msa220南米周遊旅情２章②サンバ会場 in リオ・デ・ジャネイロ

2010/11/26 - 2010/11/26

空港を出て間もなく、小高い丘に広がるスラム街が否応なく目に入る。

崩れかかったレンガ造りの壁にトタン板を載せただけの屋根の家々が、山裾から頂上付近まだビッシリト重なり、連なる。

柴田さんによると、ここでここ数日警察が出動する暴動が起き、その為周囲の道路は反って混雑が少なくなっていると云う。

リオ観光の手始めに柴田さんが我々を案内したのが、マルケス・デ・サプカイア通りの、広さは8,500平方メートル、全長650メートル、収容人員88,500人のカーニバルの観光客用に設置された常設会場サンボドロモ。

勿論カーニバルは此処だけでなく、断食日直前の2日間、リオの街のいたるところで繰り広げられ、サンバのリズムが鳴り響く。

世界の主な空港がその名を有名な政治家や王様の名から採られているのに対し、リオ国際空港の名は、”ボサノヴァの父”リオ・デ・ジャネイロ出身の作曲家”アントニオ・カルロス・ジョビン”に因む。
ウ～ンこれがブラジル。

そのボサノヴァはリオのカーニバルと切っても切れないと云う。

ボサノヴァはサンバの熱狂的なリズムとは対照的な静かな曲だが、夢中になって踊り疲れたリオの人々が、カーニバルが終わる「灰の水曜日」の満足感と倦怠の中で生まれたリズムとの事。

翌年３月のカーニバル開催に向けて、会場の整備が始まっていた。

サンボドロモを出て、カーニバルが繰り広げられる街の様子を頭に描きながら、カテドラルへ向かう。

エリア リオデジャネイロ(ブラジル)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

南米旅行マップ
http://www.geocities.jp/tshinyhp/southamerica/samap/framesamap.html

リオ・デ・ジャネイロ旅行マップ
http://www.geocities.jp/tshinyhp/southamerica/samap/rio/frameriomap.html