2011/09/13 - 2011/09/13
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SUR SHANGHAIさん
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今回のドイツ訪問の後で行ってみようと決めたのは、バルカン半島。
と言っても、全部の国を回るだけの時間の余裕は無いので、数ヶ国に絞る事に。
思い返してみれば、ボスニア・ヘルツゴビナ紛争の真っ只中だった頃、ドイツで出会った人々の中には、サラエヴォから避難して来ていた学生もいたっけ。
旧ユーゴスラビア関連の数々の戦乱が収まった今では行き来も昔と比べたらずいぶん楽になったし、そろそろSUR SHANGHAIとその旦那も、かつて知り合った人たちの故郷を訪れてみることにします。
その出だしとなったボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォ。
その後は車でクロアチア、モンテネグロへも足を伸ばしてみようと思います。
まずSUR SHANGHAIが先に一人でサラエヴォ入りし、旧市街地のバシチャルシァ(職人街)へ行ってみるところからのスタートです。
表紙の画像は、旧市街地のバシチャルシァ(職人街)。ドーム付きの建物はブルサと呼ばれる市場の建物。
備忘録: ホテルやバシチャルシァ関連の写真は、数日分の中から取捨選択して本編にまとめます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ここはまだ、ボスニア・ヘルツェゴビナ入り前に訪れたドイツのハンブルク。
SUR SHANGHAIはまず一人で、ウィーンを経由してボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォを目指します。旦那とは数日後のサラエヴォで落ち合う手はず。
ハンブルクの空港は小さいながらもヨーロッパで最初に開港した空港。
スターアライアンスのラウンジは、テラス席もあって飛行機の発着が見られますが、喫煙する方は隣接した喫煙室の方にどうぞ。
無料で楽しめる食事や飲み物は、数年前に比べるとずいぶん種類が増えたと思います。
出発ゲートに向かう通路には、商店や免税品店、カフェのほかにも次々にいろんな設備が出来ました。
PC用品の自販機があったり、マッサージ屋さん、有料ネットコーナーなど。
今回は、右側の画像中段のCHI-MAS-INSTITUTEというマッサージ屋さんを試してみたSUR SHANGHAI。
画像のような椅子にまたがって、気軽に肩などを揉んでもらえます。
出発ゲートに向かう通路脇にあって誰からも見える場所、というのが気にならなければどうぞ。
お値段は1分1ユーロで、時間は5分からになるので、最低料金は5ユーロ。
マッサージ師さんは、女性も男性もいます。
揉むというより、ソフトな指圧といった感じのマッサージでした。
画像の店舗はターミナル2のもの。ゲートA方向だったと思います。
営業は、月〜金曜日が7:30〜20:30、土曜日は9:00〜18:00、日曜日は9:00〜20:30だそうです。
CHI-MAS-INSTITUTEのサイト: http://www.chi-mas-institute.com/start/ (英語版)
ミュンヘン空港ターミナル2の出発階にも支店があるようです。 -
ドイツのハンブルクからウィーン経由でサラエヴォに向かったのは、真っ赤なユニフォームのアテンドさんが目を引くオーストリア航空。
ただ、あの真っ赤な色は、似合うおねえさんがずいぶん少ないと思うのはSUR SHANGHAIだけ? (;^ω^)
機種はどちらも近・中距離用のAIRBUS A320だったと思います。
ハンブルク→ウィーンは1時間40分、ウィーン→サラエヴォは1時間10分のフライトなので、機内食は飲み物とスナックのみ。そのスナックも「甘いもの?しょっぱいもの?」の二択。
どちらの便でも甘いものを頼んでみたらミルカ(MILKA)のチョコ菓子。
ミルカはスイス生まれのチョコレートのブランドで、今はドイツの会社だったっけ?間違っていたらお許しを。<(_ _)>
とにかくいろんな種類のチョコレートやチョコ菓子を出していて、こんなリラ色のパッケージが、お菓子売り場にズラッと並んでいると壮観。 -
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの空の玄関、サラエヴォのブトミル・サラエヴォ国際空港到着。
地方空港かと思うほど小さいので、何がどこにあるのか一目で分かるほど。
待ち合わせ用の小さいカフェ、ハーツをはじめとするレンタカー会社のカウンターも到着ホールに出るとすぐに目に入ります。
同じビルのもう一方の端の方を見ると、出発のチェックイン・カウンターも見えました。
観光インフォと両替カウンターは、到着ホールに出てすぐ左手。
右上の画像奥に見えている右手の黄色く見える窓口が両替カウンターですが、壁にはBANKではなくPOST OFFICEと表示が出ています。 -
ボスニア・ヘルツェゴビナの通貨はKM(コンベルティビルナ・マルカ)。
最初に空港で200ユーロを両替したところ、この2011年の9月13日のレートは1.955830で、手数料を差し引いた手取りは387.25KM(コンベルティビルナ・マルカ)でした。
後で街に出てみると、観光スポットでのチケットやお土産品、飲食などはユーロでの支払いもOKだったので、ユーロ圏から行く人は、最初はあまりたくさんKMに両替しない方がいいかも。
市場やパン屋さんなどの小さい商店では、KMの方が受け取ってもらいやすかったですよ。
KM(コンベルティビルナ・マルカ)のお札で注意したいのは、200KM札以外のお札に出ている絵柄が、同じボスニア・ヘルツェゴヴィナ国内でもボスニア・ヘルツェゴヴィナ連邦とセルビア人共和国とでは違うこと。
混在して使われているので、混乱に要注意。
画像に出したのは、上段がセルビア人共和国の20KM札、下段がボスニア・ヘルツェゴヴィナ連邦の20KM札。
肖像が違うほか、裏の文物の模様も違います。 -
ブトミル・サラエヴォ国際空港ビルはこの画像の一つだけ。
ずいぶん小さいのがこの全体像で分かると思います。
表に出ると、すぐ目の前にタクシーも客待ちしています。
サラエヴォ中心地までは10数kmで15分位。
SUR SHANGHAIは、旧市街地と新市街地の境目あたりに取ったホテルまでお願いしてみました。
料金は30KMほどだったと思いますが、これが適切な料金だったかどうかは分かりません。 -
ブトミル・サラエヴォ国際空港を出て、首都サラエヴォの街へ。
すぐに、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の時代に銃撃を受けたらしい建物が見えた。
この後のサラエヴォ滞在中に、銃撃や砲撃の痕が残る建物を数え切れないほど見たけれど、これが目にした最初の建物。
タクシーの運転手さんも、「銃撃された建物。」と指差してポツリ。
これはアパート? 修復はせずに、使える部分だけ使っているらしい。 -
ブトミル・サラエヴォ国際空港からサラエヴォの中心部へは、スナイパー通りを東へまっしぐら。
またまたタクシーの運転手さんが、「ここがスナイパー通り。あれはホリデイ・イン・サラエヴォ。」とボソリ。
スナイパー通りは、サラエヴォが包囲されていた時期には、通りかかるだけでもセルビア人勢力の狙撃手(スナイパー)に狙い撃ちにされた場所。
ホリデイ・イン・サラエヴォはそんな紛争中にも営業を続けて、報道陣が戦況を伝えていた場所だった。
今はホテルもその周囲も修復されたように見える。
サラエヴォ滞在中に訪れたこのあたりの様子は下記の旅行記に投稿済みです。参照してみたい方はご覧ください。
★アヴァズ・ツイスト・タワーからホリデイ・イン・サラエヴォ周辺へ
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10619138/ -
ブトミル・サラエヴォ国際空港からタクシーで15分程度。
サラエヴォでの宿としてネット予約して行ったCITY BOUTIQUE HOTEL(シティ・ブティック・ホテル)に到着。
場所は新市街地と旧市街地の境目あたりになるので、どちらへも徒歩で気軽に行けるのがよし。
外観は、古い建物に挟まれた小さいビジネス・ホテル風で最初はちょっとびっくりしますが、ホテルの建物内部は最新の設備でした。
客層は、観光客よりも外国からのビジネス・マンが多いといった感じです。
CITY BOUTIQUE HOTELのサイト: http://www.cityhotel.ba/ (英語版)
設備紹介の画像多数。LOCATIONのページには、その位置図もあります。 -
シティ・ブティック・ホテルのアパート・スタイルのお部屋。
これは、リヴィング+ダイニング部分。
思っていたよりずっと広くてモダン、シンプルにまとめてある内部はピカピカ。
ワイヤレスで自分のPCにネット接続もOK。
お茶は、オーストリアの老舗コーヒー・メーカーのユリウス・マインルのものが常に数種類あったのがうれしいサービス。
サラエヴォでの最初の数日はSUR SHANGHAI一人なのに、なぜこんなでかい部屋を?とお思いでしょうが、実はちゃんと小さい部屋を頼んでおいたんです。
その後、全員同じ条件の部屋に泊まりたいと言うビジネス団体客が入ったらしく、旦那と落ち合ってから移動するはずだったこの部屋を最初からもらう事になりました。追加料金はもちろん無し。
こういう事がたまにあるから、知らぬ土地でも滞在が楽しくなります。 -
シティ・ブティック・ホテルのアパート・スタイルのお部屋。
これは寝室と洗面やシャワー、トイレ部分。
窓が大きく取ってあると、一層明るくて広々とした感じ。
ベッドも柔らか過ぎず寝心地よし。
寝室との仕切りはガラスになっていて明るくピカピカ清潔でした。
洗面・浴室関連のアメニティも、よく揃っていました。
サラエヴォのホテルってどうなんだろうと、あんまり期待していなかったと言っては失礼ですが、十分すぎるくらいによかったです。
強いて言えば、浴槽が無いシャワー・ブースだけだったのが惜しい!
あと、お部屋の位置によって気になるだろうなあと思うのは…、 -
…ホテルのすぐ前の道を行くトラムのゴトゴトいう音ですが、あとは全体的に見てシティ・ブティック・ホテルはお勧めできると思います。
このトラムのゴトゴトが気になる方と、ゴトゴトも風情の内と思える方とでは感想が違って来そう。
ちなみにこのシティ・ブティック・ホテルは6階建てですが、客室があるのは5階まで。
6階部分はラウンジと屋上テラスになっています。
そうそう、ホテルの斜め向かいには、24時間営業のコンビニ的ミニ・スーパー、トラムの停留所、お隣には旅行社あり。
徒歩5分以内圏内には青空市場や屋内市場のほか、銀行、カフェ、レストラン、一般的商店も並んでいて便利でした。
旧市街地のバシチャルシァ(職人街)あたりの飲食店やお土産屋さん、それにラテン橋などの見所へも散策気分の10分程度。 -
ふと、ホテル下の道を見下ろすと、結構派手な車もいたサラエヴォの街。
実際には古びた車も多いのに、偶然新しい派手な車が揃って通って行きました。
黄色い車が出て来たのは、ホテルお向かいの駐車場。 -
シティ・ブティック・ホテルの6階のラウンジや屋上テラスへ行ってみます。
エレベーターは5階まで。あとは左側の画像のようなモダンなデザインの階段でどうぞ。
ラウンジや屋上テラスに出てみると…、
おお! (◎o◎) ここもとってもいい感じ。
気候・天候がよければ、屋上の露天テラス席で朝夕を過ごしてみるのもお勧めです。 -
イチオシ
シティ・ブティック・ホテルの6階の屋上テラスから見た朝夕のサラエヴォ旧市街地。
画像でトラムが走ってくる道の奥が、バシチャルシァ(職人街)方向。
ホテルからゆっくり歩いても10分程度。
同じ道沿いの途中には、屋内市場、青空市場、カトリック大聖堂、シナゴーグ、古いセルビア正教会なども並んでいますよ。
街歩きのついでに寄ってみては?
右上の画像は、周辺ホテルの一軒。
なんだかすごい建て増しをしているように見えるんですが…。(;^ω^)
左下の画像は、夕日の中のセルビア正教会。
上の方で言った≪古いセルビア正教会≫は、この画像のものとは別になります。
ガイドブックや地図を見ても、≪古いセルビア正教会≫、≪セルビア正教会≫だけとしか出ていないので、混乱に要注意です。
お勧めなのは、≪古いセルビア正教会≫の方。外から見るとパッとしませんが、内部の装飾が重々しくてよかったですよ。
別編でご紹介しようと思っています。 -
イチオシ
シティ・ブティック・ホテルの屋上テラスから見たサラエヴォの夕暮れ。
どこの街も夕暮れ時にはしんみりとした美しさがあると思う。
画像右奥にシルエットになって立っているビルは、目下ボスニア・ヘルツェゴビナで一番背の高いアヴァズ・ツイスト・タワー。
36階には露天展望台もありますよ。
その様子を知りたい方は、下記の旅行記をご覧ください。
★アヴァズ・ツイスト・タワーからホリデイ・イン・サラエヴォ周辺へ
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10619138/ -
シティ・ブティック・ホテルの朝食用食堂は地下階にあって、朝の光が無いのがちょっと残念。
それでも、食事の内容は一通り揃っていてよかったと思います。
シンプルながら、パン、果物、チーズ、ヨーグルト、ハム、野菜類、温かい料理が日替わりで、どれも数種類ずつ並んでいました。
ジュースやコーヒーも数種類。 -
サラエヴォは一国の首都にしては、分かりやすく歩きやすいサイズ。
それでも地図はあったほうがよし。
観光インフォに置いてあるミニ・ガイド&シティ・マップはよかったですよ。画像はその一部分。
西は中央駅辺りから、東は旧市街地の外れ辺りまでが網羅してあって、一般の観光目的ならこれで十分。
銀行、ホテル、郵便局、駐車場、病院、ショッピング・センター、劇場、映画館、タクシー乗り場、各国大使館…などなどの施設の場所もマークで入れてあり便利。
主な建物には、施設名のほかに外観のイラストも付いていて、あとで写真との照合が簡単です。
トラムの路線や駅までは書き込んでありませんが、徒歩で回ろうと思っている人は手に入れておくと重宝します。
全体の大きさは、約23cm×40cm。折りたたむと約8cm×7cmのポケット・サイズになり、持ち歩きも便利。 -
前置きがずいぶん長くなりましたが、いよいよ旧市街地のバシチャルシァ(職人街)界隈へ。シティ・ブティック・ホテルからだと徒歩10分程度。
バシチャルシァのあたりは、平屋の建物がずらりと並んでいて、お土産屋さんになっていたり、カフェになっていたり。
職人街という名の通り、仕立て屋さん、貴金属加工店、手作り金物グッズなどのお店もあちこちで見かけます。
左手の建物は、元はキャラバン・サライだった建物を改装したガジ・フスレヴ・ベイ市場。
外側には貴金属アクセサリーのお店が多数。お店の中で作成しながら売っていたりします。
SUR SHANGHAIもお気に入りを見つけて一つ購入。(^^♪
この旅行記の出だしのほうでも書きましたが、サラエヴォの観光スポットのお店はユーロも使用可能です。お店の人に確認してみてくださいね。 -
バシチャルシァ(職人街)という名の通り、手作り日用品のお店もあった。
店先に並ぶ品をよ〜く見ると、日本の座敷箒とそっくりさんがあった。
その相似性に、アッ!と驚く。(◎◇◎) -
バシチャルシァ(職人街)で見つけてギョッとしたもの。
左手の画像のマネキンは、その目が変にリアルでドキッ!((;゚Д゚))
うす暗いお店の中に立っていたら怖かったと思う。
右手の画像のおみ足も、何だかずいぶんリアルな生足マネキンと思ったら、これは本物。
お店のおねえさんが、商品のスカーフを日除け代わりにして座っていた図でした。(;^ω^) -
旧市街地のバシチャルシァ(職人街)周辺にはモスクなどのイスラム教関連の建物多し。
これは、狭くても賑やかな道の一つサラチ通りにあるガジ・フスレヴ・ベイというイスラム教の学校。
有名レストランのモリチャ・ハンのすぐ近くにあります。
ここで見えている建物内では、コーランや参考書らしき書籍、壁掛けなどを販売中。
同じ敷地内のお隣には小さなモスクもありましたが、観光用には公開していないようでした。 -
サラエヴォでSUR SHANGHAIが見て回った限りのモスクの規模はどれもうんと大きくは無い上に、モスク内部は観光用には公開していませんでした。
非信者でも入れるのは、敷地内の洗亭がある庭や、墓地くらいまで。
他の国々で観光地になっているような巨大なモスクやきらびやかな装飾を思い浮かべて行くと外れます。
これは、上の画像に出したイスラム教の学校のすぐ向かいにあるモスクの敷地で、同じくガジ・フスレヴ・ベイ・ジャミーヤと名が付いていました。 -
イチオシ
上の画像と同じガジ・フスレヴ・ベイ・ジャミーヤ敷地にある洗亭。
洗亭は、礼拝前に手足を清める場所で、よくパビリオンの下に水道が設けられています。
この画像ではパビリオンの屋根だけが大きく写っていますが、上に出した画像だと、その下にある水道まで写っています。 -
ガジ・フスレヴ・ベイ・ジャミーヤのモスク敷地には、浮き彫りの施された墓碑が美しい墓地もあった。
この日のうららかな薄青い空の下では、墓地は悲しみの場所ではなく、安らぎの場所に見えると思ったSUR SANGHAI。
画像奥にに立っているのは、モスク外側にある時計塔。 -
旧市街地のバシチャルシァ(職人街)のあたりは、一人でも気軽に入れるカフェ多し。食事も出しています。
表に食事の画像付き看板を出しているお店だと、食事の内容や呼び名も分かって便利。
お店はいくらでもあるので、あとは自分が入りやすいと思うお店に入って行けばよし。 -
上に出した画像のカフェよりもう一回りこぢんまりした横丁のカフェに入ってみたSUR SHANGHAI。
ボスニア・ヘルツェゴビナの食事は、トルコ系の食べ物がいろいろ。
肉料理だと、この画像のチェヴァプチチがその代表。
スパイスで味付けした挽肉をウィンナ・ソーセージ位の大きさにまとめて炭火であぶったあと、タマネギのみじん切りと一緒にピタパン風のパンに挟んであります。
ドネル・ケバブの一形態だと思えば、当たらずと言えども遠からず。
●注: パンは別に出て来るお店もあります。
6KM前後のお値段。
う〜ん、個人的感想では、このお店のものはもう少しお肉にしっとり感が欲しかった。
味付けはよかっただけに惜しい!
それに、これもまたトルコと同じようなアイリャン(ヨーグルト・ドリンク)を付けてもらえば、定番のお食事。
砂糖も塩も入っていないプレーンなものが個人的にはお勧めですが、お好みでどうぞ。
お店によって、1KM位で楽しめます。 -
定番の食事を楽しんだら、〆も定番のトルコ・コーヒーをどうぞ。
ボスニア・ヘルツェゴビナでは、細かく挽いたコーヒー豆を煮出して飲むトルコ・コーヒーはボサンスカ・カフヴァ(ボスニア風コーヒー)と呼ばれていて、小さいお盆の上にコーヒーが入ったジェズバ(コーヒー煮出し用の小鍋)、カップなどが一式揃って出されます。
煮出して上澄みを飲むコーヒーと言うと、「エスプレッソより苦いんじゃない?」と思う人が多いんですが、苦いというより香ばしい濃厚な味わいです。話のタネに一度はどうぞ。
注文時に、砂糖を入れるかどうか聞いてくるお店もあるので、そこはお好みで。
お店によって1.5KMくらいのお値段。 -
ボスニア・ヘルツェゴビナではボスニア風コーヒーと呼ばれるトルコ・コーヒー。
お気に召したら、お土産に買っていってみてはいかが?
まずは、小麦粉のように細かく挽いた専用の粉を買いましょう。普通に挽いた粉ではトルコ・コーヒーは出来ません。
街の中のスーパーではいろんなメーカーのものが100g単位からのパック入りで売られています。
真空パックではないので、賞味期限表示に要注意。
バシチャルシァ(職人街)には、自分のお店のクラシックな設備で焙煎した豆を挽いて売っているお店もあり。
100g入りパックなら、どこで買っても1.5KM前後のお値段。
パックの絵柄も、高級感のあるもの、コミカルなものなど色々あって目移りします。
●注: 画像の商品の中には、後で行ったクロアチアで買ったものも混じっています。 -
さて、お次は、バシチャルシァ(職人街)でボスニア風コーヒー(=トルコ・コーヒー)を作る小鍋(ジェズバ)やカップ、お盆、砂糖入れなどのセットが買える場所へとご案内。
その前に、ちょっとだけバシチャルシァあたりの街並み紹介。
この画像で見えている木造のずんぐりした塔は、バシチャルシァ広場にあるセビリという水飲み場。通りかかる人がここで水を飲んでいく姿をよく見かけました。
回りは一面カフェやお土産屋さん。
夜になると、ちょっとしたライトアップで幻想的な雰囲気になりますよ。 -
バシチャルシァ広場のそばにある小さなモスク。
チャルシイスカ・ジャミーヤって言う名前だったかな。
中から出てきた二人連れが穏やかに話を交わしている様子だけ見ると、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争はもう遠い事のようにも思える光景。
でも、ほんの一昔前の1992年から1995年までサラエヴォは包囲され、連日銃撃・砲撃されていたという現実もあった街角。
ひょっとして、このあたりの街角で、かつての知り合いたちと偶然気付かずにすれ違っていたかも?
連絡は途切れてしまったけど、幸せになっていて欲しいと願う。 -
イチオシ
バシチャルシァ広場から見た街角はイスラム色が濃い眺め。
観光客相手のお土産屋さんやカフェがずらり。
ドームがある石造りの建物は、ブルサという名の市場。 -
バシチャルシァ広場から出ている一本の細い道。
ほんの200mほどの長さの道なんですが、ここには金属製のキッチン用品やインテリア、家庭用品を作りながら売っているお店がびっしり。
ボスニア風コーヒー(=トルコ・コーヒー)用品もここでまとめて手に入ります。 -
まずは店先に並んでいる商品を見て回りましょう。
トントンカンカン、お店の中で金属製品を作っている様子も見られます。
この画像の店先にサンプルで並んでいるのは、ボスニア風コーヒー(=トルコ・コーヒー)用品のほかにも、金属製の大皿、水差し、額縁、小物入れ…などなど。
ジェズバ(コーヒーを煮出すための小鍋)一つをとっても、材質、サイズ、装飾が色々あるのでどれにしようか迷うほど。
ジェズバは一人用の小さい物なら10KM位からの言い値。
カップやお盆もまとめて買うならお値段交渉も忘れずに。
SUR SHANGHAIはすでにジェズバはいくつかあるので、今回の購入は見送り。
代わりに蓋付きの彫金小物入れを購入。
この画像だと、右下の画像の手前にいくつか写っています。 -
バシチャルシァ広場そばの金属加工製品が並ぶ道には、ジェズバなどに混じってこんな物もありました。
これらの商品の正体は銃弾グッズ。(◎◇◎)
SARAJEVOと名を入れたペンやキーホルダーに姿を変えて売られています。
もちろん中身の発射薬や雷管などは無くて、銃弾としては実用にならないご当地記念品的お土産なんですが、珍しいと言うだけの好奇心でうっかり買わない方がいいですよ。
以下は、そのあとでトラブルになった体験談。
SUR SHANGHAIは、画像に出ているうち2種類のキーホルダーを買って、ボスニア・ヘルツェゴビナを出る時には他のお土産や荷物と一緒に機内預けにしました。
サラエヴォからオーストリア経由でドイツに向かった時には問題なかったんですが、その後ドイツを出る際にトラブルに遭遇。(ノω`*)
どういう経緯だったかと言うと…、 -
…ドイツを出る前にも、二つの銃弾グッズのキーホルダーは、ほかのお土産品や荷物と一緒に機内預けにしてチェックイン。
そこまではよかったんですが、出発ゲートに来てみると「荷物の中に弾薬らしき物がある。」との呼び出しがあり別室行き。
銃を持ったお巡りさん3人に囲まれて、荷物を開ける羽目になりました。
問題となったこの画像の品を取り出して見せた後は、お土産品に加工されたものだと分かってもらえ、幸いお咎めは無し。
ただ、ドイツでは弾薬の一部を持っているだけでも罪に問われることがあると聞き、その場でそのキーホルダーは放棄してきました。
単に珍しいと思ってうっかり買ったものが原因で重大トラブルにならないように、これを読んだ皆さんは気をつけましょう。
●注: この画像は、荷物作りをする際に撮っておいたものです。
次編からは、サラエヴォ巡りの旅行記へ続けようと思います。
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