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 シルバーカレッジのOB会で、今年最後の街歩きに出掛けました。<br />行先は護国寺からスタートして、護国寺の鐘が鳴り響く音羽の谷を通り、椿山荘に向います、途中東京カテドラルマリア大聖堂にも立寄ります。<br /> 紅葉の庭園を拝観したあと、関口芭蕉庵、新江戸川公園と巡り、江戸の風情を偲びます。<br /> 早稲田のリーガロイヤルホテルで遅い昼食を取った後は、最後の甘泉園に向います。<br /> 今年は紅葉が遅く、何処でも名残の紅葉を見る事が出来ました。<br />正に残り福です。<br /> 来年も良い年になりそうです。<br /><br />  写真は椿山荘の紅葉

歴史と文化の散歩道、音羽の鐘散歩

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2011/12/14 - 2011/12/14

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愛吉

愛吉さん

 シルバーカレッジのOB会で、今年最後の街歩きに出掛けました。
行先は護国寺からスタートして、護国寺の鐘が鳴り響く音羽の谷を通り、椿山荘に向います、途中東京カテドラルマリア大聖堂にも立寄ります。
 紅葉の庭園を拝観したあと、関口芭蕉庵、新江戸川公園と巡り、江戸の風情を偲びます。
 早稲田のリーガロイヤルホテルで遅い昼食を取った後は、最後の甘泉園に向います。
 今年は紅葉が遅く、何処でも名残の紅葉を見る事が出来ました。
正に残り福です。
 来年も良い年になりそうです。

  写真は椿山荘の紅葉

同行者
友人
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  •  東京メトロ護国寺駅に午前10時の集合、全員揃った処で出発。<br />メトロの出口を出るとそこは護国寺の仁王門前、正面は音羽通り、昔のお成り道です。<br /> 道の脇にはこの様な案内板が出ています、歴史と文化の散歩道、音羽の鐘散歩の案内です。 拡大して読んで下さい

     東京メトロ護国寺駅に午前10時の集合、全員揃った処で出発。
    メトロの出口を出るとそこは護国寺の仁王門前、正面は音羽通り、昔のお成り道です。
     道の脇にはこの様な案内板が出ています、歴史と文化の散歩道、音羽の鐘散歩の案内です。 拡大して読んで下さい

  •  護国寺の仁王門<br />元禄年間の建立と言われる八脚門、切妻造りで丹塗り、両脇には金剛力士像。<br /> 護国寺は、天和元年(1681)5代将軍綱吉が生母桂昌院の発願で建立した寺院で、本尊は如意輪観音、将軍家の武運長久を祈る祈願寺でした。<br /> 真言宗豊山派の大本山

     護国寺の仁王門
    元禄年間の建立と言われる八脚門、切妻造りで丹塗り、両脇には金剛力士像。
     護国寺は、天和元年(1681)5代将軍綱吉が生母桂昌院の発願で建立した寺院で、本尊は如意輪観音、将軍家の武運長久を祈る祈願寺でした。
     真言宗豊山派の大本山

  • 仁王門の扁額

    仁王門の扁額

  •  仁王門を潜り、不老門へ向う参道<br />道の両側に建つのは、江戸名所図絵に描かれている手水舎。<br />中には桂昌院寄進の唐銅蓮葉形水盤が置かれています。

     仁王門を潜り、不老門へ向う参道
    道の両側に建つのは、江戸名所図絵に描かれている手水舎。
    中には桂昌院寄進の唐銅蓮葉形水盤が置かれています。

  •  不老門 昭和13年4月建立<br />この門を潜る事により、病気にならず、長寿になる事を願って命名されました。<br />額に記された不老の文字は、時の徳川家当主 徳川家達氏の書です。

     不老門 昭和13年4月建立
    この門を潜る事により、病気にならず、長寿になる事を願って命名されました。
    額に記された不老の文字は、時の徳川家当主 徳川家達氏の書です。

  •  観音堂(本堂) 元禄10年(1697)建立  元禄時代の工芸文化を伝える建物です。<br />内部には桂昌院の毛髪を納める仏像等が安置され、重要文化財に指定されて居ます。<br />

     観音堂(本堂) 元禄10年(1697)建立  元禄時代の工芸文化を伝える建物です。
    内部には桂昌院の毛髪を納める仏像等が安置され、重要文化財に指定されて居ます。

  •  本堂の切妻屋根。 豪壮な造りです。

     本堂の切妻屋根。 豪壮な造りです。

  • 薬師堂<br />大正15年の火災で旧太子堂が焼けた為、旧薬師堂を移築して現在の太子堂としました。<br />従い今度は、旧一切経堂を移築して現在の薬師堂に衣換えです。

    薬師堂
    大正15年の火災で旧太子堂が焼けた為、旧薬師堂を移築して現在の太子堂としました。
    従い今度は、旧一切経堂を移築して現在の薬師堂に衣換えです。

  •  月光殿  元大津三井寺の塔頭日光院の客殿。<br />桃山時代の建立で書院造の代表  昭和3年に移築されました。<br />ここも重要文化財に指定されて居ます。<br />

     月光殿  元大津三井寺の塔頭日光院の客殿。
    桃山時代の建立で書院造の代表  昭和3年に移築されました。
    ここも重要文化財に指定されて居ます。

  • 境内の佇まい。 紅葉がきれいです。

    境内の佇まい。 紅葉がきれいです。

  •  多宝塔 <br />近江石山寺の多宝塔を模して昭和13年4月に建立されました。

     多宝塔 
    近江石山寺の多宝塔を模して昭和13年4月に建立されました。

  •  太子堂<br />元禄14年に造られた薬師堂を、大正15年に大修理を施し、現在地に移築しました。

     太子堂
    元禄14年に造られた薬師堂を、大正15年に大修理を施し、現在地に移築しました。

  •  境内には、お茶席が設けられています。 不昧軒

     境内には、お茶席が設けられています。 不昧軒

  • 円成庵 お坊さんの住まいでしょうか。

    円成庵 お坊さんの住まいでしょうか。

  •  裏の墓地には、有名人の墓が並んでいます。<br /> こちらは大山巌元帥のお墓。

     裏の墓地には、有名人の墓が並んでいます。
     こちらは大山巌元帥のお墓。

  • 大隈重信公のお墓

    大隈重信公のお墓

  • 三条実美公のお墓

    三条実美公のお墓

  •  護国寺を出て、音羽通りを南下します。<br />講談社を過ぎた処で右折、坂を登る途中で見付けた、きれいな紅葉です。

     護国寺を出て、音羽通りを南下します。
    講談社を過ぎた処で右折、坂を登る途中で見付けた、きれいな紅葉です。

  •  東京カテドラル聖マリア大聖堂に到着です。<br />教会の歴史は古く、明治34年に木造の教会が建てられたのが始まりです。<br />その後、昭和20年空襲により焼失しましたが、昭和39年12月に丹下健三氏の設計で再建、高さは39,4米、上から見ると十字架の形をしているそうです。<br /> 中に入るとクリスマスの飾りとして、キリスト誕生の馬小屋の模型が出来ていました。 又ピエタ像、洗礼盤もあります。 

     東京カテドラル聖マリア大聖堂に到着です。
    教会の歴史は古く、明治34年に木造の教会が建てられたのが始まりです。
    その後、昭和20年空襲により焼失しましたが、昭和39年12月に丹下健三氏の設計で再建、高さは39,4米、上から見ると十字架の形をしているそうです。
     中に入るとクリスマスの飾りとして、キリスト誕生の馬小屋の模型が出来ていました。 又ピエタ像、洗礼盤もあります。 

  •  庭にはルルドの洞窟が造られています。<br />明治44年に、当時居たフランス人牧師により造られました。<br /> ルルドの洞窟とは、1858年2月にフランスの片田舎ルルドで貧しい家の14歳の少女の前にマリア様が現れ、ここに教会を建てるように話をされた場所です。<br />そして洞窟の中を指さすと、そこから泉が湧き出し、その水で手と顔を洗う様に命じられました。<br />そしてその後18回も少女の前に現れ、病人にこの泉の水を与え、手と顔を洗うと病気が治るという奇跡を行ったのです。<br /> 今では聖地として立派な教会が建ち、巡礼者が絶えないそうです。<br />又少女はその後修道院に入り、死後は聖人に列しています。

     庭にはルルドの洞窟が造られています。
    明治44年に、当時居たフランス人牧師により造られました。
     ルルドの洞窟とは、1858年2月にフランスの片田舎ルルドで貧しい家の14歳の少女の前にマリア様が現れ、ここに教会を建てるように話をされた場所です。
    そして洞窟の中を指さすと、そこから泉が湧き出し、その水で手と顔を洗う様に命じられました。
    そしてその後18回も少女の前に現れ、病人にこの泉の水を与え、手と顔を洗うと病気が治るという奇跡を行ったのです。
     今では聖地として立派な教会が建ち、巡礼者が絶えないそうです。
    又少女はその後修道院に入り、死後は聖人に列しています。

  • 牧師さんの像も有りました。

    牧師さんの像も有りました。

  •  カテドラルの向いは椿山荘です。<br />ホテルのロビーを素通りして庭園に向います。<br /> この庭園は江戸時代から椿山と言って風光明美な場所でした、名所江戸百景の一つとして、広重の版画にも登場します。<br /> 明治11年、山県有朋公がこの地を購入し、椿山荘と名付けて作庭に力を注ぎ、この庭園の基礎を築きました。<br /> その後これを譲り受けた藤田男爵が、三重塔をはじめ歴史的文化財を各所に配し、今日の椿山荘の庭園が完成したのです。<br /> 庭園は起伏に富み、林泉回遊式で66千?の広さがあります。<br />紅葉は盛りをいくらか過ぎていますが、まだ見応え充分です。

     カテドラルの向いは椿山荘です。
    ホテルのロビーを素通りして庭園に向います。
     この庭園は江戸時代から椿山と言って風光明美な場所でした、名所江戸百景の一つとして、広重の版画にも登場します。
     明治11年、山県有朋公がこの地を購入し、椿山荘と名付けて作庭に力を注ぎ、この庭園の基礎を築きました。
     その後これを譲り受けた藤田男爵が、三重塔をはじめ歴史的文化財を各所に配し、今日の椿山荘の庭園が完成したのです。
     庭園は起伏に富み、林泉回遊式で66千?の広さがあります。
    紅葉は盛りをいくらか過ぎていますが、まだ見応え充分です。

  • 弁慶橋の紅葉です

    弁慶橋の紅葉です

  • まだ充分に楽しめます。

    まだ充分に楽しめます。

  •  三重塔<br />冬の風物詩、雪囲いをしています。

     三重塔
    冬の風物詩、雪囲いをしています。

  • ちょっと離れて見ました。

    ちょっと離れて見ました。

  • 古香井 水が溢れています。

    古香井 水が溢れています。

  • お稲荷さんが有りました。

    お稲荷さんが有りました。

  • 無茶庵の入口 風情があります。

    無茶庵の入口 風情があります。

  • 大きな楠越えに見た楓

    大きな楠越えに見た楓

  • 灯籠に紅葉 良く映えます。

    灯籠に紅葉 良く映えます。

  •  木春堂 中庵の紅葉。<br />ここから冠木門を潜り、神田川の淵に出て椿山荘とお別れです。    <br /> 私達シルバーカレッジの面々は、これから神田川に沿って歩き、芭蕉庵を目指しますが、後半は後日改めまして。<br />                       終<br />

     木春堂 中庵の紅葉。
    ここから冠木門を潜り、神田川の淵に出て椿山荘とお別れです。    
     私達シルバーカレッジの面々は、これから神田川に沿って歩き、芭蕉庵を目指しますが、後半は後日改めまして。
                           終

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