2009/09/21 - 2009/09/28
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けちゃたびたび(NaokoSaimi)さん
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世界の至宝、アンコール・ワットに足を踏み入れます。アンコール・ワットは午前中に訪れたアンコール・トムより半世紀前、12世紀前半にスールヤバルマン2世によって30年余りの年月をかけて建造されたクメール建築の最高峰です。長年の自然損傷とポル・ポト時代の破壊・略奪で傷みが激しかったそうですが、各国の援助を得て、修復の途中にあります。シェムリアップの主な遺跡だけでも62あるそうですが、アンコール・ワットは町の中央部の一番近くに位置しています。アンコール王朝は13世紀に最盛期を迎えた後、アンコール・トムを築いたジャヤバルマン7世の死後急激に衰退し、15世紀前半にアユタヤ朝にほろぼされました。その後密林の中に没し、クメール人にすら忘れ去られていったという。1860年にフランスのアンリ・ムオが3週間に渡って遺跡を探索し、その存在を世界に広く紹介した。アジアやアフリカの大探検時代。浪漫ですね~。
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アンコールの遺跡を巡るには、パスを買わなければなりません。私たちは3 days pass $40(写真つき)をいつも首にかけていました。アンコール・ワットはぐるりと堀に囲まれており、その長さは東西1.5km、南北1.3km。西塔門が正面になり、そこを通って第一回廊まで続く石橋の参道は540m。堀の脇に立つ像はシンハ。こちらも立派なおしりの持ち主です。
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石橋を渡って、アンコール・ワットへ向かいます。
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西塔門をくぐると、向うに有名なアンコール・ワットの塔のシルエットが見えます。まだ石橋の参道は続きます。
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参道を行く左手に蓮池があり、よく写真にとられる、池に写りこんだアンコール・ワットの姿が見てとれます。池はゴミが浮いてて、あまりきれいじゃありません。あいにく曇り空でしたし。ただ、観光するには暑すぎずよかったのかもしれません。この時期は雨期。アンコールのベストシーズンは日本の秋から冬にかけてだそうです。
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西塔門をくぐると、このような民族衣装の人たちがいて、観光客と写真をとって、当然代金を頂くシステムです。でも楽しげですよね。
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こちらが建築された時代はヒンドゥー教時代。ヴィシュヌ神寺院として、王の墓として作られたアンコール・ワット(ワットは寺の意味)ですが、その後仏教寺院となり、ほそぼそと、でもここだけはずっと使われてきたそうです。今でも修行僧がいるようです。そしてお猿も。子供の修行僧たちが寺院に入って行く中、1人お猿を追いかけてる子供がいますね。
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猿にえさを与えないように・・と言われても、誰かしらあげちゃう。
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だいぶ中央塔に近づいてきました。中央塔の周囲に第3回廊があり、その4すみに小塔が建っています。正面から見ているので小塔が2つにしかみえません。その周囲を第2回廊、さらに大きく第1回廊がとりまいています。幾何学的な構造も完璧、接着剤もなしに積み上げられた石材の接合も完璧と、建築学てきにも価値ある建造物だそうです。
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柱の一つ一つに小さな神様が彫られています。下の方が消えかかっているのに時の経過を感じます。第1回廊は東西に200m、南北に180mぐるっと続いています。
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また、とても美しい女神(デヴァター)があちらこちらに彫られています。衣装や髪形もそれぞれ異なります。
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このように着飾った女性がこの回廊を行き来していたのでしょうか。夢のようです。
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天井には少し色が残っています。このあたりの壁のレリーフは天国と地獄の物語。
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第1回廊のレリーフは、とにかく見事で、お話を聞きながらいつまでもどこまでも辿って行きたくなりますが、全部回るわけにもいかず、かいつまんで見て回りました。
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マハーバーラタの戦いの物語。
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お猿がかみついてます。お猿出てくるからラーマヤーナかも。東側にはアンコール・トムの門で出迎えてくれた蛇を持つ神様と魔物たちの物語、乳海撹拌のレリーフがありました。ひたすら蛇をひっぱりあってました。確か修復中だったと思います。このお話をせっかくなので紹介しましょう。
ある時、神々と悪魔が相談し、海をかきまぜて不老不死の薬を作ろうということになり、マンダラという山に蛇を巻きつけて、大海を撹拌しはじめました。魚はずたずたになり、海は乳色に変わってしまいました。この綱引き(蛇引き)の采配をふるっていたのはヴィシュヌ神。撹拌は1000年続き、いろいろな神様が誕生、最後に不老不死の薬・アムリタも現れますが、これを巡って神と悪魔は戦いを続けます。東の壁一面に、中央のヴィシュヌ神をはさんで、91人の悪魔と88人の神が蛇の胴体をつかんで引っ張りあう様子が描かれています。 -
第1回廊と第2回廊の間に十字回廊があり、そこはかつて赤や緑の極鮮色がほどこされていた名残があります。またそこには、1632年に訪れた日本人・盛り森本右近太夫が墨で描いた、いわゆる落書きが残されていました。暗くてうまく写真が撮れず。さて、この木の階段を上ると第2回廊。第2回廊は壁画がないのでスルーします。
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振り返って第1回廊を見ます。
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アンコールワットの窓は連子窓(れんじまど)と呼ばれ、遠くから見るとそろばんの珠のような模様の細い柱で仕切られています。
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さて、第3回廊に行くには、すごーい急な石段をあがらなければならず、たしか上がってはいけないことになっていました。
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第2回廊の内側は白い壁で、無数のデヴァターたちが微笑んでいます。
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ジャワ島のボルブドール遺跡でも思いましたが、最上階は天界ということですが、神話の世界であると同時に、とても未来的、SF的な感覚に陥ります。
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モノトーンで幾何学的な石の組み合わせ、そこに彫られた曲線の美しい女神たち。静まりかえった魅惑の空間。
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何世紀も忘れ去られて、石は落ち、ジャングルに浸食されて、蔦がからまり草が生い茂っていた聖地。
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蔦をかきわけて、美しい女神の笑顔が1人1人太陽の光を浴びる。探検者の手はどんなに興奮で震えたことでしょう。
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四隅にある塔の上の部分には、ちっさな女神たちが乱舞していました。降りる時は、東側に降りて行って、第1回廊の乳海撹拌のレリーフも見ることができました。
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さて、アンコール・ワットを高いところから眺めようということで、アンコール・ワットとトムの間にあるプノンバケンの丘に行きました。丘の下で車から降ろされ、「あがってこいや」とほうりだされたので、3人でせっせと丘を登ります。けっこう一山登る感じです。その頂上には、遺跡がありましたが、この階段が、また半端なく急。足の骨を骨折して半年目の友人は階段登りはあきらめ、残りの2人ですがるように階段を上りました。
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頂上ではたぶんサンセットをじっと待つ人々。でも今日は曇り。
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頂上から望むアンコール・ワット。ジャングルの中にあるんだということがよくわかります。
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たぶんシュムリアップの町側。開けていて畑が広がっています。サンセットを待たず下山しました。
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ディナーは、ちょっとおしゃれなレストラン。アジアン・テイストの店内は快適です。カンボジア・ビールでかんぱい。
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カンボジア料理は、前にも書いたように、野菜中心の炒め物やスープでわりとヘルシーです。辛くありません。
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ご飯のお皿のまわりにとりわけて食べるよろし。
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さて、エクストラ料金がかかる、天気が悪い、そして早朝・・ということで悩みましたが、やっぱりサンライズのアンコール・ワットを見に行こうということで、ガイドさんに翌朝真っ暗なうちに迎えにきてもらいました。外堀を渡り、西塔門の内側がベストプレイスなようで、他の観光客たちと日の出を待ちます。
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雨期なので低くたれこめた雲の間にちょっとだけ太陽の光が。うすら暗くてピントもあいませんが、アンコール・ワットの間からあがる太陽は幻想的で、見にきてよかったなと思いました。
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日の出のあとも曇ってて暗い〜。もう一度、池にうつりこむアンコール・ワットの姿を写真におさめて、アンコール・ワットを離れます。さて、今日9/27(日)は、点在するアンコール遺跡を巡る一日。そして、旅の最終日です。
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