2011/09/25 - 2011/09/25
383位(同エリア456件中)
池彼方さん
知人の車でブカレスト北駅まで送ってもらい、夜行列車でウクライナ国境に近いスチャバに向かいました。
夜行列車は1等寝台しか切符が残っていなかったのですが、そのぶん快適に移動をすることができました。
スチャバ駅に着いて、そのままバスで宿泊先のハイクラスホステルへ。
ここへは2年前に世界遺産になっている壁画教会を見てまわったときに宿泊しました。
モニカという若い女性がひとりで切り盛りしていて、自ら運転する車で壁画教会へも案内してくれます。
外国人旅行者の間で人気の宿となっていて、ロンリープラネットやラフガイドなど英語のガイドブックでも高い評価を受けています。
前回来たときにスチャバからウクライナ行きのバスが出ていることを知って、次回はぜひ国境越えにチャレンジしようと心に決めたのでした。
2年ぶりに出会うモニカは少し顔が丸くなったような感じがしましたが、相変わらず愛想良く出迎えてくれました。
しかし、申し訳なさそうにこれから一泊二日の日程でマラムレシュ地方へお客を連れて行かなければいけないというではありませんか。
そのかわり今夜は別の人が来て宿の面倒をみるといいます。
ところで帰国後、モニカのフェイスブックを見たら、驚くべきことが書かれていました。
11月からシンガポールに移住して、新しいことにチャレンジしたいというのです。
そして宿のほうは誰かに譲りたいので、希望者は名乗り上げてくださいと書いてあるではないですか。
わずか数年で人気の宿を立ち上げたモニカが、シンガポールでいったい何を始めようとしているのか、気になるところではあります。
前回は世界遺産の壁画教会を見て回ったので、今日はルーマニアの国父とされるシュテファン大公が葬られているプトナ修道院へ行ってきました。
プトナ修道院の周辺はチャールズ皇太子がハイキングを楽しんだほどに美しい自然環境に恵まれています。
たっぷり時間があったので修道院のそばの丘を歩いていると、ひとりの修道士がたたずんでいるのを見かけました。
お互い挨拶を交わすと、向こうから「チーナ?ジャパン?」と尋ねてきました。
日本だと答えると、流暢な英語で空手について語りだしました。
なんと正道館の空手を習ったのだといいます。
武器を使わずに戦うという空手の精神性を高く評価しているようでした。
さらに修道士はローマ出身だというではないですか。
イタリアはカトリックなのではないか?とぶつけてみると、正教の正しさについて語りだしました。
英語なので細かいところまではよくわかりませんでしたが、彼のように正教の世界にひかれてこの修道院の門をたたく外国人は少なくないそうです。
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