2010/03/19 - 2010/03/22
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haoziさん
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2005年4月17日,在第七届中国武夷山大紅袍茶文化節上,20克母樹大紅袍極品茶叶拍売出創歴史天价――20.8万元。
20グラムのお茶が20.8万元(約280万円)!!!
そんな嘘のようで本当の、とんでもなく高価な茶葉を産するお茶の木が、武夷山の峡谷の中に生えている。
九曲渓の筏下りを楽しんだ後は、このお茶の木を一目拝みにハイキング。
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大紅袍景区へ向かう途中。
天心永楽禅寺へ続く道端の岩に彫られた弥勒仏。高さ19m。
(中国の弥勒菩薩≒日本の布袋さん)
「佛」の文字は、清康熙帝の親筆。
高さ11m×幅9m 99平方メートル “九九吉利”
武夷山には、儒教、仏教、道教が同居している。(儒釈道三教同山) -
大紅袍景区 入口
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ウーロン茶:青茶、半発酵茶
<有名な産地>
安渓 鉄観音
厦門 東方美仁
台湾 凍頂烏龍
潮州 鳳凰単樅
武夷山 武夷岩茶 -
岩韵:“活、甘、清、香”
――岩間で生育した岩茶には独特の味と香りがある。
年年春自東南来,
建溪先暖水微開,
溪辺奇茗冠天下,
武夷仙人从古栽。
(《斗茶歌》范仲淹 宋) -
晩甘侯:武夷岩茶最早的茶名(唐代)
若者も大挙してやって来る。 -
九龍名叢園
“両叶抱一芽”:武夷岩茶采摘的標准叶形
武夷岩茶 四大名樅:大紅袍、鉄羅漢、白鶏冠、水金亀
他に、半天腰、不見天、白牡丹、肉桂、武夷水仙などなど -
“九龍澗”という谷川が流れる。
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この辺りは、武夷岩茶を紹介するために、近年新しく開発されたそうだ。
自然の中に、うまく遊歩道が作られていて、気持ちいい。 -
“九龍[穴果ke1]”と呼ばれる峡谷(9つの岩壁がある)の中の遊歩道を行く。
道中の岩場にも“名樅”のお茶の木が続く。これが武夷岩茶の育つ環境。
“岩岩有茶,非岩不茶”
そして、数百メートル行った峡谷の最深部に… -
これぞ“茶中之王”大紅袍。
正真正銘本当の母樹は3株。今は、その隣の1株と右下の2株と合わせて6株が、母樹として認定を受けている。樹齢350年。“盆栽式”に植えられている。
岩の亀裂から滴り出るミネラル成分を豊富に含む水、限られた日照時間など、いろんな条件が重なって、幻の味と薬効が生まれる。 -
ズームで。
年産500グラム足らず。市場(競売)に出るのは20グラムのみ。
しかし、それも数年前までの話で、2005年5月3日を最後に、今後この母樹から茶葉を取ることはやめたそうだ。
2005年に採取した20グラムの“絶版”の茶葉は、中国国家博物館に収蔵されているとのこと。
そんなに貴重な品なら、20.8万元という価格になるのもわかる。もはや飲むための物ではなく、立派な文化財。
かつては茶葉を最大限に採取していたため、年々弱ってきていたらしいが、今では完全に保護の対象となり、元気を取り戻している。 -
別角度から。
《大紅袍的民間伝説》(摘録)
明朝有一秀才[走干gan3]考途経武夷天心永楽禅寺、忽然重病,考期已近,病尚未愈,心焦如焚。寺中方丈以九龍[穴果ke1]上之茶叶為薬給秀才服用后,病即痊愈。后秀才高中状元,衣錦返郷。為報救命之恩,把欽賜的紅袍披于茶樹之上,因此得名。
《伝説之ニ》
毎当采茶之時,要焚香祭天,然后譲猴子穿上紅色的坎肩,爬到絶壁的茶樹之上采摘茶叶。正由于数量稀少,采摘困難,這種茶在市場上是价格昂貴的珍品。
“大紅袍”の名前の由来は諸説あるが、その若葉が赤紫色であることから名づけられたというのが真実のようである。 -
見事な集合写真を撮っていたので、脇から私もパチリ。
“情系旅管 游遍天下”
“旅游管理”を学んでいる学生たちなのだろうか。 -
こちらは、おとなしめのグループ。
大家都是慕名而来。
国家一級保護的古樹名木
中華古樹名木
大紅袍
全国緑化委員会
2006年10月30日 -
大紅袍母樹碑記
ここまでのハイキングでへたばっている若者たち。 -
対面の恰好の場所にお茶屋さんもあるが、客の入りはよくない。
団体客が多いという理由もあろうが、おそらく皆、大紅袍の価格に恐れおののいて、敬遠してしまうのではないか?
しかし、実のところ、大紅袍と銘打ったお茶は、至る所で売られている。それらは全て接ぎ木をして作られた二代目、三代目、N代目の大紅袍。(小紅袍とも言うらしい)
私が町中のお店で購入した大紅袍は、50グラム15元。ヘヘ…私にはこれで十分。
ちなみに、2007〜2009年頃には、日本でもサントリーから330ml瓶入りの大紅袍(液体)が1200円で数量限定発売されていた。 -
赤石北口を出て、崇陽渓にかかる橋を渡り、昼食へ。
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“老字号 農家宴”
“老字号”って感じでもないけど。 -
レストラン入口
きのこ、筍、山猪(=野猪=いのしし) 等を使った田舎料理。
普通においしい。
武夷四宝:東笋 南茶 西魚 北米
魚は食べなかったなあ。残念。 -
露天商
雪橙(=血橙)という果肉の赤いオレンジを買った。 -
我々のツアーのバス(大金龍客車)
今回のツアーは、激安とはいかないまでも、かなり格安だった。それでガイドが4人もついて、旅行会社は採算が取れるのだろうか。
実は、ちょうどこの頃、日本のガイド仲間と“零負団費”(現地旅行会社がコスト以下でツアーを引き受ける。ガイドは正規の報酬なし、或いは逆に“人頭費”を支払って稼働して、土産店等からのリベートを収入源とする)の実情を探っていたので、思い切ってガイドに尋ねてみた。すると、上海などでは“零負団費”が当たり前になっているが、福建ではそんなことはないとのことだった。確かに、今回出会った4人は、ガイドとしてのプライドと熱意をちゃんと持っていると感じた。
しかし、彼らも将来を危惧していて、この話題で、ひとしきり盛り上がってしまった。
ああ、せっかく遊びに来た先なのに。三句話不離本行。 -
続いて、水簾洞へ向かう。
永葆武夷真山水,打造世遺珍品牌
小草有生命,請恁足留情 -
道中、やはりお茶畑が続く。
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漫山遍野的岩茶。
武夷山は、実は紅茶も有名。
正山小種(ラプサンスーチョン、金駿眉と銀駿眉に分けられる)は、武夷山桐木関の特産紅茶。
中国では、数年前まで、プーアール茶がブームだったが、その後、紅茶のブームが起きている。正山小種の値段もはね上がっているらしい。物以稀為貴。
かつて、イギリステイラーズのラプサンスーチョンの独特の香りが気に入ってよく飲んだが、武夷山のお茶とは知らなかった。 -
高い岩山に囲まれてきた。
岩からは水がしみ出ている。これが武夷岩茶の“岩骨花香”のもと?
この辺りには、小さい滝もたくさんある。自然の力強さを感じる。 -
武夷山の地元ガイドZさんが、鷹嘴岩について解説している。
今回のガイド4人は、それぞれ違う個性を持っていて、それがいいなと思った。“みんなちがって、みんないい”
ガイドは通訳、翻訳と違って、個性を前面に押し出せる仕事。そこが楽しい点でもある。厳しい業界だけど、お互い頑張っていこうね。 -
鷹嘴岩をズームで。
Zさん、ごめん、どんな解説をしてもらったか忘れちゃった。 -
“毎人3元 与白鴿照像 献愛心”
記念撮影用に餌付けされたハト。
“献愛心”って誰に? -
水簾洞 石碑
別名 唐曜洞天
“赤壁千尋晴疑雨,明珠万顆画垂簾”
“山中最佳之景”とも言われる。 -
水簾洞
武夷山最大の洞穴。高さ、幅ともに100mを超える。
この時は、水量が少なく一筋の水が流れ落ちるのみだったが、水量の多い時季には、きらめく水の簾ができるらしい。
洞内の三賢祠は、屋根に瓦も使っていない木造建築だが、自然の山崖に守られて、風雨に侵されることはないという。 -
洞内の磨崖石刻
活源
半畝方塘一鑑開,天光云影共徘徊。
問渠那得清如許,為有源頭活水来。
《観書有感》朱熹
今古晴檐終日雨,
春秋花月一聯珠。 -
階段を上って、三賢祠へ。
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三賢祠
中央:劉子[羽軍hui1](=屏山先生)
右:劉甫
左:朱熹
屏山先生は朱熹が師とした人物。この建物はもともと屏山先生祠として1147年に建てられたもの。
横額“百世如見”は、その時の朱熹の親筆。
後に、劉甫と朱熹が加わって三賢祠となった。 -
朱熹像
少年易老学難成,一寸光陰不可軽
未覚池塘春草梦,階前梧叶已秋声。
《偶成》朱熹or観中中諦
日本で有名な「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず」の詩。
長年朱熹の作であるとされてきたが、近年は、日本の禅僧の作(室町時代)であったとの見方が強まっているようだ。
中国では、日本から間違った説が伝わって、それが根づいてしまったのだろうか。この詩は、朱熹の作とされている。
しかし、“光陰似箭”や“一寸光陰一寸金,寸金難買寸光陰”はよく使うが、“少年易老……”が口をついて出てくる中国人はあまりいない。
確かに、韻の踏み方も通常とは違うし、日本人が作りそうな漢文という感じはする。
後世の日本人によって、勝手な論議に巻き込まれた朱熹さん。日本人の朱熹さんへのイメージが生んだ空談だったということで、どうかお許しを… -
山頂から流れ落ちる水は、浴龍池に入る。
浴龍池とは、水面の水しぶきとさざ波が、龍が水遊びをしているように見えることからつけられた名前。 -
三賢祠からの眺め。
茶園竹叢。
岩山につくられたお茶の段々畑。 -
帰路。
かごに乗っているのは二人の小皇帝。 -
もう一人、かごかきさん自らがお昼寝。
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風景区の観光を終えて、度假区(≒リゾートエリア、休暇村)へ。
1999年、武夷山が世界複合遺産に認定された後、風景区内に住んでいた人は、すべて新しく作られた村に移住させられたそうだ。
度假区には、ホテルや観光客向けのお茶、工芸品店などが集まる。
市街区は度假区の北に位置し、空港や鉄道の駅はその中間あたり。
武夷山は、はっきりと区画がつけられて、それぞれがしっかり役割分担しているといった感じ。 -
お茶や野生(天然)のきのこ類を売るお店へ。
素朴な女の子の店員さんが、きのこの調理法を紹介してくれて、さながら料理教室のように。
霊芝[gu1] 150g 70元
云耳 50g 30元 を購入。
少し高いが、調子に乗ってすすんで質問等をしてしまった手前、買わないわけにもいかなくなった。ものは良さそうなので、まあいいか。
1年間ぐらい、少しずつ便利に使った。 -
野酸棗[gao1] 120g 7元
Yガイドに教えてもらった武夷山特産のお菓子。
酸棗(ナツメの一種)と丹桂(キンモクセイ)が原料。
甘酸っぱくて、とてもおいしい。バクバク食べてしまい、写真は空袋。
武夷山市隣りの浦城県(ともに南平市)は“丹桂之郷”らしい。 -
こういう露天商もたくさんいる。
売っているのは、お茶、きのこ類、ナッツ類など山の幸。 -
町中には、「武夷山の美しさを守ろう」という主旨の標語があふれている。
人人都是旅游形象,个个都是文明使者
[イ尓ni3]我添一[イ分fen4]自覚,武夷山多一[イ分fen4]清潔!
保護市容就是保護[イ尓ni3]的生活質量!
武夷美如画,要靠[イ尓ni3]我他 -
そして、お茶屋さんの広告で見たフレーズ。
茶人得茶寿(経常喝茶能活到108歳)
客到山前必有茶
人走茶不凉 ――説得好!
これで武夷山ともお別れ。
武夷山への旅(5)福州 朝の風景 に続く。
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