18きっぷで紀伊半島一周の旅【その２】マグロの街と那智の滝

2010/01/09 - 2010/01/11

1月の3連休を使って青春18キップで紀伊半島を一周してきました。今まで行くチャンスのなかった紀伊半島に鈍行の旅となりました。温泉に入ったり観光もしつつ２日かけて紀伊半島を一周し、最終日は東京まで戻る旅となりました。
東京を出て半日近く、ようやく紀伊半島の先っぽの紀伊勝浦までやってきました。その日はそこで宿泊、翌日は那智の滝まで行きました。

エリア 那智勝浦・太地(和歌山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩

熊野市駅に到着しました。ここで約20分の停車、ということで駅の外に出てみることにしました。

駅前には名鉄系のスーパーとコンビニとお寿司屋さんの外灯が光っているだけでした。
とりあえず、コンビニでドリンクを調達しました。

熊野市も当然、熊野古道の途中の街。ということでこんな看板が掲げられています。ここからは鬼ヶ城が近いです。鬼ヶ城、今度は行ってみたいですね。

駅の中には今から50年前の熊野市駅の模型が飾ってありました。

駅の建物は今とかわっていないようですね。

駅の中の売店。残念ながらお店は閉まっていましたが、名物のめはり寿司を売っているようです。時間が早ければ手に入れられたのでしょうか。

終点の新宮に到着しました。ここから乗り換えてもう少し先に向かいます。ここからＪＲ西日本のエリアに入ります。

紀伊田辺行に乗車して向かうは紀伊勝浦です。

紀伊勝浦駅 駅

紀伊勝浦駅に到着しました。大きな温泉街の街なのですが、さすがに？というか夜なせいか駅前は閑散としていました。

紀伊勝浦駅 駅

駅前の商店街・・・シャッターが閉まって人がほとんど歩いていませんでした。

港に向かうと足湯がありました。海に面したかなり大きな足湯です。

対岸には忘帰洞で有名なホテル浦島が見えました。泊まりたかったんですがいっぱいでした。

ホテル浦島 宿・ホテル

お湯に浸かりながらだとこんな感じに見えます。

実は足湯だけでなく手湯もあるのでした。

さて、夜ご飯。紀伊勝浦と言えばクジラとマグロが有名な街。アウトドアのパタゴニアや化粧品のLUSHが支持している海賊テロ組織、シー”チキン”じゃなかった、シーシェパードの違法行為で危機に瀕しているクジラも捨てがたかったのですが、マグロをチョイス。宿のおばちゃんに教えてもらったお店はこちら。桂城さん。なんとなく焼肉屋さんっぽい名前のお店です。

桂城 グルメ・レストラン

食べたのは”マグロ定食”。マグロのフレークに刺身、カツ、そしてカジキマグロをバターで焼く陶板焼き、そしてマグロのみそ汁。カジキマグロの陶板焼きは、自分で真似して作ってみたい感じでした。キャベツとタマネギを一緒に焼きます。刺身も厚くて、うん、ご飯がすすんでおいしかったですね。これで1500円でした。CPも高かったと思います。マグロをいろいろな感じで堪能しました。お財布に余裕があったら他のメニューも試してみたかったかも。

翌朝。勝浦の駅前にやってきました。昨日着いたときにはこんな看板があったのは気づきませんでした。

駅前にある勝浦バスセンターからバスに乗ることにしました。ほとんど人がいなかったのですが、バスの時間になるとかなりの人が集まってきました。ここからバスに乗車し、山の方へ向かいます。

かなり山奥までやってきました。まさに熊野古道の世界です。

車窓からお目当ての滝が見えてきました。

那智の滝です。バス停からすぐのところに入り口がありました。

那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

滝とは言え、神社の別院という扱いなので入り口には鳥居がありました。

林の中を下っていきます。ちょっと距離があるので足がガクガクになってしまうかも知れません。

滝が見えてきました。

滝の前にはこのような神棚が置かれていました。

滝はさすがに縦取りしないと入らなかったです。

続いて本殿の方に回ってみましたが時間がなかったので遠くで五重塔を見てそのままバス停に戻ることに。
五重塔の右に滝があるのが分かります。

本殿から急な坂を下ってバス停へと戻りました。
これで自分的には日本三名瀑を制覇したことになります。（華厳の滝←小さい頃に行った／袋田の滝）

那智駅に戻ってきました。この日はここから列車に乗って一気に大阪方面を目指します。
那智駅は先ほどの神社を模した建物なんだそうです。

那智駅 駅

駅からは海を見ることができました。きちんと整備されているビーチでした。

冬ですが、海に近いせいか、明るい感じの駅でした。ここで紀伊田辺行きに乗車して紀伊半島の西側を進むことにします。