ちょこっとドイツ＆オーストリアの旅　2011 （4）

2011/09/15 - 2011/09/24

***　４日目　***

インスブルック


凱旋門
スワロフスキー
ゴールデン・ダッハル
オットー・ブルク
マクシミリアネウム博物館
ヘルブリングハウス

エリア インスブルック(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船 徒歩
• 航空会社: ANA オーストリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

“ちょこっとドイツ＆オーストリアの旅　2011 (3)” のつづき


昨日と同様の朝食。ところが席につくとビュッフェには出されていない豆乳とクロワッ
サンの入ったカゴをくれました…なぜ？

今にも雨が降りそうなお天気です。この日もチロル・アルプスを歩くつもりでいたのにちょっと微妙な空模様…さて、どうしましょう（汗）

山方面へ行くのはあきらめてインスブルックをふらふら歩いてみることにしました。

来年の１月13日から22日までインスブルックで開催予定のユース・オリンピックの
カウントダウン・クロックが旧市街からマリア・テレジア・シュトラッセに入って
すぐの場所にありました。冬季ユース・オリンピックは初の開催でその記念すべき
第１回目の開催地に選ばれたのがここインスブルック。開催まであと117日！

過去には1964年と1976年に冬季オリンピックも開催されているそうです。

インスブルック・ハウプトバーンホフに来てみました。

明日はザンクト・ギルゲンに行く予定なのですが、２人で１日28ユーロの乗り放題
チケットがあることを発見したのでザルツブルクまでどのくらいかかるかを聞いて
みると駅員さんに「不可能よっ」って言われちゃいました。

このチケットは各駅停車の電車限定なので不可能ではないものの…確かに時間がか
かるみたい（汗）

駅の構内です。この駅はイタリア、ドイツ、スイスへ向かうすべての国際列車が停車
する駅なのだそうです。

駅にあるお手洗いは有料で0.5ユーロかかります。鍵のかかったドアノブにはコイン
を入れるところがあって、20セント１枚と10セント３枚を入れたのですがどうにも
ドアが開かない…よく見ると50セントのみと表示されてました（汗）

50セントのコインはもっていなかったので引き返そうとしたとき、個室から２人が
出てきてドアを開けたまま「どうぞ」って…２人が出てきたことに驚いて呆然とし
ちゃったのですがありがたかったです。

寒いし雨のせいか駅前には人がほとんどいません。

馬車が走っていました♪

ラートハウス・プラッツです。この日はお天気が悪くこのような写真ですが、広場には
曲線を描く真っ白で光沢のある美しいコンクリートが敷きつめらています。

1765年マリア・テレジアの息子レオポルト2世とスペイン王女ルドヴィガの結婚を祝して
建てた凱旋門です。建設中にマリア・テレジアの夫、皇帝フランツ・シュテファン１世が
急逝したため門の南側には結婚を祝う「生と幸福」、北側には死を悼む「死と悲しみ」の
モチーフを刻んだのだそうです。

ゼルヴィーテン・キルフェです。

こちらは1725年から1728年にバロック様式で建築された旧州庁舎で現在はチロル州議会
の会議場になっているそうです。

スポーツ店のバルコニーにはクライマーが！？

この先からヘルツォーク・フリードリッヒ・シュトラッセと名前を変えて旧市街になり
ます。建物の奥に見えるはずのノルト・ケッテが雲で隠れて全然見えない…

インスブルックが世界に誇るスワロフスキーの本店にやってきました。

スツールにもふんだんにクリスタルがっ！見ていると店員さんが「座って、座って」と
勧めてくれたのですがとてもとても座れません。

階段にもクリスタル！

アクセサリー、置物、時計などいろんなものが売られていました。インスブルック郊外
にはスワロフスキー・クリスタル・ワールドなる施設があってクリスタルとは似つかわ
しい巨人の頭をかたどったモニュメントがあるそうです。見たことあると調べてみたらぷっちょのコマーシャルに登場してましたね！

せっかくなので旅の思い出にピアスを購入♪

パフォーマンスする人…全然動かないです。

こちらも動かない人。雨がひどくなってきたので途中で引き上げてました。

16世紀からの古い街並みがそのまま残る旧市街。ラウベンガングといわれる石造りの
アーチ状の天井、軒先にはかわいい看板がいっぱいです。

かたっぱしから撮影してみました！

アクセサリー店です。

なんだったかな…

薬局です。

文字を読めない人が多かったとき、看板を見れば何のお店かわかるようにと作られた
ものなのだとか。

クリスマス、イースターグッズの専門店です。かわいいものがいっぱい！

インスブルックのシンボル、ゴールデン・ダッハル。

中世最後の騎士といわれたマクシミリアン１世が広場で行われる行事を観覧するために
1494年に造らせたロイヤルボックスです。屋根は2,657枚の金箔をほどこした銅板瓦
で覆われ、バルコニーの下にはオーストリア、ドイツ、ハンガリーなどの紋章がついて
います。

内部には博物館もあります。

ヨーロッパで最も古いホテルのひとつといわれているホテル・ゴルデナー・アドラー
です。創業は1390年というから驚きです。モーツァルトが宿泊したホテルとしても
知られていて当時の部屋が今でもそのまま使用されているそうです。

これにも驚き！

ホテルの入口横にある大理石のプレートにはその長い歴史のなかでこのホテルに宿泊した
世界各国の王侯貴族や文化人の名前が刻まれています。

1494年マクシミリアン１世、1773年モーツァルト、1780年ゲーテ、1818年バイエルン
のルートヴィヒ１世などなど…その中に1958年マリア・オーガスタ・トラップと記され
ていましたがあのサウンド・オブ・ミュージックのマリアさんですね！

ホテル１階にあるゲーテ・シュトゥーベなるレストランでお食事をすることにしました。
店内はクラシックでステキな雰囲気♪

クネーデルの盛り合わせアドラー・バリエーション！
ほうれん草のクネーデル、チロリアン・フリッター、フライド・チーズ・クネーデル、
チロリアン・ラビオリ、ザワークラウトともりだくさんです。見た目に反し、さっぱり
していてものすごーくおいしかった♪

なまずのフィレにたっぷりのディルソースとピラフ。これもおいしかった～！！！

ホテル・ゴルデナー・アドラーの斜め向かいにあるオットー・ブルク。窓の鎧戸がオー
ストリア国旗の模様みたいです。インスブルック・キャッスルの城壁の一部として建て
られ、現在はレストランになっているそうです。

ゴールデン・ダッハルの建物３階にあるマクシミリアネウム博物館に入ってみることに
しました。

マクシミリアン１世ゆかりの品々が展示されています。あのロイヤル・ボックスは立入
禁止だったのですが、そのすぐ手前までは行くことができるのでマクシミリアン１世が
見たであろう同じ風景を私たちも見ることができました。

ゴールデン・ダッハル向かいにあるヘルブリングハウスです。1560年にゴシック様式で
建てられた貴族の家で1730年に後期バロックの飾り漆喰をほどこしたそうです。豪華な
装飾なので旧市街では目を引く建物です。

雨がひどくなってきちゃいました…インスブルックの旧市街を満喫したので今度は
スーパーに立ち寄ってみました。ほんの一部ですがチーズ売り場です。

どれもおいしそう♪♪♪

スーパーを見ていて気になった乳製品たち。日本に持って帰るのはなかなか厳しいので
ホテルのお部屋で食べてみることにしました。

チロル・ミルクで作られたチロラー・ヨーグルトはものすごく濃厚でとってもおいしか
ったです。カット・サラダが半額になっていたので食物繊維補給で買ったけどどうにも
量が多かった（笑）


“ちょこっとドイツ＆オーストリアの旅　2011 (5)” につづく
http://4travel.jp/travelogue/10622542