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神奈川県茅ケ崎市に小津安二郎映画監督(1903〜1963)が定宿とした旅館が国指定の登録有形文化財として登録されおり、現在ももちろん営業をしています。<br /><br />訪ねた日は小津監督が戦前に製作した無声映画『出来ごころ』(1933年、昭和8、公開)の上映会があり、その映画を見るために訪れました。映画を見た後は監督が宿泊した部屋だけでなく館内をくまなく見させていただきました。<br /><br />

故小津安二郎映画監督が定宿とした「茅ヶ崎館」を訪ねる

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2011/12/04 - 2011/12/04

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Weiwojing

Weiwojingさん

神奈川県茅ケ崎市に小津安二郎映画監督(1903〜1963)が定宿とした旅館が国指定の登録有形文化財として登録されおり、現在ももちろん営業をしています。

訪ねた日は小津監督が戦前に製作した無声映画『出来ごころ』(1933年、昭和8、公開)の上映会があり、その映画を見るために訪れました。映画を見た後は監督が宿泊した部屋だけでなく館内をくまなく見させていただきました。

  • 映画の上映会は午後2時から開始。しかし、かなり早く茅ヶ崎駅に着いたため、少し歩いたり、食事をしたりして時間をつぶしました。<br /><br />そこで先ずは、駅構内にある観光案内所でもらったパンフレットを見ながら、サザン通リを歩いて海岸の方に行ってみました。この道路は湘南海岸に出ることが出来ます。もらったパンフレットにインド料理のレストランが紹介されていて、昼食にここへ行ってみることにしました。

    映画の上映会は午後2時から開始。しかし、かなり早く茅ヶ崎駅に着いたため、少し歩いたり、食事をしたりして時間をつぶしました。

    そこで先ずは、駅構内にある観光案内所でもらったパンフレットを見ながら、サザン通リを歩いて海岸の方に行ってみました。この道路は湘南海岸に出ることが出来ます。もらったパンフレットにインド料理のレストランが紹介されていて、昼食にここへ行ってみることにしました。

  • レストランの名前は “GARA 中海岸” といい、普通の住宅をレストランとしています。そのためなかなか見つからず、ぐるぐるまわりを回る羽目になってしまいました。<br /><br />キッチンスタッフは皆インド人です。注文したのはブランチメニューで、2種類のカレー、ナン、タンドりーチキン、ブリヤーニです。

    レストランの名前は “GARA 中海岸” といい、普通の住宅をレストランとしています。そのためなかなか見つからず、ぐるぐるまわりを回る羽目になってしまいました。

    キッチンスタッフは皆インド人です。注文したのはブランチメニューで、2種類のカレー、ナン、タンドりーチキン、ブリヤーニです。

  • その他に飲み物としてコーヒー(または紅茶)があり、デザートにシャーべットが出てきました。<br /><br />■ GARA 中海岸 (茅ヶ崎市中海岸4−14−18 TEL 0467-87-5050)<br />営業時間: 11:00〜22:00(LO 21:30)<br />休み: 毎週木曜日(祭日は営業)<br />URL: http://www.garanaka.com

    その他に飲み物としてコーヒー(または紅茶)があり、デザートにシャーべットが出てきました。

    ■ GARA 中海岸 (茅ヶ崎市中海岸4−14−18 TEL 0467-87-5050)
    営業時間: 11:00〜22:00(LO 21:30)
    休み: 毎週木曜日(祭日は営業)
    URL: http://www.garanaka.com

  • 時間が近づいてきたので、茅ヶ崎館へ向かいました。この日は小津安二郎監督の戦前の無声映画を見る会があり、どんな映画か楽しみにしていました。

    時間が近づいてきたので、茅ヶ崎館へ向かいました。この日は小津安二郎監督の戦前の無声映画を見る会があり、どんな映画か楽しみにしていました。

  • 左側が小津安二郎、右側が小津作品に何度も出演している原節子です。小津監督はこの旅館に長期滞在しながら、『晩春』、『麦秋』、『東京物語』を生み出しました。<br /><br />この日は小津監督が1933年(昭和8)に公開した『出来ごころ』という作品を、活動弁士・佐々木亜希子氏のセリフを聴きながら鑑賞しました。

    左側が小津安二郎、右側が小津作品に何度も出演している原節子です。小津監督はこの旅館に長期滞在しながら、『晩春』、『麦秋』、『東京物語』を生み出しました。

    この日は小津監督が1933年(昭和8)に公開した『出来ごころ』という作品を、活動弁士・佐々木亜希子氏のセリフを聴きながら鑑賞しました。

  • 「茅ヶ崎館」の玄関です。大きな暖簾が目を引きます。<br /><br />この旅館は、1899年(明治32)に茅ヶ崎市中海岸で海浜旅館として創業し、以来この地で営業を続け、100年以上の歴史を持つています。国の登録文化財になっています。

    「茅ヶ崎館」の玄関です。大きな暖簾が目を引きます。

    この旅館は、1899年(明治32)に茅ヶ崎市中海岸で海浜旅館として創業し、以来この地で営業を続け、100年以上の歴史を持つています。国の登録文化財になっています。

  • 玄関内部です。木のぬくもりが感じられます。

    玄関内部です。木のぬくもりが感じられます。

  • 玄関を上がり、少々館内を見てみました。

    玄関を上がり、少々館内を見てみました。

  • 旅館の中は隅々まできれいに整えられていて、いたるところに花や植え木が置かれています。

    旅館の中は隅々まできれいに整えられていて、いたるところに花や植え木が置かれています。

  • ここはラウンジです。「小津安二郎無声映画を見る会」には50人位の人が集まりました。始まる前に飲み物を飲みながら映画のこと、この旅館のこと等ひとしきり談笑する時間を持つことが出来ました。

    ここはラウンジです。「小津安二郎無声映画を見る会」には50人位の人が集まりました。始まる前に飲み物を飲みながら映画のこと、この旅館のこと等ひとしきり談笑する時間を持つことが出来ました。

  • ラウンジにはピアノが置かれていたり、ある画家の絵が掲げられている等、この旅館ならではのこだわりを感じます。

    ラウンジにはピアノが置かれていたり、ある画家の絵が掲げられている等、この旅館ならではのこだわりを感じます。

  • 照明器具が素晴らしいですね。

    照明器具が素晴らしいですね。

  • 廊下の一隅にこのような物がいろいろ置かれていて、丁度光が当たっていました。

    廊下の一隅にこのような物がいろいろ置かれていて、丁度光が当たっていました。

  • 映画を見たあと、館内を見させていただきました。客室は大体こんな感じで、狭くもなく、それほど広いという訳でもなさそうです。

    映画を見たあと、館内を見させていただきました。客室は大体こんな感じで、狭くもなく、それほど広いという訳でもなさそうです。

  • 別館に向かう廊下です。

    別館に向かう廊下です。

  • 別館2号室が監督が利用していた部屋で、二間続きの部屋です。ここは仕事部屋でした。

    別館2号室が監督が利用していた部屋で、二間続きの部屋です。ここは仕事部屋でした。

  • この部屋が居室兼寝室としていた部屋です。これらの部屋はもちろん予約をすれば泊まることは可能です。<br /><br />現在の建物は関東大震災で崩壊し、その後再建されましたが、小津が滞在していたこの部屋はほとんど変わっていません。天井は小津が部屋で煮炊きをしていた半世紀以上前の煤をそのまま伝えています。

    この部屋が居室兼寝室としていた部屋です。これらの部屋はもちろん予約をすれば泊まることは可能です。

    現在の建物は関東大震災で崩壊し、その後再建されましたが、小津が滞在していたこの部屋はほとんど変わっていません。天井は小津が部屋で煮炊きをしていた半世紀以上前の煤をそのまま伝えています。

  • 部屋は豪華さはありませんが、シンプルで、落ち着いて滞在出来そうです。

    部屋は豪華さはありませんが、シンプルで、落ち着いて滞在出来そうです。

  • 海側にテラスが設けられていて、仕事の合間に休んだりしたものと思われます。ここから手入れの行き届いた見事な庭を見ることが出来ます。

    海側にテラスが設けられていて、仕事の合間に休んだりしたものと思われます。ここから手入れの行き届いた見事な庭を見ることが出来ます。

  • 庭に出てみました。海に近いようで、かすかな海の香りがします。

    庭に出てみました。海に近いようで、かすかな海の香りがします。

  • 小津監督が泊まられた部屋のある別館です。

    小津監督が泊まられた部屋のある別館です。

  • 十分管理の行き届いた庭から小鳥のさえずりが聞こえてきて、しばし小津の映画の世界に浸り、しばし贅沢な時を過ごすことが出来ました。

    十分管理の行き届いた庭から小鳥のさえずりが聞こえてきて、しばし小津の映画の世界に浸り、しばし贅沢な時を過ごすことが出来ました。

  • 広々とした庭があり、手入れが良くされ、松の木も何本も植えられています。

    広々とした庭があり、手入れが良くされ、松の木も何本も植えられています。

  • この周辺は明治・大正期にはこの旅館だけがある静かなところでしたが、今ではたくさんの家が建ち、かつての湘南海岸の面影は少ないです。しかし、その面影をとどめる茅ヶ崎館がこの地でいつまでも残されていくことを望みたいものです。

    この周辺は明治・大正期にはこの旅館だけがある静かなところでしたが、今ではたくさんの家が建ち、かつての湘南海岸の面影は少ないです。しかし、その面影をとどめる茅ヶ崎館がこの地でいつまでも残されていくことを望みたいものです。

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