2011/11/27 - 2011/11/30
21998位(同エリア26342件中)
ちゃおさん
成田空港に着いて同行の稲さんに電話するとまだ電車の中という。当方、これからチェックインするのもまだ早いし、久し振りに屋上デッキに出て、離着陸する飛行機を眺める。折角持ってきた望遠カメラを使いたい、との気持ちもあった。
夕方、天気は今一つだが、雨にはなっていない。広い滑走路の右から飛行機が姿を現し、ゆっくり滑走路上を進み、スピードを加速して飛び立つと直ぐにも、今度は別の飛行機が右手の空の上からやってきて地上へ降りたち、着地すると同時に、「ウーン」とエンジン音を高鳴らせ、逆回転させて走行スピードをガクンと落す。何分置きかに繰り返される地上と空の情景を眺めているだけで楽しい。機能美というかシステマチックだ。世の中は目に見えない所で、皆このように合理的に、機械のように回っているのかも知れない。
通関を済ませ、DELTA搭乗口で待っていると、稲さんがやってきて、間も無く搭乗開始となる。ボーイング737.やや小型の飛行機だ。先刻屋上デッキに見ていたジャンボとは大違いだ。3人掛けの座席が2列に並んでいて、横幅はいつも乗るJALの半分もない。燃費の高騰、航続距離の問題、経営などのことを考えれば、これ位のサイズが妥協できるギリギリの線だろう。その為かどうか、座席はほぼ満席で、運航効率は120%。定刻7時30分に離陸する。
離陸して間もなく、夕食が運ばれるが、米国機らしく厚手の黒パンにハムか何かを挟んだ大きなサンドイッチ。ビールをジュース代わりに飲んでいたが、お酒が飲みたくなって頼んだら、運ばれてきたのが福島会津の「栄川」。機内サービスでこんな地方のお酒が出るとは想像もしていなかったが、これも震災・原発の側面援助の一環かも知れない。
正味飛行時間は僅か2時間。「栄川」の冷酒が美味しいからと言って、2本目をお願いする時間もなく着陸態勢に入り11時半仁川空港に到着する。韓国は約10年ぶりの訪問になるが、この空港は初めてだ。出来てまだ10年は経っていないのだろう。アジアのハブ空港として、日本の各地方空港から客を集め、ここでまとめて欧米に送り出している。日本の航空行政が無様だから、こんな風に韓国の飛行機会社に濡れ手に粟の儲けをさせている。JALが潰れたのも致し方ないことか・・。
初めて足を踏み入れた仁川空港。しかしビルはどこも国際標準になっているのか、バゲージクレームも通関も通関の外も、成田、羽田と変わらない。税関外で現地会社の女性添乗員が待っていて、我々総勢10名程を3カ所のホテルに案内し、12時過ぎ、漸く今晩の宿泊City Placeに到着した。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- デルタ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 株式会社IACEトラベル
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