エルシド・ラ・セイバ・コスメル滞在記①

2011/12/10 - 2011/12/17

会員制リゾートクラブの世界的ネットワークであるRCIの海外交換を利用して、メキシコ・コスメルにある「エルシド・ラ・セイバ・コスメル」に１週間（７泊）滞在してきた。（１人旅）このホテルはカリブ海クルーズの豪華客船が発着する国際埠頭の隣に建っており、写真のような風景が楽しめる。一度に４隻もの豪華客船が停泊する様子は壮観である。客室はフルキッチン付きの１ベッドルーム（定員４名）で快適この上ない。１週間（７泊）宿泊してRCI海外交換利用料31500円は安い!
写真：客室のバルコニーから見たプールと豪華客船

私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/

エリア コスメル(メキシコ)

サボーアホテルをチェックアウトして次なるホテル「エルシド・ラ・セイバ・コスメル」（写真）に向かう。

ホテルの車寄せは狭く、玄関（写真）も陳腐である。あまり期待できないか？

ホテルフロント（写真）に行き、RCIメンバーカードと交換証明書を見せてチェックインする。すぐ横にコンシェルジュが待機しており、トロピカルジュース（無料）を飲みながら各種ツアーの説明を受ける。

ロビーの奥にガーデンプール（写真）があり、強烈な太陽が降り注ぐ。まぶしくてサングラスが必要である。今日は12月10日、日本では寒い冬であるが、お客は水着姿でプールサイド・ビーチで寝転がっている。

ガーデンプールの向こうには豪華客船（写真）が停泊している。クルーズが大好きな私にとって、これは嬉しいサプライズである。

サボーアホテルの白砂のビーチと違って、ここのビーチは岩場（写真）である。シュノーケルを楽しむためにはこちらの方がいい。

客室「2211号室」に入る。広くて綺麗なリビング・ダイニングルーム（写真）に、「ヤッタ〜、素晴らしい〜、Good、Good、Good」の連発。

リビングルームの壁に大きなクローゼット（写真）が設置してあるが、これはソファーベッドである。ここに２名寝れる。

このホテルに７泊もして（自炊）生活するのでキッチンとダイニングテーブル（写真）は必需品である。

コンロ、トースター、コーヒーメーカー、ミキサー、流し、電子レンジ…。全部そろっているので本格的な料理も可能である。

４名分の食器類

ナイフ、フォーク、スプーン、まな板、その他、調理器具が準備してある。

スーパーで食材を買ってきてここで調理して食べれば安く仕上がる。今回は旅行費節約とダイエットのため、可能な限り自炊にする。

ダイニングルームにあるクローゼット

広い洗面台（写真）

シャンプー、リンス、ボディーローション、等、バスルーム用アメニティ

トイレとシャワールーム

リビング・ダイニングルームの隣に同じ広さの「ベッドルーム」（写真）がある。

ベッドルームの奥にある広々としたバスタブ（写真）。海に入ると寒いので暖かい湯をはった湯船は本当にありがたい。

ベッドルームにあるクローゼットと貴重品ボックス（写真）。

たまたま私の部屋がプールに近く、客室のバルコニーからこのような風景（写真）が眺められる。

荷物を整理してから早速ビーチに行く。低層階の客室（写真）の前に緑の芝生とヤシの木があり、その向こうに海が広がる。

まずは、自分のお気に入りの場所を確保する。私は日焼けがいやなので大きなパラパの下の日陰のチェアーを探す。

海に向かって整然と並んだビーチチェアー（写真）。

「エルシド・ラ・セイバ・コスメル」全景（写真）。右の高層階はホテルタイプの客室、正面の低層階はコンドミニアムタイプ、左の高層階は別のホテル（パークロイヤル）。

隣のパークロイヤルホテルのプライベートビーチ（写真）

目の前に停泊する豪華客船（写真）はセレブリティ社の「ミレニアム」(91000トン、乗客2034人)。その後ろはカーニバル社の「イレーション」(70367トン、乗客2052人)。

「エルシド・ラ・セイバ・コスメル」のラックレート（正規宿泊料金）は１ベッドルームで１泊291ドル（約24000円）。写真：低層階の客室棟の裏側

しかし、今時、ラックレートで宿泊するお客はいない。不況風が吹いているリゾート地「カンクン・コスメル」ではインターネットによる格安料金のオンパレードである。写真：ホテルのテニスコート

観光で成り立っているメキシコのカンクン・コスメルはリーマンショック以後の不動産バブル崩壊と世界不況に大きく影響されている。写真：ホテルのホール

お客は激減し、コンドミニアム・リゾートクラブ会員権の販売も右肩下がりである。よって、ホテルは集客のために格安料金を設定する。写真：ホテルのジム（非常に狭い）

そこに、「円高・メキシコペソ安」がきたので、2011年12月現在のカンクン・コスメルのホテル代金は激安である。（注：クリスマス等トップシーズンは別）写真：夕暮れのバルコニーからの眺め

おかげで、会員権利用のメリットが薄れる。実際、シーズンにもよるがホテルタイプの客室なら会員権を利用しなくても同じくらいの料金で宿泊できる。（サボーアホテルの場合）写真：夕暮れのロビー

日本の一部会員制クラブがオフシーズン割引をして格安料金で一般客を集めているのと同じである。写真：サンセットと豪華客船

バスタブ（写真）に浸かって一日の疲れをいやす。

セレブリティ「ミレニアム」がこれから出港する。暗闇に浮かぶ光の豪華客船（写真）は見事!