2011/03/06 - 2011/03/19
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カメちゃんさん
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三峡ダム見学でチョッピリ興奮してしまった私は、もぬけの殻のような気分になってしまいました。目覚めてからの風景も何となくぼんやりとし、そのうちに山もなんにも見えない広〜〜い川面だけの風景になってしまいした。
これまで見てきた長江は、私が見てきた河のどれよりも広いとは言っても両側に山や街が見えていて、正直なところ川の大きさを実感することはなかったですね。
それがね、山が見えなくなるほどに長江がどんどん広くなって、川岸が見えなくなってきてしまったんですよ!(^^)! やっぱり長江は大河なんだ!!なんて、ようやく実感たのでありました。鈍感ということは、こういうことですねぇ〜(=_=)
きょうの寄港地は、三国志にたびたび出てくる荊州です。
ここは、三国志の時代よりもずっと前に楚の国の都があったところ。そういう点では二重に話題のあるところと言えますね。
先ずは、長江の様子からご覧下さいね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
どこかで見た「イッカク船(~o~)」が行きます。
モヤが濃くて、このあたりがどんなところか見当がつきません。
こんなにモヤの濃い中、あの突き出しものが危ない危険なように見えてなりません。
なんとか反転して畳めないのか?今でも疑問に思いますね。 -
こちらはコンテナ船ですね。
チョットモヤが晴れて、山が見えてきました。
今がどのあたりか、全然見当がつきません。 -
↑から2時間ほど過ぎて、山の見えない広いところを航行しています。
両側に山や丘が見えた三峡地域と違って、
「これが揚子江か」
という広い河になりました。
(私には、やっぱり「揚子江」と言った方が、シックリします) -
アフタヌーンティーではありませんよ。
モーニングティーのお時間です(^^)
中国とか、外国のお菓子ではなくて、日本のお菓子ですよ〜〜(^-^)
長江の船上で和菓子なんて、なかなかやりますね!(^^)! -
ただお茶を飲むだけでなくて、健康講座もあります(^^)
疲れたお御足をやさしく労るには、温かいお湯に足を浸けると良いとのことです。
こんなに簡単なことで疲れが取れるなんて、マッサージするよりも良いかもしれないね(^^)
さっそく当家のカミさんに言ってみたら、
「横着しないで、チャンと揉みなさい」
と、キツク言われてしまいました(-_-;) -
このあたりを揉むのも良いそうです。
これは、旦那様にやってもらうと良いですかね? -
スネの上の方です。
ここも大事・・。 -
これは、私の得意で、カミさんも喜ぶ足裏です(*^_^*)
すべすべするクリームを塗って、親指の背でやさしく・・(^^)
もちろんカカトもね!!
私の見るところ、チョットソフトすぎるね。
もうちょっと、キュッキュッ!!やった方がいいじゃないかな〜?と思いますけどね。
それとね、5本の足の指の付け根に揉み手の指を当てて、キュッキュッ!!とやるんですよ!! これはオススメですよ!!当家のカミさんのに聞いても、スッゴク好評ですからね。 -
んで、そのマッサージのツボをご教授しちゃいますね!!
どんなところに効くのか?
まず、足裏のツボですよ〜(^^)
絵で描いてありますから分かりやすいですね〜(^-^)
足の親指の裏は「脳」に良いみたいです!(^^)! 人差し指と薬指の根本は目に良いみたいです。 -
これは、↑の反対側の右足です。
殆ど同じですけど、かかとに近いところの盲腸とか回盲弁などが左足と違いますよ〜〜。 -
足を内側から見た図ですね。
足裏ばっかりではダメと言うことですね。
ここは大事な話ばっかりですから、シッカリ見てて下さいね!!(~o~) -
これは足を外側から見た様子ですね。
当家のカミさんの喜びそうなところが、ホントにいっぱいありますね〜(^^) -
今度は上から見た様子(^o^)
足はねぇ、どこをとってもツボばっかりなんですよ。
ですから、カミさんの機嫌をとるには、とにかく足を狙えば間違いないのですよ!!
夫婦関係は、「足の関係」でもあるのですね(~o~)
恐妻家は、ここのところを心得ておくと、奥様のご機嫌を取るのにだいぶ助かりますよ(^^) -
最後に下腿部のツボです(^o^)
奥様方はこれらの図をさっそく印刷されて、ご自身の足にツボの位置を太めのマジックで描いて下さいね。そして、そこを旦那様にキュッキュッ!!とやってもらうのです(^_-) 若返り効果はテキメンですよ!!(^-^)
亭主たるものは、この足のツボとマッサージ法をちゃんとマスターして、奥様にやってあげる心構えを持つべきだと思います!!
↑これは、「男の道」です!(^^)! そうすると、たまにはビールが出ることもあるんですよ(*^_^*)←←コレはホントですよ〜〜(^-^) -
ツボのお話をしていたら、コーヒーが冷めちゃったね(^^;)
でも、大事な話だから仕方ないね(~o~)
このコーヒーカップには、5つの☆に長江のルートが描かれていますね。ルート左端は重慶で、右端は上海です。真ん中の大きい☆の中のカーブの頂きあたりが、重慶です。
私達の現在地は、左の方から真ん中の大きい星に入ってきたあたりですよ。 -
コーヒーカップの反対側には、ヴィクトリア・クルーズのマークが描いてありました。
で、これを貰えるのかな?と思ったけど、そんな話はなかったです(T_T) -
現在時刻はおよそ10時50分ごろ。
時間を考えると枝江市あたりかな〜?と思います。
これは何をしているのでしょうかね。
堤防を整備しているのか? 分かりにくい光景です。 -
さぁ、お昼ですよ〜。
お父さんもご機嫌ですね〜(^_^) -
こちらのお二人も〜(^^)
-
ここは自然のままの川岸ですね。
(Nさんご提供の御写真です) -
ここでも川岸で何かの作業をしていますね。
浚渫した土砂なのか、砂利採取なのか?なんなのか?分かりません。
(Nさんご提供の御写真です) -
風が出てきて、白波が立ってきました。
外洋クルーズのような感じになってきましたね(~o~)
★↓は白波の立つカリブ海を航行中の様子です(サミット号・9万1000トン)。殆ど揺れなかったですよ。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/14286568/src.html -
遠くに長い長い橋が見えてきました。
これまでの長江とは桁違いの広さですね〜。 -
この橋は「荊州長江大橋」のようです。
ここでの川の幅はおよそ2.2Kmほどで、橋の全長は2.5Kmほどはあると思いますね。 -
荊州市の街が見えてきました。
ここでも、高層アパートの建設が進んでいますね。
岸辺の赤い屋根の民家とか、5〜6階建ての白い低層アパートには人が住んでいるのか?なんて思ってしまいます。
ちょうど昼間ですから電灯などは点いていないにせよ、ちょっとだけそんな感じがしました。 -
オイオイ!! ここでも地面で船を造っているよ!!
クレーンが一つあるわけでも無し(^_^;) 右端を見ると、すぐ隣は畑だよ!!
どうやって船を造り、どうやって進水させるのか? ご存じの方、教えて下さいね。
三峡ダムから上は、ダムが出来てから年月が浅いし、水位の変動もあるために、固定設備を作るのに苦慮しているかと勝手に同情もしていたのですが、ここではどうなっているんでしょうか??
この秘訣を是非ぜひ知りたいモンです。 -
向こうのビルを見ますと、側面に「沙市(さし)港」と書いてあります。
でも、私たちの船はスピードを落として旋回姿勢に入ろうとしていますから、この付近で止まりそうな感じなんですよ。
(Nさんご提供の御写真です) -
ここでも15階建て前後の中層アパートが建てられています。
手前の堤防はちょっと低い感じがしないわけでもないです。
正面の坂道は、ひょっとするとフェリー乗り場??と思いますが、果たしてどうでしょうか??
(Nさんご提供の御写真です) -
いずれにしても、船は荊州に到着の様子です。
古い家あり、新しい家あり、何となくごちゃごちゃして生活感を感じる・・(^^)
これが、本当の街の風景なんですね。
★↓の、三峡ダムから上の主な街では、このような生活感があまり感じられませんでした。
巫山 http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/23366140/src.html
巴東 http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/23368529/src.html -
こちらには、まぁまぁ立派な堤防があります。
長江の大洪水も、これくらいの堤防があれば大丈夫と言うことでしょうか?
写真を見ていてちょっと気になったのは、堤防斜面上に続く白っぽくて薄い線です(船のブリッジあたりの高さです)。築堤後の最高水位の後でしょうかね?? -
これはフェリーですね。
でも、ちょっと違う。いや、だいぶ違う(~o~)
エンジンの付いていない台船に車を載せて、それを後ろ側面から押しているんですね。
この方が、エンジン付きの船を造るより「安上がり」ってことでしょうかね〜?
この船は、3枚↑の写真のことろに接岸しそうな感じです。
それと、↑の写真で見た立派な堤防がこちらにはありません。
??と思って、地図を探ってみますと、これらの街の後方に↑の写真の堤防が続いているみたいです。 と言うことは、ここに見えている街は、洪水の時に浸水してもやむなしと言うこと??なんて考えてしまいます。
でも、↑の新しい堤防と、この写真の護岸の高さの違いがどれほどなのかという、詳しいことは分かりませんから一概には何とも言えないですね。
★↓は新しい堤防のあるところです(アドバルーンマークを幾つかクリックしてみて下さい。川沿いにフェリー乗り場があります。“航空写真”でご覧下さい)。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215057171961161454984.0004ac69971fc58f392d3&msa=0&ll=30.293016,112.252464&spn=0.043726,0.033174 -
どうやら、ここに船を着けるようですね。
やっぱり、「沙市港」ではなくて。「荊州港」でしたね(^o^)
ここも浮き桟橋です。
上で見た「沙市港」ですが、荊州城(江陵城)の東側に隣接する沙市という街の港で、古くから重要な港であったようです。荊州城のある方が「荊州」で、東側の「沙市」と合併して一つの荊州市になったようです。
というわけで、我々外国人にとっては荊州には二つ港があるかと思ってしまいそうですが、「沙市港」の方がもともとの港なんですね。「荊州港」はごく最近の観光港のような気がしますね。
観光資料では、沙市港も含めて「荊州港」と言われることもあるようです。その荊州港は、長江流域では武漢、重慶に次ぐ港と言われているようです。
そう言えば、アメリカロサンゼルスにも“サンペドロ”と“ロングビーチ”という二つの港が隣接していますね。
★↓はロサンゼルスの港です。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215057171961161454984.00047451e8d557d927e7f&msa=0&ll=33.740757,-118.236065&spn=0.163159,0.179214
(Nさんご提供の御写真です) -
こちらは船のようですが、水上レストランという感じですね。
コックさんやお客さんが、私たちの船の方を見ていますよ。 -
さぁ、今から荊州市内へ出掛けます。
-
観光バスが待機していました。
立派な観光バスですね。
そして、バスの手前を行く三輪自動車。
何とも可愛いです(^^) -
船着き場からほど近い街の様子です。
道路もめっぽう広く、高層ビルがあったりしますから、荊州の玄関口といった感じがしますね。 -
何とも可愛い「オート三輪」が見えました。
私達の地域でも牛乳配達のおばちゃんがもっと小さい電動四輪で走っていますが、こっちの方がボデーが長くて大きいですね(^o^)
こういう車って長距離はダメだけど、近くに買い物に行く程度なら小回りがきいて、ガスも喰わないので良いかもしれないですね(^o^) -
車窓に見る街角の光景です。
ん〜、生活感に満ちたとっても良い光景ですね(^-^)
赤い三輪車はオートバイと荷台をくっつけた改造車ですね〜。
これくらいのものを作るなら、街の鍛冶屋さんでもやれそうです!(^^)!
その向こうの、青いオート三輪は運転室がチャンとしていますから、「全天候型」ですね。
あの荷車も、日本のリヤカーとはちょっと違っていますね。
白い車の止まっているところのビルは、住人がいないのでしょうか?
とにかく、隅から隅まで見てみて下さいね〜(^^) -
これまた、立派な??アパートです。
住人が居ないようで居るみたい。
とにかく、壮観です!! -
こちらのアパートは如何でしょうか??
↑のアパートよりはちょっとだけ良いみたいですけど・・
それとも、やっぱりいい勝負かな??
中国の生活文化を知る上では、貴重な光景のように思います。 -
お父さんがプロパンガスを運んでいます。
奥さんに指示されて、自宅に運んでるのかな??
それとも、配達中??
転がり防止はしてあると思いますが、一応はロープなんかでチャンと固定すると良いですね〜(^O^) -
「荊州市国土資源局」 国の役所のようですね。
荊州は、「三国志」なんかで有名なんすけど、曹操・劉備・孫権などがぶつかり合ったところなんですね。
荊州ばかりでなく、長江の中・下流域は長江文化発祥の地といわれるところで、ところによっては8000年ほど前の史跡まで見つかっているとか。荊州周辺でも6000年前の遺跡が見つかっているようです。長江の恵みなんですかねぇ〜。
私達が知っている荊州の始まりは、戦国時代の楚の都だった頃からですね。その中心は「紀南城」で東西4.5km、南北3.5kmもあったといわれて、現在もその一部が残っているそうです。あの屈原が活躍したのも、この荊州だったわけです。
その後に知られているのが例の三国志の時代で、今さらいうまでもないですね。当時の荊州というのは現在の湖北省の一帯を指すらしく、今の荊州市は昔の「江陵」であるとのことです。ですから、三国志で「江陵攻略」と言われたところは、今の荊州城攻略を指すもののようです。 -
こちらは電信ビルです。
有名な三国志の時代を経てから40年、いやいや1700余年もの長い年月を経て、荊州はどんどん変わり、周辺諸都市を合併して、今や人口647万人を超す大都市というわけです(福島県よりやや広い面積)。街の名前も沙市市から荊沙市(1994年)に、そして1997年に荊州市へと変わってきたとのことです。
日本での姉妹都市は会津若松市とのことです。
★荊州市の詳しいことは↓にて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%8A%E5%B7%9E%E5%B8%82 -
これも三輪車ですね〜。
この人もボンベらしいものを運んでますね。
何を運んでも良いですけど、この三輪車はどうやってハンドルを切るんでしょうかね??
どなたかご存じの方、教えて下さいね。
私達も自転車にリヤカーを繋いで走ったことがありますけど、リヤカーが後ろで自転車が前でしたよ!(^^)!←これですと、ハンドルを切りやすいんですけどね〜。 -
これも、オートバイと荷台の結合車ですね。
↑の人も、このように自転車を前にすれば、私達も分かりやすいのですけど(^O^)(~o~) -
このオート三輪も変わってます(~o~)
中国のこういう乗り物や「軽貨物自動車」は面白いですね。
これらのものは、大手の自動車メーカーの製品ではないでしょうね。
ズーッと以前に、「中国では、自動車メーカーと言うほどではないが、町工場のような会社でも“自動車”を作ったものです。そういう会社まで数えると、中国には自動車を作れる会社が数百もあった」というお話を聞いたことがありました。そのお話には、オートバイと荷台をくっつけたりする「改造」工場も含まれると思いますが、とにかく日本では考えられないことですね。
現在時点ではどうなっているか分かりませんが、2003年ころの自動車メーカー数は122社といわれ、年産10万台以上の会社が10社、1万台以上の会社が95社ようです(残りの17社のことは詳細不明です)。
年産1万台以下の会社は数えられていないようですが、この部分も詳細に見れば、おそらくもっとたくさんの「メーカー」あることと思いますね。
こういうことは、毛沢東流の何でも自分の地域内で作る「自給自立」の人民公社時代や、三線建設時代の名残かも知れませんね。 -
「おかあさん、城門が見えてきたよ」
立派な城壁と城門が見えてきました。
それにしては、あのビルと高い鉄塔がちょっと目障りですね〜。 -
城壁の下をくぐります。
ガイドさんの話では、↑の城門とこの城壁は荊州城とのことでした。
有名な荊州のお城です!!
城壁も頑丈な造りですね。 -
「江陵牌苑」
どういうところでしょうか?
ご存じの方、教えて下さいね。
奥の門には「張居正故居」と書いてあります。
ここは明の時代の宰相だった「張居正」という人が居たところのようです。それでこのように言うのですね。
張居正は翰林院庶吉士から身を起こして宰相になった人で、土地を測定し直したり、税制を分かりやすくしたりして、土地や税金をごまかしを許さない制度を確立して、明朝の財政を立て直したという人のようです。
人というものはそこからが難しくて、結局は彼ものぼせてしまって独裁的な権力をふるうんですね。ある程度の権力行使はやむを得ないんだけど、やり過ぎはねイケナイ(*_*) それで恨みを買うことになってしまうのですね〜。難しいね〜(~o~)(^O^)
当家のカミさんも権力をふるってんだけど、現状では、私の方がカミさんの足の裏でも揉みながら我慢するしかないね(~o~)
★張居正のことは↓にて。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B5%E5%B1%85%E6%AD%A3
★翰林院あの磁器口でちょっと見ましたね。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/22897938/ -
またまた、アパートを撮ってしまいました。
せっかくのベランダなのに、鳥の篭のような細かい格子柵で覆ってあるところが面白いですね。
これはいったい、どういう意味なのでしょうかね?
バスは城壁をどんどん後にして、荊州博物館へ向っています。 -
街の中の様子です。
人も多いですが、ゴミも多いです(^^;)
稊帰県の県城にも「屈原路」がありましたし、宜昌市には屈原中学がありましたし(三峡ダム湖側)、この荊州城内にも「屈原路」があります。 この地域では屈原はとても大事にされているようですね(^^) 嬉しいことです。 -
こちらも街の中の様子です。
ただ一つ言えることは、歩道が広いことです。
これは良いことだと思いますね(^^) -
これは大学病院でしょうか。
-
これは、桂林でも見た「さとうきび」ですね。
これから、売りに行くところでしょう。
★↓は桂林での「さとうきび」売りの様子です。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/22100494/ -
「荊州博物館」
本日の最初の目的地はここです。
ここには紀元前の古〜い出土品の展示物もあるとのこと。
楚の時代や三国志時代の展示物もあるはず・・(^-^)
ところがね、博物館は「本日休館日」だって!!(>_<)(T_T)
おかしいじゃないですか? それにきょうは月曜日だよ!!
平日なのにどうして??
ハハーン!(^^)!
日曜開館・月曜休みってやつだな(^^;)
そんなことがひらめいたところで、どうなるわけでも無し・・(>_<)
博物館がダメなモンですから、敷地内のべつのところへ行きます。
(Nさんご提供の御写真です) -
博物館敷地内の見取り図です。
番号は付けてあるものの、建物名が分かりません(-_-;)
後で分かったことですが、私達は一番奥(この図の一番上)の1と2の方へ行きました。
★↓は荊州博物館の場所です。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215057171961161454984.0004ac69971fc58f392d3&msa=0&ll=30.350361,112.18749&spn=0.04233,0.044074 -
ここは4Aクラスの観光ポイントのようです。
(Nさんご提供の御写真です) -
来たところは、ご覧の通りの「珍品館」
この中では撮影をしていませんので、写真がありません(-_-;) スミマセンm(_ _)m -
「楚樂宮」
内部の写真を撮っていないので、ここには何あったのか覚えていません(T_T)←ボチボチ始まったかな?(=_=) -
「鳳凰山168号漢墓展」
ここでは、戦国時代の楚の都であった「紀南城址」の南東にある鳳凰山あたりから出土したものが展示されているとのことです。
前漢時代のミイラが展示されていたんですよ(>_<)。ほかには、兵隊の列と思えるものや傘付きの牛車、木で造った昔の船(下の写真に似ています)、さらに耳杯や土器・陶俑、そして衣類などが展示してありました。写真を撮っていなかったのが悔やまれます(-_-;)
★↓は陳列してあった前漢?時代の船に似ている船です。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/23480982/src.html
ところで、荊州と言いますと荊州城が有名ですが、荊州城から真北に6Kmほどのところに、紀元前7世紀頃に作れらたという「紀南城」があったのです。現在ではあまり形が残っていないとのことですが、約14K?もの広大な城郭だったようです。
★紀南城址の場所は↓にて(赤い枠は紀南城のだいたいの外周です)。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215057171961161454984.0004ac69971fc58f392d3&msa=0&ll=30.423365,112.178822&spn=0.087335,0.090551
赤い枠の上でもクリックしてみて下さい。 -
これらの建物は新たに作られたのか?昔からあったのか?なんて思いますが、先ほどの博物館の大きな建物などは、1958年に建てられたそうです。
こちらも博物館の一角ですから、同時に造られたかも知れませんね。
水を張った庭園のある中庭は、いかにも東洋風ですね。
鯉が泳いでいたかどうかは、確かめていませんので分かりません(^O^) -
スミマセンが、ちょっとトイレに・・(~o~)
行ってみて懐かしさを感じた男性用トイレ(^O^)
ただ、日本のトイレとはちょっと違います。日本では「仕切り越しに飛ばしてスル」のではなく、足もとの高さが仕切りの高さに合わせてあることですね。 そう、一段上ってシタ!のでしたね(^o^) そして、人が多いと、横一列になってシタもんです。
高速道路のサービスエリアでも、大きな駅の男性トイレでもそうでしたね(もちろん、綺麗なタイル張りで、いつも水が流れて綺麗でしたけど)。 でも、今では横溝タイプの男性トイレはなくなって、一人用の小便器になりましたね〜(^O^)(~o~)
中国のこのトイレですと、「飛ばし」の名人にならないとイケマセンねぇ(^O^)(~o~)
★便器のことは、↓にて(^_^;)
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/album/10412833/ -
土産物店もありました。
陶俑のようなものが多々ありましたが、買うにはちょっと大きいかな〜と思いましたね。 -
この太鼓が気になって反対側にも回ってみましたが、やっぱり太鼓でしたね〜(^o^)
これは、春秋戦国時代の楚の国の貴族の墓から出土した、「彩絵(だみえ)虎座鳥架懸鼓」に倣って作られたもののようで、形はそれにそっくりです。
「彩絵虎座鳥架懸鼓」を字の通りに解釈すれば、「極彩色の、座った虎の上の鳥に架けられた太鼓」となりますね〜。本物は太鼓の周りに木の枠があるのですが、現在ではそうした装飾が剥がれてしまっています。
★「燦然と輝く楚の文化 人民中国」で検索されますと、「燦然と輝く楚の文化」のページが見られると思います。このページ(全3ページ)で紀南城遺跡のことや出土品、そして屈原のことも書いてあるのをご覧になれます。 -
この人形も陶俑などと思っていましたら、なんと屈原の像があったのですよ!!
屈原の評価に関してはいろいろ言われています。有力なのは、友人をかばって武帝の怒りを買い、宮刑を選んで死刑を免れたという不遇をかこった司馬遷自身の想いが、王を諫めて失脚した屈原の生き方に重ねられた(にすぎない)というものですね。
しかし、マジメな提案や真剣な戒めが無視され、逆にそのことで遠ざけられたり排除されたりするのは今でも日常茶飯事のこと。史記列伝における屈原の話の内容を精査するのも良いけど、屈原が苦労したマジメで真剣な議論の通りにくい世間の実際にも、シッカリと目を向けて欲しいと思いますね。 -
↑の写真の拡大です。
実は、史記列伝で屈原と出会ったと言っても、姿は見ていませんでした。四十何年ぶりにして初対面だったのですよ〜。
ガッシリした身体の見るからに勇猛な姿というよりも、やっぱりほっそりとした知識人だったのですね。割りと身長があったようですね。
本当は、この屈原を買いたかったのですよ!! でもねぇ、やっぱり言えなかったのですよ(-_-;) 今でも悔やんでいます(=_=)
屈原は意外にも日本との深いつながりがあります。
吉田松陰は、彼の遺書に屈原のことを理想の士としていたことを書いたそうで、彼の門下生たちも、死して意志を貫いた屈原に学んだという話もありますね。
また、今も志士英雄に学ぶ人として、諸葛亮などと並んで屈原を取り上げている人や団体もあるようです。
さらに、詩人としての評価も高く、日本でも詩を愛する人々からよく取り上げられるそうです。
意外なのは、端午の節句の由来にも、屈原が関わっているという説が結構あることです。
★↓は端午の話です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%AF%E5%8D%88 -
屈原に会えたのは、意外でしたし、感激でした。
それでは、記念写真を(*^_^*)
ちょっと甘えた感じの、愛嬌のある獅子ですね。 -
こちらの獅子はおとなしそうな表情をしています。
-
博物館から荊州城への移動途中で見た「荊州小学校」?です。
守衛さんの詰め所?があるんですね。 -
街の中心部でしょうか。
賑やかそうな雰囲気のひろばですね。
商店街はこんなにカラフルで綺麗なのに、住宅街となるとどうして地味〜〜で、雑〜〜〜!!になってしまうんでしょうかね(=_=)(-_-;) このあたりの解明が、とっても大事なようにも思います。
★↓は、三峡ダム湖畔の様子と、つい先ほど見た荊州アパートです。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/23138907/src.html
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/23711875/src.html -
こちらは住宅街です。
これは住宅街を囲む塀のようなものでしょうね。 -
こちらは、塀にしては少し構えが違いますね。
広い屋敷でもあるのでしょうかね。
右下にはシャッターのようなものも見えますが、古くからのもののようにも感じられます。歴史の街・荊州ならではですね。
せっかく荊州博物館に行ったのに、本館?が休館だったことは残念でした。
それでも、あの屈原に会えたことは何よりのことでした。
出来ればあの屈原像を買ってもらって、私のテーブルに飾りたかったですよ(T_T)
次は荊州城です。
(その14)に続きます。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/album/10631278/
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この旅行記へのコメント (2)
-
- tomvoさん 2011/11/08 10:00:22
- 中国
- カメちゃんさん、おはようございます。
長江クルーズもなかなか良さそうですねー。
靄のかかった水墨画の風景はすきです。
ところで、このお写真のご婦人はカリブ海クルーズのお写真で拝見したように記憶していますが、いかがでしょうか。
お茶に誘われて日本茶をご馳走になったとか・・・違っていたらごめんなさい。
- カメちゃんさん からの返信 2011/11/09 23:23:11
- RE: 中国
- tonboさん こんばんは(^^)
8日〜9日の2日間、クルーズでお友達になった方々と旅行に出掛けていまして、お返事が遅くなってしまいました。
ごめんなさいね。
長江クルーズの方をご覧頂いて、とても嬉しいです!!
> 長江クルーズもなかなか良さそうですねー。
長江クルーズは寄港地観光もさることながら、デッキから眺める光景がとっても面白いですね。良いとか悪いとか、褒めるとかけなすとかではなく、中国の現実を見るという意味では本当に良い船旅だと思いますね。
そういう意味では、これまでにないクルーズになったと思っています。
> ところで、このお写真のご婦人はカリブ海クルーズのお写真で拝見したように記憶していますが、いかがでしょうか。
そうですよ(^^)
これまでも、クルーズで出会った方々と別のクルーズをご一緒することは、
度々ありましたよ。また、国内で別の旅を楽しんだりしています。
一度限りの出会いではモッタイナイですからね。
楽しい旅を、再びご一緒に!!
嬉しく、幸せなことと感謝しておりますよ(^-^)
船の旅では、長い船内で過ごす長い時間がありますから、たいていの場合がお友達が出来ますよ。個人で行こうが、ツアーで行こうが、船内では積極的に話しかけて下さいね。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
カメちゃん
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