2012/02/12 - 2012/02/12
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くに・クマさん
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萩美術館浦上記念館の特別展の招待券をもらったものの、行く機会がとれないまま、最終日になっちゃいました。
せっかくもらったのに、使わなきゃもったいないです。
ということで、旦那が朝から広島にスキーに行ってる隙にこちらもドライブです。
せっかくなので、普段は通らないコースを通ってみました。
そして、昼食は天然記念物だったのでした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
山口市内から萩に行くときは、国道9号線から木戸山トンネルで国道262号線に入ってひたすら道なり。
雪の心配がない時は、地元民なら21世紀の森から262へと入ったりします。前に測ったら木戸山通るより7分くらい短縮できましたが、冬場は凍結しやすいし、通常も車線なしの急カーブが続く峠道なので、運転に慣れてない人にはお勧めできないルートです。
(注)旅行記書いた後で発覚。21世紀の森の施設は閉鎖され更地になった模様。道路標識からも削除され現状では「萩往還の道」と言った方がよさそうです。
今回は一人だしちょっと凍結の心配はあるしで、吉敷から秋芳洞に向かうルートから小郡萩道路を通ってみることにしました。
小郡萩道路は高速道路から入るのが一般的なもので、正直初めて通ります。
だもんで、植竹交差点前に萩行きは右って標識が出ているにも関わらず、標識よく見ないで直進しちゃって、小郡萩道路に入ろうとしてみたら、萩へは行けない仕様になっていたのでした。 -
植竹交差点まで引き返して、美東道の駅方向に走り標識に従って右折・・・してみたら曲がるのが早すぎてとんでもなく細い道路に突入したりということもありつつ、美東道の駅手前のセブンイレブンの横に出来てた道を右折して、ようやく小郡萩道路に入りました。
ん〜、道の駅より手前だから、美東道の駅、苦戦してそうだなあ。
オフシーズンということもあり、ほとんど通行量なく快適に走っていきます。 -
小郡萩道路が終わり、雲雀峠(ひばりだお)あたりを通過して、明木(あきらぎ)から萩行きと山口方面への国道262号線の合流点、角力場(すもうば)までやってきました。
ここで左折すれば、萩はもう少し、というか市町村合併でこのあたりも既に萩市内です。
ちなみにこの日は全くこのあたり雪がありませんでしたが、一旦大雪になりますと、角力場から右折して262号線に入ってからの上り坂で上がれなくなる車続出。これまで走ってきた雲雀峠から小郡へのルートが山口市行きの迂回路となります。 -
元萩有料道路(今は無料)と川上方面との分岐点。
川上方面への道は途中の旧萩市に入る境あたりが崩落して現在通行止めになってるので、かなり注意標示が出てました。平成24年3月中旬あたりに復旧のようです。
地元では人気の阿武川温泉までのルートは大丈夫なようです。 -
無料になっちゃってるので料金所もなくなり、屋根だけがゲートみたいに残ってました。
横には道の駅萩往還。
本日の昼食の最有力候補はここだから、後でまた戻ることになりました。 -
萩は「古地図で歩ける街」として売り出してますが、郊外になりますと、ここ何年かで新しい道できまくりです。
元萩有料道路が終わるあたりで、長年工事し続けてた萩三隅道路(無料の自動車専用道路)の萩インター(多分)ができてました。 -
萩三隅道路、ちょうど仕事絡みで通ってたのでちょっと御紹介。
12月に行ってきた明石(あけいし)インターの途中にある、道の駅さんさん三見。
萩三隅道路には三見インターもあるので、以前に行った時はしっかり三見インターからと勘違いしちゃってたどり着くのにものすごく大周りしちゃったことがありました。
普通に明石インターから行っても、看板が小さい(道路の管理が国なので制限かかっているらしい)ので注意が必要です。 -
ここのウリは眺めでしょうね。
萩の島々が一望できます。 -
道の駅の奥、海の眺めのいいところに鯖島食堂があります。
営業時間は短いけれど、漁協婦人部の人たちがつくるおふくろの味な料理が大人気です。 -
食堂一押しは、その日獲れたお魚の刺身とかお総菜が付いた、日本海定食1500円。
冬場なので瀬つきあじ(旬は夏)はつかなかったけど、たまたまマグロの赤ちゃんが獲れたとのことでマグロのお刺身つきでした。
ごはんはお代り自由だったような。 -
さてさて、道案内に戻ります。
この日は萩三隅道路は横目で通過。
川の手前で、萩博物館方面左の標識。
こっちを通れば萩の中心街を迂回して目的地にたどり着けますが、本日は直進。
素直に左折すれば、萩駅のところに観光案内所があり、いろいろ情報収集できるので普通に観光する場合はこっちの方がいいですね。 -
20年前には萩市民だったんで、感覚的はいまだに道なりに走れば中心街に入る気になっちゃいますが、7、8年前くらいに直進したら松陰神社方面に行っちゃう道ができました。
道が完成してから初めて萩に来た時には、無意識に直進してたら知ってる風景ではなくなって「えっ!?」でした。
今はわかるので、金谷交差点で左折。 -
ゴールデンウィークの時には萩焼まつりの主会場になる萩市体育館前の三叉路を右折。
左折すれば突き当たりは萩駅。
2つ前の写真の左折した時の道と合流します。 -
この標識の後の交差点が、昔はよく混んでたものですが、今は長門方面へは萩三隅道路、松陰神社方面への直行ルート、昔からある玉江方向から指月城跡・萩博物館へのルートといろいろできましたので、だいぶ解消されてるようです。
左折して、萩市役所方面へ。
交通量減ったとはいえ、さすがにこの辺は車からの撮影は無理なので、これはあとで昼食食べるために引き返したときに、アトラス(多分萩で一番大きいスーパー)の駐車場に車停めててくてく撮りにいきました。 -
萩市役所通過して、本日の目的地、萩美術館・浦上記念館は奥の白い建物。
これも後撮り。
クマの右側は旧萩市野球場。
今は公園と萩市営駐車場です。
普段ならクマの左側にある総合庁舎の駐車場(土日無料開放)を利用しますが、本日は無料の美術館駐車場が利用できるのでそっちに停めて無事到着でした。 -
目的地、萩美術館・浦上記念館に到着。
2月12日まで開催してたグェッリーノ・トラモンティ展をゆっくり鑑賞。
最終日とは思えないほど人がいなくて、堪能できました。
間近で見た作品はよかったんですが、なにせこの辺での知名度と結構な入館料金がねえ・・・
普段は、名前に冠してる浦上さんが寄贈した浮世絵や陶芸品を中心に飾ってます。
1階の無料スペースには喫茶店やら売店もありますが、なにせ入口から「撮影禁止」標示がでてるので、写真はここまで。 -
美術展鑑賞して出たのが10時頃だったか。
お昼の目的地は11時の開店だから、まだ時間があります。
最近このあたりには来てなかったもので、去年できた銅像見に行きましょう。
これは野球場跡地に公園が出来た頃からあった山県有朋像。
向こうに広がってるのは、市営駐車場。
冬場とあってガラガラです。
写ってないけど右側に新しい建物が出来てたので「明倫小学校の新校舎?」などと思いましたが、建て替わった萩市立図書館でした。 -
城下町に入る入口の名物。人力車。
Iターンの車夫さんは、過去に携帯電話のCMに出演されたりと有名人です。
現在山口市の菜香亭でやってる人力車(五重塔ガイド日記にしばしば登場)はこちらからの調達品で、菜香亭の車夫さんもこちらで研修したんだとか。
くには忘れられてもクマとは顔見知り(笑)なもので、乗らないけどしばし観光情報交換。 -
黒板の観光マップって味わいありますね。
招待券が1枚余ってたので、観光客さんにと渡してきたものの、美術に興味あるお客さんは、鑑賞してからこっちに来るそうなので、うまいこともらい手ついたかなあ。
実のところ、美術館の前で入ってくるお客さんに押しつけようとしたら、みんな手に招待券持ってたりしてあきらめたくらいなので、難しかったかも。 -
城下町地帯突入。
ここからの道は道は細いし徒歩客多いし鍵曲がりもあるので、車で突入すると危険です。
新しくお店が2軒できててびっくりでした。 -
ここから左の路地に入れば人力車の車夫さんの奥さんがやってる雑貨&カフェのイ車宿があるんですが、本日のお昼が近いので今回はパス。
今回の目当ては右折してすぐのはず。 -
はい、ありました。
晋作広場です。
晋作の生家よりちょっと手前。 -
去年と思ってたら、2010年10月31日が除幕式だった、高杉晋作像。
意外なんですが、高杉晋作の銅像って、萩市内では初めてなんだそうです。
でもって、写真に残っている短髪ではなくてちょんまげ姿。
松下村塾に通ってた頃の若かりし頃だそうです。
除幕式の時はガイドかなにかと重なって行きませんでしたが、当日は龍馬伝で高杉晋作役をやった伊勢谷友介さんが参加されたということで、かなりの人出だったようです。
伊勢谷友介さん、萩を気に入られて「萩・維新塾」の企画に参加されてたらしいです。ネットで調べたら、昨年12月で企画自体は終了したみたいです。
あんまり知られていない異母兄の山本寛斎さんもきらら博の山口元気伝説のプロデュースされてるし、意外と山口と縁があるなあ。 -
結構城下町で長居しちゃったり、途中で標識撮りに固執したりと時間使っちゃって、予定の時間ぎりぎりに道の駅萩往還に到着。
最初は一番駐車が少ないと思われる萩側建物向かいの駐車場に停めようと思ってたら、かなり車があったもので、通りすぎて通常観光客が停めると思われるトンネル前の駐車場へ。
これはもしかして・・・ -
開店5分前くらいに目的のお店に到着。
2010年10月に道の駅がリニューアルオープンしたときにできた、玄です。
見蘭牛のミドリヤ直営のレストランです。 -
駐車場の状態見て危惧したとおり、開店前から行列になってました。
一人だからどうしようかなあ、と思いつつ、とりあえず並びます。
客の様子やよそで聞いた話を総合するに、ほとんど地元客で占められてたようです。
だから萩側の駐車場に集中してたんでしょうねえ。 -
11時に開店。
いい具合にカウンター席があったもので、さっさとこちらへ。
行列になってるレストランに一人で来る客はそうはいないもので、他にお客がいないので1枚。
背中のテーブル席(2人席と4人席)はこの時点でほぼいっぱい。カウンターもこの後2人連れのお客さん方がやってきてました。 -
定番っぽいメニューを頼む予定だったんですが、土日限定、数量限定、先に注文取ってたテーブルのお客さんがことごとくこれなので、思わず贅沢しました。
見島牛のハンバーグ。単品1500円にお代りできるごはん・味噌汁とサラダのセットが300円。正直格安な気がします。 -
見島牛は国の天然記念物。
孤島ゆえに、和牛の原形のまま残った貴重種なのです。
見島から出ますと天然記念物ではなくなるので、食べることができます。
よそで聞いたところによると島の牛が100頭を超えたら出荷できるらしいです。年間20頭前後くらい?萩で食べられるのは12頭くらいって言ってたかな?この辺うろ覚えです。
このハンバーグ、食べてみたら周囲に薄いお肉が巻いてあって、帰りに聞いてみたらこれもやっぱり見島牛でした。
正直「おいしい」という評価しかできない貧乏舌です。 -
食べたら速攻でお店をでましたら、開店前と同じくらいの行列になってるし、見島牛の土日限定ハンバーグは既に売り切れでした。
この日は15食分だけだったみたいです。 -
テイクアウトもやってました。
コロッケとかなら、すぐに買えそうです。 -
せっかくなので、農産物販売所と特産物販売所も覗いてみましょ。
目立つところに夏ミカン類もありますけれど、他にも特産物もいろいろです。 -
バレンタインが近いってこともありましてか、萩の有名らしいパティシエさんの商品が目立ってます。
後でお店に行くから、いいか。
目当ての店と、このパティシエさんは全く別物だと気付いたのは、店に行ってからだったのでした。 -
ほとんどウィンドーショッピング状態の中、発見してしまいました。
のんたドリンク。大根のジュース。
仁保の駅の駅で、昔発売前の試飲やってたときに飲んで絶句した、恐怖のドリンクです。
以前とパッケージが可愛く変わってたので、味も飲みやすくなったかと思いきや、店員さんいわく「味は相変わらずまずいです。」
でも、買う人は多いそうです。
私も怖いもの見たさ状態で1本購入。
未だ飲んでません。風邪ひいたときにでも飲もうかな。
大根に柚子にはちみつと、原料は喉に優しそうです。 -
せっかく来たので、松陰記念館に入ってみましょう。
無料ですから。 -
メインは松下村塾での勉強の様子の再現です。
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松下村塾は、一斉に講義を聞くという形ではなく、学生は思い思いに自分の質問を松陰先生に投げかけ、松陰先生はそれぞれに答えるという形をとっていたようです。
-
松陰記念館は無料ですけれど、ワンコイントラストの箱が置いてありました。
今までこれでいただいた募金で、ロンドンにあった大砲が里帰りしたり、史跡の修繕工事がされたりしています。
ちょっとはご協力しませんと。 -
念のため聞いてみましたら、やっぱり展示品のほとんどが複製品のようでした。
明らかにコピーだなってのもありますが、「複製」とは標示していないんですよねえ。
無料のここに本物を置いている訳がないってことなんでしょうか?
松陰先生絡みの品々は、松陰神社の至誠館に行くといろいろ見ることが出来ます。 -
次にくるときは、こっちの昔からある食堂でウニ飯にしようかな?
普通だったらこのまま元有料道路通って帰るところなんですが、人力車のところで雛めぐり情報を入手したし、帰りに大周りの寄り道計画があったもので、再び萩市街地へと向かったのでした。
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