スペイン・ポルトガル13日間　８日目−その３（ジェロニモス修道院）

2011/12/18 - 2011/12/18

　エンリケ航海王子の偉業を称え、またヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓を記念して、エンリケ王子が建てた礼拝堂の跡地にマヌエル１世が1502年に着工。マヌエル様式を代表するこの壮麗な建物は、海外からもたらされた富によって建てられた。まさに、大航海時代の栄華を繁栄させた修道院といえるだろう。
　レース細工のように緻密な彫刻が美しい南門は、フランス人建築家ボイタックの作。上部中央にはエンリケ王子の像が置かれ、また楯型壁には聖ジェロニモスの生涯が描かれている。
　西門入口はフランス人彫刻家ニコラ・シャントレーヌの作。上部には左から受胎告知、キリストの隆興、東方三博士の礼拝を表す彫刻が、また扉両脇には国王マヌエルと王妃マリアの像が描かれている。教会に入って左側に安置されているのは、インド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマの棺。また右側には、その偉業を一大叙述詩としてうたいあげたポルトガル最大の詩人、ルイス・デ・カモンイスが眠る。天に向かってそびえる柱は、ヤシの木を模したといわれ、海洋をモチーフにした模様が刻まれている。
　さて、この修道院最大の見どころは、中庭を囲む55m四方の回廊Claustro。石灰岩を用い、緻密な彫刻を施したアーチは地裁優美。１階はボイタック、２階はその死後に建設を引き継いだスペイン人ジョアン・デ・カスティーリョが手がけた。その完成度の高さで、マヌエル様式の最高傑作といわれている。（地球の歩き方スペインP76より引用）

エリア リスボン(ポルトガル)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　入場します。

　ノーフラッシュ、禁煙、？、動物入場不可、ランニング不可。

　ルイス・デ・カモンイスの棺

　ヴァスコ・ダ・ガマの棺。

　修道院へ入ります。

　２階のショップ。

　毎月第３日曜日、大統領付騎馬警官隊がパレードの練習をする。