2012/01/21 - 2012/01/25
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キリさんですさん
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人生は1回しかないので生きているうちにもう1度、学生時代のように楽しい旅をしようとの意気込みで心臓や脳に病を待った60歳を過ぎたオジサン達による海外旅行の香港・マカオ編、バンコク編に続く第三弾です。海外旅行もだいぶ慣れてきたのでメンバー全員の憧れのアンコールワットに行ってきました。今回は現地の個人ガイドを雇ったので添乗員役はガイドにまかせてノンビリと楽しんできました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
シェムリアップ空港です。2006年に完成したばかりの新しい寺院風の空港で雰囲気が良くテンションが上がってきました。
-
今回3連泊したプリンス・ダンコールホテル玄関前での集合写真です。
(むさ苦しい人物ばかりですいません)
前回のバンコクから1年経っており外観はますます老けてきてますが気持ちだけは学生時代のままの楽しいメンバーです。 -
まずはアンコールトムから観光スタートです。
神々と阿修羅が左右54体ずつが大蛇の胴を抱えるている南大門の欄干です。
(乳海攪拌がモチーフになっているそうです) -
アンコールトムは五つの門(東西南北の4つの門と勝利の門)がありますが市内に最も近いこの南大門から城内へ入ります。
-
バイヨンです。このような四面体の観世音菩薩像が寺院内に49体もあります。五城門に各々1体あり合計54体があり、この数は当時の州の数と同じだそうです。
この唇が神秘的で「クメールの微笑」と呼ばれています。 -
いつのまにか一緒に行ったメンバーと離れ、現代の若いデヴァター(?)との集合写真です。
-
バプーオンです。アンコールトム以前の城都に建てられた寺院でクメール王妃がシャム軍が侵攻してきた時に王子をここへ隠したので「隠し子」という意味のバプーオンと名づけられたそうです。
(「隠し子」の言葉にドキツと反応したメンバーがいました) -
「像のテラス」からの眺めです。
正面の先にある「勝利の門」から凱旋する軍隊を閲兵する王様専用のテラスです。
この下の壁面に象神のエラワンがハスの花をつかむ様子が描かれているので「象のテラス」と呼ばれたそうです。
王様になった気分でゆったりと眺めて見ました。 -
象に乗った勇ましい行軍が入退場した「勝利の門」です。 東門(死者の門)の北側にあります。
我々もここからアンコールトムを出て「小回りコース」へ出発します。 -
最初は「トマノン」です。
12世紀初頭にジャヤバルマン6世によって作られたアンコールワット様式のヒンドウー教寺院です。
この寺院の真向かいに「チャウサイ・ヴォダー」もありますが中国隊が修復したそうなので見学はパスします。 -
トマノンはフランス隊にてかなり綺麗に修復されています。この寺院のデヴァターはアンコールトム内屈指の像だそうです。
写真はトマノンの祠堂の入口です。 -
小回りコースの2番目の「タ・ケウ」です。
シヴァ神を祀るヒンドウー教寺院ですが建設中に内戦に遭遇し未完成のままとなっています。
他の寺院と異なりレリーフがほとんどありませんが風格を感じる寺院です。 -
小回りコースの3番目は超有名なタ・プロームです。
アンコールトムを創設したシャヤヴァルマン7世が母親の菩提を弔う為に造営した寺院ですが、今はガジャマルの根が遺跡全体を侵食している異様な光景です。 -
老木のガジャマルの根と老人のコラボの記念写真です。
共に逞しく生き抜いているところが共通しています。
(居場所がなくなり家を壊している点も似ていますが) -
映画「トウームレイダー」の撮影場所で一躍有名になった場所です。
アンジェリーナ・ジョリーが今にも出てきそうな雰囲気です。
33度以上の炎天下を歩き続けて疲れてきたので「小回りコース」の見学はここで終了として昼食タイムとしました。 -
昼食後はいよいよ待望のアンコールワットの見学です。
参道にある欄干のナーガ像(蛇神)が出迎えてくれました。 -
西塔門を入って右手(南側)にデヴァター(女神)のレリーフが出迎えてくれます。
アンコールワットには多数のデヴァターがあり、好きなタイプのデヴァターを探せる楽しみがあります。 -
ヒンドウー教の3大神の一つであるヴィシュヌ神の像も出迎えてくれます。
何故か三大神(ヴィシュヌ神、シヴァ神、ブラフマー神)の内、圧倒的にヴィシュヌ神の像が多く、シヴァ神は「リンガ」(男根)が多く、ブラフマーはほとんど見ることが出来ませんでした。ガイドに聞いたが良く分からないとのことでした。 -
参道から暗い西塔門を抜けると突然アンコールワットの全景が見えてきます。マチュピチュやモンサンミッシェルを見た時と同様に「神秘的なすごさ」に圧倒されます。期待していた以上の素晴らしさです。
感動しました。 -
アンコールワットの第一回廊に入ると、高さ5m、全長760mの巨大な壁画に圧倒されます。 ヒンドウー教の神話が描かれています。西面には有名な「ラーマヤナ」「マハーバーラタ」南面東側に「天国と地獄」東面南側に「乳海攪拌」があり、ここだけで数十枚の写真を撮りましたが、その中で私が最も好きな2枚だけを掲載しておきます。
この写真は「乳海攪拌」の中央部のヴィシュヌ神が神々と阿修羅が大蛇を綱引きのように引かせている図です。 -
もう一枚は「天国と地獄」の壁画部の中央部で閻魔大王が家来にうちわを扇がせながら悠然と天国行と地獄行の審判をしている図です。この右下の地獄の様子を描いた壁画を見ていると決して悪いことはしてはいけないなと実感する場面です。
写真では良く分からないと思いますが、いずれ右下へ行く事になるかもしれませんので是非実物を見ておいて下さい。 -
十字回廊に残っている加藤清正の家来の森本右近太夫一房の墨書きです。
「御堂を志し数千里の海上を渡り」「ここに仏四体を奏るものなり」と書いてあるそうですが肉眼ではほとんど読めません。
因みに、森本さんはアンコールワットを平家物語に載っている「祇園精舎」と間違えたそうですがこのような豪華絢爛な寺院を見たら無理もないなと納得できます。しかし江戸時代に仏四体を持参してよくここまで来れたものだと感心します。 -
写真の枚数が多くなるので第二回廊は飛ばして第三回廊へ行きます。
第三回廊へ登る階段は急ですが手すりが付いており安心して登れました。疲れたオジサン達でも登れたので安心して下さい。
登る観光客で大渋滞するとの噂もあり心配していましたが待ち時間も10分程でスンナリ登ることができホッとしました。 -
第三回廊」でもデヴァターが出迎えてくれます。
柱に彫られたデヴァター像が素敵です。 -
中央祠堂です。
ヒンドウー教の総本山のメール山を表した祠堂で地上からの高さが65mあり、第三回廊から見ても仰ぎ見る程の立派な祠堂で神秘的な神々しさを感じます。 -
夕陽は混雑するプノンバケンを避けて、比較的空いているプレループに行き30分も陽が沈むのを待ってゲットした写真です。プレループは4つの祠堂と中央祠堂が整然と並んだピラミッド型寺院で大回りの観光コースの中にあります。
今回は時間も体力もなく大回りコースは断念し(次回の楽しみにとっておいて)本日の観光は終了としました。この後、ガイドの配慮で現地の人しか行かないレストランで美味しいカンボジア料理で楽しいひと時を過ごしました。 -
翌日、朝5時半にホテルを出発し暗い夜道をバスと徒歩で朝陽に映えるアンコールワットを見に行きました。 残念ながら雲が邪魔をしてこの通りです。しかし疲れていても一人も脱落者もなく全員で朝陽をバックにしたアンコールワットを見れただけでも良い思い出になり良かったと思っています。
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一旦ホテルに戻り朝食を済ませて後、多少遠距離ですがバンテアン・スレイへ行くことにしました。 マイクロバスに乗りホテルから40分ほどで到着しました。
小規模ですが他にはない赤色砂岩で作られた彫刻が綺麗に復元されており周りが森に囲まれた清々しい寺院です。
メンバー全員が気に入ったとの好評価を得た寺院です。是非見に行ってみて下さい。 -
イチオシ
「東洋のモナリザ」と呼ばれているデヴァターです。
フランスの作家のアンドレ・マルローがあまりに美しいのでフランスへ持ち帰ろうとして捕まったとの噂のある像です。確かに不思議な魅力を感じる顔立ちです。
やはりアンコール遺跡の中ではナンバー1のデヴァターだと思います。 -
バンテアンスレイからベンメリアに向かう途中の田園風景です。水牛が餌を食べているところです。この辺りは一昔前の日本の田舎の風景そのものです。子供達が裸で小川で水遊びをしている楽しそうな姿も見れました。ほのぼのとした風景に心が癒されます。
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ベンメリアです。
ジブリの「天空のラピュタ」の舞台と言われている寺院です。
内戦での破壊と埋蔵された宝石を発掘するために村人が壊した石で壊滅状態です。
更にガジャマルの根が纏わり付いており内部の見学はかなり注意が必要です。
(年配の方は板張りの見学ルート以外は避けた方が良いですよ) -
参道のナーガ像だけは不思議にも綺麗な形で復元されていました。
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昼食時に寄った食堂の横のハンモックでしばらく休憩です。
よく頑張ったなと自らを褒めているいじらしいオジサン達です。
このままゆっくりと寝ていたい雰囲気でしたがトンレサップ湖へ行くことにします。 -
600世帯の水上生活者が住んでいるトンレサップ湖です。
遺跡見学が続いたので息抜きには手頃のクルージングです。
日曜日のせいか海外からの観光客以外にも地元の家族の旅行客も重なりかなり混雑し乗船場が大混乱でした。どこが乗船場所か分からずガイドが必須です。 -
前回のアユタヤと同様に優しい後輩達は一番前に先輩に乗ってもらっています。
スピードは遅いので水しぶきはないのですが、木の枝が窓から入ってきて危ないので後ろの方へ逃げているだけです。
これで今回のシュムリアップ観光は終了です。
夜はディナー付のアプサラダンスの踊りを見た後マッサージを受けて熟睡しました。 -
最終日はオールドマーケットで買い物をして夕方の便で無事帰国しました。
最後に今回の旅行でのNO1のエピソードを紹介して終わりとします。
最終日の朝、メンバーの中の同室の二人が朝散歩に出かけたが道に迷い、やっとの思いでホテルに戻ったが2階にある自分達の部屋番号が無い。登った階段が間違えたと思い1階へ降りて、ほかの階段を探している時に気が付いたそうです。
「階段が違うのではなく、ホテルが違うのだ!!」
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