[新婚旅行]マルタ　２：ヴァレッタ Valletta

2003/10/29 - 2003/11/05

２００３年１０月３０日　マルタ旅行２日目

首都ヴァレッタで１日過ごしました。
国立考古学博物館～バーバラ教会～聖ヨハネの大聖堂～
騎士団長の宮殿～ローアー・バラッカ・ガーデン

ブギバからバレッタまでは、バスで約３０分。細い路地を対向車とギリギリにすれ違ったり、
長い上り坂をガーっとエンジン噴かしてがんばって登ったり。
途中で壊れて止まってしまうんじゃないかって、
こっちが心配になってきてしまいます…

エリア ヴァレッタ(マルタ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

マルタの住民・観光客の重要な足になっているのが、一体何十年前の？てな感じのバス。客席の幅も狭く（小柄なアジア人でも狭い、西洋人はもっとタイヘン！）もちろん冷暖房なし、乗降用のドアは走る時も開けっ放しです。マルタの島には、電車は１本も通っていません。このバスが島中くまなく巡っています。

すべてのバスに、路線番号が表示されています。 中心のターミナルは、首都のヴァレッタになりますが、とにかくいろんな路線があって、目的のバスを探すのもタイヘン。バス路線図が売られているので、旅行初日に手に入れるといいです。

運賃は信じられないほど安いです。Ａ～Ｃゾーンがあって、同じゾーン内なら１５セント！隣のゾーンにまたがっても１８セント。でも、観光地行きの路線は、特別４０セントします。それでも安い！ただし、１日～数日券は何で？ってくらい割りにあっていません。よっぽどバスを乗り回すような旅行でなければ、面倒でも１回ずつバラで買った方がお得です。

乗車券は運転手から直接買います。行き先を言えば、ゾーンに合った運賃を教えてくれます。運転手に直接お金を払い、チケットを受け取ります。たまにコントロールのおじさんが乗り込んで来るので、チケットは降りるまで大事に持っているようにします。主要のバス停には、券売機が置いてある事もあります。

（※上記の情報は２００３年当時のものです！）

バスを降りる時には、写真上部、バスの天井をめぐっているヒモをグッと引っ張って、天井前部の鐘をチーンと鳴らします。でも「次は○○です」っていうアナウンスはナシ。どこで降りたらいいか分からない時は、運転手に行き先を告げておくと、勝手に止まってくれます。

首都らしく、シティゲートからまっすぐのびる
メインストリートは人、人、人だらけ。
そんなメインストリート・リパブリック通りを
まっすぐ進むと左手にあるのが考古学博物館。
ハル・サフリエニ・ハイポジュームの見学を考えている人は、
マルタに着いたらできるだけ早いうちに
国立考古学博物館で予約をしましょう。
時期によっては「１週間後」と言われる事も。。。

お偉いさんが乗った車と、ガードマンの馬車。

マルタの小さな島内には、約２８０以上もの教会があります。
石ころ投げれば教会に当たる、ぐらいによく目にします。
バーバラ教会も、そんな中の１つです。

大理石や金など、豪華な装飾。

残念ながらピンボケですが・・
こじんまりながら装飾の素敵なオルガン。

伝説によると、バーバラは約束された婚約者との結婚を
拒んだため、父親に打ち首にされることになった。
しかし処刑の日、逆に父親が雷に打たれ死んでしまったそう。

国立考古学博物館の展示物、
ハガール・キム神殿の祭壇。
マルタの遺跡群から発掘された貴重な物が展示されています。

国立考古学博物館からもう少し通りを進むと、
右手にどどーんと立派な教会が見えます。
マルタの数多い教会を代表する、
豪華で荘厳な雰囲気の聖ヨハネ大聖堂。

１５７０年代に建てられ、当時新しい騎士団長が選ばれた時に
この教会のバルコニーからあいさつを送ったとされています。

祭壇の両脇にオルガンが１台ずつ！
デュオで演奏するんでしょうか？？

中庭。

鐘。

ヴァレッタの街は、坂・階段が続き、路地裏は迷路のよう。
石造りの建物が、所狭しと並んでいます。

国立図書館と、
その前にマルタのお菓子の老舗、コルディナのパラソルが並ぶ。

馬車でヴァレッタを回るのもいいかも。
私達はいつものように、自力。

あちこちで見かけた、日本からの中古車？？
中には住所や電話番号までしっかり書かれたままの物まで。

図書館を過ぎ、さらに先に進むと右手に
騎士団長の宮殿の建物が見えてきます。
入り口は、ぐるりと回って反対側になります。
兵器庫とセットで、中世の騎士団の歴史を垣間見る事ができます。

それからは、路地裏をうろうろしながら
半島の先端まで歩きました。
聖エルモ砦が見えてきましたが、
ここは週末しか開いていないので通り過ぎ、
ふらりとマルタ体験ショーに入りました。
映像と音楽で、マルタの歴史をわかりやすく説明してくれます。
約１０ヶ国語のチャンネル付きヘッドホンで、約４５分の上映です。

マルタについてお勉強した後は、
何も考えずに夕日のマルタを堪能。
とにかく綺麗。ぼうっと眺める。
パノラマで写真をお見せできないのが残念。

ローアー・バラッカ・ガーデンより望む。

向こうの半島にもすぐ行けそうな気がするけど、
バスで渋滞にはまりつつ２０分くらいかかるのです。

ローアー・バラッカ・ガーデン内。

勝利の鐘。

夕闇のグランド・ハーバー。

夕焼け空・白い建物・青い海・・異国情緒たっぷりです。