2011/10/02 - 2011/10/04
317位(同エリア533件中)
まりあさん
昨年の秋は、奥入瀬ユースに連泊し、さらに猿倉と松川温泉に宿泊して、八甲田から八幡平を走りぬけました。昨年の秋に、紅葉全線とともに南下する、という旅では、やはりこの二か所が最大に好きになりました。それより南は、紅葉と渋滞がセットでついてくる、ということに気付き、今後も、関西から遠いけど、八甲田から八幡平は、リピートしよう、と今回もまた、固く決意しました。
ただ、今年の秋の行程では、昨年行ったばかりのところは避けようとしていたのですが、一週間だけ、友人と合流することになり、同行の部分は、連れの希望もあり、温泉宿に泊まることになりました。
せっかく八甲田ですから、やはり私が最大級に評価している宿を、というわけで、猿倉と蔦温泉を予約しました。
猿倉温泉に泊まった翌日、八甲田は初雪になり、朝起きたら、白銀の世界に驚き、また朝食後、部屋でくつろいでいると、ご主人から電話が入り、「谷地から酸ケ湯が、午前9時から12時まで通行止めになるので、20分以内に宿を出ないと、閉じ込められる」と連絡をいただき、慌てふためいて出立しました。
この日の天候は、めまぐるしく変わり、宿を出て、十和田湖に向かうと、大雨で、しばらく湖岸で車内でおしゃべりしていると、快晴になり、それなら湖一周と車を走らせたら、今度は、湖沿いの道ではあるけど、標高が少し高い所にさしかかると雪になり、すれ違った車の人が、ナビでこの先通行止めの情報が出た、と教えてもらって、Uターン。下まで降りてくるとまた晴れ・・・・と、そんな一日でした。
まあでも、車の中は、晴れでも雨でも、中は乾いたままに、車窓の景色を楽しめるのが、何より私が気に入っている点です。雨の中、吹雪の中を車内から景色を楽しみました。
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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久慈の宿を出て、友人を出迎えるために八戸に向かう途中に立ち寄った、蕪島神社です。
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蕪嶋の蕪と株をかけて、「株が上がるお守り」を売ってました。買いましたです。
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ここは、ウミネコがたくさんいることでも有名です。
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島の中にある神社から見た景色です。
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友人とどこでミートするか、ちょっと心配しましたが、八戸駅前、すんばらしく開発が進んでいて、駅と直結した、この駐車場が、一時間140円、一日とめても千円という安さで利用できます。雨でも雪でもOKです。
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駅の改札前
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その近くにあった祭りの飾り物
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ホームは風があって寒かったですが、暖房つきの待合室で、温まりました。
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連れを乗せた、「はやて」の入線です。
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途中で立ち寄った、道の駅の菜の花ソフト。
菜の花のはちみつ入りだそうですが、味はとてもよかったです。 -
猿倉温泉の食事は、刺身がどっちゃり出たりせず、素朴な素材を、美味しく味つけていて、去年も今年も大満足です。
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そして、朝起きたら、「あれ、車が無い」と慌てたのは、車の色が真っ白になっていたからでした。
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慌てて宿を出て、まずは標高のより低い十和田湖をめざしました。途中で、奥入瀬渓流に立ち寄り、少しだけ歩きました。
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ほんの少しだけ歩くつもりで、スニーカーにも履き替えなかったのが災いしたのか、転倒しかけて、足を軽く捻挫してしまいました。まあ、歩くのも運転するのも、たいした痛みはなかったので、そのまま旅を続けました。
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雨上がりで苔の緑が深かったです。
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奥入瀬では快晴だったのに、15分後、十和田湖についた時は大雨です。そのため、十和田湖の写真はありません。
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翌日の宿は、猿倉のすぐ近くにある蔦温泉なので、この日は余裕があります。しばらく周辺をドライブして、早い目に宿に入り、湯を楽しむことにしました。
宿に入る前に、睡蓮沼に立ち寄りました。
この時期は、八甲田の傘松峠から酸ケ湯、睡蓮沼あたりの紅葉が、まず最初に始まるので、ちょうどいい頃にあたります。
ところが、睡蓮沼に着く頃にまた、吹雪になり、みるみる間に雪が積もっていきました。おかげで、雪の紅葉になりました。
寒かったけど、絶景でした。 -
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蔦温泉の夕食です。
古い方の建物なら、料金はおさえめで、広間食ですが、連れもいるのでリッチなプランで部屋食にしました。
私は、刺身が苦手なのですが、事前に連絡しておくと、火の通った料理に変えてくれます。 -
刺身の代わりに、ホタテの料理です。ホタテは大好物でハッピーです。
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朝五時前の入浴です。しんと静まり返った廊下を静かに歩きます。
蔦温泉の西館は、新しくたったリッチな建物です。 -
蔦温泉は、私が1995年、円高で通訳ガイドの仕事がなくなり、強制的失業者となったため、人生にプチ切れて、北海道まで80日間日本縦断の旅をした時に、初めてきた宿です。
その頃に入った浴室は、今は半分が老朽化したため、時間制で男女交代になります。
最近、二度ほど宿泊した時には、この湯に入れず、この日は、16年ぶりに、私を大感激させた、蔦温泉の古い浴室と対面しました。
なんか、16年前の自分自身と対面したような感慨深さでした。 -
これは掛かり湯のための小さい湯だまりです。
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湯気もうもうなので、写真がうまく撮れませんでしたが、ここの湯は、ものすごく透明なんですね。
1995年の時、ひのえまたの温泉宿で、温泉フリークのお姉さんと知り合い、「日本秘湯を守る会」というのを教えてもらい、あの折のドライブで、数件に宿泊しました。
ユースホステルとビジネスホテル、そしてたまに温泉宿という旅スタイルでしたが、蔦温泉の湯は、なんだかとってもとっても透明なんですね。
そして、プクプクと泡がたちのぼるのに気付いて、「あれ、オナラしてないよな、私」と悩み、湯船が泉源の真上にあると気付いたわけです。
つまり、生まれたての湯に入っているわけで、あの不思議な透明感の謎がとけました。 -
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早朝の宿、まだ誰も起きていません。
宿の人はもう、掃除を始めていました。
写真、撮らせてもらっていいですか、と尋ねて快諾をいただきました。 -
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窓から見た朝焼けです。
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これこれ、この階段。思い出しました。
初めて泊まった時は、この階段の上の部屋で、長々と生まれたての、効力の強い湯に入ったあと、この階段を上るのは、若かりし頃の私が、息を切らしていたものでした。 -
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館内の撮影のあと、さらに外に出ました。
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蔦温泉の、もうひとつの魅力は、敷地内に蔦沼めぐりの遊歩道があることです。
ブナ林の中を歩くのがとっても素敵です。
ただ、今回、捻挫のために足がまだ腫れていたので、歩くのは断念して、ほんの少しだけ早朝の散歩をしました。 -
個人的には、新緑の頃が大好きです。
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苔の上にはえていた、ちっこい草に焦点をあてて、撮影ごっこです。
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この日は、下北半島に行くので、朝はあまり時間がなかったのですが、快晴だったので、酸ケ湯のまんじゅうふかしに立ち寄りました。
これはその手前の地獄沼。 -
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温泉活動の蒸気を、この木の長椅子の中を通して、そこに温まるという、温泉です。
まんじゅう蒸かしって、名前が笑ってしまいます。 -
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その周辺の景色が素敵ですので、まんじゅうふかしの散策、お勧めです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ゆきをさん 2011/10/10 16:19:09
- この旅館の雰囲気、大好きです
- ふぅ…落ち着きますね。写真からの伝わり方もお見事です。
この雰囲気は、ずっと大切に残って欲しいと願います。
あと、紅葉はもちろんのこと森の中の渓流の写真、仕事に追われる中で
ひとときの休息をいただけました。実際にその場に行くことが一番ですが、
旅行記というものの効力を感じました。
そして、僕が鳥居に敏感に反応してしまったのは、きっとまりあさんのせい
ですね(笑)。神道のシンボル Torii gate.本の読み過ぎでしょうか…
では、捻挫はクセにならないようご自愛ください。
- まりあさん からの返信 2011/10/16 06:27:50
- RE: この旅館の雰囲気、大好きです
- コメントをありがとうございます。
やっと、ネットのあるホテルに入りました。レスが遅れてすみませんでした。
私の拙い旅行記の写真から、いろいろと感じていただけて、癒されたとのこと、たいへん嬉しいです。
信心深くはまったくない私で、最近のパワースポットブームも、私が行ったらババースポットやなぁ、としらけてますが、鳥居はやはり、子供の頃から、近所の神社の「神さんのいる所」としての刷り込みがあるからか、つい写真にも入れてしまいます。
やはり、子供の頃から、心にしみこませたもの、というのは威力があるのかもしれませんね。
捻挫のお見舞い、ありがとうございます。
ネパールの帰国時の、軽い航空性中耳炎の時も思いましたが、年齢を重ねると、捻挫の痛みもなかなかとれません。トシやなぁ、と思いつつ、それゆえまた、「今のうちに旅行を」と考えてしまいます。
そろそろ旅も終盤です。
今のホテルで、残りの旅行記を書きたいと思います。
まりあ
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