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ドイツの各街を散策する場合、特に、小さな街ほど、その街の中で最も手の込んだ建物で、その街を代表するものと言えば、通常はRathaus(=Townhall、市庁舎)と言えます。市庁舎前にはMarkt Platzがあって、ブルネン(泉)を備えて、その街の顔といえる場所となります。そして、ヘッセン州の大抵の場合、中世からの木骨組建築の市庁舎となります。<br /><br />数ある市庁舎の中でも、その独特の凝ったデザインから、Frankenbergの市庁舎は、非常に有名です。今日はFrankenbergの最新写真をアップします。<br /><br />個人的に今まで観た市庁舎のなかでは、Frankenbergが一番、次にMichelstadt、そしてAlsfeldという順番でしょうか。あくまで、木組みの家が好きで、屋根のとんがりを追及しての視点です。これら3つは屋根のとんがりが見事ですが、その中でもFrankenbergは尖がりの数から断然No.1ですね。

最も素晴らしいRathaus(市庁舎)!?

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2012/01/15 - 2012/01/15

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ココア

ココアさん

ドイツの各街を散策する場合、特に、小さな街ほど、その街の中で最も手の込んだ建物で、その街を代表するものと言えば、通常はRathaus(=Townhall、市庁舎)と言えます。市庁舎前にはMarkt Platzがあって、ブルネン(泉)を備えて、その街の顔といえる場所となります。そして、ヘッセン州の大抵の場合、中世からの木骨組建築の市庁舎となります。

数ある市庁舎の中でも、その独特の凝ったデザインから、Frankenbergの市庁舎は、非常に有名です。今日はFrankenbergの最新写真をアップします。

個人的に今まで観た市庁舎のなかでは、Frankenbergが一番、次にMichelstadt、そしてAlsfeldという順番でしょうか。あくまで、木組みの家が好きで、屋根のとんがりを追及しての視点です。これら3つは屋根のとんがりが見事ですが、その中でもFrankenbergは尖がりの数から断然No.1ですね。

旅行の満足度
4.5
観光
3.5
グルメ
1.0
ショッピング
1.0
交通
4.0

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  • 【Frankenberg途上のMarburg】<br /><br />Frankenbergへ向かうには、アウトバーンを降りて、Marburgの街を抜けて行きます。<br />途上、Marburgの素晴らしい景観を楽しめます。

    イチオシ

    【Frankenberg途上のMarburg】

    Frankenbergへ向かうには、アウトバーンを降りて、Marburgの街を抜けて行きます。
    途上、Marburgの素晴らしい景観を楽しめます。

  • 【クリスマス・ツリーを伴う市庁舎】<br /><br />ヘッセン州の各市庁舎前広場には、大抵の場合、新年の第一週までは、クリスマス・ツリー(クリストバウムと言います)が立てられています・<br /><br />Frankenbergは、何と1月15日現在でも、クリスマス・ツリーが残されていました。<br /><br />写真は、市庁舎北側正面の姿で、このクリスマス・ツリーが施された小さな広場は、Marktplatz(マルクト広場)です。

    イチオシ

    【クリスマス・ツリーを伴う市庁舎】

    ヘッセン州の各市庁舎前広場には、大抵の場合、新年の第一週までは、クリスマス・ツリー(クリストバウムと言います)が立てられています・

    Frankenbergは、何と1月15日現在でも、クリスマス・ツリーが残されていました。

    写真は、市庁舎北側正面の姿で、このクリスマス・ツリーが施された小さな広場は、Marktplatz(マルクト広場)です。

  • ヘッセン州北部の街『Frankenberg』の市庁舎は、その容姿があまりにも有名だからか、記念切手にもなっている程です。<br /><br />以前、郵便局で、この市庁舎のデザインの記念切手が売られていたので、すかさず購入しました。

    ヘッセン州北部の街『Frankenberg』の市庁舎は、その容姿があまりにも有名だからか、記念切手にもなっている程です。

    以前、郵便局で、この市庁舎のデザインの記念切手が売られていたので、すかさず購入しました。

  • 【『Frankenberg』の途上にある、美しき『Marburg』の街】<br /><br />『Frankenberg』のちょっと南にある『Marburg』。この街は極めて美しく、治安も良さそうな街です。その魅力を決定的にしているのが、このラーン川の畔。<br />ラーン川は、ギーセン、ルンケル、を経て、やはり美しいLimburgの街へと流れます。<br /><br />もしもドイツに住むならば、Freiburg、MarburgかLimburgに住んでみたい。

    【『Frankenberg』の途上にある、美しき『Marburg』の街】

    『Frankenberg』のちょっと南にある『Marburg』。この街は極めて美しく、治安も良さそうな街です。その魅力を決定的にしているのが、このラーン川の畔。
    ラーン川は、ギーセン、ルンケル、を経て、やはり美しいLimburgの街へと流れます。

    もしもドイツに住むならば、Freiburg、MarburgかLimburgに住んでみたい。

  • 冬の陽射しのなか、Schlossを眺めながら川沿いの歩道を寛いでいる人達が一杯。

    冬の陽射しのなか、Schlossを眺めながら川沿いの歩道を寛いでいる人達が一杯。

  • 川沿いの住宅。

    川沿いの住宅。

  • 歩行者専用橋に加えて、自動車も通れる橋。

    歩行者専用橋に加えて、自動車も通れる橋。

  • 陽射しに映えるSchloss。

    イチオシ

    陽射しに映えるSchloss。

  • 反対側の山の上の塔。

    反対側の山の上の塔。

  • DBの列車が、Marburg駅を出発し、ぐんぐん加速して走り抜けて行きます。<br /><br />DBなど欧州の鉄道は、線路幅が標準軌なので、中距離普通列車でも、日本の特急よりもずっと早い速度で走るし、この様に電気機関車が牽引する客車なので、(日本の電車とは違って)車内にモーター音が無いのとても静かで、快適ですね。<br /><br />でも、いつも移動は車のみ(T_T)、いつかは列車旅をしてみたいです。

    DBの列車が、Marburg駅を出発し、ぐんぐん加速して走り抜けて行きます。

    DBなど欧州の鉄道は、線路幅が標準軌なので、中距離普通列車でも、日本の特急よりもずっと早い速度で走るし、この様に電気機関車が牽引する客車なので、(日本の電車とは違って)車内にモーター音が無いのとても静かで、快適ですね。

    でも、いつも移動は車のみ(T_T)、いつかは列車旅をしてみたいです。

  • 【Frankenbegに到着】<br /><br />Markburgから程なくFrankenbergに到着。<br />街の入口にある駐車場から、斜面を登っていくと、

    【Frankenbegに到着】

    Markburgから程なくFrankenbergに到着。
    街の入口にある駐車場から、斜面を登っていくと、

  • 【Frankenbergの市庁舎】<br /><br />先ずは市庁舎がお出迎え。<br />市庁舎の南側正面(Obermarkt通りに面する側)の容姿の写真をアップしていきます。

    イチオシ

    【Frankenbergの市庁舎】

    先ずは市庁舎がお出迎え。
    市庁舎の南側正面(Obermarkt通りに面する側)の容姿の写真をアップしていきます。

  • 全部で9つの屋根のとんがり。<br />そして、併設の塔のとんがりを加えると、10か所も。

    イチオシ

    全部で9つの屋根のとんがり。
    そして、併設の塔のとんがりを加えると、10か所も。

  • 屋根の尖がりがとてもユニークです。

    屋根の尖がりがとてもユニークです。

  • 正面の時計盤。

    正面の時計盤。

  • 市庁舎の南側正面(Obermarkt通りに面する側)に施された装飾。<br /><br />(うぅ〜む。。。正直何だか良く判らない。)

    市庁舎の南側正面(Obermarkt通りに面する側)に施された装飾。

    (うぅ〜む。。。正直何だか良く判らない。)

  • 左サイドを眺めます。

    左サイドを眺めます。

  • 市庁舎前のObermarkt(という目抜き通り)も入れた構図。

    市庁舎前のObermarkt(という目抜き通り)も入れた構図。

  • 【市庁舎南面のObermarkt】<br /><br />市庁舎前南に正面の目抜き通りは、Obermarktという通り名です。道路を西へと臨めば教会へと通じます。<br /><br />結構、車が次々と絶えないので、市庁舎撮影には神経を使います。

    【市庁舎南面のObermarkt】

    市庁舎前南に正面の目抜き通りは、Obermarktという通り名です。道路を西へと臨めば教会へと通じます。

    結構、車が次々と絶えないので、市庁舎撮影には神経を使います。

  • 【Burgerhaus】<br /><br />Obermarkt通りにある建物の中で、市庁舎以外で最も目をひくのが、この『Burgerhaus』。Obermarktを挟んで丁度真向かいにあるの建物。<br /><br />木骨組みの間を埋めるモルタル壁面部は、市庁舎と同じ、レンガの側面が見える様に埋め込まれている同じ仕様。<br /><br />この壁面仕様の木組みの家が、この街には結構多いのです。

    【Burgerhaus】

    Obermarkt通りにある建物の中で、市庁舎以外で最も目をひくのが、この『Burgerhaus』。Obermarktを挟んで丁度真向かいにあるの建物。

    木骨組みの間を埋めるモルタル壁面部は、市庁舎と同じ、レンガの側面が見える様に埋め込まれている同じ仕様。

    この壁面仕様の木組みの家が、この街には結構多いのです。

  • Burgerhausの接写。<br /><br />木組みの木々の間のモルタル部は、細いレンガの側面が、外壁に見える様に仕上げているのです。

    Burgerhausの接写。

    木組みの木々の間のモルタル部は、細いレンガの側面が、外壁に見える様に仕上げているのです。

  • Burgerhausの斜めアングル。

    Burgerhausの斜めアングル。

  • 【市庁舎南面のObermarkt通りの木組みの家々】<br /><br />市庁舎を教会に向かって西側へ歩いて行くと。Obermarkt目抜き通りを形成する木組みの家々。

    【市庁舎南面のObermarkt通りの木組みの家々】

    市庁舎を教会に向かって西側へ歩いて行くと。Obermarkt目抜き通りを形成する木組みの家々。

  • (市庁舎南面のObermarkt)<br /><br />市庁舎前のObermarkt通りの西側エンドにある教会。

    (市庁舎南面のObermarkt)

    市庁舎前のObermarkt通りの西側エンドにある教会。

  • (市庁舎南面のObermarkt)<br /><br />教会とは逆に、Obermarktの東側を、市庁舎の前から眺めると、写真の様な良い感じ。あちらへと行ってみましょう。

    (市庁舎南面のObermarkt)

    教会とは逆に、Obermarktの東側を、市庁舎の前から眺めると、写真の様な良い感じ。あちらへと行ってみましょう。

  • (市庁舎南面のObermarkt)<br /><br />石畳で形成されたObermarkt通りの東端に並ぶ、木組みの家々。この、民家とレストランの木組みの建物も、市庁舎と同じ、木の間を埋めるモルタル部が、レンガ側面を壁に浮き立たせる仕上げなんです。

    (市庁舎南面のObermarkt)

    石畳で形成されたObermarkt通りの東端に並ぶ、木組みの家々。この、民家とレストランの木組みの建物も、市庁舎と同じ、木の間を埋めるモルタル部が、レンガ側面を壁に浮き立たせる仕上げなんです。

  • この、レンガ側面仕上げ壁、近づくとよく判ります。独特な仕様なので、木組みの家観察には面白い限りです。

    この、レンガ側面仕上げ壁、近づくとよく判ります。独特な仕様なので、木組みの家観察には面白い限りです。

  • 【庁舎の北面と、Marktplatz(マルクト広場)】<br /><br />今度は、市庁舎の北側正面を見てみましょう。<br />市庁舎の北側には、小さな空間広場があり、一応、(こんなに小さくても)マルクト広場(Marktplatz)と名付けられております。

    【庁舎の北面と、Marktplatz(マルクト広場)】

    今度は、市庁舎の北側正面を見てみましょう。
    市庁舎の北側には、小さな空間広場があり、一応、(こんなに小さくても)マルクト広場(Marktplatz)と名付けられております。

  • 1月の第一週が過ぎた15日でも、クリスマスツリーが市庁舎前のMarktplatzに残されています。

    1月の第一週が過ぎた15日でも、クリスマスツリーが市庁舎前のMarktplatzに残されています。

  • 市庁舎の壁に掲げられたMarktplatzの説明プレート。

    市庁舎の壁に掲げられたMarktplatzの説明プレート。

  • 絵になり過ぎる、市庁舎とクリスマス・ツリー。

    イチオシ

    絵になり過ぎる、市庁舎とクリスマス・ツリー。

  • 市庁舎北面(Marktplatz正面)にも、時計盤。

    市庁舎北面(Marktplatz正面)にも、時計盤。

  • 公正を表す天秤を持った正義の女神は「ユスティシア」ですが、この女神は、剣も持っています。でも、剣を持つ女神は、詩・医学・知恵・商業・製織・工芸・魔術を司るローマ神話の女神「ミネルウァ」の筈。<br />ではこのお方は何故、両方お持ちなのか、何方かお判りになりますでしょうか。

    公正を表す天秤を持った正義の女神は「ユスティシア」ですが、この女神は、剣も持っています。でも、剣を持つ女神は、詩・医学・知恵・商業・製織・工芸・魔術を司るローマ神話の女神「ミネルウァ」の筈。
    ではこのお方は何故、両方お持ちなのか、何方かお判りになりますでしょうか。

  • 市庁舎の北側正面(MarktplatzやUntermarkt通りに面する側)建物を下から見上げる構図。<br /><br />この施された装飾。(うぅ〜む。。。正直何だか良く判らない。)

    市庁舎の北側正面(MarktplatzやUntermarkt通りに面する側)建物を下から見上げる構図。

    この施された装飾。(うぅ〜む。。。正直何だか良く判らない。)

  • 市庁舎の右横にある塔。

    市庁舎の右横にある塔。

  • 塔の解説

    塔の解説

  • 【Untermarktを形成する木組みの家々】<br /><br />市庁舎の北側には、正面に小さなMarktplatz(マルクト広場)という空間があり(クリスマス・ツリーが設置されている広場)、その前には、『Untermarkt』という、見事な「総石畳」の広い目抜き通りがあります。この通りには、全て木骨組み家屋からなる、レストラン、ショップ、Information、人家がずらっと立ち並んでいます。<br /><br />ドイツに住んでいると、石畳の道路は当たり前になってしまいますが、やはり欧州らしいというか、とても重要な街並みの景観のひとつだと思っています。石畳だと、この様に広い路でも、車がスピードを出せないので、歩く人々にはありがたいし、石畳の路は(車には不便なので)どんどん舗装道路に替えられているので、いつまでも残しておいて欲しい限りです。

    【Untermarktを形成する木組みの家々】

    市庁舎の北側には、正面に小さなMarktplatz(マルクト広場)という空間があり(クリスマス・ツリーが設置されている広場)、その前には、『Untermarkt』という、見事な「総石畳」の広い目抜き通りがあります。この通りには、全て木骨組み家屋からなる、レストラン、ショップ、Information、人家がずらっと立ち並んでいます。

    ドイツに住んでいると、石畳の道路は当たり前になってしまいますが、やはり欧州らしいというか、とても重要な街並みの景観のひとつだと思っています。石畳だと、この様に広い路でも、車がスピードを出せないので、歩く人々にはありがたいし、石畳の路は(車には不便なので)どんどん舗装道路に替えられているので、いつまでも残しておいて欲しい限りです。

  • Untermarktに面する市庁舎右隣建物も、勿論木骨組み建築のお店。

    イチオシ

    Untermarktに面する市庁舎右隣建物も、勿論木骨組み建築のお店。

  • 幅の広いUntermarktにずらっと並ぶ木組みの家々が、この街の一番の見所かもしれません。

    幅の広いUntermarktにずらっと並ぶ木組みの家々が、この街の一番の見所かもしれません。

  • Untermarkt通りの、地上階部がガラス張りになっているお店。その上層階は、勿論見事な木組み建築。<br /><br />ドイツ・ヘッセン州の各街は、中世の木組みの家々ですが、この様に地上階部だけを、現代様式に改造してお店に利用している事が大部分です。昔の木組みの家を取り壊す事は、許されていないケースが大部分です。だから、どこの街も、中世の木組みの家ばかりだと思うのです。<br />日本は、規制が無いから、中世の家々だけからなる街など殆どありませんね。

    Untermarkt通りの、地上階部がガラス張りになっているお店。その上層階は、勿論見事な木組み建築。

    ドイツ・ヘッセン州の各街は、中世の木組みの家々ですが、この様に地上階部だけを、現代様式に改造してお店に利用している事が大部分です。昔の木組みの家を取り壊す事は、許されていないケースが大部分です。だから、どこの街も、中世の木組みの家ばかりだと思うのです。
    日本は、規制が無いから、中世の家々だけからなる街など殆どありませんね。

  • Untermarktの並びは、人家がメインですが、どれもこれも木組みの家々。

    Untermarktの並びは、人家がメインですが、どれもこれも木組みの家々。

  • 中世からの建物を大切にして住んでおられるドイツ人。

    中世からの建物を大切にして住んでおられるドイツ人。

  • Untermarktに立ち並ぶ、各建屋の玄関扉。

    Untermarktに立ち並ぶ、各建屋の玄関扉。

  • Untermarktの、このお店の壁面も、(市庁舎同様の)例のレンガ面剥き出し仕様であるのが判ります。

    Untermarktの、このお店の壁面も、(市庁舎同様の)例のレンガ面剥き出し仕様であるのが判ります。

  • 普通の木組みの家の壁面の仕上げ方と、レンガ側面剥き出し仕様の違いとして、

    普通の木組みの家の壁面の仕上げ方と、レンガ側面剥き出し仕様の違いとして、

  • この様に接近したら、よく判ります。右側がレンガ側面剥き出し仕様で、左が普通の壁仕上げ。

    この様に接近したら、よく判ります。右側がレンガ側面剥き出し仕様で、左が普通の壁仕上げ。

  • この右の民家も同様に、

    この右の民家も同様に、

  • (市庁舎と同じく)レンガ側面浮き出し仕上げの壁の木組みの家。

    (市庁舎と同じく)レンガ側面浮き出し仕上げの壁の木組みの家。

  • ここは、Informationの入っている建屋。

    ここは、Informationの入っている建屋。

  • このハサミの絵は、どんな意味なんだろう。

    このハサミの絵は、どんな意味なんだろう。

  • とっても広い空間、Untermarkt通り、十分堪能しました。

    とっても広い空間、Untermarkt通り、十分堪能しました。

  • 【ObermarktとUntermarkt以外の街並み】<br /><br />Frankenbergの街は、他のヘッセン州の大抵の街とも同様、街の周りは、広大な畑(平原)と森で囲まれています。写真の向こうにちょっと見える、「街の外は木々」が判るかと思います。<br /><br />森の中を走りぬけて行くと、点在する各街に辿り着くという世界です。Markburgから、小さな路を北上すると、平原の中や丘、森、小さな村々を走り抜け、Frankenbergに到着という次第です。

    【ObermarktとUntermarkt以外の街並み】

    Frankenbergの街は、他のヘッセン州の大抵の街とも同様、街の周りは、広大な畑(平原)と森で囲まれています。写真の向こうにちょっと見える、「街の外は木々」が判るかと思います。

    森の中を走りぬけて行くと、点在する各街に辿り着くという世界です。Markburgから、小さな路を北上すると、平原の中や丘、森、小さな村々を走り抜け、Frankenbergに到着という次第です。

  • Obermarkt通りとUntermarkt通り以外の路を、ちょっとぶらぶらとお散歩。

    Obermarkt通りとUntermarkt通り以外の路を、ちょっとぶらぶらとお散歩。

  • Pferdemarkt通り4番辺りの、綺麗な(外観メンテが行きと届いた)木組みの家々。

    Pferdemarkt通り4番辺りの、綺麗な(外観メンテが行きと届いた)木組みの家々。

  • Auf der Heide 4 にある、『Klimperkasten』。<br />klimperkasten-frankenberg.de<br /><br />ライブ・コンサート会場となっているIrish Pub。<br />日本では、お店がこんな風に中世の家屋のままなんてあり得ないですね。

    Auf der Heide 4 にある、『Klimperkasten』。
    klimperkasten-frankenberg.de

    ライブ・コンサート会場となっているIrish Pub。
    日本では、お店がこんな風に中世の家屋のままなんてあり得ないですね。

  • 綺麗な外観の木組みの家の他方で、年季を感じさせる、良い感じの木組みの家も幾つもあります。

    綺麗な外観の木組みの家の他方で、年季を感じさせる、良い感じの木組みの家も幾つもあります。

  • こんな木組みの家も。

    こんな木組みの家も。

  • 市庁舎隣のお店

    市庁舎隣のお店

  • さて、陽が傾き夕暮れ時。そろそろ帰路へ就かねばという時間(冬はあまりに日中の時間が短いです)。<br />やはり、市庁舎が一番見応えあります。

    さて、陽が傾き夕暮れ時。そろそろ帰路へ就かねばという時間(冬はあまりに日中の時間が短いです)。
    やはり、市庁舎が一番見応えあります。

  • 美しい限りのデザイン。

    美しい限りのデザイン。

  • 素晴らしい市庁舎を堪能して、この素敵な街とお別れです。

    素晴らしい市庁舎を堪能して、この素敵な街とお別れです。

  • またいつの日か、このヘッセン北部の街を再訪出来る日が来る事を。

    またいつの日か、このヘッセン北部の街を再訪出来る日が来る事を。

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この旅行記へのコメント (7)

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  • ハッピーねこさん 2012/01/18 00:34:18
    いつか、きっと☆
    ココアさん、こんばんは。
    おっしゃるとおり、素敵な市庁舎ですね!
    尖塔の美しさと、壁の独特の色合いがなんともいえませんね。
    どの角度からも飽きることなく眺めていられそうです。

    そして、マールブルクの街。
    ココアさんのお薦めだけあって、街のよさがお写真からも伝わってきます。
    実はこの街、ちょうど最近チェックしたところでした。
    まだ北ドイツへは行ったことのない私。
    フランクフルトから北上してみるのもいいな、と地図を眺めていて
    このマールブルクという街の名前を目にしたところでした。
    ここを経由してリューベック、ハンブルクあたりまで、途中の小さな街に
    立ち寄りながら、というコースもよさそうだな〜、と。
    でもその前に、ゲンゲンバッハ、レマン湖畔の街、アヌシー、と方向違いの
    まだ見ぬ魅力的な街を是非訪ねなければ!
    実現するのはずっと先になりそうですが、マールブルクも私のいつかきっと
    訪れたい街リストに加わりました^^.

    素敵な街のご紹介をありがとうございました。

    ハッピーねこ

    ココア

    ココアさん からの返信 2012/01/18 23:50:34
    RE: いつか、きっと☆
    ハッピーねこさん、こんばんは。

    > おっしゃるとおり、素敵な市庁舎ですね!
    > 尖塔の美しさと、壁の独特の色合いがなんともいえませんね。
    > どの角度からも飽きることなく眺めていられそうです。

    ヘッセン州の街と市庁舎を極めるだけでも、一生掛けても難しいでしょうね。
    まだ、ヘッセン州では、ここフランケンベルク、イットシュタイン、アルスフェルト、リンブルク、ブラウンフェルス、ブーツバッハ、ゼーリゲンシュタットなどなどの、メージャーな場所(一軍レベル)の中から、ごく一部の街しか行けていません。いつかメージャー・レベルを全て終えて、次の二軍レベルの街巡りが出来るのは、遥か先ですね。

    > そして、マールブルクの街。
    > ココアさんのお薦めだけあって、街のよさがお写真からも伝わってきます。

    ドイツは、南しか知りませんが、「住む」という観点からは、ラーン川沿いのマールブルクとリンブルクが突出して美しく、双方共に、川の畔からお城と教会が臨めるのです。他の街が霞んじゃうほど、この二つの街の川沿いのお散歩は、素敵ですよ。

    > まだ北ドイツへは行ったことのない私。

    ドイツを北と南に分けたら、マールブルクもフランケンベルクも、まだまだ南ですね。何だか、一生北ドイツへは(旅行で)行く事が無いと思っています。いつか行かれたら、ご報告お願いします。

    ココア

    ハッピーねこ

    ハッピーねこさん からの返信 2012/01/21 00:07:40
    RE: RE: いつか、きっと☆
    ココアさん、こんばんは。ご返信ありがとうございます。

    ひとつひとつの街に趣きがあって、ドイツは本当に奥深いですね。
    川と緑と歴史ある素敵な建物たちと、そういう全ての調和がなんとも素敵なんですよね。
    私は海育ちなので、川と緑の景色、日本でいえば山紫水明の風景に憧れのような
    コンプレックスのような感情があるようです。
    ドイツの風景はまさにその私のスイートスポットにビンゴって感じなのです。

    北ドイツへ行くのはいつになるやら。
    実現しましたらご報告させていただきますね。
    その前に南の方をもっともっと知りたいです。
    またいろいろご指南下さい。

    よい週末を。

    ハッピーねこ

    ココア

    ココアさん からの返信 2012/01/23 14:32:03
    RE: RE: RE: いつか、きっと☆
    > ドイツの風景はまさにその私のスイートスポットにビンゴって感じなのです。

    それならば、Seligenstadtにも是非。昨日は、自宅からも直ぐですので(フランクフルト空港からでも車なら30分程度)、修道院の窯焼きパンを買いに行ってました。ドイツ人も多くの人が絶えず観光がてら来る街です。
    参考:  http://ichmachepause.blog129.fc2.com/blog-entry-30.html
    ドイツ南部の木組みの家がある街で、外せないイチオシならば、SeligenstadtとGengenbach以外には、ゲルンハウゼンとヘッペンハイム、イットシュタインといった所でしょうか。
    住むべき都市ならば、先日のマールブルクやリンブルク以外に、フライブルクを思い出しました。フライブルクは、木組みの家が無いけれど、住むには最高でしょうね。レーゲンスブルクの方が、色遣いと、歴史的建物は多いですが、あそこは、観光客が賑わい、夜は酔っ払いが多くて治安という意味では、ぽやちんと過ごせないもので。美しく、心落ち着くフライブルクとの比較という意味で、レーゲンスブルクは観る価値は十分です。
    南の、上記の街には是非とも。

    ココア

    ハッピーねこ

    ハッピーねこさん からの返信 2012/01/24 21:57:22
    また素敵な街を★
    ココアさん、こんばんは。

    また素敵な街をおしえていただきありがとうございます。
    Seligenstadt〜もちろん初めて聞く名前の街でした。
    可愛らしいところですね。
    こんな街にパンを買いに、なんて、うらやましいです。
    いくつかほかの方のブログなども覗いてみましたが、木組みの家と修道院と
    マイン川と・・・、間違いなくほっこりしそうです。
    フランクフルトのすぐ南なのですね。
    地図やDBのサイトで位置やアクセスも確認しました。
    私の”いつか、きっと”リストに登録されました^^

    住むのにいい街にフライブルクも入りましたね!
    実は次の旅で訪ねてみようと思っているところです。
    ココアさんのお薦めの街、安心して行けます!ありがとうございます。
    フライブルクから、以前教えていただいたゲンゲンバッハへも足を延ばして
    みようかと目論んでおります。
    あー、がぜん楽しみになってきました!

                               ハッピーねこ
  • ガブリエラさん 2012/01/16 13:27:22
    素敵な市庁舎ですねヽ(^o^)丿
    ココアさん☆

    こんにちは♪

    表紙のお写真から「おーーーー!」と声が出てしまいました♪
    凄い! おとぎの国の、ちょっと悪い魔女が住んでそうな色合いなのに、可愛い建物ですねヽ(^o^)丿

    屋根のとがり方も、曲線で、ちょっと他に見ない感じですね!
    そして、壁も、なんだかつるんとしてて、陶器を思わせるような・・・。

    また、素敵な町をココアさんのおかげで知ることができて、嬉しいです♪

    ガブ(^_^)v

    ココア

    ココアさん からの返信 2012/01/18 07:43:40
    RE: 素敵な市庁舎ですねヽ(^o^)丿
    いつも早々のカキコ、有難うございます。
    初めて、当日行った場所のアップというのをやってみました。というのも、撮影枚数が少なかったもので。。。いつもは何百枚も撮るから、セレクトに多大な時間が掛かります(大抵8GB一枚を使い、良い街だと16GBを使い切ってしまいます)。

    > 凄い! おとぎの国の、ちょっと悪い魔女が住んでそうな色合いなのに、可愛い建物ですねヽ(^o^)丿

    うまい表現ですね。確かに、魔女が住んでいそうです。それだけ、ドイツの各建物は、中世の御伽噺の世界が、現代でも残っている、ミラクル・ワールドなんです。ドイツの無数の各街は、中世のまま時間がとまっていて、そこに現代の人達が実際に暮らしていて。。。

    魔女と言えば、自宅からすぐ傍のIdsteinにちょっと1時間位だけ行ってみました。魔女の塔に上れるのです。

    僕が行く街は、本当に限られいます。多くの4トラの方は、ドイツの有名各地に行かれていて、よっぽどドイツをご存知です。僕の場合、新しい街に行くよりも、自宅に近い好きな街に、何度も行く方が肌に合っている様です。昨年一番訪問回数が多いのは、Michelstadt、Gelnhausen、Kiedrichでした。今後もこのドイツタイルのまま、ベルリン、ハンブルク、リューベック、ブレーメンに行ける機会はさなそうです。

    ココア

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