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 この前日は、一日じゅうの雨でしたが、この日は、もうそれはそれは素晴らしい秋晴れでした。<br />行程的には、前日に龍泉洞のついでにまわるべき、宮古の浄土ヶ浜で、宿の久慈からは、90キロ近くあり、ナビは、所要三時間という、おそろしげな時間をはじき出してくれました。そこを、ちょっぴりカミカゼして、なんとか二時間で到着。この日は、久慈に連泊して身体を休めようとの計画でしたが、往復でまた200キロも走るとなると、疲れるなぁ〜〜。<br />と、道中、悩みながら、何度もUターンしようかな、と思いながら、走りました。<br />でも、お天気は、どんどん、どんどん快晴になってきて、きっと、16年前に訪れた時より、素晴らしい景色が見えるような気がする、との期待をこめて、頑張って走りました。<br />そして、結果的には、頑張った甲斐がたっっっっぷりとありました。<br /><br />1995年に、強烈な円高で仕事が、激減した時に、私は人生にブチ切れて、放浪旅を始めたのですが、多くは物価の安い国への逃避行でしたが、一度だけ、大枚はたいて国内旅行をしたのでした。あの当時の国内旅行は、今より経費が高かったです。ホテル代は、今の料金より20%ぐらい高いという記憶です。<br />なので、インドよりメキシコより高い国内旅は、マイカーで、京都から稚内まで、走ったわけです。<br />その時の久慈の思い出は、浄土ヶ浜に行きたくて、駐車場から、森の中の階段を下へ下へと行くのですが、ラジオでは、この頃、「熊出没」「熊に襲われてけが人」というニュースで持ち切りでした。<br /><br />それで、おっかなびっくり、お守りについていた鈴の音を響かせながら、命がけで、遊歩道を降りていった記憶があります。ただ、天気はイマイチで、たしかにきれいけど、まあまあかな、との印象で、すぐに立ち去りました。<br />じつは去年、国盗りと紅葉のために東北を走りまわったけど、三陸の方をパスした理由は、やたら移動に時間がかかるわりには、たいした観光スポットはない、という体験からなんです。<br /><br />でも、この快晴なら、そして今の、私の写真力なら、きれいな景色にめぐりあえるかな、と思いでした。<br /><br />まず、被害の多いエリア、行けるのかな、と心配になり、フロントのスタッフに確認しましたところ、行ける、とのことでした。浄土ヶ浜の駐車場、もっとも遠い第三駐車場には、仮設住宅のようなものがあり、ボランティアさんが働いてました。<br />第一駐車場には、観光客もいて、ビジターセンターにいくと、遊歩道は被害にあって通行禁止だそうです。ニュースレターの説明によると、ツナミで、遊歩道が破壊されたようです。<br />その代わりに、公園内の一般車通行禁止の車道を歩いて行け、また、ボンネットバスが巡回しているので、それを利用することも可能、との説明でした。<br />ちょうどボンネットバスの出発時間だったので、無料バスに乗り込みます。<br /><br />と、その時、目がいったのが、青の洞窟探検のパンフレットです。<br />案内スタッフがいて、海の様子がOKなら、一人でも乗船可能とのことでした。<br /><br />まずはバスに乗って、浄土ヶ浜の撮影。<br />やっぱり、晴天で海の色がワンダフルです。白い砂については、いまだ復旧作業のただなかのようですが、景色は昔の何倍もワンダフルでした。<br /><br />そして、バスには戻らずに、そこから15分ほど歩いて、マリンハウスに行くと、船はOKとのことで、1500円払いました。たった1500円で、青の洞窟ですよ。それは、安いです。<br />ライフジャケットと、ヘルメットを、三人のイケメンのお兄さんがつけてくださり、リュックは、ロッカーで預かってくださり、カメラ二台と、ポシェットと、なぜかかっぱえびせんを持ち、冒険に出航です。<br /><br />浄土ヶ浜マリンハウス、「青の洞窟」サッパ船遊覧船 浄土ヶ浜のビジターセンターから徒歩10分ほどです。<br />TEL 0193-63-1327<br /><br />ここにある「八戸穴」とよばれる、岩のわれめは、八戸までつながっている、という言い伝えがあるそうです。八戸にもまた、「閉伊穴(宮古穴)」と呼ばれる穴があるそうで、もしかしたら、昔昔はなんらかの形でつながっていたのかもしれませんね。<br />そして、この八戸穴は、光の差し込み具合で、海の色が青く見えて、きれいだと言われ、それを観光に使えないか、との意見がもちあがって、平成20年から、サッパ船(小型船)の観光が始まったそうです。<br /><br />私を連れてくださった船乗りさんは、あの震災の日も、まさにお客様と穴に入ろうとしていたところだったそうです。波の様子で異常を察知して、すぐにお客さんを岸辺にお連れして、そのあと、船を守るための作業をして、ほんの数分の差で、逃げ切ることもできたそうです。<br />が、船の方は、すべて波にさらわれて、失ってしまったそうです。ところが、その後、対岸の白浜地区でその船が見つかり、他の多くの場合は、船が壊れて使い物にならないのですが、エンジンを変えて、補修すれば使える状態だったそうで、車に積んで、ここまで運んできたそうです。なんと私は、その幸運のシンボルのような船で、探検に出たのでした。<br /><br />八戸穴は、イタリアの青の洞窟のように、完全にほら穴の中に入るのではなく、岩の割れ目に入るのですが、ツアーで青の洞窟に行ったことのある私は、あの大きな船がたくさん行列して、小さな船に乗り換えて、さんざん待たされて、さんざんじらされて、洞窟の中にいるのは、たった2分、というのにはあきれ果てて、「これは、ディズニーランドの人気ライドかぁ〜」と心の中で叫んでしまいました。<br />おかげで、私のへなちょこな腕では、あの短い時間では、青の洞窟の写真はまったく撮れませんでした。<br /><br />それに比べたら、ここのは、25分間、私の時は、待っている人もいない時間帯だったので、おそらくそれ以上のあいだ、ゆっくり写真を撮らせてもらい、ゆっくりと湾内の景色を見せてもらい、震災のそんなお話をうかがい、とてもとても密度の濃い時間でした。<br />船を補修して、7月半ばから、営業を再開されているのですが、まだ観光客数は、平年の3割ほどだそうです。<br />東北の観光シーズンは短いです。ぜひ皆さん、この秋に、東北の秋を見に行かれてください。<br />船乗りさんにうかがったお話やら、写真やら、「インターネットの旅行記に載せてもいいですか」と尋ねて、了解をえて、書かせていただいてます。<br /><br /><br />あとは、写真で説明しますね。<br /><br /><br />(旅行するのに忙しくて、なかなか旅行記を書く時間がないのが悩みです。明日から少し旅館に入るので、ネットが使えませんが、また時間を見つけて、書きこんでいきます。<br />あ、もう、チェックアウトの時間じゃないか・・・・ばたばた あせあせ)

東北旅行記 2011秋 (7) 宮古の浄土ガ浜で、青の洞窟探検

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2011/10/01 - 2011/10/01

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まりあ

まりあさん

 この前日は、一日じゅうの雨でしたが、この日は、もうそれはそれは素晴らしい秋晴れでした。
行程的には、前日に龍泉洞のついでにまわるべき、宮古の浄土ヶ浜で、宿の久慈からは、90キロ近くあり、ナビは、所要三時間という、おそろしげな時間をはじき出してくれました。そこを、ちょっぴりカミカゼして、なんとか二時間で到着。この日は、久慈に連泊して身体を休めようとの計画でしたが、往復でまた200キロも走るとなると、疲れるなぁ〜〜。
と、道中、悩みながら、何度もUターンしようかな、と思いながら、走りました。
でも、お天気は、どんどん、どんどん快晴になってきて、きっと、16年前に訪れた時より、素晴らしい景色が見えるような気がする、との期待をこめて、頑張って走りました。
そして、結果的には、頑張った甲斐がたっっっっぷりとありました。

1995年に、強烈な円高で仕事が、激減した時に、私は人生にブチ切れて、放浪旅を始めたのですが、多くは物価の安い国への逃避行でしたが、一度だけ、大枚はたいて国内旅行をしたのでした。あの当時の国内旅行は、今より経費が高かったです。ホテル代は、今の料金より20%ぐらい高いという記憶です。
なので、インドよりメキシコより高い国内旅は、マイカーで、京都から稚内まで、走ったわけです。
その時の久慈の思い出は、浄土ヶ浜に行きたくて、駐車場から、森の中の階段を下へ下へと行くのですが、ラジオでは、この頃、「熊出没」「熊に襲われてけが人」というニュースで持ち切りでした。

それで、おっかなびっくり、お守りについていた鈴の音を響かせながら、命がけで、遊歩道を降りていった記憶があります。ただ、天気はイマイチで、たしかにきれいけど、まあまあかな、との印象で、すぐに立ち去りました。
じつは去年、国盗りと紅葉のために東北を走りまわったけど、三陸の方をパスした理由は、やたら移動に時間がかかるわりには、たいした観光スポットはない、という体験からなんです。

でも、この快晴なら、そして今の、私の写真力なら、きれいな景色にめぐりあえるかな、と思いでした。

まず、被害の多いエリア、行けるのかな、と心配になり、フロントのスタッフに確認しましたところ、行ける、とのことでした。浄土ヶ浜の駐車場、もっとも遠い第三駐車場には、仮設住宅のようなものがあり、ボランティアさんが働いてました。
第一駐車場には、観光客もいて、ビジターセンターにいくと、遊歩道は被害にあって通行禁止だそうです。ニュースレターの説明によると、ツナミで、遊歩道が破壊されたようです。
その代わりに、公園内の一般車通行禁止の車道を歩いて行け、また、ボンネットバスが巡回しているので、それを利用することも可能、との説明でした。
ちょうどボンネットバスの出発時間だったので、無料バスに乗り込みます。

と、その時、目がいったのが、青の洞窟探検のパンフレットです。
案内スタッフがいて、海の様子がOKなら、一人でも乗船可能とのことでした。

まずはバスに乗って、浄土ヶ浜の撮影。
やっぱり、晴天で海の色がワンダフルです。白い砂については、いまだ復旧作業のただなかのようですが、景色は昔の何倍もワンダフルでした。

そして、バスには戻らずに、そこから15分ほど歩いて、マリンハウスに行くと、船はOKとのことで、1500円払いました。たった1500円で、青の洞窟ですよ。それは、安いです。
ライフジャケットと、ヘルメットを、三人のイケメンのお兄さんがつけてくださり、リュックは、ロッカーで預かってくださり、カメラ二台と、ポシェットと、なぜかかっぱえびせんを持ち、冒険に出航です。

浄土ヶ浜マリンハウス、「青の洞窟」サッパ船遊覧船 浄土ヶ浜のビジターセンターから徒歩10分ほどです。
TEL 0193-63-1327

ここにある「八戸穴」とよばれる、岩のわれめは、八戸までつながっている、という言い伝えがあるそうです。八戸にもまた、「閉伊穴(宮古穴)」と呼ばれる穴があるそうで、もしかしたら、昔昔はなんらかの形でつながっていたのかもしれませんね。
そして、この八戸穴は、光の差し込み具合で、海の色が青く見えて、きれいだと言われ、それを観光に使えないか、との意見がもちあがって、平成20年から、サッパ船(小型船)の観光が始まったそうです。

私を連れてくださった船乗りさんは、あの震災の日も、まさにお客様と穴に入ろうとしていたところだったそうです。波の様子で異常を察知して、すぐにお客さんを岸辺にお連れして、そのあと、船を守るための作業をして、ほんの数分の差で、逃げ切ることもできたそうです。
が、船の方は、すべて波にさらわれて、失ってしまったそうです。ところが、その後、対岸の白浜地区でその船が見つかり、他の多くの場合は、船が壊れて使い物にならないのですが、エンジンを変えて、補修すれば使える状態だったそうで、車に積んで、ここまで運んできたそうです。なんと私は、その幸運のシンボルのような船で、探検に出たのでした。

八戸穴は、イタリアの青の洞窟のように、完全にほら穴の中に入るのではなく、岩の割れ目に入るのですが、ツアーで青の洞窟に行ったことのある私は、あの大きな船がたくさん行列して、小さな船に乗り換えて、さんざん待たされて、さんざんじらされて、洞窟の中にいるのは、たった2分、というのにはあきれ果てて、「これは、ディズニーランドの人気ライドかぁ〜」と心の中で叫んでしまいました。
おかげで、私のへなちょこな腕では、あの短い時間では、青の洞窟の写真はまったく撮れませんでした。

それに比べたら、ここのは、25分間、私の時は、待っている人もいない時間帯だったので、おそらくそれ以上のあいだ、ゆっくり写真を撮らせてもらい、ゆっくりと湾内の景色を見せてもらい、震災のそんなお話をうかがい、とてもとても密度の濃い時間でした。
船を補修して、7月半ばから、営業を再開されているのですが、まだ観光客数は、平年の3割ほどだそうです。
東北の観光シーズンは短いです。ぜひ皆さん、この秋に、東北の秋を見に行かれてください。
船乗りさんにうかがったお話やら、写真やら、「インターネットの旅行記に載せてもいいですか」と尋ねて、了解をえて、書かせていただいてます。


あとは、写真で説明しますね。


(旅行するのに忙しくて、なかなか旅行記を書く時間がないのが悩みです。明日から少し旅館に入るので、ネットが使えませんが、また時間を見つけて、書きこんでいきます。
あ、もう、チェックアウトの時間じゃないか・・・・ばたばた あせあせ)

同行者
一人旅
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配
  • みごとな晴天の中、引き返そうかどうか、悩みながら、宮古に向けて走りました。

    みごとな晴天の中、引き返そうかどうか、悩みながら、宮古に向けて走りました。

  • 浄土ヶ浜のビジターセンターからバスに乗りました。<br />林の中を走りぬけると、

    浄土ヶ浜のビジターセンターからバスに乗りました。
    林の中を走りぬけると、

  • サッパ船に乗り込んで、いざ出発。<br />命を船頭さんに預けます。

    サッパ船に乗り込んで、いざ出発。
    命を船頭さんに預けます。

  • カモメがもう、カッパえびせんに気付いて、ついてきます。

    カモメがもう、カッパえびせんに気付いて、ついてきます。

  • えっ、あの小さな穴に入るのぉ。

    えっ、あの小さな穴に入るのぉ。

  • 入ります。<br />この日は、満潮っぽいので、入れるぎりぎりのようです。<br />本来は、先に周遊してからここに来るそうですが、時間がぎりぎりなので、先に洞窟へ来たそうです。<br />

    入ります。
    この日は、満潮っぽいので、入れるぎりぎりのようです。
    本来は、先に周遊してからここに来るそうですが、時間がぎりぎりなので、先に洞窟へ来たそうです。

  • タイミングにより、この奥の穴から、水が噴き出すそうで、私も噴き出すのを数回目撃しました。なかなか写真にとらえるのは難しいです。<br />ここが八戸まで通じているとか言われているそうで、噴き出すのを見れた人は、いいことがあるそうです。ラッキー

    タイミングにより、この奥の穴から、水が噴き出すそうで、私も噴き出すのを数回目撃しました。なかなか写真にとらえるのは難しいです。
    ここが八戸まで通じているとか言われているそうで、噴き出すのを見れた人は、いいことがあるそうです。ラッキー

  • で、どこが青の洞窟ですか、と振り返ると、ありましたありました。<br />中から外の方をみると、なるほど青く見えてます。<br />時間帯は、午後二時前後でしたが、午前中はもっと青く見えるそうです。

    で、どこが青の洞窟ですか、と振り返ると、ありましたありました。
    中から外の方をみると、なるほど青く見えてます。
    時間帯は、午後二時前後でしたが、午前中はもっと青く見えるそうです。

  • すみません、似たような写真が続きます。<br />感動のあまり、たくさん写しました。

    すみません、似たような写真が続きます。
    感動のあまり、たくさん写しました。

  • その後、周遊して、きれいな景色をたくさん見せていただきました。

    その後、周遊して、きれいな景色をたくさん見せていただきました。

  • 終わりの方で、ウミネコが、かっぱえびせんはまだか、とずっと船に乗っておりました。<br />そう、写真に熱中していて、かっぱえびせんをあげるのを忘れてました。

    終わりの方で、ウミネコが、かっぱえびせんはまだか、とずっと船に乗っておりました。
    そう、写真に熱中していて、かっぱえびせんをあげるのを忘れてました。

  • 船がついたら、ウミネコが、かっぱえびせんは、どうなっとるんやぁ、と叫びました。

    船がついたら、ウミネコが、かっぱえびせんは、どうなっとるんやぁ、と叫びました。

  • 船を下りてから、かっぱえびせんを捧げました。(写真撮影のために、スタッフの方に協力してもらいました)

    船を下りてから、かっぱえびせんを捧げました。(写真撮影のために、スタッフの方に協力してもらいました)

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