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井手町(いでちょう)は、京都府南部の町で木津川の支流・玉川が町を東西に縦断しており橘諸兄の旧跡はじめ歴史遺産が多く見られる。<br />橘諸兄(たちばな の もろえ、684−757年)は、敏達天皇(びだつてんのう、538−585年)の後裔で美努王(みぬおう・みのおう)の子。元の名前は葛城王(かつらぎのおおきみ)だったが母・橘三千代の姓氏である橘宿禰を継ぎ橘諸兄と名乗った。<br />聖武天皇を補佐したが孝謙天皇の時代には藤原仲麻呂が権力を握り引退。大伴家持と親交があり、『万葉集』の撰者の1人とする説もある。『栄華物語』月の宴の巻に、「むかし高野の女帝の御代、天平勝宝5年には左大臣橘卿諸兄諸卿大夫等集りて万葉集をえらび給」との記述があり、信憑性をもつものとされている。<br />玉川を渡り古道を進むと橘諸兄旧跡の案内石柱が立っており竹林の中に石垣が見え、石段を上ると橘諸兄公旧跡の石碑が立っている。 ここは橘諸兄が平城京の北部山背国綴喜(現在の綴喜郡井手町)に造営した別荘(玉井頓宮)跡と考えられており別荘内に母三千代の一周忌にちなみ創建した氏寺として井出寺(井堤寺・廃寺)を建立している。<br />井手寺(井堤寺)は、東西南北とも約160メートルの規模で塔や金堂を中心に七堂伽藍の整った大きな寺であったと伝えられる。<br />井手寺跡周辺では、平成16年から本格的に発掘調査がはじまり、彩色を施した「垂木先瓦」や「軒丸瓦」「軒平瓦」、建物の礎石をおいた跡などが発見され、引き続き調査が行われているが現在は天平時代楓の屋根の休憩所が造られ井手寺(井堤寺)跡の碑が設置されている。<br />(写真は井手寺・井堤寺跡に造られた休憩所。)<br />

日本の旅 関西を歩く 京都府井手町(いでちょう)の橘諸兄旧跡

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2011/10/18 - 2011/10/18

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さすらいおじさん

さすらいおじさんさん

井手町(いでちょう)は、京都府南部の町で木津川の支流・玉川が町を東西に縦断しており橘諸兄の旧跡はじめ歴史遺産が多く見られる。
橘諸兄(たちばな の もろえ、684−757年)は、敏達天皇(びだつてんのう、538−585年)の後裔で美努王(みぬおう・みのおう)の子。元の名前は葛城王(かつらぎのおおきみ)だったが母・橘三千代の姓氏である橘宿禰を継ぎ橘諸兄と名乗った。
聖武天皇を補佐したが孝謙天皇の時代には藤原仲麻呂が権力を握り引退。大伴家持と親交があり、『万葉集』の撰者の1人とする説もある。『栄華物語』月の宴の巻に、「むかし高野の女帝の御代、天平勝宝5年には左大臣橘卿諸兄諸卿大夫等集りて万葉集をえらび給」との記述があり、信憑性をもつものとされている。
玉川を渡り古道を進むと橘諸兄旧跡の案内石柱が立っており竹林の中に石垣が見え、石段を上ると橘諸兄公旧跡の石碑が立っている。 ここは橘諸兄が平城京の北部山背国綴喜(現在の綴喜郡井手町)に造営した別荘(玉井頓宮)跡と考えられており別荘内に母三千代の一周忌にちなみ創建した氏寺として井出寺(井堤寺・廃寺)を建立している。
井手寺(井堤寺)は、東西南北とも約160メートルの規模で塔や金堂を中心に七堂伽藍の整った大きな寺であったと伝えられる。
井手寺跡周辺では、平成16年から本格的に発掘調査がはじまり、彩色を施した「垂木先瓦」や「軒丸瓦」「軒平瓦」、建物の礎石をおいた跡などが発見され、引き続き調査が行われているが現在は天平時代楓の屋根の休憩所が造られ井手寺(井堤寺)跡の碑が設置されている。
(写真は井手寺・井堤寺跡に造られた休憩所。)

交通手段
自家用車 徒歩
  • 井手寺(井堤寺)跡周辺の光景。

    井手寺(井堤寺)跡周辺の光景。

  • 井出寺(井堤寺・廃寺)跡の説明。

    井出寺(井堤寺・廃寺)跡の説明。

  • 井手寺(井堤寺)跡に造られた休憩所。

    井手寺(井堤寺)跡に造られた休憩所。

  • 井手寺(井堤寺)跡周辺の光景。

    井手寺(井堤寺)跡周辺の光景。

  • 井手寺(井堤寺)の礎石をおいた跡。東西南北とも約160メートルの規模で塔や金堂を中心に七堂伽藍の整った大きな寺であったと伝えられる。<br />井手寺跡周辺では、平成16年から本格的に発掘調査がはじまり、彩色を施した「垂木先瓦」や「軒丸瓦」「軒平瓦」、建物の礎石をおいた跡などが発見され、引き続き調査が行われている。<br />

    井手寺(井堤寺)の礎石をおいた跡。東西南北とも約160メートルの規模で塔や金堂を中心に七堂伽藍の整った大きな寺であったと伝えられる。
    井手寺跡周辺では、平成16年から本格的に発掘調査がはじまり、彩色を施した「垂木先瓦」や「軒丸瓦」「軒平瓦」、建物の礎石をおいた跡などが発見され、引き続き調査が行われている。

  • 井手寺(井堤寺)跡周辺の光景。

    井手寺(井堤寺)跡周辺の光景。

  • 橘諸兄の万葉歌碑。<br /><br />賂(まひ)しつつ 君が生(お)ほせる なでしこが 花のみ訪(と)はむ 君ならなくに<br /><br />褒美をやって君が育てているナデシコの花の、気紛れでお伺いするようなお宅ではありません。<br />

    橘諸兄の万葉歌碑。

    賂(まひ)しつつ 君が生(お)ほせる なでしこが 花のみ訪(と)はむ 君ならなくに

    褒美をやって君が育てているナデシコの花の、気紛れでお伺いするようなお宅ではありません。

  • 橘諸兄の万葉歌碑の説明。<br /><br />

    橘諸兄の万葉歌碑の説明。

  • 井手寺(井堤寺)の礎石をおいた跡。

    井手寺(井堤寺)の礎石をおいた跡。

  • 井手寺(井堤寺)跡周辺の光景。

    井手寺(井堤寺)跡周辺の光景。

  • 井手寺(井堤寺)の説明。東西南北とも約160メートルの規模で塔や金堂を中心に七堂伽藍の整った大きな寺であったと伝えられる。<br />井手寺跡周辺では、平成16年から本格的に発掘調査がはじまり、彩色を施した「垂木先瓦」や「軒丸瓦」「軒平瓦」、建物の礎石をおいた跡などが発見され、引き続き調査が行われている。<br />

    井手寺(井堤寺)の説明。東西南北とも約160メートルの規模で塔や金堂を中心に七堂伽藍の整った大きな寺であったと伝えられる。
    井手寺跡周辺では、平成16年から本格的に発掘調査がはじまり、彩色を施した「垂木先瓦」や「軒丸瓦」「軒平瓦」、建物の礎石をおいた跡などが発見され、引き続き調査が行われている。

  • 井手寺(井堤寺)跡周辺の説明。

    井手寺(井堤寺)跡周辺の説明。

  • 井手寺(井堤寺)跡に造られた休憩所。

    井手寺(井堤寺)跡に造られた休憩所。

  • 井手寺(井堤寺)跡周辺の光景。

    井手寺(井堤寺)跡周辺の光景。

  • 井手寺(井堤寺)跡周辺の光景。

    井手寺(井堤寺)跡周辺の光景。

  • 橘諸兄旧跡の案内石柱。

    橘諸兄旧跡の案内石柱。

  • 竹林の中の光景。石段を上ると橘諸兄公旧跡の石碑が立っている。

    竹林の中の光景。石段を上ると橘諸兄公旧跡の石碑が立っている。

  • 竹林の中の光景。

    竹林の中の光景。

  • 橘諸兄公旧跡の石碑。 ここは橘諸兄が平城京の北部山背国綴喜(現在の綴喜郡井手町)に造営した別荘(玉井頓宮)跡と考えられており別荘内に母三千代の一周忌にちなみ創建した氏寺として井出寺(井堤寺・廃寺)を建立している。<br />

    橘諸兄公旧跡の石碑。 ここは橘諸兄が平城京の北部山背国綴喜(現在の綴喜郡井手町)に造営した別荘(玉井頓宮)跡と考えられており別荘内に母三千代の一周忌にちなみ創建した氏寺として井出寺(井堤寺・廃寺)を建立している。

  • 橘諸兄公旧跡の説明。

    橘諸兄公旧跡の説明。

  • 橘諸兄公旧跡の石碑。

    橘諸兄公旧跡の石碑。

  • 橘諸兄公旧跡の石碑周辺の光景。

    橘諸兄公旧跡の石碑周辺の光景。

  • 竹林の中の光景。

    竹林の中の光景。

  • 竹林の中の光景。

    竹林の中の光景。

  • 竹林の中の光景。

    竹林の中の光景。

  • 橘諸兄公旧跡の石碑周辺の光景。

    橘諸兄公旧跡の石碑周辺の光景。

  • 竹林の中の光景。

    竹林の中の光景。

  • 竹林の中の光景。

    竹林の中の光景。

  • 竹林の中の光景。

    竹林の中の光景。

  • 橘諸兄旧跡の案内石柱周辺の光景。

    橘諸兄旧跡の案内石柱周辺の光景。

  • 橘諸兄旧跡の案内石柱周辺の光景。

    橘諸兄旧跡の案内石柱周辺の光景。

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