2011/10/02 - 2011/10/04
1706位(同エリア5325件中)
km45さん
国慶節の北京行で、2011年10月3日午前に周口店、午後に盧溝橋と、卒業生のマイカーで、回りました。
周口店北京猿人遺址(北京市房山区周口店大街1号)を見学しました。周口店遺址は、市内から西南約50kmの周口店龍骨山に位置します。本遺跡は、1921年、発見され、1929年12月、中国の考古学者裴文中が古人類の完全な頭蓋骨化石を発掘しました。その前後の発掘と合わせて、全40体に及ぶ古人類化石と動物化石・石器などが発掘されました。この古人類は約60〜20万年前のものと分かり、現在、北京猿人(Homoerectuspekinensis)と命名されました。1987年、世界文化遺産に登録されました。但し、残念なことに、1941年12月、太平洋戦争勃発により、避難の途上で北京猿人化石は行方不明となり、現在でもその所在は謎です。遺跡には「周口店遺址博物館」が併設され、発掘遺物やジオラマが展示され、往時の北京猿人の様が分かるようになっています。入場料は30元、開館時間は8時30分〜16時30分(年中無休)です。周口店遺址博物館のURLはhttp://www.zkd.cn/です。
北京市内からの交通は、天橋長途汽車站始発の917路で周口店路站下車、房38路に乗り継ぎ3つ目の猿人遺址站下車、約200mです。この他、北京西站南広場站発の616路、前門西站発の646路で、良郷西門站で房38路乗り継ぎなどもあります。
盧溝橋は、北京市中心から西南約15kmの永定河に架かり、1189(金・大定29)年に建設された石造の古橋で、何回かの修理を経ていますが、建設当時から変わらず現在に至っています。全長265.5m、幅7.5m、10本の橋脚と11のアーチ構造です。橋の東は宛平城です。1937年7月7日夜半に発生した、日中戦争の勃発ともなる盧溝橋事件の現場でもあり、歴史的な古橋としても、現代史の証人としても、見逃せないところです。入場料は20元、開放時間は7時〜19時(4月1日〜10月31日)・8時〜17時(11月1日〜3月31日)です。
北京市街からの交通は、六里橋東站発の339路、北京南站(北広場)発の458路、北京西站発の661路など各市内バスで盧溝新橋站下車、北に約700mで、橋東側です。また、周口店遺址への交通は、盧溝新橋站から952路で大董村站(黄辛庄站以降なら可)下車、房38路に乗り継ぎ、猿人遺址站下車です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 旅行の手配内容
- その他
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博物館前にある北京猿人像です。本館は、7つの展示室からなります。序室が周口店遺址全景と紹介文、第1展示室が遺址地形模型など、第2展示室が歴史回顧(発掘過程など)、第3展示室が北京猿人化石(基本はレプリカ)・石器展示、第4展示室が動物化石、第5展示室が山頂洞などの発掘化石(山頂人)、第6展示室が田園洞発掘成果、となっています。
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第3展示室の北京猿人頭蓋骨化石(レプリカ)です。共に第1地点発掘で、左が?号頭蓋骨(8-9層)、右が?号頭蓋骨(10層)です。この他、左右に何点かの頭蓋骨化石(レプリカ)が展示されています。
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北京猿人の復元頭蓋骨です。
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北京猿人の頭蓋骨の破片(レプリカ)18片です。
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切断用石器です。打製石器、すなわち道具を製作・使用していたことが理解できます。
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灰かす層です。これにより、北京猿人が火の使用をしていたことが理解できます。以上は、第1地点発掘のものです。
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第5展示室の山頂洞人の復元頭蓋骨と頭蓋骨化石です。山頂洞(第26地点)から発掘された山頂洞人は、約2万年前の古人類で、新人(ホモサピエンス)に属します。
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腫骨角大鹿(復元モデル)。以上、第5展示室。
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山頂洞人の発掘された山頂洞です。博物館手前で、左に上り道を取ると道なりに行けます。3個の完全な頭蓋骨化石の他に、これを含め8人分の化石や動物化石・石器が発掘されました。洞口は高さ約4m・幅約5mです。洞は東南から西北に緩やかに傾斜しており、南北約8m・東西約14mです。
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山頂洞の内部です。右が出口に傾斜しています。
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猿人洞(第1地点)です。遺址入口から博物館への上り道のほぼ中間(トイレの手前)、左手に入る道から行きます(案内板は右側に小さくあります)。写真をご覧のように、エレベーターが設置されて、研究者など許可された人が洞を見ることが出来ます。天然の石灰岩溶洞で、東西140m、南北の最広40m・最狭2mです。全体で13層の堆積層があります。なお、第13層から下の試掘では化石・遺物は発見できていません。
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宛平(県)城西門です。門は二重門です。城内に入り進むと「中国人民抗日戦争紀念館」(開館時間9時〜16時30分・月曜休館)です。宛平城は四囲を城壁で囲まれ、保存保護されており東門から北京市中心へと通じます。
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御題漢白玉碑(盧溝暁月碑)で、高4.52m・幅1.27mです。燕京八景の一つ「盧溝暁月」を示すもので、清乾隆帝の筆になるものです。
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康煕重修盧溝橋碑で、高4.53m、幅1.17mです。盧溝暁月碑の城門寄りに並んで立てられています。
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南側欄干上の獅子群です。欄干には約500体に及ぶ獅子像があり、どれ一つ同じものはありません。
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北側欄干の獅子像です。
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南側欄干の獅子像です。
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1987年、旧前のコンクリート・アスファルト面を剥がし、古橋に修復したことを示すもので、この路面が古橋の原貌を表すもので、ご覧のように、長い年月で不均衡に摩耗した様が分かります。
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北側欄干の獅子像です。
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橋西端から東へと撮ったものです。
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北側欄干の獅子像群の奥に宛平城西門を写し込んだものです。
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