[新婚旅行]マルタ　３：イムディーナ Mdina、ラバト Rabat

2003/10/29 - 2003/11/05

２００３年１０月３１日　マルタ旅行３日目

１６世紀、マルタが騎士団達により
栄えていた時代の首都、イムディーナと、
城壁の外に広がっている、一般庶民の街ラバトへ。

エリア イムディーナ(マルタ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス

１６世紀、マルタが騎士団達により栄えていた時代の首都、
イムディーナ。

街は城壁と水のないお堀に囲まれ、
細い路地にはマルタストーンの白い家々が並びます。

当時はたくさんの騎士団達でにぎわっていた街も、
今ではすっかり静かで落ち着いた雰囲気です。

車も基本的に通行禁止、街の中では観光客用の馬車が
行き交っています。

城壁の外の風景。

街のほぼ真ん中の広場横に、どっしり構えている大聖堂。
この場所には古くから教会が建っていたらしいですが、
大地震で崩れ、現在の大聖堂は１７世紀に建てられました。

マルタの典型的な教会の形。
左右に鐘の塔があり、右の時計は時刻を、
左の時計はカレンダーを指しています。

建物の装飾。

大聖堂の天井。

大聖堂の祭壇。

１８世紀に神学校として建てられた物が、
現在は大聖堂の博物館になっています。
特に、紀元前～最近までのコインの
コレクションは莫大な量で、見ごたえありです。
その他、教会で使われた宗教儀式のための
道具などが展示されています。

昔、教会専属オルガニストが使っていた
小型パイプオルガン。

マルタの国歌です。

イムディーナの城壁とお堀。
これからラバトへ向かいます。

ラバトはイムディーナの城壁の外に広がっている
一般庶民の街です。

マルタでよく目にする、
独特なデザインのドアとドアノブ。
ここでもたくさん見られました。

聖パウロ教会。

伝説の聖パウロが難破してマルタにたどり付き
身を隠していた場所。
ここからマルタにキリスト教が広まった、らしい。

聖パウロ教会の祭壇。

パウロさんは、小さな洞窟内部の狭い部屋に
ひっそりと隠れていたようです。
地下墓地には、４～６世紀のキリスト教徒が埋葬されました。
迷路みたいな造り。

聖アガサの礼拝堂

聖パウロ教会からすぐ近くにある礼拝堂は
アガサさんが逃げ隠れていた所です。
残念ながら礼拝堂は立ち入り禁止で
外からちょこっとのぞいただけでした。
その横に小さな博物館があって、
古いコインや礼拝堂の宝物、
大昔のワニの骨などが展示されていました。
まるでアンティークショップみたいな博物館でした。
地下墓地には必ずガイドが付きます。
暗闇をガイドのおじさんに従って進むと、
突然目の前の穴に本物の骸骨が?！！
ビックリして説明を聞いてるどころじゃぁありません。

帰りがてら町を散策。

ラバトからイムディーナを見る。