2011/11/15 - 2011/11/19
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キリさんですさん
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マレー半島一人旅の最終回の「タイ編」です。マレーシアのパタワースからタイのハジャイ、ソンクラーを経由してバンコクまでの旅行記です。乗合バスでの楽しいひと時、寝台列車がバンコクまで行かずに手前の駅で降ろされたハプニング、バンコクからの帰りの便の突然のキャンセルなどいろいろな出来事がありました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
マレーシアのパターワースから乗った乗合バスの中です。客はハジャイのチャイナ系オバサン、ネプチューン名倉似のタイ男性、マレー系の美人、腕にイレズミのある男性と私の5名。日本の久留米で6年働いていた名倉氏を通訳代わりに楽しい対話会となった。バックパッカでもない日本人が何故乗合バスに乗っているのかが不思議らしく質問攻めにあった。途中で名倉氏が日本の歌の上で向いて**と云うのが大好きなので歌って欲しいとのリクエストもあり、さわりだけ歌ってあげたら大喝采を浴びた。特にマレー系の美人の笑顔が印象的でした。
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国境のパダン・プサールで全員降りるとバスの運転手が全員のパスポートを集め事務所へ行き、しばらくして出国及び入国カード(名前、パスポートNO等が印字済み)を持って全員に配布。今度は各自でパスポートとカードを持ってイミグレーションの手続きを行った。自筆のサインをするだけで簡単に出国手続き終了。一旦、全員が車に乗って移動し、別のところで再度同じような手続きで入国手続きが終了。 全員荷物は車の中に置いたままでトイレ休憩をしたような雰囲気で入出国手続きが終了。ずいぶんといい加減なイミグレーションなので驚きました。
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ハジャイ・バスステーションで皆さんと別れ、明日の寝台特急のチケットを買うため列車のハジャイ駅に行きました。 人気のあるマレー鉄道でもあり予約していなかったので空席があるか心配していましたがスンナリとチケットが買えました。洪水騒ぎのバンコクへ一人で行くことに駅員も驚いていました。
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ハジャイ駅前の商店街です。
ハジャイの街歩きは明日することにして、タクシーをつかまえて今回の旅の目的の一つであるソンクラーのサミラー・ホテルへ行くことにしました。 -
ハジャイ駅前から1時間弱でサミラーホテルに着きました。
「深夜特急」の小説の中で主人公がこのホテルで二人の婦人と出会う場面が印象的でいつか行ってみたいとあこがれていたホテルです。
「タイのこのようなこのような果ての海岸で日本の女性に出会うとは思いもかけないことだった」と主人公が感動したのも良く分かる気がします。 -
「このロビーで主人公と二人の婦人が出会ったのか」としばらく立ち止まってロビーを見ていたらフロントの女の子が心配して近寄ってきたので、慌ててチェックインをしました。 ついでに当時のことを支配人に聞いたら、「このホテルは新築されたもので、当時のサミラーホテルは既に取り壊されています」とのこと。ガッカリ。雰囲気を味わうことが出来ただけで良しとしよう。
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5階の見晴らしの良い部屋に部屋に案内され、シャワーを浴びた後さっそく海岸へ行ってみました。
予想どうり素晴らしい海岸でした。 -
海岸沿いをしばらく散歩してみます。
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海岸に居た青い服の女性に写真を撮ってもらおうと頼んだら、なかなかシャッターが押せず、遠くの方にいた旦那さんを呼んで代わりに押してくれました。
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お礼に夫婦の写真も撮ってあげたら喜んでいました。
旦那は優しく奥さんの肩を抱いて、奥さんは背筋を伸ばして旦那に寄り添っています。
最近の日本の夫婦には見られない仲の良い地元のソンクラーの夫婦でした。
言葉が通じず充分に話が出来なかったのが残念でした。
いつまでもお元気で幸せに。 -
翌日は朝早く起きてホテルの裏手にある朝市にいきました。
ホテルに宿泊していたのは近くのゴルフ場へ行くために前泊している4人とタイのビジネスマンが二人のみで観光客は私一人なので客が少なく朝市もすぐにクローズしてしまいました。 -
しばらく海岸沿いを散歩した後、早めにハジャイ駅に行くことにしました。
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ハジャイ駅のプラットホームです。
念のため駅員に予定どうりに運行されているのか?
バンコクの洪水の影響はないのか?と質問したが
「良く分からない」の一言。 -
この時刻表も良く分からないですね。
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出発までかなり時間があるので駅前で暇そうに客待ちしていたトゥクトゥクに乗り寝仏のワット・ハート・ヤイ・ナイへ行ってみました。
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全長35m、高さ15m、幅10mの大きな寝仏が横たわっていました。
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休憩所にいたメンバーから声を掛けられました。
手前に座っているのがツーリスト会社の案内人で店の主人と観光客二人で
雑談をしているところだそうです。 -
シンガポールからスタートしマレーシアを陸路縦断して昨日ハジャイに来た話をしたら全員が驚いていました。
特にタイ人の観光客の二人が自分達は国内旅行なのにツーリストに頼んでいるのに日本からどのように航空券やホテルを手配したのですかと質問してきた。
「最近はツーリストに頼まずに全てインターネットで手配してます」と答えたらツーリストの人が席を外してしまい、残ったメンバーで記念に撮った写真です。 -
ハジャイ駅に戻り、軽い夕食を食べてプラットホームへ行ってみたら発車予定時刻の1時間も前なのに予約したSP36号の寝台特急が入線して停車してました。
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この列車で間違いないようです。
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車内に入ってみるとお客はまだ誰もいないので、多少不安になりました。
座席は結構シッカリしていてバンコクからアユタヤへ行った時に乗った車両とはだいぶ違うなとニンマリ。 -
反対側の座席に地元ハジャイの女性が乗ってきたので、チケットを見せて座席の間違いがないか確認してもらいたかったのですが言葉が通じなくてダメでした。
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しばらくは会話が出来ないので無言状態でしたが、何とか身振り手振りで写真を撮ってもらい、今まで撮った写真を見せてあげたら、何となく打ち解けてきました。
この時はバンコク到着前のトラブルの時にこの方に助けてもらうことになるとは思いもよりませんでした。 -
発車してしばらく経つと、車掌が来てベッド・メーキングをしてくれます。
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完了するとこの通りです。
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中はこのとうりで、比較的広々としており快適です。
シーツは綺麗で枕も薄掛けも付いてます。
はるか昔、寝台特急「あさかぜ」に乗って九州へ出張に行ってた時を思い出します。
その時よりもベットの幅は広く冷房も良く効いており、熟睡できました。 -
気が付くと、すでに窓の外は明るくなっており、爽やかな気分で朝を迎えることが出来ました。このマレー鉄道の深夜特急に乗ることも長年の夢でしたので達成した満足感でいっぱいです。
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朝食も運ばれてきます。ますます嬉しくなってきました。
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バンコク到着予定の1時間前になり、そろそろ降りる準備をしているとパン・パムル駅で停まったままなかなか発車しません。突然やかましい車内放送が始まった。タイ語なので何を言っているのかサッパリ分かりません。周りの人たちが慌ただしく降りる準備をしているので、隣の女性に聞いてみました。
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言葉が通じないが身振り手振りで私の後に付いてきなさいとの雰囲気なので黙って付いていきました。途中で英語の分かる人がいたので聞いてみると、この列車はバンコクへは行かずここが終点とのこと。ここからバスに乗り換えバンコクに行くので先方に停まっているどのバスでも構わないので乗って下さいとのこと。 女性にお礼をしてバスに飛び乗りました。ここからバンコクまで何と3時間も掛かりファランボーン駅に昼ごろに到着しました。疲れたのでこの日は早めにホテルにチェックインして寝ていました。
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翌日、ワット・ポーの状況を確認したくてサパーンタクシンの船乗り場に行ったがご覧のような状態で水上バスは営業停止でした。
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ドイツ人の家族が特別にチャーターした船に交渉して同乗させてもらいました。
ドイツ人は日本人に優しいです。 -
チャオブラヤー川はこのような状態で、水浸しの家屋も多く、船に乗っているのが怖い状態です。
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ワット・ポー側には着きましたが、対岸のワットアルンへは渡し船が運行してなく行けない状態です。
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船着き場からワット・ポーに行くまでが大変です。
売店の横の通路に水が浸水して歩けない状態です。
売店でビニール袋を買って足に被せ、上を輪ゴムで止めて何とかワット・ポーまでたどり着きました。 -
ワットポーの寝仏との心の会話です。
「ワット・ポーが水没してピンチと聞いて心配なので状況確認に来ましたよ」
「おう、お前か1月に来たばかりなのによく来たな」「大丈夫でしたか」
「私は寝ているだけだから周りのことは良く分からん」
「無事のようなので安心して明日日本に帰ります」
「また来いよ」 -
最後に
タイの好きな日本の方へ
私が歩き廻った限りでは市内は既に復帰しています。観光客が激減して落ち込んでいるタイの人達を励ましに行ってあげて下さい。「心配なので無理してきましたよ」と言ったらこのような笑顔で迎えてくれました。
日本が地震で大変な時に協力してくれました。今度は私たちの番ではないですか。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ないはん男前さん 2011/11/22 01:54:49
- サミラーホテル
- キリさんです様
深夜特急の作者、沢木氏が、日本人の婦人に出会ったのは、
確かにサミラーホテルですが、写真の建物は、確か十数年前に新築されたもので、残念ながら、小説に出てくる建物ではありません。
(ご存じの上で、書かれているのでしたら、“余計なお世話で”で失礼ですが・・・)
沢木氏が立ち寄った当時の建物は、確か、精々4階建てくらいで、
今の建物に比べると、もっと小さな建物でした。
それでも、当時としては、立派なリゾートホテルでしたが・・・。
それに、場所も、昔のは、もう少し、岬側に建ってたような・・・・。
昔々、まだ古い建物だった頃に、
私も、“これが深夜特急”に出てくるホテルかぁ〜と、
一度訪れたことあります。
あの時は、ペナンで、沢木氏が泊まった旅社も見たような・・・。
ないはん男前
- キリさんですさん からの返信 2011/11/22 18:42:42
- RE: サミラーホテル
- ないはん男前さん
投票並びにコメントありがとうございます。
実は、チェックアウトの時に支配人に当時の建物とは違うと
教えてもらいました。
当時のホテルは見れず残念でしたが、美しい海岸をのんびり散歩
して雰囲気を味わえただけでも良かったと思っています。
キリさんです
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