2011/10/11 - 2011/10/21
802位(同エリア1885件中)
よしべぃさん
秋の欧州を駆け足でめぐる旅、3か国目はフランス
週末にあたり、パリ市内の観光スポットを見て歩き、翌日はノルマンディ地方の世界遺産、モンサンミッシェルまでの1日観光に出かけた。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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ブリュッセルから高速鉄道「タリス」でパリ北駅に到着後、まずはパリ市民の台所、マルシェに向かった。
まだ午前中のためか、街のカフェには人が集まっていない。 -
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パリ7区にあるマルシェ「プレジダン・ウィルソン」に行った。エッフェル塔にセーヌ川を挟んでほど近いプレジダン・ウィルソン通りに木曜日と土曜日に市場がたつという。昼前のひととき、買い物客でごった返している。
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この辺りは高級住宅地をかかえ、品物の品質も良いかわりに値段もよい、という。
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意外にも魚屋が多く出店している。
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もちろん野菜・果物屋も多い。
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このまま調理できるよう下準備を終えたエスカルゴもあった。食べたくなる。
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チーズの量り売り
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マルシェの近くには、パリの象徴がある。
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ルーブル美術館前
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近くの公園の昼下がり。さすが芸術・音楽の都、パリだ。
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学生街、カルチェ・ラタンにやってきた。その中心、ソルボンヌ大学。
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私の記憶の中で、フランス映画といえばシトロエンDS。偶然にもパリの街のなかで古そうな1台を発見! パリ警察の刑事役のアランドロンが降りてきそうだ・・・。
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そして、今のパリの街でよく見かける現代のクルマ代表。
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セーヌ川沿いには、赤ちょうちんの屋台ならぬ古本屋台が並ぶ。
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こんなロケーション、ついつい本に手が伸びそう。読めないけど。
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カルチェラタン地区からプラプラ歩いてセーヌのほとりに建つノートルダム寺院までやってきた。
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寺院の内部。巨大な円形のステンドグラスは特に有名だ。今日は天気も快晴で、さぞ綺麗だろう、と思いながら見学した。
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大きさが分かりにくいが、下の観光客たちの姿と対比してみればある程度の感覚がわかるかもしれない。
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セーヌ川の船上では、結婚披露パーティ中の一団が川を下って行った。
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街の中のちょっとした風景にパリを感じることができる。
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次に、リュクサンブール公園に。すでに並木道は落ち葉の季節だった。
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公園の中心地、リュクサンブール宮
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マリー・ド・メディシスの像。イタリアの名門メディチ家から嫁いだという。浪費癖とおデブちゃんで有名だったとか。ルイ13世の母親として権力をふるい、何度かの政変を経て最後はケルンで生涯を閉じたという。ルーブル美術館にも彼女の生涯を描いた絵画を集めた部屋があるという。
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そしてこの公園で見たかった、有名な像。アメリカに贈った自由の女神の原型として作った女神像。(たしか公園の立像はレプリカとか・・・)
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散歩道の木陰にひっそりと建っている。
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公園の一角で行われていた球技「ペタンク」。直径10cmほどの鉄球を投げて転がして点を競う、フランス生まれのゲームだそうだ。見ていると、何となく日本のゲートボールのようなものかなぁ、と想像した。
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夜のシャンゼリゼ通り
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フランスといえば、エスカルゴかな。マルシェでも食材として売っているのを見たし、半ダースのものをいただいた。当然だが店によって味付けが違う。この日のエスカルゴは、以前に食べたものよりもニンニクの効きが控えめで私の好みだった。
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翌日は、朝からノルマンディ地方に向かった。目的地はモンサンミッシェル。最近、世界遺産といえば必ずテレビや雑誌で紹介される、日本で特に有名な、あのたてものである。
朝靄の中をいく。 -
高速道路の周囲には、丘陵地帯がつづき、畑が連なる。考えてみれば、フランスは食糧自給率120%以上の農業大国でもあるのだから。
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ちなみに農水省統計によると、今回の訪問国の食糧自給率(左:カロリーベース、右:穀物自給率)(2006年)は、
イギリス(69;99)、フランス(121;177)、ドイツ(77;102)
そして日本は(39;27)、アメリカ(120;128)である。
先進国といわれる国のなかで突出して低い日本である。食糧の確保は国の基本中の基本という常識が無い我が祖国の将来が、かの地の農村を見るにつけ、本当に心配になる。 -
やがて赤く実ったリンゴの木々が目立つようになる。
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そして、ヨーロッパ共通の酪農も盛んだ。ちなみに、フランスの中部から東部にかけては穀倉地帯、そしてブドウ畑が多いが、西部地方は、酪農が多いという。収入面でも西部の方が低いという。
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高速道の脇には紅葉した木々が並ぶ、気持ちの良いハイウェイだ。
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パリ市内とは一転し、のどかな風景の中を流れるセーヌ川。道路は、何度かセーヌと交差しながら西に向かう。
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車窓には西に向かうにしたがって、時折こうした植林が見られる。聞けば、この地方では、女の子が生まれると植林をして、やがてその女の子が嫁入りするときに、その木を売って嫁入り資金にするという。その子が将来困らないために生まれた時から備えるのだそうだ。こうした風習は、日本ばかりでなくフランスにもあるのか! と感心した。
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心なごむ田園風景が延々と続く。
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刈り取りを終えた畑の中に、時折人影が見える。これは、ハンターだという。
フランスではハンター人口が今でも多く、120万人ほどいるという。収穫を終えた畑にはキジや鴨、それにイタチなどの小動物が隠れやすいように、デントコーンなどの一部を刈り取りしないで残しておき、狩りの際に狩猟犬で追い出すのだそうだ。日本では、狩猟は山間部で行うのが一般的だが、こんなに道路ちかくでハンティングとは驚きだ。さらに狩猟人口が120万人と聞き、日本ではハンターの減少でイノシシ等の駆除が進まず、役所の職員が猟銃免許を取る事態にまでなっているとか聞くが、雲泥の差だ。こうしたひとつひとつの生活感の違いが豊かさの違いなんだろう。 -
そうこうしているうちに、遠くにぼんやりとあの姿が見えてきた。
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だんだんとハッキリしてくる。
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こんな観光地の近くでもハンティングをしていた。右端に見えるのが猟銃。左の刈り残し部分が動物の隠れ場所。
こうしてハンティングしている環境を見ると、フランス語で野鳥獣肉を意味する「ジビエ」料理が盛んなのもうなづける。 -
モンサンミッシェルが近づくと、街道沿いに何件もの「農家民宿」が目立ってきた。
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今度、機会があったら、ぜひ泊まってみたい場所だ。
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入り口近くの村のマルシェ
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パリから4時間以上かけ、やっと到着。入場する前に昼食だ。この地方では、道すがら見てきたリンゴが特産品で、そのリンゴを使ったシードル酒が有名だという。早速、ワインではなくシードルで乾杯!
日本でよく見る「キリ○・シードル」に比べると、色も味も“濃い”。そして樽の香りだろうか、飲むと木のにおいがした。 -
そして、これがモンサンミッシェルの中で特に有名なオムレツ。フワフワに泡立てた卵の表面をこんがり焼き、中はふわふわのまま。味はシンプル。
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ついに来ました。モンサンミッシェル。観光客は、さすがに多い。
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モンサンミッシェルがある小島と接続する道路のために、潮の流れが変わった結果、道路周辺に大量に溜まった砂でできた砂浜。ここも駐車場として使っていた。
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島は、全体で一つの村を形成している。島の下部には、ホテルやレストランなどの商業施設の他、役場もあるという。
入り口の近くにある、昼食で食べた名物のオムレツの生みの親「プラードおばさんのレストラン」。壁にはフライパンがディプレイされていた。 -
モンサンミッシェルは、修道院を中心とした要塞都市。城壁の門をくぐり、中の街に入る。
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周囲をぐるりと石積みの壁で囲まれた要塞。その壁の上を歩いてみる。2010年に行ったクロアチアの世界遺産・ドヴロブニクと似たような形状だ。
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城壁の上から陸地側を見ると、島との連絡路の両脇は駐車場となっている。潮の流れが堰き止められていることが良くわかる。
以前のニュースで、元の景観を取り戻すために、この道路を壊して連絡橋にする工事が翌2012年から始めるといっていた。工事期間中は、さぞや混雑するだろうと想像に難くない。 -
城壁から見る城内の街並み。
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狭いが、メインストリートだ。観光客でいっぱい。
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修道院の尖塔を見ながらお茶する。
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これ以降の建物をみるためには、入場料が必要。料金をを支払い修道院の中に入る。
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サン・ミッシェル(大天使ミカエル)のお告げにより、最初の寺院を建てたころの粗末な建物から、年代を追うごとに徐々に拡大していく様子をジオラマ形式で展示してあった。
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ほぼ現在の姿だ。
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建物内部の様子
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かなり大きい。
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教会の中庭部分。回廊が取り囲んでいる。
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地下の倉庫のような部屋に通じる階段もある。
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修道院内のお墓。
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教会から街につながる路地のひとつ。限られた土地を活用するためだろうか、一人がやっと通れるようなこんなに狭い通路もある。
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街中のメインストリートには、こうした看板がかかっている。
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あらためて外観を眺めてみる。
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堆積した砂丘に降りて、眺めてみる。
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見学を終え、午後3時半過ぎに帰路についた。
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紅葉をはじめた森の中に古城のような建物がみえた。きれいなロケーションだ。
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セーヌ川に沈みゆく夕陽
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途中、行楽帰りの渋滞もあり、パリに戻った時には、すでに夜8時を回っていた。往復750km以上の1日ツアーだった。
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翌日、仕事の合間に2時間ほどのルーブル博物館の駆け足めぐりをしてみた。
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やはり観光客であふれている。
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サモトラケのニケと呼ばれる女神像。四半世紀前に初めてルーブル博物館を訪れたときに個人的に強く印象に残ったのは、モナリザの微笑ではなく、このニケの立像だったっけ。
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ドラクロアの自由の女神に見入る。
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巨大な「ナポレオン1世の戴冠式」の作品に向けてカメラ、カメラ。モナリザの微笑の展示室などは押すな押すなの大混雑だった。
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有名な作品を速足で見て歩くだけでも時間が足らない。館内地図とにらめっこしながら観て回るのだが、最初は自分がどこにいるのかが分からないほど広い。一つの有名な作品を見つけたら、そこを起点に地図で確認しながら部屋を移っていった。
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そうそう、パリにおいてもコミュニティ・サイクルは至る所で見かけた。
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パリジェンヌたちも気軽に使っているようだ。
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そして、次の訪問地、ドイツにむけてシャルルドゴール空港から飛び立った。
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