで40分ほど待ち時間があったので、一度外に出てそば切りを食べました
駅の周辺はあまりお店がなく、２，３軒しか選択肢がありません

塩尻駅 駅

塩尻から名古屋までの2時間、また飲み続け
真澄でもらったグラスを活用して、ワインの残りと真澄をいただきました