2008/12/12 - 2008/12/15
1737位(同エリア2790件中)
カークさん
サンフランシスコといえば、坂道を走るケーブルカーを思い浮かべる人も多いハズ。今回、MUNI Passportの乗り放題パスを使って、ケーブルカーとレトロな路面電車を堪能してきました。前々から、どうやってケーブルカーが走っているのか、興味があったんです。そんな疑問も今回の旅で分かりました。
写真はMacy'sで撮ったツリー。オーナメントがケーブルカーなんですねぇ。サンフランシスコ市民からケーブルカーが親しまれている証拠ですよね。
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Market@Powellの始発地点で撮ったケーブルカー。写真の右下に車の方向転換するターンテーブルが写っています。面白いことに、車がこのターンテーブルにはみ出ないで、止まるんですよね。運転手さんの技なのか、それとも仕掛けがそうなっているのか?廃止の危機にも晒されたことのあるケーブルカー。市民運動の賜物により、今でもこうやって現役です。
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ケーブルカーはオープンデッキ席と室内席の二つに仕切られています。景色を楽しみたい人や素早く降りたい人はオープン席なんですが、この日は寒かったので、室内席にすわりました。写真はその室内からオープンデッキを撮ったものです。MUNIの作業着を着ているのが運転手さんです。木製の壁や天井からクラシックな雰囲気がかもし出されています。ちなみに、ケーブルカーはMUNIの電車やバスに比べて割高なので、観光客御用達なのかと思ってたのですが、以外にも地元の方も利用されてました。呼び鈴などがないので、途中で降りる際には運転手さんか車掌さんに一声かけます。
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写真はCable Car Museumの前を走るケーブルカーです。この博物館は現役の車庫及び車を引っぱるケーブルの動力施設内にあります。そのため、ケーブルカー沿線にあるんですね。しかも、ケーブルカーは主に4ストリート上を走るのですが、この施設はそれらストリートのおおよそ中心に位置しています。なぜなんでしょう?ケーブルカーが走る仕組みとともに、この博物館が教えてくれます。
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ここで、ケーブルカーがどうやって走るのか、ちょっと解説。ケーブルカー自体には動力源はなく、車は走る時は、沿道地下を走るケーブルをつかむことで、動きます。このケーブルは時速9.55マイルで動いているため、ケーブルカーの速度もおのずと時速9.55マイルになります。そして停止する時は車はケーブルを放します。このケーブルカーシステムは、ケーブル技術師が考案しただけあって、このケーブルがシステムの要になっています。写真を見ると分かるのですが、ケーブルは決して何線もあるのではなく、主4ストリートの1ストリート毎に大きなループが1セットあるだけなのです。そのループを手繰り寄せて、常にピンと張った状態に保つのが、この博物館にもなっている施設なんですね。
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博物館内ではその、ケーブルの動力施設を間近に見ることができます。前の断面図から、主4ストリートの1ストリート毎にケーブルの動きに係る歯車が3つあることがわかると思います。。それ故に、ストリート別に動いている3つの歯車の縦列(写真)をこの博物館内で4セット見ることができます。博物館が開いている時はケーブルカーも運行時間なので、これら歯車もケーブルも絶えず動いています。つまり、このケーブル動力施設は、人間の体でいえば、心臓なんですね。こんなシステムが19世紀に造られただなんて、ビックリです。ちなみに、ケーブルカー線路の下からは実際にケーブルが動く音が聞こえるんです。
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博物館見学の後、坂道の向こうに見えるアルカトラズ島という何ともサンフランシスコらしい景色を堪能しながら、MUNIの路面電車Fラインの始発地点となるFisherman's Wharfへとやって来ました。Fラインで使われている路面電車は、かつて全米のあちこちで走っていた車両。写真はサンフランシスコ生え抜きの車両です。それでなくてもレトロでかわいいフォルムの車両がクリスマスリースでさらにかわいくなってマス。この時、外は冷たい雨で歩き疲れたので、休憩を兼ねて終点Castroまでエッチラオッチラ行きます。
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写真は路面電車の車内の様子です。丸っこい灯りに小窓が何ともレトロな雰囲気を醸し出してます。FラインはMarket St.からは地下鉄の並行して走るためか、始発時点では満員だった車内も、空きました。早いのは地下鉄ですが、Market St.からの活気のあるダウンタウンが見える点を考えれば、路面電車の方が観光客向けかもしれません。
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車内に興味深い広告を見つけました。カストロ通りの市長と知られているハーヴィー(ハーヴェイ)・ミルクの公共交通の施策に関する業績を称えた広告です。ハーヴィー・ミルクは自らがゲイであることを公表したうえで、サンフランシスコの市議会議員に選ばれた全米で最初の公職者です。ゲイのみでなく、低所得者や高齢者の社会的に弱い立場の人々を支援したハーヴィーがこういった人々のモビリティの権利に対しても、積極的だったのは自然な成り行きだったのでしょう。
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いつのまにか車内に、赤いタータンチェック柄のズボンを穿いた男性が乗ってたのですが、この男性が僕の顔を舐めるようにずーっと見るんです。終点Castroに近づいてきたんだなぁと妙に納得。笑 そして、車窓には筋肉増強関連を扱う専門店に、レインボーカラーのカーテンを付けた家。いよいよ終点です。写真は地下鉄Castro駅にあった横断幕。レインボーカラーにcomMUNIty prideと書かれています。ハーヴィーの業績は今も、サンフランシスコの公共交通に反映されているように思えました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- はるかさん 2008/12/31 10:43:04
- かわいい!
- なかなか訪問できなくてごめんなさい!
いいですね〜、ケーブルカーも路面電車も!
廃止の危機を免れたっていうのもうれしい話です。
丸っこい車両、バス窓みたいでかわいいですね〜。
行先がちょっとすごそうですけど(笑)、
それもまた旅の醍醐味って感じで楽しそうです。
今年も大変お世話になりました♪
楽しいコメントをたくさんいただき、ほんとにありがとうです!
来年もカークさんにとってよい年になりますように。
これからもどうぞよろしくお願いします!
- カークさん からの返信 2009/01/01 11:33:38
- RE: かわいい!
- 見てくださって、ありがとうデス。サンフランシスコ旅行は、思ってたより良かったです〜。また行きたいです。はるかさんも、来年も楽しい旅がい〜っぱいできるといいですねぇ。僕は3月の下旬に仕事絡みでラスベガス、8月に日本に帰省となりそうです〜。
はるかさんには、今年もホントに楽しませていただきました〜。来年のブログも楽しみにしてるよ〜。
> なかなか訪問できなくてごめんなさい!
> いいですね〜、ケーブルカーも路面電車も!
> 廃止の危機を免れたっていうのもうれしい話です。
> 丸っこい車両、バス窓みたいでかわいいですね〜。
> 行先がちょっとすごそうですけど(笑)、
> それもまた旅の醍醐味って感じで楽しそうです。
>
> 今年も大変お世話になりました♪
> 楽しいコメントをたくさんいただき、ほんとにありがとうです!
> 来年もカークさんにとってよい年になりますように。
> これからもどうぞよろしくお願いします!
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