欧州旅行１４日目は、ミュンヘンからパリへの移動日です。<br /><br />今回の旅行では各国間の移動をいろいろな手段で行いたいと思って計画していたので、ミュンヘンからパリへは夜行列車（ＣＮＬ）を使うことにしました。<br /><br /><br />■■□□■■ ヨーロッパ旅行 2011 〜ダイジェスト版〜 ■■□□■■<br />http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10611562/ <br />

【欧州旅行14日目】ミュンヘンからパリへの移動は夜行列車で！　「CNL」

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2011/10/28 - 2011/10/28

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#鉄道・バス

みにくまさん

欧州旅行１４日目は、ミュンヘンからパリへの移動日です。

今回の旅行では各国間の移動をいろいろな手段で行いたいと思って計画していたので、ミュンヘンからパリへは夜行列車（ＣＮＬ）を使うことにしました。

■■□□■■ ヨーロッパ旅行 2011 〜ダイジェスト版〜 ■■□□■■
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10611562/

エリア

ミュンヘン(ドイツ)

ミュンヘン中央駅

今回の旅行では、大きく３回の都市間移動があります。

フランクフルト⇒ミュンヘン　観光バス
ミュンヘン⇒パリ　夜行列車（ＣＮＬ)
パリ⇒フランクフルト　高速鉄道（ＴＧＶ)

いずれのケースも高速鉄道、もしくは飛行機で移動するのが一番早いのですが、それでは面白くないと思い、いろいろな方法で移動することを考えました。
ミュンヘン中央駅

中でもミュンヘンからパリは夜行列車での移動と、普段では滅多に味わったことのない旅ということで、非常に楽しみにしていました。
ミュンヘン中央駅

実は５年前の新婚旅行の時にも、ローマからパリまでアルテシアンナイトという夜行列車を利用したのですが、その時に撮った写真が全てカメラごと盗まれてしまい、一枚も残っていません。

あまりにも悔しいので、今回はどうしても夜行列車での移動を旅の途中で組み込みたかったのです。
ミュンヘン中央駅

今回の列車はミュンヘン中央駅を２２時４２分発。

非常に遅い時間なので、車内からのサンセット鑑賞もディナータイムも無いのが残念です。
ミュンヘン中央駅

早めに到着したので、ミュンヘン中央駅に止まっていた列車の写真を撮って遊んでいました。
ミュンヘン中央駅
ミュンヘン中央駅
ミュンヘン中央駅
ミュンヘン中央駅

こちらの掲示板に私たちの列車情報が表示されたのは、出発の約３０分前。

アムステルダム行きの列車とパリ行きの列車がくっついた形なのでしょうか。
最初はよく分からずにどこに行ったらいいのか迷いました。
ミュンヘン中央駅

ＤＢと書いてあるのはドイツ鉄道のマーク。
ミュンヘン中央駅

ドイツ鉄道（ＤＢ）

ドイツ鉄道は旧西ドイツ国鉄（DB, Deutsche Bundesbahn：ドイツ連邦鉄道）と旧東ドイツ国鉄（DR, Deutsche Reichsbahn：ドイツ国有鉄道）が1994年はじめに統合、民営化された際に誕生したDBグループの中核会社である。
またDBグループの意味でも用いる。ただし、民営化後も依然として国家の所有となっており、実際には株式会社化されたのみである。株式の売却による実質的な民営化は今後の課題となっている。
ＣＮＬ１等車

これが私たちの乗る列車。
ＣＮＬ１等車

そしてこちらがＣＮＬ１等車両です。
ＣＮＬ１等車

注意事項が書いてるのでしょうか。
ＣＮＬ１等車

部屋の前の通路
ＣＮＬ１等車

入口

このドアがむちゃくちゃ固くてちょっと開けるのにコツがいるので注意。
コツとしては強く押しながら回すってとこかな。
ＣＮＬ１等車

部屋の中
定員３名の個室です。
ＣＮＬ１等車

部屋の様子。
左側２段ベッドになっていますが、３名の時は２段目の上にさらにベッドができます。

そして右側はトイレとシャワールームになります。
ＣＮＬ１等車

２段ベッド。
ちなみに上には梯子を使って上ります。
ＣＮＬ１等車

１段目のベッド
夜遅くからの出発だからでしょうか、すでにベッドメイキングがされています。

５年前に乗ったアルテシアンナイトでは、乗車後しばらくしてからベッドメイクしてくれました。
ＣＮＬ１等車

ベッドの下には約２０センチの隙間があり、ちょっとした荷物だったらここに収納できるようになっています。

ただ、私たちのスーツケースはさすがにここには入りませんでした。
ＣＮＬ１等車

２段目のベッド
さらに上に３段目のベッドが用意されているのが確認できます。
ＣＮＬ１等車
ＣＮＬ１等車

２階部分

右側がベッドになっており、左側には荷物が置けるようになっています。
３段目のベッドを倒すと２段目は極端に狭くなりますが、このままならけっこう快適で開放的な空間になっています。
ＣＮＬ１等車

２段目ベッド
ＣＮＬ１等車

シャワールーム上の荷物置き。
ＣＮＬ１等車

上から下を見たところ。
左手に大型のスーツケースが２個入っています。
部屋に入れるのはかろうじて可能ですが、開けて中身を取り出したりするのはかなり大変でしょう。
ＣＮＬ１等車

２段目ベッドの頭上部分
ここにも荷物を置けるようになっています。
ＣＮＬ１等車

梯子
本来はもっとこちら側に引き出して、斜めにして利用するのですが、そうするととても邪魔になるので、このままの立てた状態で使いました。
ＣＮＬ１等車

ミネラルウォータ２本はサービスです。
ただし、ガス入り〜。
ＣＮＬ１等車

部屋のコントローラ
ＣＮＬ１等車

シャワールーム

１等個室にはシャワールームとトイレが付いています。

これはけっこう凄いことで、５年前のアルテシアンナイトには１等車でもシャワーは装備されていませんでした。

どんなに狭くても、どんなにしょぼくても、シャワーがあると無いではえらい違いですからね〜。
ＣＮＬ１等車

タオル
ＣＮＬ１等車

シンクはシャワーを使ったもので、極めて使いにくいです。
ＣＮＬ１等車

トイレ
ＣＮＬ１等車

シンク

水はシャワーを使います。
ＣＮＬ１等車

シンク
ＣＮＬ１等車

シャンプー＆ボディソープ

中心を押すとムニュっと出てくるのだと思いますが、使いませんでした。
ＣＮＬ１等車

こちらがこの部屋の予約票です。

ここには「City Night Line Cassiopeia」と書かれています。
カシオペアと言うのは何だろう。
調べてもよく分かりませんでした。
ＣＮＬ１等車

こちらが乗車券。
２人で４７８ユーロ（５０１９０円）と書かれています。
が、これはあくまで現地での価格であって、旅行代理店を使って買った場合はもっと高くなりました。
ＣＮＬ１等車

２２時４３分、時間ピッタリに出発しました。
こちらの列車やバスは、時間が遅れたりするのが当たり前と聞いていたので、時間通りに出発してくれて一安心です。
ＣＮＬ１等車

車内共同トイレ
ＣＮＬ１等車

出発した時にはもう夜中なので、通路も静まり返っています。
この列車にはラウンジも食堂車も無いみたいなので、私たちもおとなしく部屋に戻ってゆっくりすることにしました。
ＣＮＬ１等車

ドイツで買ってきたおやつ

このナッツがけっこう美味しくてオススメです。
ＣＮＬ１等車

ここから場面は急展開して、朝の様子です。
ベッドを上げてソファにしてみました。

この操作もかなり難しくコツのいるもので、やたら時間がかかりました。
車掌さんに聞けば３秒でやってくれるんですけどね。
ＣＮＬ１等車

朝食

ごく簡単な朝食が運ばれてきました。

パンとヨーグルト、ジュースです。
ＣＮＬ１等車

朝食

オレンジジュース
ＣＮＬ１等車

朝食

こちらは温かい飲み物。
ＣＮＬ１等車

ほんの少しだけ見ることができた朝日。
車内からでもけっこう綺麗でした。
ＣＮＬ１等車

鳥が飛んでいるのが良い感じ。
これは旅行中に見た朝日・夕陽の中で５本の指に入る美しさでした。
パリ東駅

この時９時２６分、予定は９時２３分なので、ピッタリに到着したことが分かります。
パリ東駅

５年ぶりのパリ〜
わくわくしてきます。
パリ東駅
パリ東駅
パリ東駅
パリ東駅

こちらが私たちの乗ってきたＣＮＬの先頭車両。
出発時は暗くて分からなかったのですが、こんな顔をしていたんですね。

さてさて、ここからはパリ観光のはじまりはじまり〜（*^_^*）

◎ おしまい