八甲田・酸ヶ湯温泉旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 昨年の秋は、奥入瀬ユースに連泊し、さらに猿倉と松川温泉に宿泊して、八甲田から八幡平を走りぬけました。昨年の秋に、紅葉全線とともに南下する、という旅では、やはりこの二か所が最大に好きになりました。それより南は、紅葉と渋滞がセットでついてくる、ということに気付き、今後も、関西から遠いけど、八甲田から八幡平は、リピートしよう、と今回もまた、固く決意しました。<br /><br /> ただ、今年の秋の行程では、昨年行ったばかりのところは避けようとしていたのですが、一週間だけ、友人と合流することになり、同行の部分は、連れの希望もあり、温泉宿に泊まることになりました。<br /> せっかく八甲田ですから、やはり私が最大級に評価している宿を、というわけで、猿倉と蔦温泉を予約しました。<br /> 猿倉温泉に泊まった翌日、八甲田は初雪になり、朝起きたら、白銀の世界に驚き、また朝食後、部屋でくつろいでいると、ご主人から電話が入り、「谷地から酸ケ湯が、午前9時から12時まで通行止めになるので、20分以内に宿を出ないと、閉じ込められる」と連絡をいただき、慌てふためいて出立しました。<br /> この日の天候は、めまぐるしく変わり、宿を出て、十和田湖に向かうと、大雨で、しばらく湖岸で車内でおしゃべりしていると、快晴になり、それなら湖一周と車を走らせたら、今度は、湖沿いの道ではあるけど、標高が少し高い所にさしかかると雪になり、すれ違った車の人が、ナビでこの先通行止めの情報が出た、と教えてもらって、Uターン。下まで降りてくるとまた晴れ・・・・と、そんな一日でした。<br /><br /> まあでも、車の中は、晴れでも雨でも、中は乾いたままに、車窓の景色を楽しめるのが、何より私が気に入っている点です。雨の中、吹雪の中を車内から景色を楽しみました。

東北旅行記 2011秋 (8) 八甲田の紅葉、猿倉・蔦温泉

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2011/10/02 - 2011/10/04

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まりあ

まりあさん

 昨年の秋は、奥入瀬ユースに連泊し、さらに猿倉と松川温泉に宿泊して、八甲田から八幡平を走りぬけました。昨年の秋に、紅葉全線とともに南下する、という旅では、やはりこの二か所が最大に好きになりました。それより南は、紅葉と渋滞がセットでついてくる、ということに気付き、今後も、関西から遠いけど、八甲田から八幡平は、リピートしよう、と今回もまた、固く決意しました。

 ただ、今年の秋の行程では、昨年行ったばかりのところは避けようとしていたのですが、一週間だけ、友人と合流することになり、同行の部分は、連れの希望もあり、温泉宿に泊まることになりました。
 せっかく八甲田ですから、やはり私が最大級に評価している宿を、というわけで、猿倉と蔦温泉を予約しました。
 猿倉温泉に泊まった翌日、八甲田は初雪になり、朝起きたら、白銀の世界に驚き、また朝食後、部屋でくつろいでいると、ご主人から電話が入り、「谷地から酸ケ湯が、午前9時から12時まで通行止めになるので、20分以内に宿を出ないと、閉じ込められる」と連絡をいただき、慌てふためいて出立しました。
 この日の天候は、めまぐるしく変わり、宿を出て、十和田湖に向かうと、大雨で、しばらく湖岸で車内でおしゃべりしていると、快晴になり、それなら湖一周と車を走らせたら、今度は、湖沿いの道ではあるけど、標高が少し高い所にさしかかると雪になり、すれ違った車の人が、ナビでこの先通行止めの情報が出た、と教えてもらって、Uターン。下まで降りてくるとまた晴れ・・・・と、そんな一日でした。

 まあでも、車の中は、晴れでも雨でも、中は乾いたままに、車窓の景色を楽しめるのが、何より私が気に入っている点です。雨の中、吹雪の中を車内から景色を楽しみました。

交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  •  久慈の宿を出て、友人を出迎えるために八戸に向かう途中に立ち寄った、蕪島神社です。

     久慈の宿を出て、友人を出迎えるために八戸に向かう途中に立ち寄った、蕪島神社です。

  • 蕪嶋の蕪と株をかけて、「株が上がるお守り」を売ってました。買いましたです。

    蕪嶋の蕪と株をかけて、「株が上がるお守り」を売ってました。買いましたです。

  • ここは、ウミネコがたくさんいることでも有名です。

    ここは、ウミネコがたくさんいることでも有名です。

  • 島の中にある神社から見た景色です。

    島の中にある神社から見た景色です。

  •  友人とどこでミートするか、ちょっと心配しましたが、八戸駅前、すんばらしく開発が進んでいて、駅と直結した、この駐車場が、一時間140円、一日とめても千円という安さで利用できます。雨でも雪でもOKです。<br /> 

     友人とどこでミートするか、ちょっと心配しましたが、八戸駅前、すんばらしく開発が進んでいて、駅と直結した、この駐車場が、一時間140円、一日とめても千円という安さで利用できます。雨でも雪でもOKです。
     

  • 駅の改札前

    駅の改札前

  • その近くにあった祭りの飾り物

    その近くにあった祭りの飾り物

  • ホームは風があって寒かったですが、暖房つきの待合室で、温まりました。

    ホームは風があって寒かったですが、暖房つきの待合室で、温まりました。

  • 連れを乗せた、「はやて」の入線です。

    連れを乗せた、「はやて」の入線です。

  • 途中で立ち寄った、道の駅の菜の花ソフト。<br />菜の花のはちみつ入りだそうですが、味はとてもよかったです。

    途中で立ち寄った、道の駅の菜の花ソフト。
    菜の花のはちみつ入りだそうですが、味はとてもよかったです。

  • 猿倉温泉の食事は、刺身がどっちゃり出たりせず、素朴な素材を、美味しく味つけていて、去年も今年も大満足です。

    猿倉温泉の食事は、刺身がどっちゃり出たりせず、素朴な素材を、美味しく味つけていて、去年も今年も大満足です。

  • そして、朝起きたら、「あれ、車が無い」と慌てたのは、車の色が真っ白になっていたからでした。

    そして、朝起きたら、「あれ、車が無い」と慌てたのは、車の色が真っ白になっていたからでした。

  • 慌てて宿を出て、まずは標高のより低い十和田湖をめざしました。途中で、奥入瀬渓流に立ち寄り、少しだけ歩きました。

    慌てて宿を出て、まずは標高のより低い十和田湖をめざしました。途中で、奥入瀬渓流に立ち寄り、少しだけ歩きました。

  • ほんの少しだけ歩くつもりで、スニーカーにも履き替えなかったのが災いしたのか、転倒しかけて、足を軽く捻挫してしまいました。まあ、歩くのも運転するのも、たいした痛みはなかったので、そのまま旅を続けました。

    ほんの少しだけ歩くつもりで、スニーカーにも履き替えなかったのが災いしたのか、転倒しかけて、足を軽く捻挫してしまいました。まあ、歩くのも運転するのも、たいした痛みはなかったので、そのまま旅を続けました。

  • 雨上がりで苔の緑が深かったです。

    雨上がりで苔の緑が深かったです。

  • 奥入瀬では快晴だったのに、15分後、十和田湖についた時は大雨です。そのため、十和田湖の写真はありません。

    奥入瀬では快晴だったのに、15分後、十和田湖についた時は大雨です。そのため、十和田湖の写真はありません。

  • 翌日の宿は、猿倉のすぐ近くにある蔦温泉なので、この日は余裕があります。しばらく周辺をドライブして、早い目に宿に入り、湯を楽しむことにしました。<br />宿に入る前に、睡蓮沼に立ち寄りました。<br />この時期は、八甲田の傘松峠から酸ケ湯、睡蓮沼あたりの紅葉が、まず最初に始まるので、ちょうどいい頃にあたります。<br /><br />ところが、睡蓮沼に着く頃にまた、吹雪になり、みるみる間に雪が積もっていきました。おかげで、雪の紅葉になりました。<br />寒かったけど、絶景でした。

    翌日の宿は、猿倉のすぐ近くにある蔦温泉なので、この日は余裕があります。しばらく周辺をドライブして、早い目に宿に入り、湯を楽しむことにしました。
    宿に入る前に、睡蓮沼に立ち寄りました。
    この時期は、八甲田の傘松峠から酸ケ湯、睡蓮沼あたりの紅葉が、まず最初に始まるので、ちょうどいい頃にあたります。

    ところが、睡蓮沼に着く頃にまた、吹雪になり、みるみる間に雪が積もっていきました。おかげで、雪の紅葉になりました。
    寒かったけど、絶景でした。

  • 蔦温泉の夕食です。<br />古い方の建物なら、料金はおさえめで、広間食ですが、連れもいるのでリッチなプランで部屋食にしました。<br />私は、刺身が苦手なのですが、事前に連絡しておくと、火の通った料理に変えてくれます。

    蔦温泉の夕食です。
    古い方の建物なら、料金はおさえめで、広間食ですが、連れもいるのでリッチなプランで部屋食にしました。
    私は、刺身が苦手なのですが、事前に連絡しておくと、火の通った料理に変えてくれます。

  • 刺身の代わりに、ホタテの料理です。ホタテは大好物でハッピーです。

    刺身の代わりに、ホタテの料理です。ホタテは大好物でハッピーです。

  • 朝五時前の入浴です。しんと静まり返った廊下を静かに歩きます。<br />蔦温泉の西館は、新しくたったリッチな建物です。<br />

    朝五時前の入浴です。しんと静まり返った廊下を静かに歩きます。
    蔦温泉の西館は、新しくたったリッチな建物です。

  • 蔦温泉は、私が1995年、円高で通訳ガイドの仕事がなくなり、強制的失業者となったため、人生にプチ切れて、北海道まで80日間日本縦断の旅をした時に、初めてきた宿です。<br /><br /><br />その頃に入った浴室は、今は半分が老朽化したため、時間制で男女交代になります。<br />最近、二度ほど宿泊した時には、この湯に入れず、この日は、16年ぶりに、私を大感激させた、蔦温泉の古い浴室と対面しました。<br />なんか、16年前の自分自身と対面したような感慨深さでした。

    蔦温泉は、私が1995年、円高で通訳ガイドの仕事がなくなり、強制的失業者となったため、人生にプチ切れて、北海道まで80日間日本縦断の旅をした時に、初めてきた宿です。


    その頃に入った浴室は、今は半分が老朽化したため、時間制で男女交代になります。
    最近、二度ほど宿泊した時には、この湯に入れず、この日は、16年ぶりに、私を大感激させた、蔦温泉の古い浴室と対面しました。
    なんか、16年前の自分自身と対面したような感慨深さでした。

  • これは掛かり湯のための小さい湯だまりです。

    これは掛かり湯のための小さい湯だまりです。

  • 湯気もうもうなので、写真がうまく撮れませんでしたが、ここの湯は、ものすごく透明なんですね。<br />1995年の時、ひのえまたの温泉宿で、温泉フリークのお姉さんと知り合い、「日本秘湯を守る会」というのを教えてもらい、あの折のドライブで、数件に宿泊しました。<br />ユースホステルとビジネスホテル、そしてたまに温泉宿という旅スタイルでしたが、蔦温泉の湯は、なんだかとってもとっても透明なんですね。<br />そして、プクプクと泡がたちのぼるのに気付いて、「あれ、オナラしてないよな、私」と悩み、湯船が泉源の真上にあると気付いたわけです。<br />つまり、生まれたての湯に入っているわけで、あの不思議な透明感の謎がとけました。

    湯気もうもうなので、写真がうまく撮れませんでしたが、ここの湯は、ものすごく透明なんですね。
    1995年の時、ひのえまたの温泉宿で、温泉フリークのお姉さんと知り合い、「日本秘湯を守る会」というのを教えてもらい、あの折のドライブで、数件に宿泊しました。
    ユースホステルとビジネスホテル、そしてたまに温泉宿という旅スタイルでしたが、蔦温泉の湯は、なんだかとってもとっても透明なんですね。
    そして、プクプクと泡がたちのぼるのに気付いて、「あれ、オナラしてないよな、私」と悩み、湯船が泉源の真上にあると気付いたわけです。
    つまり、生まれたての湯に入っているわけで、あの不思議な透明感の謎がとけました。

  • 早朝の宿、まだ誰も起きていません。<br />宿の人はもう、掃除を始めていました。<br />写真、撮らせてもらっていいですか、と尋ねて快諾をいただきました。

    早朝の宿、まだ誰も起きていません。
    宿の人はもう、掃除を始めていました。
    写真、撮らせてもらっていいですか、と尋ねて快諾をいただきました。

  • 窓から見た朝焼けです。

    窓から見た朝焼けです。

  • これこれ、この階段。思い出しました。<br />初めて泊まった時は、この階段の上の部屋で、長々と生まれたての、効力の強い湯に入ったあと、この階段を上るのは、若かりし頃の私が、息を切らしていたものでした。

    これこれ、この階段。思い出しました。
    初めて泊まった時は、この階段の上の部屋で、長々と生まれたての、効力の強い湯に入ったあと、この階段を上るのは、若かりし頃の私が、息を切らしていたものでした。

  • 館内の撮影のあと、さらに外に出ました。

    館内の撮影のあと、さらに外に出ました。

  • 蔦温泉の、もうひとつの魅力は、敷地内に蔦沼めぐりの遊歩道があることです。<br />ブナ林の中を歩くのがとっても素敵です。<br />ただ、今回、捻挫のために足がまだ腫れていたので、歩くのは断念して、ほんの少しだけ早朝の散歩をしました。

    蔦温泉の、もうひとつの魅力は、敷地内に蔦沼めぐりの遊歩道があることです。
    ブナ林の中を歩くのがとっても素敵です。
    ただ、今回、捻挫のために足がまだ腫れていたので、歩くのは断念して、ほんの少しだけ早朝の散歩をしました。

  • 個人的には、新緑の頃が大好きです。

    個人的には、新緑の頃が大好きです。

  • 苔の上にはえていた、ちっこい草に焦点をあてて、撮影ごっこです。

    苔の上にはえていた、ちっこい草に焦点をあてて、撮影ごっこです。

  • この日は、下北半島に行くので、朝はあまり時間がなかったのですが、快晴だったので、酸ケ湯のまんじゅうふかしに立ち寄りました。<br />これはその手前の地獄沼。

    この日は、下北半島に行くので、朝はあまり時間がなかったのですが、快晴だったので、酸ケ湯のまんじゅうふかしに立ち寄りました。
    これはその手前の地獄沼。

  • 温泉活動の蒸気を、この木の長椅子の中を通して、そこに温まるという、温泉です。<br />まんじゅう蒸かしって、名前が笑ってしまいます。

    温泉活動の蒸気を、この木の長椅子の中を通して、そこに温まるという、温泉です。
    まんじゅう蒸かしって、名前が笑ってしまいます。

  • その周辺の景色が素敵ですので、まんじゅうふかしの散策、お勧めです。

    その周辺の景色が素敵ですので、まんじゅうふかしの散策、お勧めです。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ゆきをさん 2011/10/10 16:19:09
    この旅館の雰囲気、大好きです
    ふぅ…落ち着きますね。写真からの伝わり方もお見事です。
    この雰囲気は、ずっと大切に残って欲しいと願います。

    あと、紅葉はもちろんのこと森の中の渓流の写真、仕事に追われる中で
    ひとときの休息をいただけました。実際にその場に行くことが一番ですが、
    旅行記というものの効力を感じました。

    そして、僕が鳥居に敏感に反応してしまったのは、きっとまりあさんのせい
    ですね(笑)。神道のシンボル Torii gate.本の読み過ぎでしょうか…

    では、捻挫はクセにならないようご自愛ください。

    まりあ

    まりあさん からの返信 2011/10/16 06:27:50
    RE: この旅館の雰囲気、大好きです
    コメントをありがとうございます。
     やっと、ネットのあるホテルに入りました。レスが遅れてすみませんでした。

     私の拙い旅行記の写真から、いろいろと感じていただけて、癒されたとのこと、たいへん嬉しいです。
     信心深くはまったくない私で、最近のパワースポットブームも、私が行ったらババースポットやなぁ、としらけてますが、鳥居はやはり、子供の頃から、近所の神社の「神さんのいる所」としての刷り込みがあるからか、つい写真にも入れてしまいます。
     やはり、子供の頃から、心にしみこませたもの、というのは威力があるのかもしれませんね。

     捻挫のお見舞い、ありがとうございます。
     ネパールの帰国時の、軽い航空性中耳炎の時も思いましたが、年齢を重ねると、捻挫の痛みもなかなかとれません。トシやなぁ、と思いつつ、それゆえまた、「今のうちに旅行を」と考えてしまいます。

     そろそろ旅も終盤です。
     今のホテルで、残りの旅行記を書きたいと思います。

     まりあ

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