ワット・アルンの夕陽　＊ バンコク紀行(56) ＊

2012/02/11 - 2012/02/11

夕陽を背にしたワットアルンが見たい…と、チャオプラヤー川を挟んで向かいのター・ティアンへやって来ました。すぐそばに寝仏のワット・ポーがある波止場です。

2月はワットアルンと夕陽が正面で重なるシーズンと聞いていましたが、実際にはかなり右寄り（正面に立ったとき、北に200mほど離れたビルの向こう）へ日は落ちていきました。
残念ながら朱く染まるワット・アルンはありませんが、乾期の週末に何となくワット・アルンを見に来ている人たちをウォッチング。

エリア バンコク(タイ)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 船 タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日のコース

BTSサパーン・タクシン駅下車。
チャオプラヤ・エクスプレスボートに乗り換えてター・ティアン(#8)まで。帰りはトゥクトゥクでサイアムまで4人で150B。

（腰を交互にずらしながら大人4人も乗れることも驚きですが、ワット・ポーからサイアムまでトゥクトゥクというのも2度とやりたくない距離です。降りてみれば150Bというのは気の毒なぐらいで…）

波止場の隣にある公園で日が沈むまで待ちました。

午後5時、日が傾いて空が黄金色になり始めました

ワット・アルンに着くまでは沈まないで〜。

ワットアルンの背で日が後光のように輝いていました

日が沈むまであと15分ぐらいでしょうか。でもここはター・ティアンから2つほど南の波止場近く。
そう、ここで塔と陽が重なるということは…川向こう正面だとかなりずれるんです。
正面で重なる夕陽が見られる次のベストシーズンは6月あたりだそうですが、6月は雨期ど真ん中。見に行けるかな？

この空が限度でした

ワットアルンの右手200ｍ先は燃えるような赤い空でしたが、塔までは染まらず…

せっかくワットアルンまで来たので、お坊さんとセットで撮っておきましょ

さて、マン・ウオッチング開始…

と宣言するまでもなく、公園は既に人でいっぱい。カップルもいっぱい。
どうして日本人以外はこうも似合うんでしょう。

ウェディング記念の撮影もしていました

さすがカメラ好きタイ人。私のカメラに気づくと花嫁さんが大きくVサインです。

小さなお子さん連れの家族の団らんも

やがて大きくなった小学生が、家路に着くまで友だちとおしゃべりを楽しみ…

女子大生は屋台の揚げ物を頬張りながらなんとなくぼーっと。

沈みゆく陽とゆっくり通り過ぎるボートを見ながら乾期の心地よい夕暮れを楽しむ老夫婦

ちっとも夕涼みにはなりませんが、短い乾期の週末はいろんな人たちが寛ぎにやってきます。

日が落ちました

ワットアルンの代わりに水面が赤くキラキラしていました。

日が落ちて、

夜の帳が降りて、一瞬の静寂

そして華やかな夜のショーのはじまり、はじまり。