宮崎、鹿児島３日目その２　並列鳥居の諏訪神社と神川大滝と変なホテル

2011/10/21 - 2011/10/21

※　表紙写真は立体写真じゃありません。

今回の旅行の目的地のひとつ、鹿屋航空基地史料館は屋内なので、雨の時に行こうと後回しにしてました。
ついに雨が振り出したので、いよいよ鹿屋へ。

鹿屋航空基地近くということで取ったホテルが、豪華とは違う意味で凄そうなホテルなのがちょっと不安です。

でも鹿児島港へ向かったら、雨が止んで晴れ間も出てきました。
明日も一日中雨の予報だし、屋内の鹿屋航空基地は明日に置いといて、またまた方針転換。
つくづく行き当たりばったりですね。

南大隅町根占の諏訪神社に並列鳥居があるので、そこへ向かいました。
２基の鳥居が横並びに建ってる、全国でも稀なものだそうです。

その後は途中にあった神川大滝へ。
そうめん流しが有名みたいですが、さすがにもうやってませんでした。

エリア 大隅半島（鹿屋・垂水・志布志・肝属）(鹿児島)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

ワイパーも効かないほどの雨に降られて予定変更。
清水磨崖仏は諦めて鹿屋へ。

なのに鹿児島市内に入る頃には、すっかり雨は止んじゃいました。

鹿児島港１２時３０分着。
すっかり青空。

何なんだ、この天気は。

再び桜島フェリーに乗ります。

桜島フェリー名物「やぶ金」のうどん。

月見うどん￥４５０とちょっと高め。（２０１１年現在）
何か凄く旨い、鹿児島一との噂もうなずける。
考えてみたら今日はまだ何も食べてなかった。

桜島港まで１５分、ゆっくりとは食べてられません。

桜島が近づきました。
晴れてると良いなと思ってたけど、やっぱり桜島の山頂は雲の中です。

桜島に上陸。

またまた有村溶岩展望所にやって来ましたが、これはちょっと雲が晴れそうもないですね。

雨が降ってたら、鹿屋へ行こうと思ってたんですが、すっかり晴れてきたので南大隅町の諏訪神社へ行くことにしました。
国道２６９号（佐多街道）を佐多岬方面へ南下します。

南大隅町川南の交差点を佐多岬方向（右方向）へ向かわずに直進すると、２基並んだ赤い鳥居が見えてきます。

１４時４０分到着。
駐車場はありません。
境内と鳥居の前にスペースがあるけど、写真を撮るのに邪魔になるんで、近くの道の端にちょっとだけ停めさせてもらいました。

龍の街灯です。
ここに来る途中にもあったから、龍が南大隅町のシンボルなのかな。

鳥居は平成６年に建てられたものです。
案内板とか解説が無いので、並んでる理由とかの詳しいことはわかりませんでした。
ネットで調べても、あまり情報がありません。
珍しいことは確かですね。

ここでは普通のカメラでも立体写真（らしい物）が撮れます。
真正面から鳥居を撮りましょう。

目の焦点をずらして遠くを見るような感じで見ると立体に見えちゃいます。
表紙写真でやって見てください。

２つ並んでることにちなんで、縁結びを祈って参拝に訪れるカップルが多いそうですが、今日は人っ子一人いません。
左の鳥居から入って右の鳥居から出る習わしだそうです。

車が停まってますが神社の人の車かな、でも社務所にも人影は無し。

境内も広くないので、すぐ見学終了です。

諏訪神社の近くの道端にカラスウリの実が成ってました。
別に珍しくもないかもしれませんが、家の方だと、花は見るのですが実が成ってるのは見たことが無いもので、嬉しくて一杯写真を撮っちゃいました。

このまま佐多岬へ行って、観光船「さたでぃ」に乗ろうかと思ったけど、１６時の最終便に間に合うかどうか微妙な時間だったので、来る途中で見かけた神川大滝へ行くことにしました。

雄川沿いの道に、色とりどりの旗がはためいてます。

引き返す途中の城ヶ崎展望台です。
こんな夕日を見てみたい。
でも雲が多いな。

間もなく神川大滝公園。
国道２６９号を走ってると看板があるので迷うことはないでしょう。
特に行く気がなかったので、ちゃんと調べてなかったけど、滝はもちろんとして、流しそうめんも有名だったはず。
でも、もうやってないでしょうね。

１５時３０分、かなり広い駐車場に到着。
他には一台も停まってない。
急に空が暗くなってきたし、もう帰ろうかな。

でも、せっかく来たんで、滝だけは見とこう。

大きな滑り台があった。
誰も見てないし、滑ってみようか。
でも、あの上まで上るのは、しんどそう。
腰が痛いし、やめときます。

かなり水量のある川、神ノ川を渡る。

ますます空が暗くなってきた。
誰もいないし、心細くなってきたよ。

あんな高い所に吊橋がある。
ここから行けるのかな。
行ってみようかな。

滝が見えた。
大滝と言う割には小さいぞ。

高さ２０ｍくらいの滝です。
滝の裏側へ行ける道がありますが、落石の危険があるとかで立入禁止になってました。

吊橋へは、どう行くのかと案内図を見ようとしたら「大滝→」の看板があった。

えっ！この滝は違ったの？

矢印の通りに行くと、滝が見えてきた。
本当に大きい滝だ。

さっきのは「小滝」。
ちゃんと下調べしとかないといけませんね。

この辺りから、すでに水しぶきがすごい。
カメラが危険なレベルです。

昨日からの雨で水量が増えてるのか、轟々と落下しています。
水煙が盛大に上がってます。

白糸の滝のように、周囲の岩壁から小さな滝が流れ出てます。

高さ２５ｍ、幅３５ｍの豪快な滝です。

全然予定してなかったけど、来て良かった。

大滝の茶屋です。
そうめん流しが有名みたいですが、今は営業してません。
営業は、４月〜９月のみ、７，８月は毎日営業、他は土日祝日のみ営業。
営業時間は１１時〜１５時です。（２０１１年現在）

頭上の吊橋、大滝橋は延長１３０ｍ、高さ２５ｍ。
神川大滝を上から見下ろせる吊橋です。

吊橋に行くには・・・
この塔の階段を上って・・・

山の中の道を登って行くと・・・吊橋。

過酷すぎる道のりだ〜。

今日のところは遠慮しときましょう。

また今度、天気と腰の調子の良い時に挑戦だ。
流しそうめんも食べよう。

本日の宿、ビジネスホテルしらさぎ。

左側の本館は立派で綺麗な建物です。
でも本日の宿泊は右側の３号館です。
何か外壁の塗装してますね。

「クモの巣が嫌いな方は２号館、３号館は厳禁。ビジネスホテルしらさぎは無理にクモの巣とりません
２号館、３号館の部屋は、はっきりいって、旅行にはもちろん、ビジネスには不向きかもしれません。」

これはクチコミによる酷評ではありません、ホテル自ら書かれた紹介文です。

鹿屋航空基地近くで探したら他に無かったんですが、いったいどんな部屋なんでしょう。

あれっ？ずいぶん綺麗です。
クモの巣なんて見当たりませんよ。
内装を新しくして間もないみたいです。

「部屋の中は、清掃ばっちり。今年も畳を入れ替えました。」とも書いてありましたんで、手抜きでクモの巣を取らないんじゃなくて、縁起かつぎとか、クモがかわいそうとかいう理由でしょうか。

でも、あんな紹介文を載せるとは、相当変なホテルですね。

部屋の中もきれいです。
覚悟して来たのに嬉しい誤算です。

窓の外は大きなショッピングセンターの駐車場です。
晩飯はあそこで買ってきて部屋で食べるかな。

外に出たら雨がぱらついていた。
ちょうどホテルの方が傘をさして通りかかって、私が出てきたのに気づいて「傘をどうぞ」と自分のさしてた傘を差し出してくださいました。

なんていいホテルだ！またこの辺に来たら必ずここに泊まろう。
その時も、クモの巣が無いといいな。