2011/12/06 - 2011/12/13
5822位(同エリア8872件中)
菊花さん
長年の憧れアンコール・ワットに6泊8日。
後半4日はベンメリア、ロリュオス遺跡群、アンコール博物館、トンレサップ湖、プノン・クーレーン、アンコールゴンドラ、タ・ケウ、そしてスパと、ゆったり遺跡観光。
旅程は、エスティーワールドの観光付き6日間ツアー(現地係員付き)にプラス2延泊で組みました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- エス・ティー・ワールド
-
★4日目
サリナ・ホテルはこの日でチェックアウト。
朝食バイキングの米麺(カンボジアのフォーなのか?)とお粥が美味しいので、じっくりと味わう。 -
8時頃ホテルを出発し、ベンメリアに着いたのは9時15分頃。
このナーガは形も色も綺麗に残っているが... -
ベンメリアの大部分は密林に食い荒らされるように崩壊している。
崩れ落ちた石にコケが生えていて...これが何だか遠目に見ると抹茶スポンジケーキみたいなんだよね。 -
見学用の木製通路ができているので、足下の不安なく観光できる。
でも、ガイド氏は「通路が無い方が冒険できて楽しいと言われました」とのこと。うん、実際のところ、私も通路の外、つまり崩れ落ちた石の上を歩いてみたいよ。 -
見学が終わり、車に乗って昼食の店に行こうとしたら...わ、牛!
彼らは食用(乳牛や肉牛)ではなくて、畑作業用の牛なのだそう。
シェムリアップに戻って昼食。
ホテルで荷造り(この日の晩から別のホテルに宿泊なので)、そして軽くお昼寝をする。 -
ホテルを15時頃出発し、午後はロリュオス遺跡群。
まずは、ロレイ。
寺院としての形は随分崩れちゃっていて、屋根から草が生えまくっている。でも、4基の祠堂の中央にはリンガとリンガから流れ落ちた水を流す水路が残っている。 -
文字がしっかり残っている箇所も。
まぁ、クメール文字の知識が無い私には文字と言うより飾りに見えるんだけどね。 -
遺跡の横には現役の寺院がある。
ちょうどお坊さんが信者の方に清めの水をかけていた。 -
お次はプリア・コー。
アンコール遺跡の中では最古の遺跡だそうで、879年創建。
プリア・コーは「聖なる牛」の意味で、その名の由来となる牛が祠堂の前に。 -
ガイド氏曰く「カンボジア人は、ここにお寺があるとは知りませんでした。焼き畑をしていたら、この寺院が見つかりました。だから、壁が焼けています」とのこと。
...ええっ?...焼き畑によって寺院がみつかったんだから、結果オーライではあるが...(苦笑) -
そして、バコン。
階段を上るピラミッドタイプなので、景色も楽しめるのが嬉しい。 -
四隅に置かれたゾウの像、この並びがカッコいいんですよ、バコンは。
-
17時過ぎには見学を終え、シェムリアップに戻って18時には夕食。
小鉢...というか、日本だと銀紙の小さいお皿?になる部分が、ここではココナツの葉?で編まれた小皿になっているのが素敵。
旅行会社指定のレストランなので、味が日本人向けになっているのだろうけれど、うん、美味しいよね。 -
その後、ホテルにチェックイン。
これから3泊はオールドマーケットの隣に立地しているストゥン・シェムリアップ・ホテルですよ。 -
せっかくなので、オールド・マーケットとパブ・ストリートを軽く散歩。
-
★5日目
ツアーは午前中フリータイムなので、トゥクトゥクを拾ってアンコール博物館へ。
トゥクトゥクの兄ちゃんは「ここでチケットを買える」と、町中のチケットセンター?に連れて行ってくれた。店で博物館のチケット代(12ドル)を払うと領収書をくれて、それを博物館で見せるとチケットに替えてくれる。
博物館にはオーディオガイド(日本語有り)の貸し出し、写真撮影権?があったが、私たちはそこはお金をケチってみた。
仏像好きなので、なんだかんだで2時間くらいは見学したぞ。 -
また、ホテルまでトゥクトゥクで戻ります。
ホテル(ストゥン)から博物館までのトゥクトゥク代は片道二人で2ドル。まぁ交渉すればもっと安くなるんだろうけどね。
そうそう「某歩き方」には「町中でトゥクトゥクをひろう場合は、極力通しナンバー入りのジャケットを着たものを利用するように」との旨書かれているが...。
ジャケットを着ているトゥクトゥク・ドライバー、全然いません。シェムリアップの町中及び遺跡観光中、30台に1台も見かけなかったぞ。というか、記憶にある限り、7日間の滞在中にみかけたジャケット着用トゥクトゥクは4台の団体を1回、あとは個別に3台、だけ。そもそも、最終日に旅行会社経由で雇ったドライバーですらジャケット未着用だったしね。 -
昼食はツアー指定のお店で中華料理。
中華はこってりするだろうから水分を多めに...と思ってココナッツ・ジュース(1.5ドルだったと思う)を頼む。
飲んでも飲んでも減らなくて、お腹がたぷたぷになった。 -
14時頃からトンレサップ湖へ。
観光船が定期的に運行しているのではなく、グループごとにボートが出るシステム。我ら(私・友人・ガイド氏)も、エンジン付きボートを貸し切る状態で水上生活者見物へ。
乾季で水が減ってきていることもあり、トンレサップ湖の水はかなり濁っている。水上生活者達は勿論、湖の水量に合わせて生活場所をどんどん変えて行く。
ガイド氏曰く「船で生活している人達にも住所があって、郵便が届きます。でも、引っ越してしまうと、もう分かりません」あははは。 -
湖の中からこつ然と高い塔が。携帯電話の電波塔だそうですよ。
この光景を見て、私は何故か映画「バグダット・カフェ」(監督:パーシー・アドロン)を思い出したのだ。 -
16時前頃にはホテル帰着。
またまたオールド・マーケット界隈をひやかす。 -
まぁ、とにかく何でも売ってます。干物からDVD(たぶん海賊版)まで。
-
路上観察と水分補給を兼ねて、カフェに陣取る。
アイスは2個で2.5ドルから3ドルくらいしたような気がする。アイスに添えられているのはカンボジア伝統菓子ノム・トム・ムーン。ヨックモ◎クのシガー◎に比べれば素朴な味だけど、これはこれで断然アリです。 -
晩ご飯はオールドマーケットの食堂街?で。
どの店も路面に向けて写真入りのメニューを出しているし、店内にもメニュー写真が貼り出してあるので、それらで見当をつけて店を選ぶ。
カレー、野菜炒め、豆腐入りチャーハンを二人で分け、それぞれアンコール・ビール(0.5ドル)を注文しても、一人当たり確か2.5ドル程度。
美味しくて、安くて、大満足。 -
★6日目
この日から2日間はツアー延泊日なので、完全フリー。
我らは「乾季限定!」の言葉につられ、スケッチトラベル催行「プノンクーレン・幻の巨大象像・遺跡訪問」に参加。またしても運転手・ガイド貸し切り状態。うほほ。
あれこれあって8時半頃にホテルを出発し、10時半ころには目的地に到着。
川底に千本リンガが彫られている。雨季と乾季では水量が違うとはいえ...やはりどうやって彫ったのか気になる。 -
瓶で売っている黄色い液体。ジュースではなくて、なんとガソリン。バイクの人達が1リットル単位で買うわけです。こういう場所だとガソリンスタンドのような立派な物は無いので。
-
一枚岩の上部を彫って作られた巨大涅槃像(プリア・アントン)
ここをお参りするときは靴を脱がなくてはならない。靴下は履いてもOKだが、足下が滑りそうだったので私は脱いだ。
でもって、この「脱いだ靴の番」をすることで稼いでいる子どもたちがいます。相場が分からなかったけど1ドル渡しておいた。(ここぞとばかりに、貯まっていたカンボジアリエル札をまとめて出しちゃったよ。) -
さて、ここからが「聖山クーレンをぐぃっと深く探検・アドベンチャー」なのです。
バイクで40分くらい走ります。バイクは2人乗り、バイク運転手氏あるいはガイド氏の後ろにへばりついて、ノーヘルで!しかも山道を!ガツガツ進む。
ぶっちゃけ、「海外旅行保険、もうすこし保証が手厚いのを掛けといた方がよかったのかも?」という後悔が頭をよぎったよ。(幸い、ノーヘルでも無事でしたけどね。) -
風を切るのが楽しくなり、少々お尻が痛くなった頃、目的地スラードムライに到着。
ゾウ・獅子・カエル・牛の巨大な像がある。
元々はここに宮殿が在り、池もあったが、宮殿は木造の為崩れてなくなり、池も埋まってしまって、現在は像だけが残っている。 -
また、そこからちょっと離れた所に洞窟寺院が。
コウモリが大量に住んでいる洞窟で、でもちゃんと祈りの場が在る。
(写真はフィラッシュを使用して撮っている) -
再びバイクに乗って、戻ります。
ええ、別に山道仕様バイクってわけじゃないんですよ。HONDAの、フツーのバイクなんです。 -
冒険の後は食堂の軒先を借りてお弁当タイム。
旅行会社が用意してくれたお弁当はフツーだったが、ガイド氏が「私たちのお弁当です。野生の豚が入っています」とお裾分けしてくれたカレー味の豚汁が猛烈に美味かった!
私と友人は「おおっ!豚皮付きじゃないか!」「甘味があって、歯ごたえもある」「日本人向けにおむすび弁当を用意してくれるのは嬉しいが、個人的な希望としてはガイド氏達と同じ弁当が食べたいぞ!」と熱く語り合ってしまった。(興奮のあまり、肝心の豚汁の写真を撮り忘れた。) -
大滝と小滝は、食堂からすぐ近く。
周囲のピクニック小屋?には地元の人がたくさん来ていたので、滝でも地元の人が水遊びしているのかと思ったが、そこで大はしゃぎしているのは白人だった。
15頃プノン・クーレンを出発して、シェムリアップに戻ったら17時。 -
オールドマーケットでお土産を物色。
その後、バー・ストリート周辺で適当な店に入って晩ご飯。野菜たっぷり米麺(2ドル以下だっったと思う)とカクテル(2杯で3ドル?)で、これまた大満足。 -
★7日目
カンボジア滞在最終日。
朝6時半、トゥクトゥクに乗って風を切ったらめっちゃ寒かった!
トゥクトゥクに乗る前に、自分の服装(半袖Tシャツの上に、透け生地の長袖シャツ)と、ドライバー氏の服装(防寒ジャケット)の違いに気づくべきだったが、後の祭り...。 -
朝早くから、緑の清掃員達が作業してます。
-
日の出だね!
-
アンコールトムのお堀の手前にあるプラサット・ベイ
-
その脇から出るアンコール・ゴンドラに乗るのが目的。
お堀の側から景色を見るのも面白いかな、と。
実際に乗ってみたら...まぁ延々城壁が見えるわけで、景色としては短調でした。 -
が、しかし!! なんと!!
アンコールトムのお堀で、なんとなく濁っているあの水辺で...
カワセミを2羽も目撃しましたよ!!
それだけで大感激。 -
次の目的地はタ・ケウ。
3日目に訪れたけれどスコール(12月なのに!)の為に中央祠堂へ登れなかったので、リベンジ。 -
王の死去によって未完のまま放置されたタ・ケウ。
石材を積んだだけなので無骨であり、また、ちょっとレゴっぽい。 -
9時半頃ホテル(ストゥン)に戻って遅めの朝食。
荷造りをして、12時にチェックアウトするも、荷物はそのまま18時までホテルに預かってもらう。 -
午後は、ホテル・ドゥ・ラベ内にあるスパ・インドシンで3時間半のコース。
ボディースクラブ、ラップ、マッサージ、バスのセット。
ラップは皮膚の表面が暖かく(というよりむしろ熱く)なる割には汗もかかず、それどころか体の芯が冷えて行く感じで、私は好きではなかった。
締めのバスは女子なので(?)フラワーバスに入ってみたんだが、これって半身浴なんですかね。に、しては、部屋がそれほど暖かくもないし。肩までつかるには湯の量が少ないし。
結論。気持ちよかったけれど、残念ながら私はスパの良さが分からなかった。凝りが消えたな!とか、疲れがとれたぞ!とか、体が温まった!とか感じなかったし。 -
効果のほどは何だか分からない3時間半だったが、施術後に出たジンジャー・ティーとマンゴーは美味だった!!
-
再びオールドマーケット界隈に戻り
-
ブルー・パンプキンで軽くティータイム。
-
18時、ホテル(ストゥン)にガイド氏が迎えにきて、18時20分頃にはシェムリアップ空港着。
ガイド氏・運転手氏とは空港建物前でお別れ。
さくさくチェックインして、ぼんやり飛行機を待つ。が、20時半発予定の飛行機は30分のディレイ。しかも、実際に飛行機に乗り込んだのは21時。 -
シェムリアップ--ハノイの機内食。
これは...自分でサンドイッチにしてね、という意味だと思ったので、そうしました。 -
予定から30分遅れの22時半頃、ハノイ(ノイバイ)空港着。
バスに乗って、空港建物に着くと、「to Narita」等と書かれた看板が出ていた。
で、その通り進むとトランジットカウンターが。我らの便にはたぶん150人位が乗ってきて、しかも大半が乗継ぎという状況にも関わらず、カウンターの係員は2人だけで追加なし。
早い者勝ち状態で係員にパスポートと搭乗券を見せ、ハンコを貰う。
カウンター横のエスカレーターを上がればセキュリティー・チェック。 -
ハノイ(ノイバイ)空港は狭いと噂に聞いていたが、実際狭かった。
中央にラウンジ、その周囲に待ち合い椅子があるのだが、その外周は200mあるかどうか?という印象。
そして何故か、フライト情報の掲示板が無い。さすがに各ゲートには「VN310 00:10発 Narita」等の表示が出ているが、仮に搭乗券に書かれたゲートと変更があっても、該当ゲートに行くまで変更が分からない状況。(勿論、館内放送はある。) -
ハノイ発--成田行きベトナム航空(JALとの共同運行便)は、予定通りの運行。
乗客のおじさん「ねえねえ、あんた、日本人?」
客室乗務員「はい、そうです。私は日本人です。何かあったら遠慮なくお申し付け下さいね」
ってな会話を耳にしつつ、眠りに落ちる。 -
気がついたら到着約1時間前の朝6時。日本上空。
-
予定通り7時に成田着。
この時間帯に東京方面に帰ると、ターミナル駅で朝の通勤ラッシュに巻き込まれ、キャリーバックの移動にも苦労するので、あえて空港で1時間ほど時間を潰して、成田エクスプレスで帰宅。 -
今回買ったお土産、カンボジアの伝統菓子ノム・トム・ムーン。
個別包装されて箱に入ったお土産用の物だと8本入りでも6ドルくらいする(たぶん複数買えば割り引きはあるだろうけれど。)でも私は個別包装にはこだわらないので、オールドマーケット近くのアンコール・ショッピング・センターの1階で買いました。20本入りで0.8ドル!
割れないようにまずクロマーで包み、それを無料配布雑誌で挟み、更にクロマーでくるんで、トランクの衣類と衣類の間に挟み、預け入れ荷物として飛行機会社に任せ、無事会社でばらまきましたよ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
シェムリアップ(カンボジア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シェムリアップ(カンボジア) の人気ホテル
カンボジアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
カンボジア最安
112円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
55