![震災の支援の御礼を目的に司馬遼太郎が「台湾紀行」で訪れたルートを辿った一人旅の台中編です。 台中の方達は台北に比べかなり地方色が強く、日本の田舎のように街歩きで声をかけても逃げ出さすような人が多く思ったよりも言葉が通じず苦労しました。<br />しかし何とか話をしてみると台北の人以上に親しげに話しをしてくれ楽しい旅となりました。<br />尚、この写真は日月潭で湖の色の変化が楽しめる湖です。まだ行かれてない方は是非行って見て下さい。 <br /><br /><br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/65/56/650x_10655609.jpg?updated_at=1333073855)
2012/03/08 - 2012/03/22
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キリさんですさん
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震災の支援の御礼を目的に司馬遼太郎が「台湾紀行」で訪れたルートを辿った一人旅の台中編です。 台中の方達は台北に比べかなり地方色が強く、日本の田舎のように街歩きで声をかけても逃げ出さすような人が多く思ったよりも言葉が通じず苦労しました。
しかし何とか話をしてみると台北の人以上に親しげに話しをしてくれ楽しい旅となりました。
尚、この写真は日月潭で湖の色の変化が楽しめる湖です。まだ行かれてない方は是非行って見て下さい。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
台北で仕事を終わらせて、高鐵で台中に来ました。
乗車時間はたった1時間です。
ホテルはクチコミで評判の良かった中科大飯店にしました。
台湾はどこのホテルも対応が良く好きですがこのホテルの従業員は特に対応が良いのに驚きました。 -
翌日は早速、日月潭に行きました。
台中駅から徒歩5分程の千城バスターミナルからバスで2時間弱で日月潭に到着。
まずはこのインフォメーションセンターでパンフレットをもらい、自転車、タクシー、遊覧船、徒歩のどの手段で廻るかを検討。
インフォメーションセンターの説明員の勧めに従って遊覧船で廻ることに決定。 -
ここが日月潭です。すがすがしい景色の良い湖です。
日月潭は湖の北側が太陽、南側が月の形に見えることからこの名が付いたそうです。
深さ30m、海抜約760m、周囲35km、面積100K平米の思ったよりも大きい淡水湖です。 -
遊覧船乗り場と玄光寺と伊達邵の3か所を15分間隔で周遊し、自由に乗り降りできるこの船にしました。 出航寸前だったので急いで乗り込むとまたしても中国観光団でギッシリです。
新竹の内湾線を思い出します。 日本人は私一人で完全にアウェー状態ですが片言の中国語で雑談。 -
船着き場から階段を登ったところの玄光寺です。 本尊はお釈迦さまです。
3方が森で囲まれ、残りの境内が湖に面しております。
人物抜きで写真を撮ろうとしましたが、次々と中国観光客が入り口を占領して無理なのであきらめました。 -
こちらの写真も中国人観光軍団の真っただ中で押されながら必死に撮っています。
結局、後で思い出す玄光寺の思い出は中国人の大胆な態度と大きな顔と大声のみでした(これをチャイニーズビッグスリーと呼びます) 中国人の友人も多いのでこのブロブを見てクレームが来るとまずいので弁解しておきます。決して中国人を馬鹿にしている訳ではなく、昔は日本人観光客も同じようなものだったと思いますよ。 -
賑やかな[?]思い出を胸にして次の寄港地の伊達邵に向かいます。
素晴らしい景色で風も爽やかでとても気持ちが良いです。 -
原住民のサオ族が住んでいる次の船着き場の「伊達邵のハーバー」に到着です。
レストランもありここで昼食を食べることにしました。
ここからロープウエイ乗り場まで歩いていく途中にみやげもの店やサオ族の生活を紹介している山地文化センター等があります。 -
みやげもの売り場にいた赤ちゃんと面白い女性との3ショットです。 この女性はインドネシア人で旦那は台湾人で赤ちゃんはハーフです。
旦那と出会った経緯、なぜここに住んでいるのか、この子は将来日本に行かせたいので支援して欲しい等、話しも面白く楽しい女性でした。
写真のポーズも国によって違いますね。 赤ちゃんだけが冷静なポーズです。(笑い) -
楽しそうに話していたので、隣の店のおばさんまで参加してきました。
震災時の支援の御礼をすると「そんなことは当たり前ですよ、それよりも中国人に負けずにもっと台湾に観光に来るように日本の方に言っておいて下さい」とのこと。
さすがチャイニーズ系のおばさんは商売が上手です。
赤ちゃんだけは相変わらずマイペースで楽しんでいました。 -
文化センターの近くで休憩中の民族衣装を着たサオ族の女の子たちに挨拶されました。
「ニーハオ」と挨拶したら、全員が声を揃えて「ニーハオ」。
「謝謝」と答えると全員で「ボカチ」と回答する笑顔が可愛いですね。 -
みやげもの売り場から湖沿いの道を歩いて5分ほどでロープウエイ乗り場に着きました。
かなり立派な建物です。 -
早速、ロープウエイに乗ります。
ゴンドラは赤、青、黄色とカラフルな色でスキー場のゴンドラのように短い間隔で次から次と短い間隔で来ますので慌てて乗りました。
観光客は少なく、4人乗りのゴンドラに一人で乗っています。 -
二つの峰を超えて、やっと終点に到着です。
思ったよりも距離があり、景色も良いので、ゆったりとした時間を過ごせます。 -
九族文化村の入り口です。
台湾に住む9つの原住民の風俗や文化を再現したテーマパークのようですが時間がないので次回来た時にゆっくり見学することにして今回はパスとし、ここで引き返しました。 -
再びロープウエイに乗り引き返します。
帰りのロープウエイから見た日月潭です。
この後ホテルで休憩後、夜は「逢甲観光夜市」をそぞろ歩きをした後、マッサージをして早めに寝ました。 この間写真を撮るのをすっかり忘れていました(笑い) -
翌日は一日中、台中市内の街歩きを楽しみました。
台中市は人口107万人と台湾第三の都市ですが歴史的な建造物が少なく、観光場所はあまりありませんでした。台中公園の近くで散歩中の方と雑談をしました。 途中までは機嫌良く笑顔で話をしていたのですが、急に「何故日本は台湾と国交を結ばないのか」と不機嫌になりました。写真を撮らせてもらいましたが最後まで横を向いたままでした。
そっと「サヨナラ」と言って別れました。 -
台中公園から孔廟に向かって歩いていたのですが道に迷いウロウロしていると、街角に写真のような旧型の電車を見つけました。 60年代の台中の街並みを再現した「台湾香蕉新楽園」でした。 中に入ってみました。
-
オーナが趣味で集めたアンティークな品々を懐かしく見させてもらいました。
1つ1つジックリ見ていくと、結構楽しめます。
カフェ・レストランとのことなので、ここでランチタイムとしました。 -
昭和の香りを感じる雰囲気の中で食べるランチもなかなか良いものです。
かなり人気のある店だそうですが、早いせいか幸い空席があり、ゆっくりと台湾料理を食べることが出来ました。ここはお奨めの店です、是非行ってみて下さい。 -
すぐ近くに学問の神様、孔子を祀っている孔廟がありました。
道路に沿っているこの門から入ったところに「安易にこの門から入ってはいけません、学問とはもっと苦労して学ぶべきもので遠くの別の門から入って下さい」との主旨の説明書きがあります。
門に入る前に言ってくれと思わず突っ込みたくなります。 -
孔廟は台湾に限らず中国、香港、台北等でも見た記憶がありますが、ここの孔子廟はかなり規模が大きく立派なもので、見ごたえがあります。
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最後に台中で最も有名な巨大な布袋さまの寳覚寺に来ました。
お寺さんにお参りに来られていた方達に震災の支援について御礼をすると中の一人の年配の方が「御礼に来てくれてありがとう」と綺麗な日本語で答えてくれました。
この方の話ではこの寺内に日本人の墓地があり毎年欠かさずに皆で供養をしていますとのことでした。 この布袋様も「日本人よ、先祖のことは俺にまかせて、今を生きているお前たちも早く元気になれよ」と微笑み掛けてくれているようです」 この笑顔に感謝!!
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