1994/08/02 - 1994/08/02
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こまちゃんさん
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1994年8月2日。
とうとう上海に自宅が準備され、上海賓館から引っ越ししてきた日だ。
1993年3月15日に中国大陸を担当させられたこま。
最初の1年間は、市場のリサーチから、現地法人の指導から、事務所設立のための諸々をやりながら、漸く迎える事が出来たこの日!
どこに居たとしても、やっぱり自分の家が有る事が第一条件だと感じる瞬間だった。
こまは、中国に駐在する会社内第一号だったので、全てZEROからのスタート。
言葉からして何にも知らないで来ているので、一体どうなることかと思ったが、何とかここまで1年半生きながらえたので一安心。
1994年5月には、上海賓館に仮事務所も決まって、日本から来た総経理を始め、営業も事務員も一通り揃った。
中国では、先ず事務所を確保した上で、漸く人員に「居留証」が与えられるので、ホテルで過ごすしか無かった。
(Zビザで渡航→30日以内に居留証発行手続き完了→やっと似非中国住民)
この当時のビザは、ワンタイム60日だったので、一回の渡航で2ヶ月の滞在が可能だった。
なので、2ヶ月間仕事をしては、帰国か香港に出て再入国と言う事を繰り返していた。
事務所を決めた後一度帰国し、Zビザを申請して再入国したので、時間に追われて手続きをした記憶がある。
機関部門は今ほど親切では無かったので、兎に角イラついた事だけが記憶にある。
健康診断証も、国際的に認可された東京の病院で済ませてきたのに、中国の規定では「無効」。
そこで、上海で指定されている「哈密路」の病院まで出掛けて受けてきたり、引越荷物の入管手配もしてきた。
あとは、荷物が届くのを待つだけだが、船便だったのであと1ヶ月ほどかかった。
色々書き始めると切りが無いのでこの辺にしておこう。
では、当時の家具や改装屋の品質には限界が有ったものの、そこそこ仕上がった部屋をご紹介しよう!
扉画像は、2010年の上海浦東区福山路(世紀大道附近)周辺からの夕方風景。
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そうそう。
先ず住まいのある場所だが、上海外灘にある外白渡橋を越え、四平路を少し行くと、交差点にVの字のビル「喜臨門大厦(今は新元大酒店の看板が目立つビル)が見えてくるので、その先が「虹臨花園」。
その中に、薄いモスグリーンと灰色がツートンになった、24F建てのアパートが3棟見えるので、来た道順から言えば一番奥側になり、臨平北路の手前にあるのがC棟。 -
立体地図も載せておこう!
では、部屋を案内しよう。 -
玄関を入ると、30?弱のリビング。
カーテンの向こうは、角に迫り出したベランダ。
テーブルの上にあるのは、ノートPCなどではなく、ポータブルタイプのプリンター。
当時はWindows95が出たばかりで、未だ会社などにも導入すらされていなかった。 -
で、玄関を入った所には、畳4畳ほどの小部屋もある。
玄関を開け、リビングへ入る前にココに荷物を置いたり、コート類を書けたりも出来るので便利。 -
リビングの奥側から、玄関方向をパチリ!
上の小部屋は、白い玄関ドアの真向かいにある。
壁の掛け軸は、山東の美術学院院長だった「林崗(山冠に岡の簡体字)老師」の山水画。
中国で新居の筈なのに、もうこんなのまで持ってるこまだった。
それは、出張ベースで往来していた時期に、成都の路上中国画市で填まってしまった中国画。
泊まっていた「嵋山飯店」前の人民南路路上は、当時「国画夜市」として有名だったのだ。
ホテルに居た時期でも沢山の絵に触れる機会が有ったので、結構填まってしまった結果だ。 -
中心部を撮った写真があったのでどうぞ。
240x120cmの全紙サイズなので、日本の家では掛ける場所などない・・・ -
右奥の通路を入ると、右手手前に寝室、奥まで入れば25?のゲストルームがある(単独の浴室トイレもある)。
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キッチン側には、食卓スペースもある。
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上海賓館で使っていたコーヒーメーカーなどを、余った椅子に置いてるのが不細工。
棚などは追々揃えた。 -
洗面浴室。
画像右手に、洗濯機と乾燥機が置かれている。
(2つ上の画像で見えてる) -
ゲストルーム。
この部屋は、横方向に無駄に長細かった。
自分では殆ど使わなかったが、人が来た時には活躍した。 -
寝室。
「対聯」の書も掛けてしまった。
このアパートのサイズと間取りは、120?の3房2庁1厨2衛(3LLDK)。
但し、そのうちの1部屋は入り口の小部屋。 -
荷物が来た後の画像も少しだけだが見つかった。
テーブルクロスは、友誼商店で買ったもので、麻地に刺繍のあるもの。 -
少しは人が住める感じになってるかな?
魚の絵は、上海で有名な画家「偉一老師」によるモノ。
写真を撮るので掛けてみたが、ごちゃごちゃ感が増しただけ。
制作場所まで出掛けて判ったたのだが、沢山書いたものを流れ作業で表装していた。
商店で1幅500元ほどだが、2幅100元で買ってきた。
当時、どうしてそこまでして買いに行ったのかは、ちょっと覚えていない。 -
ゲストルームから見た臨平北路の西詰め。
先へ延びる道は「欧陽路」、左手前に延びているのは「宝安支路」。 -
その夜景もパチリ!
地中海性気候の上海の街に雨が降ると、湿気が多いために燻った感じになって素敵になる。 -
喜臨門大厦。
アパートに入居した当時は無かったが、住んでいる間に外観までは完成した。
その時は、「喜臨門大酒店」としての建設予定だったが、中国銀行が入ってしまった。
4,5階から上はテナントビルに。 -
2009年5月に四平路を通った時の虹臨花園遠景。
左からA座,B座。
B座の右端から、C座がちょこっと見えている。 -
C座。
入居当時、手前の低い建物にスーパーが入ると言われて期待していたが、住んだ2年間では完成すらしなかった。
その後、忘れた頃に入ったようだが、今はビジネスホテルチェーンの「錦江之星」が入っている。 -
虹口区の四平路−臨平北路南西側にある「虹臨公寓(虹臨花園)」C棟。
当時の画像は無かったので、2009年5月に撮影した近影。当時は壁全体が薄いモスグリーンだった。
今はこまのグレードで4,000元/月(約50,000円)位の価格だが、1994年当時は、その2,3倍した。
こまは、その上に内装と家具類全てを用意させたので、2,800us$/月(23,800元:428,500円)となって仕舞った。
もっと古いアパートでも15,000元と言われ、内容がひどかったので途方に暮れていたのだが、会社の事務所として使っていたこの部屋を、彼らが太平路の港に引っ越したので空いたそうで、丁度外国人の入居者を捜していたのだが、そこに上手く出会うことが出来た。
貿易企業なので、改装に伴う先行投資も可能だったことから、相場の倍以上でOKすると言う事で借りることが出来た。
しかし、月に428,500円の家賃ってどう???
でも、所長が住んでいるポートマンマンションは、27?しか無いのに3,600us$だったので、全くの会社規定価格内々の価格だった。
当時こまは、出張に関する全ての手配から仕事上の交渉まで、全部一人でやっていたから、現地に密着出来ていたお陰で選択肢が増えたことは有り難かった。
その2年後の契約切れと共に、更に得た情報から、もっと便利な淮海路の「雁蕩大厦」に引っ越しした。
奇遇にも、そこも事務所が引き払われて借り手を捜していたので、同価格にて全室改装込みで手配して貰った。
駐在員によっては、自分で購入した部屋を別の駐在員が買った部屋とトレード入居し、お互いのマンション費用を相手の会社から入金させている人も居たが、こまはそんなコトはしなかった。
その代わり、駐在から4年目の頃、「今後自分の為に」と、小さなアパートを買った。 -
アパート前の交差点風景も載せておこう♪
(2009年5月)
おかしな話だが、20年前の当時は物件が多くなかったので、家賃が今以上に高かった。今住むとしたら、同じレベルの部屋でも、ここまで支払う必要は無い。しかも、設備関係も住居環境も段違いに良いし。
何せ当時は、今は当たり前に有る「コンビニエンスストア」すら無かったし、あの東方明珠電視塔のある浦東区の場所も平地のままだった。
南浦大橋が出来たばかりだったので見に出掛けたが、浦東側の土地が100元/?だった。
不動産をどうこう考える以前に、突然放り込まれた中国で仕事をすることで手一杯だったので、それに手を出さなかったこまは、今思うとかなりのバカかもしれない。
その後開発の手がガンガン入った地区なので、政府お買い上げでかなりのリターンがあったという。(最初は金融区開発。最近では万博) -
オマケ-1
上海の地下鉄ネットワーク。
当時は一本も無かった。
今は、ここの四平路にも通っている。
虹臨公寓近くにも、地下鉄10号線の「海倫路站」や「郵電新村站」がある。
下手したら日本の地元よりも詳しいエリアなので、こんなにもインフラが開発されている事を考えると、今の日本よりも住みやすい町なのかもしれない。 -
最初の説明にあった外白渡橋も、2009年に大改装を終えている。
町がドンドン新しくなって行く。
後ろに見えている建物は「上海大厦」。
赴任当時は、このビルの天辺に、勤めていた会社のロゴが、誇らしげに輝いていた。 -
最後に、今の上海も(オマケ-2)。
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