サンフランシスコからの西海岸ドライブと温泉の旅（２０１１年８月）。。。その３２「サンフランシスコ市内をケーブルカーに乗って。。。」

2011/08/04 - 2011/08/16

２０１１年８月４日ー１６日。今回の旅のきっかけは「サンフランシスコのケーブルカー（路面電車）に飛び乗ってみたい！！」とのＦの一言でした。残念ながら直前に足を痛めて、歩くのがせいぜい。。。飛び乗ったり、外側に立ち乗りはできませんでしたが、急な坂道をジェットコースターのように走る、ケーブルカーは予想以上に楽しめました。観光客が長蛇の列なのに、係りの人がのんびりしていてなかなか出発せずに、寒さの中かなり待たされました。でもおかげで港からの夕陽も見れて旅の思い出になりました。

エリア サンフランシスコ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

モーテルから歩いて港のほうに行きます。

途中２両編成のトロリーバスを見かけました。

アルカトラズ島を見渡せる、サンフランシスコ湾に到着です。前は芝生の公園で家族連れがのんびり散歩したり遊んだり、気持ちがよさそうです。

サンフランシスコと言えば「ケーブルカー」ですが、市内にいくつか路線があり、フィッシャーマンズワーフ近くのパウェルからユニオンマーケットまでを往復しました。ケーブルカーというより、路面電車、ちんちん電車のイメージです。

チケット売り場です。

一日乗り放題のチケットを買いましたが、結局一往復半しか乗る機会がありませんでした。何しろ人気のうえに、一台に乗れる人数が限られているので、なかなか順番が回ってきません。途中駅でも満員だと断られて乗れません。

「MUNIケーブルカー」一人の技師がノブ・ヒルの坂道で重荷を引いていた馬５頭が事故死するところを目撃し、この坂道が多いサンフランシスコに適した交通システムの開発に着手したのだそうです。地下ケーブルを開発し、そのケーブルを強力なモーターで回転させて一定の速度で乗り物を引っ張るだけの能力を確保し、1873年に軌道式の今まで見たことのないような新しい交通システムが誕生し、1889年までに延べ112マイルにも及んだそうです。

サンフランシスコのケーブルカーの終点には、ターンテーブルがあります。

今回サンフランシスコを選んだのは、主人がこのケーブルカーに飛び乗りたい。。。と言ったのがきっかけでした。でも出発直前に主人が左足を痛め歩くどころか、羽田とサンフランシスコ空港では車椅子を借り、杖をつく始末。とてもかっこよく飛び乗ったり、立ったまま乗車はできません。私も最近では握力に自信がないので外側に立って乗るのは諦め、二人とも子供のように一番前の席に陣取って、景色を眺めながら、ケーブルカーを楽しみました。Ｆは憧れのケーブルカーに、ちょっとだけ立って外に乗ってみました！

海をバックにケーブルカーの写真を撮ろうと、大勢の観光客が坂の上でカメラを構えています。

ここのカメラマンは有名なＳ字の坂道「ロンバーストリート」を撮っています。

ここを車で通過するには順番待ちです。ちょうどケーブルカーの停車場だったので、止まっている間に少しだけ見えました。

市内はどこも坂だらけで、ケーブルカーに乗っていると、まるでジェットコースターみたいで、急な坂を下る時には、車内から「ワーッ。。。！」「キャーーー！」などと悲鳴？？や歓声が聞こえてきます。もちろん私も思わず一緒に叫びました！

現在ではそのうちの3線が残っていて毎日多くの旅行客を運んでいるのです。真ん中の濃いレールのような下に大きな仕掛けがあるのですね！！

電車の方向を変える丸い木の盤です。

安全第一の日本では考えられないような乗り物ですね。。。。

夕方も順番待ちで長蛇の列。。。寒くて寒くて途中で帰ろうかと思いましたが、乗る機会が少ないので頑張って待ちました。

このコンピューターの時代に、人の力で押したり引いたり。。。のんびり作業しています。背中で押したり。。。観光客に手を振ったり。。。順番待ちで疲れていらいら？？している人たちを結構楽しませてくれます

日没が遅いアメリカですが、この日はケーブルカーを待ちながらサンフランシスコ湾に沈む夕陽を静かに眺められました！！

★次はいよいよ旅の最終日、また西海岸ドライブです。
　犬の公園で人気の「FORT FUNSTON」（フォート　フンストン公園）です。
　http://4travel.jp/traveler/fu-se/album/10621436/