旅のキオクのかけら（ミラノ・その3/2009）

2009/06/02 - 2009/06/07

ミラノ3日目、旅の最終日。

スーツケースをホテルに預けて、夜の便まで楽しまないと！

まずはスフォルツェスコ城へ。
ここにはダヴィンチの描いた壁画がかすかに残っていたり、
ミケランジェロの未完のピエタ像があります。
世界で二番目に好きな彫像のバチカンのピエタに比べて、こちらはすごく素朴。
しばしベンチに座ってひたっていました。

楽しみにしていたレオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術博物館は
レセプションがあって、クローズしていたのがザンネンでした。

ここからしばらく歩いて、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ。
今回の旅の一番の目的『最後の晩餐』のある教会。
予約した時間にはかなり早かったけど、急きょ行けなくなったお友達の
1枚余ったチケットをさばきたくって。
近くのカフェで知り合ったスペインの親子にも励まされて、何人かに声をかけた結果、
アメリカに留学中の韓国の女の子に譲ることに。

想像と違って、直前の小部屋のようなところで待機して、
いよいよお部屋に。
目が壁画をとらえた瞬間、思わず『すごい！』って日本語で声に出してしまいました。
なんとも表現のできない重み…歴史や人々の想いに押しつぶされてしまいそうなくらいの。
感激のひとときでした☆
あの絵に出会うためだけに行ってもいいと思えるほどの存在感。
充実した旅のおわりに、深い感動を味わうことができました。

空港までは地下鉄乗り継ぎでマルペンサ・エクスプレスに乗車（€11）
真っ赤な車体がいかにもイタリアです。

スイスからイタリアへ・・・
またこのルートをたどりたいと思う旅でした。

エリア ミラノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

スフォルツェスコ城

右手の脱力感・・・
なんだか気になります

ダ・ヴィンチの残したといわれる天井画

未完のピエタ
未完ゆえの素朴さに胸が詰まりました

中庭にこぼれる光がきれい

いわゆるミラノ風カツレツ
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の前の
カフェで

お隣の席に座ったスペイン人親子としばし談笑

マルペンサ・エクスプレス
車内はガラガラでした

JALの機内食2食目
顔を描いたら食欲もわきました

おみやげ標準パック
会社で好評でした！