リゾートの光と現実

2011/12/30 - 2012/01/03

　クリスマス前にハワイへ行くし、正月は日本で過ごそうと思っていたが、いざ年末が近づいてくると、、、暖かいところで正月を迎えたい想いにかき立てられ、、、飛行機と宿を調べて予約するにも、出発まで時間がなさすぎる。

　ということで、急きょ旅行会社へ飛び込んだのが12月27日。30日出発でアンコールワットが見たいと言ってみたが、今からではビザが間に合わないとのこと。あ、カンボジアってビザがいるのね。不勉強すぎてその程度の知識。

　代わりに、コタキナバルはいかがとの提案。以前に空港でコタキナバル行の表示を見てときめいたことがある。ボルネオ？オランウータン？いいじゃないか！！ということで、初ツアー旅行参加。ちょっとくやしいが、3日前の予約でそこそこの値段で行ける。背に腹は替えられない。

　何も調べる時間もなく出発したので、『街から外れたらすぐにジャングルがあって、そこにオランウータンやらマレーグマやらトラがいる。でも、ジャングルは違法伐採でハゲ山。』と勘違いしたまま現地着。

　百聞は一見に如かず。旅行社主催の気楽なリゾートの旅に乗っかるつもりで参加したが、ボルネオのジャングル、コタキナバルの発展、イスラム教の生活など、、、なかなか得るもの多かった気がする。

エリア ボルネオ島(マレーシア)

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 日本旅行

やはり、イスラム教の国。夕方になると街にお祈りの放送が流れる。

鉄道も再開されていた。

キナバル国立公園入口。ツアーだと入場料も買わなくていいのか。気楽すぎ。

世界最小のラン

キナバル公園近くのフルーツ市。カラフルで興味をそそられる。

ランブータン美味

パンの実

fish and chips　。。。ロンドンで食べたものとは大違い。

大晦日のカウントダウンパーティ。食べ物はビュッフェ形式。

カウントダウンパーティ＠ホテルのロビー

この日は、ホテルのレストランのテーブルに変装セットが置かれていた。。。

リポビタン、略してリビタ！！

泊まったホテルはリゾート。ベランダで野鳥の声を聞きながらゆったり読書。

トイレに花を置いて粋な飾りつけ

高層マンションやショッピングセンターがどんどん建設されて成長の著しさが分かる。

ごみひとつ落ちていないリゾートがある一方で、住宅地の池にはゴミがいっぱい。

幹線道路の脇に立つ金属製の壁。遮音壁かと思いきや、壁の向こうに裸足の脚が見えた。よく見ると、小さなバラックに家族が住んでいるようだ。子供が無邪気に駆け回る。見てはいけない光景を見た気がした。国がわざわざ壁を作って隠そうとしているものを。観光産業で雇用を作ってあげてほしい。