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室内にこもってしまうのが実にもったいなかった、雲ひとつない、抜けるような青空の秋晴れに恵まれた今年2011年の11月23日の祝日。<br />こんな日は紅葉狩りにでも行きたいものですが、本日は、上野公園の東京文化会館でオペラ「古事記」を観劇する日なのです。<br /><br />というわけで、観劇前の時間を利用して、会場からそう遠くない湯島天神の菊まつりを見に行きました。これは去年もやったパターン@<br />湯島天神の菊まつりは、本日23日がぎりぎり最終日でした。<br /><br />スロースターターの私は、家を出るのが10時を過ぎてしまったので、菊まつり会場を散策できたのはたったの一時間余りとなりました。<br />そして最終日の菊まつりの菊は、もう花が終わり近く、花びらの縁が茶色に変色しているのもありました。<br />特に、懸崖菊の菊が、そういうわけで残念だったものも……。<br />また、まぶしい晴天は、花に光と影の極端なコントラストを作り、かえって写真が撮りづらいときもありました。<br /><br />でも、今年の菊まつりめぐりのトリを飾るにふさわしい名品ぞろいでした。<br />可愛い傘のような全体がコロンとした千輪咲きは特にすばらしかったです。<br />私の大好きな、菊の育成ポイントを無視したマクロ撮影も、たっぷりできました。管物菊の宇宙は太陽の光でますます輝いて、そのときは晴天で良かったと思いました。<br />文京区の小学生が咲かせた菊も見事でした。<br /><br />境内はこの時期ですから、七五三の参拝客で賑わっていました。<br />晴れ姿の子供たちは少し緊張していて、誇らしげで、可愛らしかったです@<br />それから、お猿さんの曲芸もありました。あいにく時間がなかったのでゆっくり見学はしていられませんでしたけど。<br /><br /><タイム・メモ><br />10:00 家を出る<br />11:40~12:55 湯島天神菊まつり<br />13:25 東京文化会館に到着<br />14:00~16:15 オペラ「古事記」観劇<br /><br />湯島天神公式サイト<br />http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm<br />第33回湯島天神菊まつり<br />http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/kiku/kiku.htm<br /><br /><去年の湯島天神の菊まつりの旅行記><br />2010年11月13日<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609/<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612/<br />

境内に錦を添える湯島天神菊まつり・2011~今年も観劇前に散策~

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2011/11/23 - 2011/11/23

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まみ

まみさん

室内にこもってしまうのが実にもったいなかった、雲ひとつない、抜けるような青空の秋晴れに恵まれた今年2011年の11月23日の祝日。
こんな日は紅葉狩りにでも行きたいものですが、本日は、上野公園の東京文化会館でオペラ「古事記」を観劇する日なのです。

というわけで、観劇前の時間を利用して、会場からそう遠くない湯島天神の菊まつりを見に行きました。これは去年もやったパターン@
湯島天神の菊まつりは、本日23日がぎりぎり最終日でした。

スロースターターの私は、家を出るのが10時を過ぎてしまったので、菊まつり会場を散策できたのはたったの一時間余りとなりました。
そして最終日の菊まつりの菊は、もう花が終わり近く、花びらの縁が茶色に変色しているのもありました。
特に、懸崖菊の菊が、そういうわけで残念だったものも……。
また、まぶしい晴天は、花に光と影の極端なコントラストを作り、かえって写真が撮りづらいときもありました。

でも、今年の菊まつりめぐりのトリを飾るにふさわしい名品ぞろいでした。
可愛い傘のような全体がコロンとした千輪咲きは特にすばらしかったです。
私の大好きな、菊の育成ポイントを無視したマクロ撮影も、たっぷりできました。管物菊の宇宙は太陽の光でますます輝いて、そのときは晴天で良かったと思いました。
文京区の小学生が咲かせた菊も見事でした。

境内はこの時期ですから、七五三の参拝客で賑わっていました。
晴れ姿の子供たちは少し緊張していて、誇らしげで、可愛らしかったです@
それから、お猿さんの曲芸もありました。あいにく時間がなかったのでゆっくり見学はしていられませんでしたけど。

<タイム・メモ>
10:00 家を出る
11:40~12:55 湯島天神菊まつり
13:25 東京文化会館に到着
14:00~16:15 オペラ「古事記」観劇

湯島天神公式サイト
http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm
第33回湯島天神菊まつり
http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/kiku/kiku.htm

<去年の湯島天神の菊まつりの旅行記>
2010年11月13日
「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609/
「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612/

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  • JR御徒町駅から湯島天神に向かう途中<br /><br />白梅商店街は、どこかレトロな雰囲気を残していて、寄りたい店や和菓子を買いたい店があちこちにありました。<br />

    JR御徒町駅から湯島天神に向かう途中

    白梅商店街は、どこかレトロな雰囲気を残していて、寄りたい店や和菓子を買いたい店があちこちにありました。

  • 今回も夫婦坂から湯島天神にアクセス<br /><br />去年も撮っているのでアングルを変えて撮りました。<br /><br />去年の写真<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20739138/<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20739139/<br />関連の旅行記<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」(2010年11月13日)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609/<br />

    今回も夫婦坂から湯島天神にアクセス

    去年も撮っているのでアングルを変えて撮りました。

    去年の写真
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20739138/
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20739139/
    関連の旅行記
    「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」(2010年11月13日)
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609/

  • 階段を上りながら、今年もやっぱり階段沿いの菊の写真を撮る<br /><br />去年の写真<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20739140/<br />関連の旅行記<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」(2010年11月13日)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609/<br />

    階段を上りながら、今年もやっぱり階段沿いの菊の写真を撮る

    去年の写真
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20739140/
    関連の旅行記
    「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」(2010年11月13日)
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609/

  • 摂社・笹塚稲荷神社<br /><br />今回はこの前にあふれるまで菊が展示されていなかったので、提灯だけ撮りました。<br />

    摂社・笹塚稲荷神社

    今回はこの前にあふれるまで菊が展示されていなかったので、提灯だけ撮りました。

  • 湯島天神菊まつりの今年のポスター<br /><br />菊人形はNHK大河ドラマをテーマにしているので、これはきっとお江でしょう。<br />

    湯島天神菊まつりの今年のポスター

    菊人形はNHK大河ドラマをテーマにしているので、これはきっとお江でしょう。

  • 早速、麗しの管物菊で遊ぶ@<br /><br />大菊の盆養の部にて。<br /><br />盆養の管物の説明は、去年写真を撮っておいたこちらを参考に。<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20739204/<br />関連の旅行記<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」(2010年11月13日)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609/<br />

    早速、麗しの管物菊で遊ぶ@

    大菊の盆養の部にて。

    盆養の管物の説明は、去年写真を撮っておいたこちらを参考に。
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20739204/
    関連の旅行記
    「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」(2010年11月13日)
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609/

  • 黄色から白へとグラデーションの輝き<br /><br />晴天なので菊の色が輝いて見えます@<br />

    黄色から白へとグラデーションの輝き

    晴天なので菊の色が輝いて見えます@

  • やさしくまどろむ一文字菊

    やさしくまどろむ一文字菊

  • てっぺんが白い厚物走り

    てっぺんが白い厚物走り

  • ゴールデン・フラッシュ!

    ゴールデン・フラッシュ!

  • ふんわりとポーズをとる

    ふんわりとポーズをとる

  • 大菊を撮るのはむずかしいよねっ!

    大菊を撮るのはむずかしいよねっ!

  • 自然のカールの美

    自然のカールの美

  • きらめくオレンジの炎

    きらめくオレンジの炎

  • 回廊にずらりと並ぶ三本仕立ての大菊の盆育(=鉢植え)

    回廊にずらりと並ぶ三本仕立ての大菊の盆育(=鉢植え)

  • 狂い咲きの江戸菊<br /><br />江戸菊はもう終わりかけのものもあって、少しだけでした。<br /><br />江戸菊の説明は、去年写真を撮っておいたこちらを参考に。<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20739254/<br />関連の旅行記<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」(2010年11月13日)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609/<br />

    狂い咲きの江戸菊

    江戸菊はもう終わりかけのものもあって、少しだけでした。

    江戸菊の説明は、去年写真を撮っておいたこちらを参考に。
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20739254/
    関連の旅行記
    「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」(2010年11月13日)
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609/

  • 仲間がもういなくて……<br /><br />これも江戸菊です。<br />

    仲間がもういなくて……

    これも江戸菊です。

  • ビンクと黄色の色とりどりのはたきさん、ではなくて、嵯峨菊さん@

    ビンクと黄色の色とりどりのはたきさん、ではなくて、嵯峨菊さん@

  • もうすぐ花期おわり?───乱れた姿も魅力的@

    もうすぐ花期おわり?───乱れた姿も魅力的@

  • 奥にも江戸菊のべっぴんさん@

    奥にも江戸菊のべっぴんさん@

  • 回廊の千本咲きと江戸菊・嵯峨菊の盆養たち<br /><br />千本咲きの説明は、去年写真を撮っておいたこちらを参考に。<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20739150/<br />関連の旅行記<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」(2010年11月13日)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609/<br />

    回廊の千本咲きと江戸菊・嵯峨菊の盆養たち

    千本咲きの説明は、去年写真を撮っておいたこちらを参考に。
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20739150/
    関連の旅行記
    「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」(2010年11月13日)
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609/

  • 古札納所のそばの千本咲きブースの千本咲き<br /><br />湯島天神の千本咲きは、ころんとした傘のようで、可愛らしいです。<br />どうやっているのか不思議ですが、菊の色は2色です。<br />

    古札納所のそばの千本咲きブースの千本咲き

    湯島天神の千本咲きは、ころんとした傘のようで、可愛らしいです。
    どうやっているのか不思議ですが、菊の色は2色です。

  • 雨あられと降る千本咲きの菊

    雨あられと降る千本咲きの菊

  • お隣さん同士

    お隣さん同士

  • こちらも2色の千本咲き

    こちらも2色の千本咲き

  • 黄金色の千本咲き<br /><br />この千本咲きは、一つ一つの花も非常に魅力的でした。<br />咲き進んだせいかもしれませんが、花びらがちょっと赤みがかっているのも、さらに魅力的でした。<br />

    黄金色の千本咲き

    この千本咲きは、一つ一つの花も非常に魅力的でした。
    咲き進んだせいかもしれませんが、花びらがちょっと赤みがかっているのも、さらに魅力的でした。

  • 菊の花火・その1

    菊の花火・その1

  • 菊の花火・その2

    菊の花火・その2

  • 菊の花火・その3

    菊の花火・その3

  • ライバルっ!

    ライバルっ!

  • 渡り廊下の懸崖菊を見上げる・その1<br /><br />懸崖菊の説明は、去年写真を撮っておいたこちらを参考に。<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745185/<br />関連の旅行記<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」(2010年11月13日)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612<br /><br />この渡り廊下の懸崖菊は、長さ100センチ以上180センチ未満の中懸崖のようです。<br />

    渡り廊下の懸崖菊を見上げる・その1

    懸崖菊の説明は、去年写真を撮っておいたこちらを参考に。
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745185/
    関連の旅行記
    「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」(2010年11月13日)
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612

    この渡り廊下の懸崖菊は、長さ100センチ以上180センチ未満の中懸崖のようです。

  • 渡り廊下の懸崖菊を見上げる・その2<br /><br />もう花期がぎりぎりの花も混ざっていて、若干、新鮮さがない懸崖菊もあったのですが、まあそこは、最終日なので仕方がないでしょう。<br />たいていの菊まつりは、開催期間は1〜2週間ですが、湯島天神は大サービスの3週間なんですもの。<br />

    渡り廊下の懸崖菊を見上げる・その2

    もう花期がぎりぎりの花も混ざっていて、若干、新鮮さがない懸崖菊もあったのですが、まあそこは、最終日なので仕方がないでしょう。
    たいていの菊まつりは、開催期間は1〜2週間ですが、湯島天神は大サービスの3週間なんですもの。

  • 厚物の懸崖菊は珍しい!<br /><br />懸崖菊ブースの懸崖菊です。<br />厚物の懸崖菊は初めてみるかも。<br />

    厚物の懸崖菊は珍しい!

    懸崖菊ブースの懸崖菊です。
    厚物の懸崖菊は初めてみるかも。

  • 圧巻@

    圧巻@

  • 下から失礼!

    下から失礼!

  • 懸崖の白菊の流れ<br /><br />懸崖菊ブースの懸崖菊は、残念ながら終わりかけた花が目立ってしまっているのが多かったです。<br />なので、状態が良いものを選んで、こんな風に撮ってみました。<br />

    懸崖の白菊の流れ

    懸崖菊ブースの懸崖菊は、残念ながら終わりかけた花が目立ってしまっているのが多かったです。
    なので、状態が良いものを選んで、こんな風に撮ってみました。

  • すだれに似合う菊<br /><br />全体はこういうかんじでした。でも、これは去年の写真です。<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745188/<br />関連の旅行記<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」(2010年11月13日)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612<br />

    すだれに似合う菊

    全体はこういうかんじでした。でも、これは去年の写真です。
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745188/
    関連の旅行記
    「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」(2010年11月13日)
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612

  • くぐり抜けた反対側から見た、渡り廊下の懸崖菊<br /><br />渡り廊下の懸崖菊は去年の方が良いシャッターチャンスやアングルに恵まれました。<br />今回は、菊まつりの開催期間の最終日で、かつ祝日で、七五三の参拝客も去年よりずっと多くて境内はごったがえしだった上に、時間に余裕がなかったから……と、言い訳。<br /><br />去年の渡り廊下の懸崖菊の写真<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745209/<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745211/<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745212/<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745251/<br />関連の旅行記<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」(2010年11月13日)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612<br />

    くぐり抜けた反対側から見た、渡り廊下の懸崖菊

    渡り廊下の懸崖菊は去年の方が良いシャッターチャンスやアングルに恵まれました。
    今回は、菊まつりの開催期間の最終日で、かつ祝日で、七五三の参拝客も去年よりずっと多くて境内はごったがえしだった上に、時間に余裕がなかったから……と、言い訳。

    去年の渡り廊下の懸崖菊の写真
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745209/
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745211/
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745212/
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745251/
    関連の旅行記
    「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」(2010年11月13日)
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612

  • 湯島天神自慢の巴錦の千本咲きは、残念ながらもう花期おわり<br /><br />まるで日に焼けすぎて焦げてしまったように見えました(泣)。<br />巴錦は、内側が深紅で、外側が黄金色、花芯は鮮やかな黄色です。<br />他ではほとんど見たことがないです。<br /><br />社務所の千本咲きも、もう撮影時期を逸していました。<br /><br />去年の社務所の千本咲きの写真<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745254/<br />関連の旅行記<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」(2010年11月13日)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612<br />

    湯島天神自慢の巴錦の千本咲きは、残念ながらもう花期おわり

    まるで日に焼けすぎて焦げてしまったように見えました(泣)。
    巴錦は、内側が深紅で、外側が黄金色、花芯は鮮やかな黄色です。
    他ではほとんど見たことがないです。

    社務所の千本咲きも、もう撮影時期を逸していました。

    去年の社務所の千本咲きの写真
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745254/
    関連の旅行記
    「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」(2010年11月13日)
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612

  • 湯島天神自慢の巴錦<br /><br />千本咲きの中の巴錦です。<br />個体で見ると、まだ見頃の花がいくつか残っていました。<br />

    湯島天神自慢の巴錦

    千本咲きの中の巴錦です。
    個体で見ると、まだ見頃の花がいくつか残っていました。

  • 三色の嵯峨菊のうねり<br /><br />菊人形の前に並んでいた嵯峨菊です。<br />

    三色の嵯峨菊のうねり

    菊人形の前に並んでいた嵯峨菊です。

  • 恒例! NHK大河ドラマをテーマにした菊人形<br /><br />去年の坂本龍馬の大河ドラマは見ていなかったけれど、今年の「江」は毎回楽しみに見ていました。<br />これは浅井の三姉妹です。<br />でも、どのマネキンも、大河ドラマの出演者と似ていません@<br /><br />去年の坂本龍馬たちの菊人形の写真<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745252/<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745253/<br />関連の旅行記<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」(2010年11月13日)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612<br />

    恒例! NHK大河ドラマをテーマにした菊人形

    去年の坂本龍馬の大河ドラマは見ていなかったけれど、今年の「江」は毎回楽しみに見ていました。
    これは浅井の三姉妹です。
    でも、どのマネキンも、大河ドラマの出演者と似ていません@

    去年の坂本龍馬たちの菊人形の写真
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745252/
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745253/
    関連の旅行記
    「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」(2010年11月13日)
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612

  • 3体の菊人形の中では一番穏やかな顔つきをしていた茶々

    3体の菊人形の中では一番穏やかな顔つきをしていた茶々

  • 3体の菊人形の中では一番美人だけど、一番気が強そうだった初

    3体の菊人形の中では一番美人だけど、一番気が強そうだった初

  • えーっ、これがお江……!?<br /><br />大河ドラマの出演者と似ていないのは仕方がないにしても、三姉妹の中で一番年かさに見える顔つきでした。<br />

    えーっ、これがお江……!?

    大河ドラマの出演者と似ていないのは仕方がないにしても、三姉妹の中で一番年かさに見える顔つきでした。

  • 秀忠と江の菊人形<br /><br />抱いている男の赤ちゃんは、竹千代? 国松?<br />大河ドラマを見ている限りでは、竹千代はお福にとられて、江はほとんど抱かせてもらえなかったはずなので、そうすると国松ってことになりますねぇ。<br />

    秀忠と江の菊人形

    抱いている男の赤ちゃんは、竹千代? 国松?
    大河ドラマを見ている限りでは、竹千代はお福にとられて、江はほとんど抱かせてもらえなかったはずなので、そうすると国松ってことになりますねぇ。

  • 菊まつりの宣伝クマちゃん!?

    菊まつりの宣伝クマちゃん!?

  • 菊の盆栽もあり@

    菊の盆栽もあり@

  • 菊の盆栽の箱庭もあり@

    菊の盆栽の箱庭もあり@

  • 境内ではお猿さんの芸を披露

    境内ではお猿さんの芸を披露

  • 休憩タイムに大あくび@

    休憩タイムに大あくび@

  • お手ができる賢いお猿さん<br /><br />お手ではなくて、握手だそうです。<br />残念ながら、時間が押し迫っていたので、お猿さんの芸は最後まで見学していられませんでした。<br />

    お手ができる賢いお猿さん

    お手ではなくて、握手だそうです。
    残念ながら、時間が押し迫っていたので、お猿さんの芸は最後まで見学していられませんでした。

  • さすが湯島天神!<br /><br />絵馬の数がハンパではありません@<br />

    さすが湯島天神!

    絵馬の数がハンパではありません@

  • 星座守りは売り切れ〜っ<br /><br />ちょっと欲しいなぁと思ったのですが、残っている中に自分や家族の星座のものはありませんでした。<br />

    星座守りは売り切れ〜っ

    ちょっと欲しいなぁと思ったのですが、残っている中に自分や家族の星座のものはありませんでした。

  • 福助やだるま作りは、文京区内の小学校の生徒や保護者の作品!<br /><br />福助の説明は、去年写真を撮っておいたこちらを参考に。<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745225/<br />だるま作り説明は、去年写真を撮っておいたこちらを参考に。<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745226/<br />関連の旅行記<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」(2010年11月13日)<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612<br />

    福助やだるま作りは、文京区内の小学校の生徒や保護者の作品!

    福助の説明は、去年写真を撮っておいたこちらを参考に。
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745225/
    だるま作り説明は、去年写真を撮っておいたこちらを参考に。
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20745226/
    関連の旅行記
    「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」(2010年11月13日)
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612

  • 七五三の子供たちも菊に負けずに華やか@

    七五三の子供たちも菊に負けずに華やか@

  • 自然に咲いたかんじの愛らしい菊

    自然に咲いたかんじの愛らしい菊

  • さわやかな菊のメロディー

    さわやかな菊のメロディー

  • やんちゃな妖精たち

    やんちゃな妖精たち

  • 文京区の小学生の力作!

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  • きれいに咲いて良かったネ!

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  • たくさんの菊の中でキミに目を留めた@<br /><br />大変名残惜しかったのですが、時刻は13時近くになったので、ここで菊まつり見学を切り上げ、湯島天神を出ました。<br />このあとは、上野公園を突っ切り、14時開演のオペラ会場である東京文化会館へ向かいました。<br />写真はまだあと少し続きます。<br /><br /><これまでの菊まつりの旅行記><br />2011年11月13日<br />「秋色ハーモニーの新宿御苑(2)菊花壇展(前編)懸崖作り花壇・伊勢菊・丁字菊・嵯峨菊花壇・大作り花壇など」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10621626/<br />「秋色ハーモニーの新宿御苑(3)菊花壇展(後編)江戸菊花壇・一文字菊・管物菊花壇・肥後菊花壇・大菊花壇など」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10621837/<br />2011年11月5日<br />「菊とバラの日比谷公園へ久しぶりに(3)東京都観光菊花大会」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10619927<br /><br />2010年11月13日<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609<br />「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612<br />2010年11月6日<br />「紅葉のきざしを探しながら新宿御苑の菊花壇展へ(前編)」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10518910<br />「紅葉のきざしを探しながら新宿御苑の菊花壇展へ(中編)」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10518911<br />「紅葉のきざしを探しながら新宿御苑の菊花壇展へ(後編)」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10518913<br />2010年11月3日<br />「紅葉きざす秋晴れの森林公園(2)菊花展でモコモコつるつる」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10517557<br /><br />2009年11月15日<br />「錦なす花の終わりの菊だより(6)明治神宮デビューきっかけの菊花展」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10400727/<br />2009年11月8日<br />「錦なす花の終わりの菊だより(4)新宿御苑の菊花壇展2009・前編」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10398072/<br />「錦なす花の終わりの菊だより(5)新宿御苑の菊花壇展2009・後編」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10398073/<br />2009年11月1日<br />「錦なす花の終わりの菊だより(2)川越喜多院の菊まつり・2009」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10395147/<br /><br />2008年11月15日<br />「新宿御苑の菊花壇めぐり」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10289196/<br />2008年11月3日<br />「今年も川越の喜多院で菊まつり」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10286427/<br /><br />2007年11月18日<br />「喜多院菊まつりにかこつけた川越散策」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10198521/<br /><br />2006年11月12日<br />「秋の花はやっぱり菊ですね@:川越喜多院・菊まつり」<br />http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10105086/<br />

    たくさんの菊の中でキミに目を留めた@

    大変名残惜しかったのですが、時刻は13時近くになったので、ここで菊まつり見学を切り上げ、湯島天神を出ました。
    このあとは、上野公園を突っ切り、14時開演のオペラ会場である東京文化会館へ向かいました。
    写真はまだあと少し続きます。

    <これまでの菊まつりの旅行記>
    2011年11月13日
    「秋色ハーモニーの新宿御苑(2)菊花壇展(前編)懸崖作り花壇・伊勢菊・丁字菊・嵯峨菊花壇・大作り花壇など」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10621626/
    「秋色ハーモニーの新宿御苑(3)菊花壇展(後編)江戸菊花壇・一文字菊・管物菊花壇・肥後菊花壇・大菊花壇など」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10621837/
    2011年11月5日
    「菊とバラの日比谷公園へ久しぶりに(3)東京都観光菊花大会」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10619927

    2010年11月13日
    「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(前)観劇前に訪れたチャンス」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520609
    「境内に錦を添える湯島天神菊まつり(後)名残りを惜しみながらも観劇会場の上野公園・東京文化会館へ」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10520612
    2010年11月6日
    「紅葉のきざしを探しながら新宿御苑の菊花壇展へ(前編)」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10518910
    「紅葉のきざしを探しながら新宿御苑の菊花壇展へ(中編)」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10518911
    「紅葉のきざしを探しながら新宿御苑の菊花壇展へ(後編)」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10518913
    2010年11月3日
    「紅葉きざす秋晴れの森林公園(2)菊花展でモコモコつるつる」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10517557

    2009年11月15日
    「錦なす花の終わりの菊だより(6)明治神宮デビューきっかけの菊花展」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10400727/
    2009年11月8日
    「錦なす花の終わりの菊だより(4)新宿御苑の菊花壇展2009・前編」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10398072/
    「錦なす花の終わりの菊だより(5)新宿御苑の菊花壇展2009・後編」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10398073/
    2009年11月1日
    「錦なす花の終わりの菊だより(2)川越喜多院の菊まつり・2009」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10395147/

    2008年11月15日
    「新宿御苑の菊花壇めぐり」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10289196/
    2008年11月3日
    「今年も川越の喜多院で菊まつり」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10286427/

    2007年11月18日
    「喜多院菊まつりにかこつけた川越散策」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10198521/

    2006年11月12日
    「秋の花はやっぱり菊ですね@:川越喜多院・菊まつり」
    http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10105086/

  • 上野公園のハス池の向こうの弁天堂を眺めながら

    上野公園のハス池の向こうの弁天堂を眺めながら

  • 弁天堂のエメラルドグリーンの屋根がまぶしい@

    弁天堂のエメラルドグリーンの屋根がまぶしい@

  • まだ色づいていない、上野公園のイチョウ並木<br /><br />でも奥にちょっとだけ、見事に黄色に染まった木がありました。<br />あそこは日当たりが良いからかな。<br />

    まだ色づいていない、上野公園のイチョウ並木

    でも奥にちょっとだけ、見事に黄色に染まった木がありました。
    あそこは日当たりが良いからかな。

  • 一部だけ黄色く染まったイチョウ

    一部だけ黄色く染まったイチョウ

  • 晩秋を飾るさわやかなイチョウ

    晩秋を飾るさわやかなイチョウ

  • 東京文化会館へ<br /><br />13時25分に到着しました。<br />途中で買ったお弁当を開演前に食べる時間は十分あります、ほっ。<br />

    東京文化会館へ

    13時25分に到着しました。
    途中で買ったお弁当を開演前に食べる時間は十分あります、ほっ。

  • オペラ「古事記」のポスターとタイムスケジュール<br /><br />オペラ「古事記」の公式サイト<br />http://www.t-bunka.jp/50th/anniversary4.html<br /><br /><公式サイトから引用したあらすじ><br />【プロローグ】<br />オーケストラの神秘的な響きに乗せて、語り部により、現代先端文明の日本から太古の昔へ回帰する。<br />【第一幕】<br />イザナギ、イザナミ夫婦神による国生み、神々の誕生、黄泉の国のエピソードに続き、アマテラス、ツキヨミ、スサノヲの誕生が描かれる。<br />【第二幕】<br />スサノヲの乱暴狼藉と、それを嘆き怒るアマテラスの岩戸隠れ。ダイナミックな音楽に合わせてアメノウズメが踊る。アマテラスは岩戸から出て、スサノヲは高天原から追放される。<br />【第三幕】<br />出雲の国のスサノヲは、民を苦しめる八岐大蛇という怪獣を退治する。その尾からは、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)が現れる。やがて、スサノヲはクシナダと結婚する。<br />【第四幕】<br />スサノヲはアマテラスへ帰順する。ニニギノミコトによる天孫降臨が描かれる。<br />【エピローグ】<br />「かくて物語は終わり、日本は始まった…」と結ぶ。<br />

    オペラ「古事記」のポスターとタイムスケジュール

    オペラ「古事記」の公式サイト
    http://www.t-bunka.jp/50th/anniversary4.html

    <公式サイトから引用したあらすじ>
    【プロローグ】
    オーケストラの神秘的な響きに乗せて、語り部により、現代先端文明の日本から太古の昔へ回帰する。
    【第一幕】
    イザナギ、イザナミ夫婦神による国生み、神々の誕生、黄泉の国のエピソードに続き、アマテラス、ツキヨミ、スサノヲの誕生が描かれる。
    【第二幕】
    スサノヲの乱暴狼藉と、それを嘆き怒るアマテラスの岩戸隠れ。ダイナミックな音楽に合わせてアメノウズメが踊る。アマテラスは岩戸から出て、スサノヲは高天原から追放される。
    【第三幕】
    出雲の国のスサノヲは、民を苦しめる八岐大蛇という怪獣を退治する。その尾からは、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)が現れる。やがて、スサノヲはクシナダと結婚する。
    【第四幕】
    スサノヲはアマテラスへ帰順する。ニニギノミコトによる天孫降臨が描かれる。
    【エピローグ】
    「かくて物語は終わり、日本は始まった…」と結ぶ。

  • 大ホールのロビーの中から見た黄葉のイチョウ

    大ホールのロビーの中から見た黄葉のイチョウ

  • 大ホールのロビーの中から見た紅葉

    大ホールのロビーの中から見た紅葉

  • ホールを華やかに飾る献花<br /><br /><オペラ鑑賞の感想><br /><br />日本のオペラは詳しくなく、実はこの作曲家の黛敏郎さんのことも恥ずかしながら知りませんでした。<br />でも、古事記のオペラ化といわれて、断然興味が沸きました。<br />これは、オーストリアのリンツ州立劇場の委嘱によって作曲されたオペラです。<br />なので歌詞はドイツ語でした。<br />初演、1996年。<br />作曲のきっかけは、当時のドイツ人にとって、遠く離れた極東の島国の日本の神話に、たとえばイザナギとイザナミの話がオルフェウスとエウリディーチェの神話に似ていたり、スサノオのヤマタノオロチ退治も、同じくギリシャ神話のカシオペアの失言で生け贄にされそうになったアンドロメダを救うヒュドラの退治のエビソードと似ていたりなど、西欧の神話と共通するものがあることに驚き、もっと知りたいという気持ちが高まったからのようです。<br /><br />公式サイトやチラシの説明によると、「劇場側の強い要望によってドイツ語(古風なドイツ語)で書かれ、テーマの普遍性に照らして、あえて和楽器の使用を避け、オーソドックスなオーケストラ編成で書かれた」そうです。<br />プロローグは、不協和音や金属の金切り声のような、不安をかきたてる、メロディーともいえないメロディーで始まりました。<br />せわしなく、せちがらい現代を象徴しているように思えました。<br />そして背景のスクリーンを利用して、現代から宇宙へと映像が流れ、そして神話の世界に移り変わりました。<br />このプロローグの語り部のセリフだけは日本語でした。<br />まるで能のようだ、と思ったら、実際に語り部のキャストは観世流シテ方でした。<br /><br />さきほど書いたとおり歌詞はドイツ語でした。<br />ドイツ語は単語の語尾に子音が続くことが多いので、言葉が引き締まって聞こえました。<br /><br />舞台は、手前から奥まで五分の四くらい、緩やかなスロープの床を持ってきて一段高くなっていて、中央の円盤は傾斜角度を変えながら回転するようになっていました。<br />その舞台装置と照明効果、何枚もの長い布、そして大勢の合唱団の人々が、適格に場面を描き出していました。<br /><br />衣装は、古事記のイメージどおりでした。<br /><br />音楽は、一人一人の唄は、まさに19世紀くらいのドイツ・オペラっぽいイメージでしたが、音楽はもろにスペクタクルでした。<br />あの分かりやすいスペクタクルでドラマチックな音楽は、むしろ20世紀らしいと思いました。<br />古事記の世界が、ドイツ語の歌詞と西欧のオーケストラ音楽のオペラに描かれていて違和感がなかったのは、神話の普遍性だけでなく、そんな適格な舞台装置と衣装と、20世紀らしいドラマチックな音楽のおかげでしょうか。<br /><br />壮大な神話の世界が展開した後、最後はまた、プロローグのあの不協和音と金切り声のようなメロディーが流れましたが、今度は現代のせちがらい不安をかきたてるメロディーではなく、これまでの神話世界の幕を閉じるのにふさわしい神秘的なメロディーに聞こえたのだから、不思議です。<br /><br />総じて、非常に面白かったです。<br />歌も悪くなかったのですが、あのドラマチックなオーケストラの音楽、それから視覚的効果も美しく、場面に合ってるな、と納得できた舞台の方が印象的でした。<br />歌にはアリアっぽいのはあまりなかったように思いますが、むしろ合唱の活躍が目立ったからそう感じたのかも。<br /><br />歌詞は字幕で確認しましたが、古事記を題材にしただけあって、詩的なものばかりでした。<br />古事記の原文を読んだことはないのですが、ほとんど対話がないところに、対話形式のオペラになるように、脚本で上手く作り出したようです。<br />そのことをプログラムの解説で読むまで気付かなかったくらい、とても自然に鑑賞していました。<br />しかし、あの有名な「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」もドイツ語の歌詞で歌われていたのは、さすがにピンときませんでした。<br />この日本語の言い回しの面白さはドイツ語でうまく表現できたのでしょうか。<br />全然聞き取れなかったのが残念!<br />

    ホールを華やかに飾る献花

    <オペラ鑑賞の感想>

    日本のオペラは詳しくなく、実はこの作曲家の黛敏郎さんのことも恥ずかしながら知りませんでした。
    でも、古事記のオペラ化といわれて、断然興味が沸きました。
    これは、オーストリアのリンツ州立劇場の委嘱によって作曲されたオペラです。
    なので歌詞はドイツ語でした。
    初演、1996年。
    作曲のきっかけは、当時のドイツ人にとって、遠く離れた極東の島国の日本の神話に、たとえばイザナギとイザナミの話がオルフェウスとエウリディーチェの神話に似ていたり、スサノオのヤマタノオロチ退治も、同じくギリシャ神話のカシオペアの失言で生け贄にされそうになったアンドロメダを救うヒュドラの退治のエビソードと似ていたりなど、西欧の神話と共通するものがあることに驚き、もっと知りたいという気持ちが高まったからのようです。

    公式サイトやチラシの説明によると、「劇場側の強い要望によってドイツ語(古風なドイツ語)で書かれ、テーマの普遍性に照らして、あえて和楽器の使用を避け、オーソドックスなオーケストラ編成で書かれた」そうです。
    プロローグは、不協和音や金属の金切り声のような、不安をかきたてる、メロディーともいえないメロディーで始まりました。
    せわしなく、せちがらい現代を象徴しているように思えました。
    そして背景のスクリーンを利用して、現代から宇宙へと映像が流れ、そして神話の世界に移り変わりました。
    このプロローグの語り部のセリフだけは日本語でした。
    まるで能のようだ、と思ったら、実際に語り部のキャストは観世流シテ方でした。

    さきほど書いたとおり歌詞はドイツ語でした。
    ドイツ語は単語の語尾に子音が続くことが多いので、言葉が引き締まって聞こえました。

    舞台は、手前から奥まで五分の四くらい、緩やかなスロープの床を持ってきて一段高くなっていて、中央の円盤は傾斜角度を変えながら回転するようになっていました。
    その舞台装置と照明効果、何枚もの長い布、そして大勢の合唱団の人々が、適格に場面を描き出していました。

    衣装は、古事記のイメージどおりでした。

    音楽は、一人一人の唄は、まさに19世紀くらいのドイツ・オペラっぽいイメージでしたが、音楽はもろにスペクタクルでした。
    あの分かりやすいスペクタクルでドラマチックな音楽は、むしろ20世紀らしいと思いました。
    古事記の世界が、ドイツ語の歌詞と西欧のオーケストラ音楽のオペラに描かれていて違和感がなかったのは、神話の普遍性だけでなく、そんな適格な舞台装置と衣装と、20世紀らしいドラマチックな音楽のおかげでしょうか。

    壮大な神話の世界が展開した後、最後はまた、プロローグのあの不協和音と金切り声のようなメロディーが流れましたが、今度は現代のせちがらい不安をかきたてるメロディーではなく、これまでの神話世界の幕を閉じるのにふさわしい神秘的なメロディーに聞こえたのだから、不思議です。

    総じて、非常に面白かったです。
    歌も悪くなかったのですが、あのドラマチックなオーケストラの音楽、それから視覚的効果も美しく、場面に合ってるな、と納得できた舞台の方が印象的でした。
    歌にはアリアっぽいのはあまりなかったように思いますが、むしろ合唱の活躍が目立ったからそう感じたのかも。

    歌詞は字幕で確認しましたが、古事記を題材にしただけあって、詩的なものばかりでした。
    古事記の原文を読んだことはないのですが、ほとんど対話がないところに、対話形式のオペラになるように、脚本で上手く作り出したようです。
    そのことをプログラムの解説で読むまで気付かなかったくらい、とても自然に鑑賞していました。
    しかし、あの有名な「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」もドイツ語の歌詞で歌われていたのは、さすがにピンときませんでした。
    この日本語の言い回しの面白さはドイツ語でうまく表現できたのでしょうか。
    全然聞き取れなかったのが残念!

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