2006/12/10 - 2006/12/12
99位(同エリア251件中)
おねこんさん
いまこそ、まあまあの中国語をしゃべって中国好きを豪語するおんねこですが、
そのはじまりは199X年、13才にまでさかのぼります。
家族の単身赴任先である上海に一週間の旅行をしたのです。
そこでみた景色、聞いた言葉。
すべてが、なんともなく、懐かしい気がしました。
ずっと頭の底の方から離れなくて、日本に帰ってから中国語を独学し始め、今に至ります。
そのとき、上海市内とともに行ったのが紹興でした。
家族の会社の方々と一緒に、現地ツアーとして行ったのですが、そのときの神秘的な空気が印象深く、
中国語を学ぶ上でもおおきな原動力となったのです。
だから留学中のある夜、「どうしても旅だちたい」と決めた瞬間にふと湧いた景色は、紹興のものでした。
9月に始めた留学の、3か月目のある金曜日でした。
友人たちが危ないと止めてくれたのですが、どうしても一人で行きたかったので、
夜通し鉄道やホテルのことを調べ、次の日朝一番で寮を出て、リュックサックを買って駅へ向かいました。
はじめてのチケット購入。
はじめての硬坐。
結局ホテルは決まらなかったので、タクシーの運転手さんにオススメを聞き…
13才の時に見た景色を、探しに行きました。
中編につづく!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅の始まりは上海南駅から。
-
私が留学していたころは南駅は乗り入れの本数も少なく、
駅構内が新しい分ひとのすくなさに閑散とした雰囲気がありました。 -
ホームに降りてきたはいいけど、列車はどれ…?
あとからわかることなのですが、
南駅は列車ごとの待合室みたいなものがなくて、
日本のJRのターミナル駅に近いような形になっているのですね。
つまりは自分でホームを探して走り回らなくてはいけないということ。
上海駅だと列車によって待合室が違い、
列車の発車までの流れがスムーズなのでわかりやすいのですが、
それにくらべると南駅はわかりづらい印象を受けます。 -
列車が出発しました。
こういうところを写真に残してるなんて、
ほんとに旅情感じちゃってたのでしょうね♪ -
車窓の景色。
奥の塔はなんだろう…
もしかしたら途中経過駅の杭州のシンボル!? -
そうこうしているうちに紹興到着!
紹興への列車は本数が多いのでかなり気軽に行けるのですが、
ちょっと時間はかかりますね。
確か1時間40分とかで行ったと思います。
上海に短期しか滞在しない人だと、ここまで足を延ばすのは難しいかもしれません。
紹興だけ行くのでも、二泊三日は見たいところです。 -
紹興の市内観光はバスが便利!
上海なんかだと、路線が複雑すぎてよくわからなくなっちゃうんですけど
ちょうどよく整備された紹興では、目的地に合わせて
かなり簡単に路線が見つけられます。
料金は車内のお姉さんに行き先を告げて支払う中国によくある形式にて。
ほとんどのところは3元以内で移動できます。
たしか空調車2元、空調なしが1元。
長距離だとそれに合わせて料金が加算されます。
冬だったので、空調なしばかり走っていました。 -
バス車窓より、紹興駅。
この旅で学んだことややってよかったことが、
今後のひとり旅における基本となっていくのですが、
・徹底的に「人に」場所を聞く
・その土地についたらすぐ地図を買う
・基本的に公共交通機関を使う
というのは最初から変わらない方針のような気がします。
コミュニケーション能力向上、なんて高尚なことは考えてませんけど、
やっぱり話したくて中国語を学び始めたし、
自分の中で起源たる場所にいるという自負もあったので、
できるかぎりひとと一緒にいたい、という気持ちが
強かったのかもしれません。
さびしがり!!笑 -
そうそう、人力車も多いんですよ。
このたびでは一度も乗りませんでしたが、
上海市内ではよく使っていましたし、
中国の観光地だと必ず見かけますね。
荷物や乗る人数によって交渉するのがいいと思います。 -
駅で初めに聞いたのは、
「紹興に来たならどこにいくべき?」
でした笑 地図を買った売店でね!
で、魯迅故居でしょ!という話になって、
そのおばちゃんが丁寧にバスの乗り場まで教えてくれたので、
完璧にたどり着くことができたわけです。
で、もちろんここも、13才の時に来たことのある場所でした。 -
ああ、これ見たわ…!!
感慨が湧き起こってきます。 -
しかも季節は冬。
オフシーズンだから誰もいない。
ひっそりとした中を、
夏の日を思い浮かべながら歩くのです。 -
-
-
日も傾いてきました。
抒情、抒情があふれるっ…!! -
-
混んでいなかったので30分ほどで観察完了。
なかには喫茶店があったので、
夏場やお友達といった際には
お茶を飲みつつ庭園を楽しむというのもいいのかもしれませんね♪ -
付近にはお土産屋さんなどがありますが、
こちらもオフシーズンだからかにぎわいはありませんでした。
そのぶん水郷の風景を楽しんでいると… -
これ!この光景!!!
一番初めに中国で衝撃を受けた光景と全く同じものが残っていました!
故居・紀念館の道をずっと奥へ行ったところに突き当りがあるんですが、
13才の私もそこまで突き当たっていったわけです。
そしてそこで見た生活の色というか、
観光として塗り固められていない中国の色を見つけて、
ここが中国か!と深く感じ入ったんです。
かわらず残ってくれていました。 -
13才の私を追う旅みたいになってきましたね笑
実際このときは、タイムスリップでもしたような気持ちになっていました。
13って言ったら不安定な時期じゃないですか。その分多感で。
私はその当時拒食症を患っていて、体力もおぼつかなく、
これ以上奥へ行くこともできませんでした。
(正直を言うと、そのころは中国料理も満足に食べられませんでした)
その時果たせなかった「もっと奥へ」を果たすべく、
私は軒先をくぐって、生活圏へとお邪魔することにしました。 -
冬の夕暮れ。
なんだか歩いていると全然日が暮れなくて不思議でした。
どうぞ風景をお楽しみください。 -
-
-
夏ならここを舟で渡っていくのもよさそうですね♪
-
白壁、瓦屋根、木の扉に倒福。
ときおり丸い、中庭につながるアーチ。
このいろあいが、なんだか一幅の墨絵のように見えてきませんか?
色あせた油紙に薄墨を乗せていくような… -
イチオシ
小っちゃいおもちゃ商店を発見!
日本でいう駄菓子屋さんみたいな感じなのかしら? -
イチオシ
新聞を読むおばあちゃん。
パンツも一緒に写ってるww
…って、洗濯で干してるものもなんだか斬新なリサイクルですねwww -
川の水で食器を洗うおばちゃん。
-
ひっそりした路地裏。
この写真だけ見ると、南ヨーロッパの下町みたいですね♪ -
こんなところに白菜干してるwwwww
ここも名のある橋だろうにwwwwww -
イチオシ
おしゃれ街灯と、
おしゃれじゃない股引のコラボ^^ -
お、おさかなはここで捕れたものですか?
訊きたかったんですが中に人がいませんでした… -
ここからの帰り、タクシーを使ったんですが、
「どこ行きますか?」
と聞いてくれるおじちゃんに
「外国人の女の子ひとりで泊まっても安全で問題なさそうなホテル紹介してよ」
「は?」
「おじさんの知ってる範囲でいいから。おねがい!!」
というやり取りで強引に案内させたのがこちらのお宿。
そう、これが私と「錦江之星」との劇的な出会いでした!
外人宿泊がスムーズ!
値段もまあ、リーズナブル!(朝食付き!)
中心街とは言わないけど好立地!
そしてこの部屋のきれいさと言ったら!
駆け込みだったのでシングルはとれなかった(=少し高かった)んですけど
それでも十分、値段に見合うお部屋でした。 -
トイレ・バスもきれい!
これを機会にして中国にも「ビジネスホテル」というものがあり、
リーズナブルかつきれいなお部屋を
全国で展開していることを知り、
「困ったら錦江」の鉄則が出来上がりました。
この時のタクシー運転手さんにはほんと、感謝しなくちゃいけません。
でね、ここでご飯を食べて、
ネカフェでちょっとブログをアップし、
近所のお店で紹興酒買って飲んでたら
なんだか解放感が湧き出してきたんですよ! -
で!
夜のまちへ走り出でました!! -
どんどんどんどん走りました。
ホテルを出て、(どこだかわからないけど)川沿いの遊歩道を抜けて、
いくつもの橋を交差して走り、
最後、ライトアップされた庵で息が切れて倒れこみました。
(カップルたちの不審な目にも出会った)
いままでみえていたものが、全部変わっていくような気がしました。
青臭すぎる感慨ですが、だれも私のことを知らない場所で、うまれたときには知らなかった言葉をしゃべって、ご飯を食べて、おいしいお酒を飲んで、ちょっとばかなことをして、たぶんちょっと危ないことをしている自分というものがとても新しくちいさなものに思えたのです。
中国というものが質感を持って迫ってきたようにも思いました。
学校にいるときには感じなかった、写真でも書籍でもない中国です。
そのなかに自分がいるのだと、やっと実感して、
旅ってこういうものだ、と降ってきたように悟ったのでした。
中国に来て本当に良かった。
一日目だけで結構写真をあげてしまったので、
二日目以降はもう一冊旅行記を作ります!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 熱帯魚さん 2012/03/27 15:40:39
- 同じような
- おんねこさん
こんにちは、初めまして。
先日は旅行記に投票いただいたようで
有難うございました!
紹興の旅行記拝見させて頂きました。
13歳の自分を追いかける旅素敵ですね。
自分も全く同じではないのですが
14歳の時にシンガポールに家族でいって
その時に中国語に魅せられ独学で中国語を
勉強し始めました。
あの言葉を話してみたいと子供ながらに
思ったんですね。
おんねこさんの話にちょっとだけ似ているような
気がしました。
そしてその時初めて読んだ中国語の作品が
紹興の著名作家魯迅の作品でした。
なので、紹興に行った時は、とても感動したのを
覚えています。
今は上海で仕事をする身になりましたが、
中国語を始めたころのあの一生懸命な感じを
おんねこさんの旅行記を見て突然思い出しました。
また中国を旅されるのでしょうか。
旅行記楽しみにしていますよ。
- おねこんさん からの返信 2012/03/29 20:14:33
- ありがとうございます♪
- 熱帯魚さん
メッセージをいただきありがとうございます!
また、つたない旅行記をご覧いただいたようで、恐縮です。
私は中国以外にほとんど行ったことがないのですが、
シンガポールでも中国語が飛び交っているのですね!
中国語の音というのはなんであんなに魅力的なのでしょうねえ。
同じような経験をされていると聞いてとてもうれしいです♪
しかも中国や、中国語を使う地域は文化も自然も多様で、
一回では見つくせないほどだというのも、
中国語を「一生もの」として使っていく大きな理由になると思っています。
中国文化圏の大きさに、若輩者としては恐怖を抱くほどです笑
これからもどんどん行きますよ、中国!
金銭的に制約はありますが、
来年は銀川〜蘭州〜西寧、
再来年は敦煌〜シルクロード
の計画を立てています。まだまだ行きたいところがありすぎて焦ります!笑
熱帯魚さんの旅も、ますます素敵なものになっていきますように!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
36