ネパール旅行記③　～カトマンズ盆地（タメル，パタン，ボダナート散策）～

2011/09/06 - 2011/09/23

トレッキングから帰還し喧騒とするタメル地区で体を休める。
…が、どうやらカトマンズは羽を休めるには不向きな土地らしい。

人口300万人が住むカトマンズ盆地には、人間よりも神々が多く暮らすと言われるほど寺院の数が多い。
帰国までの4日間、ツーリスト街「タメル地区」、旧都「パタン」、巨大ストゥーパ「ボダナート」を巡る。

エリア カトマンズ(ネパール)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

タメル地区に帰ってきた。

クラクションうるさい、物売りうるさい、ふわっと悪臭がする街だけど、ずっといるとこの場所が一番落ち着く。

おじさん①「安いホテルあるよ。…」
おじさん②「トレッキングツアー紹介するよ…」
おじさん③「はっぱあるよ・・」

日本人です。と言ってしまった時の食いつきはハンパじゃない。

内陸国のネパールで魚を見ることは滅多にない。

乾燥させた魚だけど久々に見た。

ココナッツ売りのおじさん。

いろいろなフルーツやキュウリなどの路上販売(その場で切ってくれる)もあったが、衛生面を気にしすぎて食べられず…

ネパールの人力車「リクシャー」

道はガタガタなので乗り心地は全然良くない。
観光で乗るのはいいかもしれないが…

ちなみに外国人にはふっかけてくる。
僕はタメルからダルバール広場までＲｓ100くらいで行った。

多分もっと値切れるのではないかと・・

行列ができて、みんな何か飲んでいる。

正体はこれ。飲むヨーグルトみたいなもの。

ナッツとレーズンが入ってめちゃくちゃうまい！
しかもたったＲｓ25と激安。

かなりはまって帰国まで毎日飲んだ。

タメル地区の肉屋さん
その場で切ってグラム売り。

店の周囲は生臭くて息苦しい。

夜のタメル地区。

夜遅くまでにぎやか。

この日、ネパールで大きな地震があった。
震源はインド北部でＭ5.9だったらしい。

自分の体感では震度4くらいだったが、周りの欧米人ツーリストの驚き方は異常だった。
けど自分含めた日本人の落ち着き方のほうが、外国人からみたら異常なんだろうな。

この地震で死者が50人。
ネパールの建築風景を見ると納得せざるを得ない。

パタン「ダルバール広場」①

パタン「ダルバール広場」②

どうやら絵画で有名な街らしいね。

伝統的な絵を売っている店がたくさんあった。
カトマンドゥの街並みよりのんびりしていて落ち着く。

ネパールのでかいキュウリ。味は日本のとほとんど同じ。

路上にあるネパールの髭剃り屋さん。

髭伸びてたし剃ってもらおうかと思ったけど、意外と並んでたし勇気がなかったから断念…

子供はほんとにかわいい

ネパールのタクシーは基本SUZUKI自動車。

運転手は「ネパール式トイレだよ(笑)」と言いながら乗客を置いて草むらに行った。
基本ネパールの町中にトイレはないので、僕は水を極力飲まずに我慢していた。ただ排気ガスがすごいので水飲まないと喉が痛くなるつらさが…

ネパールのタクシーは基本的に交渉制。
日本人には相当ふっかけてくるので注意。

ネパール最大の「ストゥーパ」ボダナート

周りには「マニ車」があり、これを回しながらストゥーパを一周するとお経を読んだのと同じ効果があるらしい。

巨大ストゥーパを眺めながらティータイム。

間違えてポットで頼んでしまったが、Rs80ほど。

ボダナートを後にし、ヒンドゥー教寺院「パシュパティナート」へ。

しかし直後に豪雨となったため、急いでタクシーに乗り込みタメルへ帰還。

ネパール式のカレーセット。

ただし外国人向け。

公園でのんびりしようかと思って行ったらこの有様。

野良牛。

公道を闊歩する神様

ネパールの建築風景。

これは地震で崩れるわ…

カトマンズ盆地を流れる聖河「パグマティ川」

ゴミの量が尋常じゃなく、黒い水と異臭。

この川はガンジス河の支流なので、下流ではインドの人々が沐浴をし、河口付近ではバングラデシュの人々が生活用水に使っていると思うと胸が痛む。

9月22日の帰国前。「トリブヴァン国際空港」

盆地郊外に沈む夕日。

これを見た時はさすがに寂しくなった。