５年ぶりの鴨池遠征【その２】桜島、古里温泉と夜の天文館散策

2009/09/12 - 2009/09/13

Ｊ１リーグの京都サンガとの試合は京都サンガのオーナー会社の京セラの凱旋試合となる年１回の鹿児島開催にぶつかりました。そんなわけで実に５年ぶりの鴨池での試合を見に行くことにしました。
１泊２日で鹿児島のグルメ、温泉、そして観光を楽しんで来ました。

試合後はずぶ濡れになった、そして桜島の灰にまみれてしまった体を洗いに桜島の温泉へ。
一風呂浴びてさっぱりした後は鹿児島随一の繁華街、天文館をぶらぶらして鹿児島グルメを堪能しました。

エリア 桜島・古里温泉(鹿児島)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JALグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

試合後、雨の中、鴨池港へと向かいました。思ったより競技場から遠くて、すっかりずぶ濡れになってしまいました。鴨池港はちょっと時代を感じるターミナルでした。

鴨池電停 駅

きっぷを買って対岸の垂水へと向かいました。にしてもフェリー、生活路線とはいえ、４４０円は安いですね。
サッカー観戦の少年サッカー選手達がたくさんいました。

鴨池を出港。出港する頃には天気も良くなってきました。本当に南国のスコールだったんですね。

鴨池電停 駅

霞んだ景色ですが、鹿児島と言えばやっぱり桜島です。

垂水の港が見えてきました。約３０分近い船旅です。

フェリーを下ります。

ここからはバスに乗って桜島の外側をぐるりと走ることにします。昔はこのあたりは鉄道があったらしいですね。

港で見た「あいがと　さげもした」、鹿児島弁で「ありがとうございました」の丁寧語なんだそうです。

途中バスを古里温泉で降りてみました。このあたりは小説家・詩人の林 芙美子の出生地といわれていることから、銅像などが建てられています。

背後には桜島がどーんと控えています。

さすがにこのあたりは噴火の時に噴石が飛んでくる可能性があるので道路脇には待避壕がありました。

こちらは砂防ダム・・・土石流から守るために作られているそうです。このまま海の方まで続いています。
ダムと言うよりは土石流の誘導路みたいな感じです。

海沿いを歩いているとワイルドな風景が広がっていました。

猫がいました。

桜島ならでは、といえば、こんなゴミ集積場もありました。

さて、18:00になったので温泉へへ。ふるさと観光ホテルです。ここは有名な露天風呂があるので行ってみたかったところ。

ふるさと観光ホテル 宿・ホテル

オープン直後だったので誰もいませんでした。露天風呂一人占め。こちらのお風呂は混浴なのですが、男女とも白い浴衣を着て入ります。逆ににエッチな感じもしますが(笑）。お風呂にはいるとはだけてしまいますし、なんか透けてくるしね。なんだか浴衣を着てはいる温泉、不思議な感覚でした。

バスの時間にあわせて温泉を出て、桜島口に向かいます。ここからはフェリーで鹿児島へ。このフェリー、24時間営業というのがすごいです。

暗闇に包まれる桜島を後に鹿児島へと戻りました。

夜の鹿児島、ホテルにチェックインしてから夜の鹿児島をぶらぶら。鹿児島の一番の繁華街といえば、昼間にも来た天文館です。

天文館はその名の通り、島津重豪が天文観測などを行うために建てた建物で1779年に建てられた明時館の別名とも言われています。

その中心で通りに面している建物がタカプラというデパートのようなもの？というか、ここでやっていた、「探偵ナイトスクープ展」がすごく気になりました。

夜は京都のサポーターさんと飲む約束をしていて時間があったのでちょっとぶらぶら。
薩摩義士碑。これは江戸時代の宝暦治水の際に犠牲になった人を供養したもの。墓守ともいうべきニャンコがしっかりと守っていました。

闇夜に浮かぶ西郷隆盛像。上野の西郷さんとは全然印象の違う銅像です。

目の前の公園では女の子がシャボン玉を吹きながら踊っていました。
そろそろ友人と待ち合わせなので天文館へと戻ります。

友人がぶらぶらしながら見つけたというお店に入りました。吾愛人（わかな）。鹿児島の郷土料理のお店です。ということでやっぱり鹿児島と言えばきびなご。

吾愛人 中央駅西口店 グルメ・レストラン

そして黒豚のしゃぶしゃぶ。そばつゆでいただくしゃぶしゃぶはやっぱりおいしいですね。
サッカー談義に花を咲かせながら、鹿児島の味、そして酒（もちろん焼酎）を楽しみました。

そんなわけでホテルに着いたらバタンキューだったのは言うまでもありません。
泊まったのはビジネスホテル　オリエンタルいずろ、という所でした。