2011/12/14 - 2011/12/14
189位(同エリア198件中)
愛吉さん
シルバーカレッジのOB会で、今年最後の街歩きに出掛けました。
行先は護国寺からスタートして、護国寺の鐘が鳴り響く音羽の谷を通り、椿山荘に向います、途中東京カテドラルマリア大聖堂にも立寄ります。
紅葉の庭園を拝観したあと、関口芭蕉庵、新江戸川公園と巡り、江戸の風情を偲びます。
早稲田のリーガロイヤルホテルで遅い昼食を取った後は、最後の甘泉園に向います。
今年は紅葉が遅く、何処でも名残の紅葉を見る事が出来ました。
正に残り福です。
来年も良い年になりそうです。
写真は椿山荘の紅葉
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東京メトロ護国寺駅に午前10時の集合、全員揃った処で出発。
メトロの出口を出るとそこは護国寺の仁王門前、正面は音羽通り、昔のお成り道です。
道の脇にはこの様な案内板が出ています、歴史と文化の散歩道、音羽の鐘散歩の案内です。 拡大して読んで下さい -
護国寺の仁王門
元禄年間の建立と言われる八脚門、切妻造りで丹塗り、両脇には金剛力士像。
護国寺は、天和元年(1681)5代将軍綱吉が生母桂昌院の発願で建立した寺院で、本尊は如意輪観音、将軍家の武運長久を祈る祈願寺でした。
真言宗豊山派の大本山 -
仁王門の扁額
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仁王門を潜り、不老門へ向う参道
道の両側に建つのは、江戸名所図絵に描かれている手水舎。
中には桂昌院寄進の唐銅蓮葉形水盤が置かれています。 -
不老門 昭和13年4月建立
この門を潜る事により、病気にならず、長寿になる事を願って命名されました。
額に記された不老の文字は、時の徳川家当主 徳川家達氏の書です。 -
観音堂(本堂) 元禄10年(1697)建立 元禄時代の工芸文化を伝える建物です。
内部には桂昌院の毛髪を納める仏像等が安置され、重要文化財に指定されて居ます。 -
本堂の切妻屋根。 豪壮な造りです。
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薬師堂
大正15年の火災で旧太子堂が焼けた為、旧薬師堂を移築して現在の太子堂としました。
従い今度は、旧一切経堂を移築して現在の薬師堂に衣換えです。 -
月光殿 元大津三井寺の塔頭日光院の客殿。
桃山時代の建立で書院造の代表 昭和3年に移築されました。
ここも重要文化財に指定されて居ます。 -
境内の佇まい。 紅葉がきれいです。
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多宝塔
近江石山寺の多宝塔を模して昭和13年4月に建立されました。 -
太子堂
元禄14年に造られた薬師堂を、大正15年に大修理を施し、現在地に移築しました。 -
境内には、お茶席が設けられています。 不昧軒
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円成庵 お坊さんの住まいでしょうか。
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裏の墓地には、有名人の墓が並んでいます。
こちらは大山巌元帥のお墓。 -
大隈重信公のお墓
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三条実美公のお墓
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護国寺を出て、音羽通りを南下します。
講談社を過ぎた処で右折、坂を登る途中で見付けた、きれいな紅葉です。 -
東京カテドラル聖マリア大聖堂に到着です。
教会の歴史は古く、明治34年に木造の教会が建てられたのが始まりです。
その後、昭和20年空襲により焼失しましたが、昭和39年12月に丹下健三氏の設計で再建、高さは39,4米、上から見ると十字架の形をしているそうです。
中に入るとクリスマスの飾りとして、キリスト誕生の馬小屋の模型が出来ていました。 又ピエタ像、洗礼盤もあります。 -
庭にはルルドの洞窟が造られています。
明治44年に、当時居たフランス人牧師により造られました。
ルルドの洞窟とは、1858年2月にフランスの片田舎ルルドで貧しい家の14歳の少女の前にマリア様が現れ、ここに教会を建てるように話をされた場所です。
そして洞窟の中を指さすと、そこから泉が湧き出し、その水で手と顔を洗う様に命じられました。
そしてその後18回も少女の前に現れ、病人にこの泉の水を与え、手と顔を洗うと病気が治るという奇跡を行ったのです。
今では聖地として立派な教会が建ち、巡礼者が絶えないそうです。
又少女はその後修道院に入り、死後は聖人に列しています。 -
牧師さんの像も有りました。
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カテドラルの向いは椿山荘です。
ホテルのロビーを素通りして庭園に向います。
この庭園は江戸時代から椿山と言って風光明美な場所でした、名所江戸百景の一つとして、広重の版画にも登場します。
明治11年、山県有朋公がこの地を購入し、椿山荘と名付けて作庭に力を注ぎ、この庭園の基礎を築きました。
その後これを譲り受けた藤田男爵が、三重塔をはじめ歴史的文化財を各所に配し、今日の椿山荘の庭園が完成したのです。
庭園は起伏に富み、林泉回遊式で66千?の広さがあります。
紅葉は盛りをいくらか過ぎていますが、まだ見応え充分です。 -
弁慶橋の紅葉です
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まだ充分に楽しめます。
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三重塔
冬の風物詩、雪囲いをしています。 -
ちょっと離れて見ました。
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古香井 水が溢れています。
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お稲荷さんが有りました。
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無茶庵の入口 風情があります。
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大きな楠越えに見た楓
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灯籠に紅葉 良く映えます。
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木春堂 中庵の紅葉。
ここから冠木門を潜り、神田川の淵に出て椿山荘とお別れです。
私達シルバーカレッジの面々は、これから神田川に沿って歩き、芭蕉庵を目指しますが、後半は後日改めまして。
終
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