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2012年になっての第二作目を書き上げました。丁度60冊目になりました。<br /><br />Suomi ことfinlandは私が10代の頃から彼の国に関する書物や小説を読んでいく中で憧憬に近いイメージを勝手に膨らませていった国の一つだった。<br />とりわけ、学生の頃に読んだ五木寛之の短編小説(霧のカレリア)の中で知ったsuomiという国の成り立ちや近世の歴史の中での苦悩と、更に苦難に敢然と立ち向っていったsuomiの人々の不屈の国民性と、国として生き抜いていく為に、微妙な関係にある宗主国に対して図る知恵、手練手管は、私の中で、finlandのイメージを決定付けた。<br /><br />私の中ではフィンランドというより、スオミというフィンランド語読みの国名の方が語感も含めて、しっくり馴染むような気がする。旅先で親しくなったスオミの娘にパスポートを見せて貰ったことがある。パスポートの表紙には<SUOMI>と国を表記する文字が見て取れた。<br />スウェーデンとソビエトという強国に挟まれたsuomiは数百年の長い間に渡って、ミートローラーのように、両国に交互に蹂躙され、搾取され続けてきたという辛く、苦しい歴史を持っていた。極東の小国がロシアのバルチック艦隊を駆逐し、大国に勝利した事にスオミの人々は驚愕し、我々も、と奮い立ち、更には日本と日本人に対して畏敬の念を持つようになったという話もフィンランドに関する書物で読んだことがあった。<br /><br />70年代後半に私は、憧れと、思い入れたっぷりの、この国を訪れる事が出来た。デンマークを含めた北欧4か国の中ではスオミの人々と一番多く、気持ちの良いコミュニケートを持てたような気がする。スオミの人々にとても良くして貰ったという印象が強い。今は知らないが、1970年代までは確かに親日的だったと思う。老若男女を問わず、私に接してくるスオミの人達の眼差しが、とても優しく温かったという印象が今も強く残っている。<br /><br />ヘルシンキの北のタンペレに列車で向かった時は、車中、四人掛けの座席に向い合せた青年は私がタンペレに向かうと知ると、自らのホームタウンのタンペレの街を車でコンパクトに案内してくれたものである。彼は列車の中で、私が話し掛けるまでは、ほとんど寡黙だったのに、話し掛けた途端にまるで堰を切ったように饒舌になった。シャイな国民性もあるのかなとも感じた。 まるで唄うように聞こえるフィンランド語も私の耳には心地よく馴染んだ。<br />ヘルシンキではオリンピックスタジアム内のユースホステル(YH)に滞在していたが、三泊まで連泊出来たかと思う。諸事情で遊び歩いてYHには戻らない夜も有った事も思い出した。<br /><br />SISU<シス>というスオミの言葉がある。フィンランド魂、不屈の粘り強い国民性を表す言葉だという。今は死語になったような感もある<大和魂>という言葉に通じるものが有るかもしれない。F1レーサーのチャンプにもなったライコネンの粘りの走りにsisu を感じてしまう私である。<br /><br />冬場にヘルシンキから900Kほど北上し、今はサンタクロースのいる街として世界的に知られるようになった北極圏際のロバニエミ経由でスウェーデン側に列車で抜けるという酔狂な旅をしたことがあった。私が日本から来た旅行者だと知ると、スオミの人々は異口同音に驚いたものだった。何故こんな寒い冬にラップランドに来たの?夏に来れば良いのに、と、、、 <br />私は以前から好きだった<男のおばさん>永六輔の言葉に縛られていたのである。旅のプロでもある彼は云う。<寒いときに、寒い場所を訪れる事こそ、旅の醍醐味である>と。<br />スオミで旅の醍醐味を心身ともに充分過ぎるほどに、体感した私だった<br /><br />降り積もった雪の中を北極圏に向かって、ひたすらに走る列車は、どんよりとした重苦しい鉛色の空の下、深い森を抜け、幾度も幾度も湖の際を横切り、人の暮らしの気配を全く感じることの出来ない、まるで墨絵のような風景の中をひた走った。何時間も走っても、暗いモノトーンの景色がいつまでも続く。まるで遠い地の果てに向かっているような錯覚に陥りそうな気分にすらなった。それでも私は、ほとんど変わることのないモノトーンの景色を車窓から飽きもせず眺めていた。そんなときに、深淵な森の中に、ぽつんと灯りのついた家屋を走る列車から見たときは、とてつもなく人里から離れた場所に人の暮らしが有ることに驚くと同時に感動すら覚えた。 <br /><br />北極圏際のロバニエミの一つ手前にkemiという街があった。夕刻も深まる頃に列車が駅に到着すると、比較的大きな街のように感じた私は、ここで一泊しようと考えた。駅で紹介されたホテルを訪ねてみると、私の予算を大きく超えていた。私は図々しくもそのホテルのマネージャーにもっと安価な宿はこの街に有りませんか?と問うと、商人宿のような宿を紹介してくれた。二階建ての小作りな宿だったが、欧州ではユースホステル滞在が多かった私には、清潔でこざっぱりとした部屋は居心地が良く、とてもリラックス出来たものだった。室内にあった寒暖計は目盛りがプラスよりマイナス表示の方が多い不思議な寒暖計だった。試しに寒暖計を室外に出した私は、寒暖計を仕舞い忘れて、翌朝に確認するとマイナス25度まで下がっていて驚愕したものだった。<br /><br />ヘルシンキでも、そうだったが駅構内では紙袋やバッグ、懐に度数の強そうなアルコールを隠し持ってラッパ飲みする人を数多く、見掛けた。公共の場では飲酒はご法度なのかなと感じた。寒すぎてアルコールでも飲まなければいられないという感じだと思うが、翻って我が国が<酔っ払い天国>と揶揄されるのも判るような気がした。Suomiの生んだ天才スキージャンパーのニッカネンも酒で壊れていった事を思い出した。<br /><br /><br />北欧では全般に公共の場での飲酒に対する規律に厳しいものが有るのかなと感じる出来事と遭遇したこともあった。<br />以前スウェーデンのストックホルムの中央駅構内の待合室で私は、缶ビール片手に私に話し掛けてきた初老の男とお互い穏やかに他愛の無いお喋りをしていた。すると唐突に現れた男女二人組の警官が初老の男から、缶ビールを奪い取ると、男の両腕を取って、引き摺るように男を待合室から排除していった。その間、二人の警官は無表情で終始無言、私からみれば文字通りにその様は、気味が悪く感じるほどだった。高度に発達した福祉国家でも様々な問題を内包しながら成り立っているような気がした。<br /><br />いつの日か、今度は夏のラップランドをヘルシンキから車で北上する旅もいいなあと思いました。<br /><br />・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<br />後年、娘が生まれたとき、私は娘の命名にスオミと名付ける事をとても真剣に考えたものだった。スオミ、、 涼しげで良い感じだと今でも思います。<br />愛称、スーちゃん、、 う〜〜ん、、今でもいいと思うがなあ。 やっぱり。<br />なんだか とりとめのないいつもの如く、妙なスオミの話になってしまいました。<br /><br />    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<br /><br /><br />追伸− 今日2月11日[土)TBSラジオの久米宏さんの番組のゲストに出られた方がとてつもなく興味深く、実に面白かった。ラジオを聴いていて久々にワクワクしたものでした。<br /><br />そのゲストの方は確かモータージャーナリストで、カメラマンと二人で東京の自宅から三十数万で買った中古!のトヨタのカルディナで富山の高岡市に向かい、そこから船でロシアのウラジオストックへ、更にカルディナを駆ってハバロフスクに出て、ロシアの大地を横断、ウラル山脈を越えてヨーロッパへ、最後は旅の目的地の欧州最西端のポルトガルのロッカ岬までの一万五千キロの旅を四十数日間で走破したという。本になっているというから今度探してみようと思いましたよ。 久米さん曰く、東京からポルトガルのロッカ岬までマイカーで行けちゃうんですねえと 笑いながら驚愕していました。私も驚愕しちゃいました。<br /><br /><br />※※※ 今 久米さんの番組のHPから辿って調べたら、そのモータージャーナリストは金子浩久さんという方で、金子さんのHPの中に<ユーラシア電送日記>という連載がありました。http://www.kaneko-hirohisa.com/column_01_menu.htm  少しだけ読み始めたけど面白い!  ネットってどんなことでも調べることが出来る。 今更ながら凄いとあらためて感じます。<br /><br />著作のタイトルは<ユーラシア大陸15000キロ>練馬ナンバーで目指した西の果て という 副題がついていました。<br /><br /><br />

我が心の (SUOMI) スオミのこと

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kio

kioさん

2012年になっての第二作目を書き上げました。丁度60冊目になりました。

Suomi ことfinlandは私が10代の頃から彼の国に関する書物や小説を読んでいく中で憧憬に近いイメージを勝手に膨らませていった国の一つだった。
とりわけ、学生の頃に読んだ五木寛之の短編小説(霧のカレリア)の中で知ったsuomiという国の成り立ちや近世の歴史の中での苦悩と、更に苦難に敢然と立ち向っていったsuomiの人々の不屈の国民性と、国として生き抜いていく為に、微妙な関係にある宗主国に対して図る知恵、手練手管は、私の中で、finlandのイメージを決定付けた。

私の中ではフィンランドというより、スオミというフィンランド語読みの国名の方が語感も含めて、しっくり馴染むような気がする。旅先で親しくなったスオミの娘にパスポートを見せて貰ったことがある。パスポートの表紙には<SUOMI>と国を表記する文字が見て取れた。
スウェーデンとソビエトという強国に挟まれたsuomiは数百年の長い間に渡って、ミートローラーのように、両国に交互に蹂躙され、搾取され続けてきたという辛く、苦しい歴史を持っていた。極東の小国がロシアのバルチック艦隊を駆逐し、大国に勝利した事にスオミの人々は驚愕し、我々も、と奮い立ち、更には日本と日本人に対して畏敬の念を持つようになったという話もフィンランドに関する書物で読んだことがあった。

70年代後半に私は、憧れと、思い入れたっぷりの、この国を訪れる事が出来た。デンマークを含めた北欧4か国の中ではスオミの人々と一番多く、気持ちの良いコミュニケートを持てたような気がする。スオミの人々にとても良くして貰ったという印象が強い。今は知らないが、1970年代までは確かに親日的だったと思う。老若男女を問わず、私に接してくるスオミの人達の眼差しが、とても優しく温かったという印象が今も強く残っている。

ヘルシンキの北のタンペレに列車で向かった時は、車中、四人掛けの座席に向い合せた青年は私がタンペレに向かうと知ると、自らのホームタウンのタンペレの街を車でコンパクトに案内してくれたものである。彼は列車の中で、私が話し掛けるまでは、ほとんど寡黙だったのに、話し掛けた途端にまるで堰を切ったように饒舌になった。シャイな国民性もあるのかなとも感じた。 まるで唄うように聞こえるフィンランド語も私の耳には心地よく馴染んだ。
ヘルシンキではオリンピックスタジアム内のユースホステル(YH)に滞在していたが、三泊まで連泊出来たかと思う。諸事情で遊び歩いてYHには戻らない夜も有った事も思い出した。

SISU<シス>というスオミの言葉がある。フィンランド魂、不屈の粘り強い国民性を表す言葉だという。今は死語になったような感もある<大和魂>という言葉に通じるものが有るかもしれない。F1レーサーのチャンプにもなったライコネンの粘りの走りにsisu を感じてしまう私である。

冬場にヘルシンキから900Kほど北上し、今はサンタクロースのいる街として世界的に知られるようになった北極圏際のロバニエミ経由でスウェーデン側に列車で抜けるという酔狂な旅をしたことがあった。私が日本から来た旅行者だと知ると、スオミの人々は異口同音に驚いたものだった。何故こんな寒い冬にラップランドに来たの?夏に来れば良いのに、と、、、 
私は以前から好きだった<男のおばさん>永六輔の言葉に縛られていたのである。旅のプロでもある彼は云う。<寒いときに、寒い場所を訪れる事こそ、旅の醍醐味である>と。
スオミで旅の醍醐味を心身ともに充分過ぎるほどに、体感した私だった

降り積もった雪の中を北極圏に向かって、ひたすらに走る列車は、どんよりとした重苦しい鉛色の空の下、深い森を抜け、幾度も幾度も湖の際を横切り、人の暮らしの気配を全く感じることの出来ない、まるで墨絵のような風景の中をひた走った。何時間も走っても、暗いモノトーンの景色がいつまでも続く。まるで遠い地の果てに向かっているような錯覚に陥りそうな気分にすらなった。それでも私は、ほとんど変わることのないモノトーンの景色を車窓から飽きもせず眺めていた。そんなときに、深淵な森の中に、ぽつんと灯りのついた家屋を走る列車から見たときは、とてつもなく人里から離れた場所に人の暮らしが有ることに驚くと同時に感動すら覚えた。 

北極圏際のロバニエミの一つ手前にkemiという街があった。夕刻も深まる頃に列車が駅に到着すると、比較的大きな街のように感じた私は、ここで一泊しようと考えた。駅で紹介されたホテルを訪ねてみると、私の予算を大きく超えていた。私は図々しくもそのホテルのマネージャーにもっと安価な宿はこの街に有りませんか?と問うと、商人宿のような宿を紹介してくれた。二階建ての小作りな宿だったが、欧州ではユースホステル滞在が多かった私には、清潔でこざっぱりとした部屋は居心地が良く、とてもリラックス出来たものだった。室内にあった寒暖計は目盛りがプラスよりマイナス表示の方が多い不思議な寒暖計だった。試しに寒暖計を室外に出した私は、寒暖計を仕舞い忘れて、翌朝に確認するとマイナス25度まで下がっていて驚愕したものだった。

ヘルシンキでも、そうだったが駅構内では紙袋やバッグ、懐に度数の強そうなアルコールを隠し持ってラッパ飲みする人を数多く、見掛けた。公共の場では飲酒はご法度なのかなと感じた。寒すぎてアルコールでも飲まなければいられないという感じだと思うが、翻って我が国が<酔っ払い天国>と揶揄されるのも判るような気がした。Suomiの生んだ天才スキージャンパーのニッカネンも酒で壊れていった事を思い出した。


北欧では全般に公共の場での飲酒に対する規律に厳しいものが有るのかなと感じる出来事と遭遇したこともあった。
以前スウェーデンのストックホルムの中央駅構内の待合室で私は、缶ビール片手に私に話し掛けてきた初老の男とお互い穏やかに他愛の無いお喋りをしていた。すると唐突に現れた男女二人組の警官が初老の男から、缶ビールを奪い取ると、男の両腕を取って、引き摺るように男を待合室から排除していった。その間、二人の警官は無表情で終始無言、私からみれば文字通りにその様は、気味が悪く感じるほどだった。高度に発達した福祉国家でも様々な問題を内包しながら成り立っているような気がした。

いつの日か、今度は夏のラップランドをヘルシンキから車で北上する旅もいいなあと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
後年、娘が生まれたとき、私は娘の命名にスオミと名付ける事をとても真剣に考えたものだった。スオミ、、 涼しげで良い感じだと今でも思います。
愛称、スーちゃん、、 う〜〜ん、、今でもいいと思うがなあ。 やっぱり。
なんだか とりとめのないいつもの如く、妙なスオミの話になってしまいました。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


追伸− 今日2月11日[土)TBSラジオの久米宏さんの番組のゲストに出られた方がとてつもなく興味深く、実に面白かった。ラジオを聴いていて久々にワクワクしたものでした。

そのゲストの方は確かモータージャーナリストで、カメラマンと二人で東京の自宅から三十数万で買った中古!のトヨタのカルディナで富山の高岡市に向かい、そこから船でロシアのウラジオストックへ、更にカルディナを駆ってハバロフスクに出て、ロシアの大地を横断、ウラル山脈を越えてヨーロッパへ、最後は旅の目的地の欧州最西端のポルトガルのロッカ岬までの一万五千キロの旅を四十数日間で走破したという。本になっているというから今度探してみようと思いましたよ。 久米さん曰く、東京からポルトガルのロッカ岬までマイカーで行けちゃうんですねえと 笑いながら驚愕していました。私も驚愕しちゃいました。


※※※ 今 久米さんの番組のHPから辿って調べたら、そのモータージャーナリストは金子浩久さんという方で、金子さんのHPの中に<ユーラシア電送日記>という連載がありました。http://www.kaneko-hirohisa.com/column_01_menu.htm  少しだけ読み始めたけど面白い!  ネットってどんなことでも調べることが出来る。 今更ながら凄いとあらためて感じます。

著作のタイトルは<ユーラシア大陸15000キロ>練馬ナンバーで目指した西の果て という 副題がついていました。


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この旅行記へのコメント (13)

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  • arfaさん 2014/06/08 13:09:18
    またまたじっくり拝見してしまいました。
    こんにちは。お久しぶりです、arfaです。

    ラップランド、北極圏、白夜、トナカイ、オーロラその他多くの言葉が出てくるお伽の国のような北欧。その中でも最も現実感のないい伽話のように感じるフィンランド。

    とってもシャイでというのはやはり東方の辺境、日本人と同じく北方の辺境という立地が影響しているのかもしれませんね。

    フィンランドは第二次世界大戦では枢軸国に属して旧ソ連と戦っていました。本にもなっていますが終戦までフィンランドの空をソ連から守り通したというのはフィンランド空軍の誇りのようです。フィンランドはロシアと陸続きのためずっと圧迫されてきて、日露戦争に勝利した日本に親近感を抱いてくれるのはトルコと共通してるのでしょうね。

    寒い時期に寒い国に行く。行きたいのですがここのところトイレが近くなってきて寒い時期には寒さよりこっちのほうが心配です。でも北欧4国は夏になっても生きてるうちには行きたいですね。

    また東京で。失礼します。

    kio

    kioさん からの返信 2014/06/08 21:21:08
    arfaさん おひさしぶりです!
    最近は他の方の4トラ旅行記はあまり読んでいないので
    arfaさんの旅の予定もさっぱり判りませんが
    旅に出掛ける予定は有りや無しや??

    がましゃん 相変わらず、精力的にアジア旅を続けて
    いるようで、オイラ的には魂消ますよん(*^_^*)
    秋口にまた 長い旅に出るような事を書き込みで
    書いていましたね。私的にはベトナムに惹かれています。
    一週間でも云いから、巧く休みを取って、行きたいなあと
    ふと思います(

    > ラップランド、北極圏、白夜、トナカイ、オーロラその他多くの言葉が出てくるお伽の国のような北欧。その中でも最も現実感のないい伽話のように感じるフィンランド。

    北欧4か国で唯一日本人にシンパシーを感じていたと
    思われます。1970年代のことですけどね。今は知りませんが( ^)o(^ )

    > フィンランドはロシアと陸続きのためずっと圧迫されてきて、日露戦争に勝利した日本に親近感を抱いてくれるのはトルコと共通してるのでしょうね。

    ロシアとスゥエーデンという強国の狭間で交互にミートローラーの
    ように蹂躙され続けてきたという歴史があります。
    私は学生時代に読んだ五木寛之の<霧のカレリア>に惹かれ
    フィンランドにシンパシーを感じ、出掛けたと思っています。

    > また東京で。失礼します。

    また 東京で一杯やりましょ♪
    では では〜〜
  • kyokosa-nさん 2012/05/04 18:43:36
    素敵な旅に。
    kioさん
    こんにちは。
    いつもお訪ねを頂き有難うございます。
     歩いた道を再び訪れる素敵な旅をされておられますね。
     回想記の様な文章の中に、お気持ちが伝わってきます。
     私もいつか歩いた道を辿れるような旅をしたく思います。

     沢山の旅行記またお訊ねしたいと思います。

    金子さんのHPの中に<ユーラシア電送日記>という連載を訪ねさせていただきました。<ユーラシア大陸15000キロ>練馬ナンバーで目指した西の果てまでNO1〜40迄の素晴らしい旅でした。紹介いただき有難うございます、
    最後のゴールまで夢中になりパソコンの画面を読みました。
                   kyo-ko





    kio

    kioさん からの返信 2012/05/04 21:02:21
    RE: 素敵な旅に。
     kyok-oさんこんばんわ

    書き込み&投票ありがとうございます

    金子さんの<ユーラシア電送日記> 読まれましたか?

    私もワクワクした気持ちで?〜40までの連載すべて読みましたよ
    いや〜 面白かったですねえ
    練馬ナンバーの三十数万の中古で購入したトヨタ車を駆って
    ロシア経由でポルトガルのロッカ岬まで15000キロの旅、
    文字通りに谷あり、山ありの日々、

    行けちゃうんですねえ 練馬ナンバーのままでポルトガルまで・・
  • SUR SHANGHAIさん 2012/03/10 08:23:10
    今年行けるかも
    スオミにはまだ行った事が無いので、スオミの人々がどんな感じなのかまだ分からない私。
    今年の夏に行けるかも?
    行けたら、今もkioさんが出会ったような人がいるのかどうかご報告いたします。

    自分の子にスワミと名付けた知人がいますが、こちらは修行僧の意味ですよね。
    kioさんのお子さんは結局スオミちゃんという名にはならなかったようですが、旅の思い出は自分の後裔にも引き継がれることもあるほど、深い時もあるんですよね。

    私もその伝で、父の好みの旅先の名を付けられそうになったようです。
    父の場合、たとえば海が好きだから洋子とか、山が好きだから峰子といった名が候補だったようですが。(;^ω^)
    結局、私の名は父の好きな旅先名にはなりませんでした。(^◇^)

    kio

    kioさん からの返信 2012/03/11 22:37:45
    RE: 今年行けるかも
    sur shanghaiさん こんばんわ

    > 今年の夏に行けるかも?
    行けたら、今もkioさんが出会ったような人がいるのかどうかご報告いたします。

    夏のラップランド地方は良さげですよん
    いつまでも沈まぬ太陽、白夜の季節を充分に堪能出来るかと・・・
    で、スオミの人々とナイスな出逢いが有りますように。

    > kioさんのお子さんは結局スオミちゃんという名にはならなかったようですが、旅の思い出は自分の後裔にも引き継がれることもあるほど、深い時もあるんですよね。

    はい、川崎大師の境内でテント小屋の中で営業している
    よく当たると評判の姓名判断師にあらかじめ持って行った
    名前は漢字が良くないと却下され、同じ読みで違う漢字を
    頂き、そのまま名付けました。
    でも今でもスオミっていいなぁと思っていますよん(*^_^*)



    > 私もその伝で、父の好みの旅先の名を付けられそうになったようです。
    > 父の場合、たとえば海が好きだから洋子とか、山が好きだから峰子といった名が候補だったようですが。(;^ω

    じゃあ 富士子とか?(違)(#^.^#)

    SUR SHANGHAI

    SUR SHANGHAIさん からの返信 2012/03/11 23:00:06
    RE: 今年行けるかも
    自分の子に限らず、ペットでもハンドル・ネームでも会社名でも、名付けって人それぞれ思い入れが深そうですね。


    >> 父の場合、たとえば海が好きだから洋子とか、山が好きだから峰子といった名が候補だったようですが。(;^ω^)

    >じゃあ 富士子とか?(違)(#^.^#)>

    はい、峰富士子です。(うそ)
    あ、『ルパン三世』のあれは峰不二子か。( ̄m ̄*)
  • yukibxさん 2012/02/13 06:26:55
    スオミの寒さにひかれます。
    KIOさん、こんばんわ。(kIOさんは、こんにちわより、何故かこんばんわ、のほうがピッタリです!)

    旅行記拝読させていただきました。

    表紙の写真(いい写真ですねえ)以外、写真がないので、かえって想像力が刺激されて興味深く読ませていただきました。
    おりしも、この2週間、欧州は寒波に見舞われ、温暖は冬になれているボルドーの人達も今日もマイナス10度を記録したとあって、首をすくめています。

    なので、寒いスオミの雰囲気もなんとなくわかるような気もしてきました。

    スオミ、確かにいい名前です。詩情もあるし、なにか日本人の名前のような親しみを与えてくれます。こういう国には、いい童話が沢山あるんじゃないかなって
    推測します。

    というわけで、いつかスオミを旅したいとは思うものの、意気地のない私はやっぱり青々とした夏がいいです。。

    ありがとうございました。

    kio

    kioさん からの返信 2012/02/13 22:06:22
    RE: スオミの寒さにひかれます。
    yukibxさん こんばんわ!
    そちらはまだお昼過ぎですね こんにちわ かな?
    その節はコンプリのフランス語の意味、ご教授頂きありがとうござました。

    > おりしも、この2週間、欧州は寒波に見舞われ、温暖は冬になれているボルドーの人達も今日もマイナス10度を記録したとあって、首をすくめています。

    ボルドーって南フランスですよねえ?
    でマイナス10度って聞きしに勝る欧州の寒波ですね
    驚いてしまいますね。日本も今年は相当寒いですよ
    今年のラップランドなんてマイナス50度くらいかも?


    > スオミ、確かにいい名前です。詩情もあるし、なにか日本人の名前のような親しみを与えてくれます。こういう国には、いい童話が沢山あるんじゃないかなって 推測します。

    ですよね 語感が何気に涼しげで、とてもナイスだと思います。
    ムーミンって スオミの作家が書いた童話ストーリーらしいですよ。
    スオミの何処かにあるムーミン谷、、

    私、昔 坂本九の歌った<ジェンカ>あの歌はフィンランドから来たと
    知っていたので、彼の地で歌って披露したらtoo old と笑われたものです。♪レッツ キッス 頬寄せて♪ yukibxさん ご存じですか??

    > というわけで、いつかスオミを旅したいとは思うものの、意気地のない私はやっぱり青々とした夏がいいです。。

    夜が来ない一日中明るい夏のラップランド、きっと素晴らしいかと
    思います。
  • 唐辛子婆さん 2012/02/12 22:23:24
    スオミ
    kioさん、こんばんは♪

    スオミの人々に優しくしてもらったって
    幸運な旅でしたね。

    だってスオミの人は笑わない。
    笑っても3年に一度片頬だけ
    あっ、これは鹿児島の男でしたっけ?

    ともかくバンコクで一緒のアパートだったスオミのおばちゃんが
    そういってました。
    「自分はバンコク生活が長いので微笑が身についてしまっている。
    で、一時帰国したときに健康診断か何かでお医者とあった時に
    つい微笑んでしまったら、びっくりされた。」と。

    感じのいい人で私は大好きでした。

    <寒いときに、寒い場所を訪れる事こそ、旅の醍醐味である>と。

    ホントですね。
    でもなかなかできないことですよね。
    マイカーでウラルを越えて西端までいった話も旅心をそそります。
    嗚呼、はやくどっかいきたいなあ。

    唐辛子婆

    kio

    kioさん からの返信 2012/02/13 21:22:41
    RE: スオミ

    マダム唐獅子姐さん こんばんわ
    書き込み、そして投票頂き多謝〜

    > だってスオミの人は笑わない。
    > 笑っても3年に一度片頬だけ

    私が仲良くなったスオミの娘は
    笑顔がこぼれるようで、笑顔の可愛さに
    私は惚れてしまったものでした(*^_^*) 
    彼女はスオミ人っぽくなかったのかしらん?


    > <寒いときに、寒い場所を訪れる事こそ、旅の醍醐味である>と。

     寒いときには、温かい土地へ、暑いときは涼しげな土地へ
    これが 本来 あるべき人間の姿ですよねえ、(#^.^#)、

    > マイカーでウラルを越えて西端までいった話も旅心をそそります。
    > 嗚呼、はやくどっかいきたいなあ。

    そのモータージャーナリストの旅行記、三分の一くらい読みました。
    なんでもウラジオストックからハバロフスクの間は車がまともに通れる
    道は無いらしく、列車に車を載せて移動したらしいです。
    ロシアってガソリンが円換算で1リッター480円くらいするらしい
    日本の三倍ちかいじゃないですか ちょいと驚き!m(__)m

    ※ 唐獅子姐さんはまた近々にパキスタンに行かれるのですか?

    唐辛子婆

    唐辛子婆さん からの返信 2012/02/14 19:56:36
    RE: RE: スオミ
    > 私が仲良くなったスオミの娘は
    > 笑顔がこぼれるようで、笑顔の可愛さに
    > 私は惚れてしまったものでした(*^_^*) 
    > 彼女はスオミ人っぽくなかったのかしらん?

    その話をもっと詳しく(^o^)♪♪

    > > <寒いときに、寒い場所を訪れる事こそ、旅の醍醐味である>と。
    >  寒いときには、温かい土地へ、暑いときは涼しげな土地へ
    > これが 本来 あるべき人間の姿ですよねえ、(#^.^#)、

    あはは、年はとりたくないですねえ。
    正気のうちにキビシイ旅もしてみたいでっす。

    > ウラジオストックからハバロフスクの間は車がまともに通れる
    > 道は無いらしく、列車に車を載せて移動したらしいです。

    外国人がそんなことができるのがオドロキです。
    私はツアーで極東鉄道に乗りましたけど。

    > ロシアってガソリンが円換算で1リッター480円くらいするらしい
    > 日本の三倍ちかいじゃないですか ちょいと驚き!m(__)m

    え〜〜っ\(◎o◎)/
    産油国なのにぃ?べらぼうめ。
    なのにモスクワの道路の渋滞ったら!
    ちっとも進めないので「巨大駐車場」といわれてるんですよぉ。

    > ※ 唐獅子姐さんはまた近々にパキスタンに行かれるのですか?

    あ、いえ。
    「つかのまの日本を楽しんで 山梨編」が
    パキスタンからの一時帰国中のことだったんですけど
    アップするのを忘れてたんです。

    「私の通ったあとはみな戦場になっていくぅ」
    なんて疫病神みたいですけど
    南アもパキスタンも
    今じゃ気軽にお散歩できないぐらい治安が悪化してるようです。

    両方とももう一度戻りたいと切に平和を願っているんですけど。

    唐辛子婆

    kio

    kioさん からの返信 2012/02/14 21:30:51
    RE: RE: RE: スオミ

    > その話をもっと詳しく(^o^)♪♪

     いえいえ、その手の話は4トラには書きませんって(*^_^*))
     4トラにはドジ話や間抜けな失敗談だけを書くようにしていますよん

    > 外国人がそんなことができるのがオドロキです。
    > 私はツアーで極東鉄道に乗りましたけど。

    ソビエト崩壊から随分と変わったようですよね。
    賄賂や袖の下さえヌカリなければ、スムースに事は
    運ぶようですよ
    なんせ練馬ナンバーのままポルトガルまで走破したんですから
    かっこいいですよね
    東京→ロッカ岬(viaシベリア)、、by練馬ナンバー
     
    おいらもいつの日か、足立ナンバーでラップランドを走破したいなあ(*^_^*)


    > 両方とももう一度戻りたいと切に平和を願っているんですけど。

    切に願えば、願いは叶うものですよん きっと!

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