2010/12/24 - 2011/01/08
302位(同エリア373件中)
ちゃおさん
メコンは川幅が広く、しかしその割には航行する船も少なく、退屈まぎれにボートの操縦をやらせてもうらう。操縦と言っても、それ程大袈裟な操船とは違って、操縦席に座って、自動車のハンドルを少し大きくしたような輪っかを左右に少し動かすだけで、船の場合自動車よりも更に遊びが多いのか、ハンドルを15cm、20cm位回した位では、直ぐに方向が変わるというものでもない。まあ、川の真ん中を走航しているから、ここで1回転したとしても岸に激突することもないが、急な転回で、他のお客さんが驚くかも知れない。
暫らく操舵席に坐り、ハンドルを左右に動かしたりしてみたが、余り変わり映えもせず、いずれにしても危険なことだから、運転を返上する。又席に戻り缶ビールを飲みまがら、メコンを航行する小船を眺める。ポツンポツンだが、色々な種類の船やボートが往来している。道路が整備される前は、この川は物流の大動脈で、数多くの船が往来していただろう。この川の先にはプノンペンがあり、その少し先のコンポントム、タイ・ラオスの国境分離線となって、1週間前今回旅行の最初に通過したムクダハーン、その上のナコンパノム、ラオスのビエンチャン、ルアンパパンと続き、中国領内に入って行く。長大な大動脈であったに違いない。
さて、ぼんやり川の風景を眺めていると、添乗の女性がやってきて、プノンペンのホテルを斡旋する、とのこと。いずれプノンペンに到着したらどこかホテルを探さなければならない。値段を聞くと僅かに6ドル。このツアー会社が経営している系列のホテルだから安いとのこと。日本円にしたら500円もしない。直ぐにこのホテルに決めた。これで今晩は安心だ。
- 旅行の満足度
- 4.0
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